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NO.48 プレートスタンド 人と物で騒然としている地域のバザー会場で、それは真っ先に私の目に飛び込んできました。 漠然とした憧れはありましたが、我家の暮らしには縁のないものと思っていたものです。 プレートスタンドです。 新品であるにもかかわらず、値札の夢のような数字に押されて手に取りました。 インテリア雑誌で、欧米のキッチンやダイニングルームのキャビネットの上に、 三段のプレートスタンドが置かれているのを見ることがあります。 暮らしの中に正式なお茶の時間を楽しむ習慣あるからでしょうね。 手に入れたプレートスタンドは二段で、少し小さめの上段が、左右に回転するハンドル付きです。 改まったお茶の時間を持つような暮らしではありませんので、 使い道があるのかどうか、ちょっと心配でした。 ところが、思いがけず、日常の中で重宝することになったのです。 親しい家族や友人達と、お茶やお酒をしばしば楽しみます。 小さなコーヒーテーブルでも、場所をとらずに二枚のお皿を置くことが出来るのです。 サンドウィッチやお菓子はもちろん、お酒のおつまみにチーズや燻製、ナッツなどをのせたり、 紅茶にはレモンのスライスなども。 プレートスタンドは欧米の物、お茶の時間に使うものといった固定観念がありましたが、 先日、私の友人達が集まった時には、軽食に、下段に小さなおにぎり、上段には漬物のお皿をセットしました。 日本茶でいただきましたが、何だかとてもおしゃれな雰囲気になりました。 お皿の大きさは多少の融通がきくように出来ています。 陶器のお皿だけでなく、、ガラスのお皿も涼しげな上に、金色の枠やテーブルクロスの色が映って、 美しく、おいしそうに見えることも発見しました。 収納場所は食器戸棚の中です。 限られたスペースなので、収納したプレートスタンドをさらに収納場所にしています。 下段には脚がありますので、お皿を何枚も重ねて置いていますが、 上段は支えが一箇所ですので、軽い紙ナプキンの重ね置きの場所です。 プレートスタンドは、折りたためる小さなもの、高さが５，６０センチの見事な三段のものなど、 色々な材質、形、大きさがあります。 横浜中華街の店頭では、お皿と一体になった木製の可愛らしいスタンドも売られていました。 スペースを有効に使えるという実用面だけではなく、 平面的なテーブルの上の立体的なアクセントとして、素敵なインテリアデコレーションにもなりますね。 大きなパーティ会場で、 三段に緑の葉、色とりどりのフルーツを盛り合わせて、まるで花の塔ように飾られているのを見たことがあります。 日常の中での、いろいろな使い方を考えてみたいなと思っています。 ★ http://sheshe.hp.infoseek.co.jp |