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◆□◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆□◆ いざ行け若鷹通信VOL.90(2003/12/29) ◆□◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆□◆ ≪いざ行け若鷹軍団 http://gogohawks.rivals.ne.jp/≫ ◎井口・城島、一発サイン! 【 Close Up Headlines 】 ◆“大エース”になった斉藤 ◆「新垣さんはボクがエラーすると勝つ!?」 ◆憧れの背番号“1” ◆中継ぎの評価が問題だ… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2003年も早いもので、残り3日となりました〜 今年も「いざ行け若鷹軍団」並びに「いざ行け若鷹通信」にお付合い頂きまして 誠に有難うございました。m(_ _)m 今季大活躍したホークス“松坂世代”トリオに関するコラムにて2003年の 最終号と致します。 来年もヨロシクお願い致します by KOTETSU(^-^)ゞ <和田毅投手> 今季14勝5敗の好成績で、日本一へ大きく貢献したルーキー・和田毅投手。 契約更改交渉で5倍超の6500万円UPの8000万円(推定)で一発サイン。 松坂(西武)が、ルーキー時代に7000万円で更改し新人最高額を記録したが、 これをアッサリ塗り替えた。 球団の最大評価に和田自身も『ビックリしました』と驚いた。 エース・斉藤に次ぐ2番目の勝ち星で“左のエース”といわれ、 パリーグでは23年ぶりとなる満票での新人王にも輝いた。 日本シリーズでは“胴上げ投手”になるなど、ルーキーとは思えない堂々たる ピッチングを披露。 チェンジアップ・スライダーを中心に、直球を効果的に操り、 球の出所が分からない独特のフォームは、各打者を悩ませた。 こういう和田に、球団は 『ライバル西武に5勝し、大事なところで頑張ってくれた。 文句なしに“黄金の左腕”といってよい。 新人王のタイトル料も含めて当然の年俸査定』と説明。 それに対し、和田は 『来季は2年目のジンクスなど吹き飛ばして、首脳陣の期待度も高まるだろうし、 「勝って当たり前」と言われるでしょう。 今季以上の勝ち星で、貯金も10くらいになるようにしたいです。 自分には厳しくするのがモットーですし、やりますよ。 投手陣の先頭に立って投げまくります』と、既に来季を睨んでいる。 年明けには、新婚の寺原を伴ってフィジー島で自主トレを行うことにしており、 「走って〜走って〜」の和田方式で足・腰を徹底的に鍛える。 王監督は、“投手王国”を更に確かなものにするために、 斉藤・和田・杉内・新垣・寺原に新人の馬原を加えて、 今季以上の働きを予定している。 それだけに斉藤と共に、和田の存在はグッと重みを増すものになるだろう。 その辺のチーム事情は、既に和田も承知しており、 オフの過ごし方も「ルーキーとは思えない」ほどの充実ぶりをみせている。 <新垣渚投手> 契約更改交渉で、前回から200万円アップの4200万円でサインした新垣。 『来季は、ボクの最大の夢である松坂(西武)を超える奪三振を獲り、 絶対にタイトルを獲って、和田・杉内に年俸でも勝ちたいです』と、 自身にあえてプレッシャーをかけた。 和田は6500万円増の8000万円。 杉内は3800万円増の5300万円だった。 1年目は大きく差をつけられた新垣… 今季は、途中で負傷によるリタイアで8勝7敗・奪三振132個に終わった。 『言っても始まらないが…もしケガさえなかったら… 松坂の215個と良い勝負になってたと思う』と悔しがる。 しかし、新垣の良い所はクヨクヨしないところだ。 『来季は2ケタ完投勝利と、最後まで一軍にいて活躍したいです。 そうなれば200個以上の奪三振も可能でしょう』と、豪快に公約した。 『キャンプ前に福岡に戻ってからブルペンに入る予定。 それまでは体作りに専念し、完全な体でキャンプに臨む計画です』 2年目を迎える来季は、プロとしての心構えをしかっり見極めているところだ。 150キロ以上の速球と高速スライダーに、もっと磨きがかかれば、 パリーグの星にもなれるだろう。 <杉内俊哉投手> 『斉藤さんは兄貴のような存在です。尊敬してます』 杉内俊哉投手がTV番組のコメントで述べた。 杉内は、この斉藤の“プロ根性”を見習い、今季10勝を稼いだ。 防御率も3.375で投手10傑の4位の好成績を収めることができた。 もちろん、和田・新垣と同年代ルーキーの活躍も大きな刺激剤となった。 左腕の特性を活かし、速球にカットボールを駆使したピッチングは 素晴らしいものがあった。 「来季は更に充実したシーズンにしたい」という杉内は“15勝以上”といったが、 あるいは心密かに“20勝”を大目標にしている様子だ。 結婚を機に、和田と共に左腕の二本柱になる心構えを決めていることだろう。 理想的なピッチングフォームで投げ込む杉内。 ようやく一流投手の階段を登り始めたといえる。 『結婚してダメになったなど言われたくありません。 家族ができたことで、夢は大きくなっています。 来季は斉藤さんを見習って、もっと凄いピッチングをしたいです』 と、発言も頼もしくなった。 |