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============================== 7,035発行 【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語- 2003/12/05 第105号 =================================== 株式会社トランスワード http://www.transwd.com book@transwd.com =================================== 当マガジンは当社翻訳教室の生徒さんおよび登録翻訳者の方を主な対象にし 翻訳実務に役立つ情報を定期的にお送りするものです。 =================================== ■もくじ■ 1. お知らせ 2. 最近の翻訳業界 3. 翻訳しよう 4. SOHOしよう 5. リンクしよう  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1. お知らせ ___________________________________ ■【東京会場決定】英語と翻訳の学習者サロンへのお誘い■ トランスワードでは英語と翻訳を真剣に勉強している人向けに、互いの情報交 換とアドバイスの場として翻訳サロンを開催しています。サロンには私(仲谷) とそのつどゲストが参加して、皆さんと情報交換ならびに交流をしたいと考え ています。英語の学習に興味がある人、翻訳家を目指している人、実際に翻訳 の仕事を獲得したい方の参加をお待ちしています。 第2回翻訳サロン(東京都内)※定員まであと僅か! 日時:2003年12月13日 (土) 14:00〜17:00 会場:喫茶店「ルノワール」ニュー銀座店 会議室2号室 東京都中央区銀座2-8-15 電話03-3567-3655 ゲスト:荒井邦彦氏(フリー翻訳者、トランスマガジン「翻訳しよう」連載中) 坂本久恵氏(雑誌「翻訳の世界」元編集長、現フリー編集者・ライター) 第3回翻訳サロン(関西地区) 日時:2004年1月10日 (土) 14:00〜17:00 会場:未定 ゲスト:未定 申し込みはbook@transwd.comまで、お早めに。 翻訳サロン詳細はこちら http://www.transwd.com/salon.htm ■【更新情報】おすすめ書籍が充実しました!■ トランスワードが翻訳者向けにおすすめする書籍を更新しました。 今回は自動車関連の書籍を追加しています。 詳細はこちら http://www.transwd.com/syoseki/syoseki.htm  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 2. 最近の翻訳業界(仲谷) ___________________________________ トランスワードサロンについて 現在東京と大阪でのサロンの参加者を募集中ですが、思ったより参加希望者が 多いのに驚いています。 翻訳は基本的に1人でやる仕事で、かつフリーの人は同業者との接触・交流が 少なくなる傾向があります。よってこのたびのような交流の場は貴重な機会と 捉えて積極的に参加するのだと思います。 主催者としては多くの人に参加して頂ければ、将来の仕事のつながりが出来る 人との出会いが増えるのでうれしいのですが、反面一人一人の方とじっくり話 せる時間が少なくなるので複雑なところです。 東京での参加希望者はすでに30人を越えています。純粋な交流のためのサロン ではまとまりがつかなくなりそうです。よってこのたびは半分くらいはセミ ナー形式にして主催者とゲストから話しをさせてもらい、その後自由な話し合 いと交流をしたいと考えています。 皆様のご協力をお願いします。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 3. 翻訳しよう(荒井) ___________________________________ 日本語の解釈 白装束をした団体がマスコミを騒がしています(平成15年5月現在)。そこ に、「女性代表X氏」と出てきます。「この会全体の代表がX氏で、(団体代表 者はふつう男性が多いのだが、この人は)女性だ」という意味です。この「女 性」は、「代表」にかかる「非限定的な」修飾です。言い換えると、「女性会 員を代表するB氏」、つまり、「男性代表のA氏、女性代表のBさん」とか、 「卒業生代表C君、父兄代表D氏」というのとは、「女性」という形容の仕方が 違います。なお、敬称「氏」は男女を問わず使えるので、その点も誤解なきよ う。 XYZ Group represented by Ms. X XYZ having as its leader Ms. X これに関連して、つまらない話を一つ。私が若いころ、「女子大生」という語 の意味が二重に取れると話題になったことがあります。「女子大」学生と「女 子」大学生です。ところが、これがもっと複雑になりました。ある私立の音楽 大学で、正式名称が「○○女子音楽大学」というのがあります。ちゃんとした クラシック系の音大です。この学校は最近共学になり、男子学生も取ることに なったのです(特例措置ではなく、全く正規に)。正式な学校名は変更しない ものですから、その学校には「○○女子音楽大学」生という男子学生がいるの です。