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ecomix−design magazine No,27
2004/1/21
HAPPY NEW YEAR ??
「建物に囲まれた都市にいながら、
何故か自然の快適を感じることができる暮らし♪」
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※※※※※※※※※※※ 目次 ※※※※※※※※※※※※
冬のエコミックス調査のお話。No.1
冬場の室内の温度・湿度環境を調べてみました。
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ハッピーニューイヤー!
と言いたいところですが、もう、かなり遅いですよね。
すいません。
寒さが身にしみる時候ですが、いかがお過ごしですか?
最近は朝、布団からなかなか出られず、駅まで走る日々が続き
ます。いつになったら走らなくて済むのでしょう。
そんなことは、さておき、年末にもお知らせしましたが、住い
の中の温度や湿度はどういうふうに変化しているのだろう?
という温熱環境実測調査(冬編)を行なって参りました。
⇒ http://www.ecomix.jp/ecozo/5.html
結果は、まとまり次第、HPでもご報告しようと思いますが、
まずは、その中間報告ということでご紹介していきます。
調査場所は、
あの、環境と共生する住いを追求した
「欅ハウス(松陰エコヴィレッジ)」の一室です。
http://www.ecomix.jp/shouin/index.html
調査内容は、□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
1.自然素材の調湿効果
2.室内全体の温熱環境バリアフリー
3.ペアガラス・ハニカムサーモの断熱効果
4.蓄熱効果(コンクリート・蓄熱暖房機)
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□の4項目となります。
☆今回は、「自然素材の調湿効果」編です。☆
どういう調査をしたかというと、住戸の外と内の温度と湿度を1週
間ずっと5分おきに計測していきました。
⇒ http://www.ecomix.jp/ecozo/5.html
ここで、ワンポイント豆知識
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湿度に関する知識
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湿度には、空気中の水蒸気量を、同じ条件(≒同じ温度)で含み得
る最大限の水蒸気量(飽和水蒸気量)に対するパーセンテージで表
す「相対温度」と、空気1立米(立方メートル)中に含まれる水蒸
気量を重さで表す「絶対湿度」があります。飽和水蒸気量は、温度
により変化し、高温になればなるほど多くの水蒸気を含みます。そ
のため、「絶対湿度」が同じならば、温度が下がると「相対湿度」
は上がります。
以下のサイトはわかり易く解説してます。(参考)
▽▽ 飽和水蒸気量 ▽▽
http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/shitsudo1.html
今回の計測は、「相対湿度」で気温により湿度の数値に影響が出て
くるものです。
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さて、本題に戻り、調査の結果は如何に、
住戸の外の湿度は、35%〜68%と大きく変動しているのに対し、
室内は、42%〜52%と変動幅が少ない結果になりました。
一般的に、人が快適と感じる湿度は50%前後といわれ、この住戸
では安定して快適な湿度環境が保たれているということがわかりま
した。(近くサイトにグラフを掲載します)
これらの要因としては、「調湿効果」のある自然素材を室内
で多用していることが考えられます。
▽▽採用している自然素材▽▽
床 :土佐栂(国産のツガ材)
戸境壁:漆喰(コンクリートの上に漆喰塗り)
LD壁:珪藻土
壁カウンタ:土佐栂(国産のツガ材)
床塗装:アウロ(浸透性の植物系塗料)
→ http://www.ecomix.jp/goods/cart/goods.cgi?c_id=3
これらの詳細は、ウェブにも掲載していきます。お楽しみに。
次回は、 温熱バリアフリー効果 編 です。
今年も、エコミックスデザインマガジンを宜しくお願い申し
上げます。
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