本当のことです。 カラオケの看板に「60分歌い放題」というのがありました。これは、まさか 「60分間はタダで、2時間目から有料」という意味ではありません。「60分間 は曲数無制限、その後は1曲当たりの代金を加算」という意味でもありませ ん。「価格設定は、カラオケの利用時間だけにより、歌の曲数によらない(曲 数は無制限)」。という意味です。つまり、この「60分」は意味がないので す。最低の利用時間が60分とか、あるいは逆に、だれでも60分で帰らなければ いけないということはないのです。人騒がせな文句でした。 Each singing room is available at a set hourly price without any additional payment required for the number of songs accessed. などと説明しました。もっとも、これは口頭で説明したもので、「翻訳」では ありません(私は、カラオケの好きな外国人の友人が何人かいます・・・)。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 4. SOHOしよう(神垣) ___________________________________ 「自分の商品価値」 自分の商品価値を考えたことがありますか? 人の価値を商品に置き換えるな んてけしからん! という声も聞こえてきそうですが、自分の能力=商品と捉 え、客観的に自分のセールスポイントを把握しておくことはとても大切なこと。 私も人に仕事をお願いするようになってわかったことですが、発注者は適材適 所の人材を常に選んでいます。選ばれているという意味では、会社員もSOHOや フリーランスも立場は一緒。「急ぎの仕事だから作業が早いあの人に頼もう」 「専門知識が必要な仕事だから、この分野に強いあの人がいい」といった具合 に仕事を依頼する側は仕事の内容に合う人材かどうかを常に吟味し、ふるいに かけて発注しているのです。 ならば、自分の強みをしっかり把握し、自分に合う仕事は確実に獲得できるよ うになりたいもの。対策としては、自分が好きな分野や得意分野のスキルを磨 く。競争相手が少ない分野を選んで特化する。自分の専門を決めて徹底的にこ だわる。スピード、提案力、人柄などで勝負するという方法もあるでしょう。 ライター業を例に挙げれば、SOHOデビューして間もない女性ライターには、主 婦ネタ・生活ネタを得意とする人がかなり多くいます。なぜなら、自分に身近 な分野でネタが集めすく書きやすいから。でも、競争相手は山ほどいるので苦 戦をしいられるのは必至。逆に株や投信信託などの金融系、製造業や技術系の 企業取材といった堅めの分野は女性の書き手が比較的少ないので、こちらで実 績を積むのは有利といえます。写真が撮れたり、企画や編集経験のあるライタ ーも重宝がられます。 自分の強みは? 弱みは? 弱みをカバーするには? 競合の少ない市場は? などなど、自分という商品を高く継続して売るための“販売促進計画”を一度 じっくり考えてみませんか?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 5.リンクしよう ___________________________________ [世界最大の翻訳者ネットワーク:アメリア] http://www.amelia.ne.jp/ 500社以上の企業からの求人情報や翻訳力アップの場を提供する「アメリア」 を、無料で体験してみませんか? その他、ネット検索やトライアル必勝法の 会員向け連載にもアクセスできます。 詳しくはこちら → http://www.amelia.ne.jp/tieup/guest.html ※トランスワードでは、このスペースに載せる広告(リンク付き)を募集してい ます。発行部数は約7000部で、1回の掲載料金が7000円です。ご希望の方は、 book@transwd.comまでお問い合わせください。 −■発行■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | |株式会社 トランスワード | 〒732-0823 広島市南区猿猴橋町1-8スミヒロビル5F | Tel:082-506-3233 Fax:082-506-3234 | URL: http://www.transwd.com | e-mail: book@transwd.com | −■配信解除■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | |配信解除等は、登録した配信サイトでお願いします。 | |代表的な配信サイト | まぐまぐ http://www.mag2.com/ | −■お問い合わせ・投稿先■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | | book@transwd.com | −■免責事項■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | |掲載情報により生じたいかなる事象も当方では責任を負いかねますので、ご |了承ください。配信解除は読者様において手続きください。当方では解除手 |続きの代行は請け負っておりません。どうしてもわからない時は、メールで |ご相談ください。 | |