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▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ 急げ! ご先祖様が失われる! ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ ・第14号 2003年12月1日発行 みなさん、こんにちは。お元気ですか? 行政書士の猪股 真です。 今日は12月1日です。ついに今年も残すところあと1ヶ月だけ となりました。陽気もだんだん寒くなってきて、いよいよ年の瀬 です。本当に月日が経つのは早いですね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】急げ! ご先祖様が失われる! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメルマガでは、家系調査の大切さとその家系調査をする過程 で古い戸籍が処分されているため調査は急ぐ必要があるとお伝え してきました。 今回は実際の処分はどうされているのか、をお伝えします。 この古い戸籍(正確には「除籍」)の処分の問題は非常にショッ キングな内容だったこともあり、告知に対して大きな反響があり ました。 いちばん多かった内容は、 「古い戸籍をどうすればいいのか?」 「調査ができるものとできないものがあるのか?」 といったものですが、 なかには、 「ウチの戸籍はもう無いんですか?」 というものもありました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 除籍の保存期間に関する規定というのは、戸籍法施行規則という ものに定められています。 「除籍簿の保存期間は、当該年度の翌年から80年とする。」 (戸籍法施行規則第5条第4項) つまり、現在から80年 + (翌年分の)1 = 81年前の除籍に ついて保存期間が経過する、ということになります。 では例えば今日は12月1日ですが、81年前の11月30日付 の除籍が、ぴったり翌年から80年経過したからといって、直ち に処分されているかといえば、そうではありません。 やはり、市区町村役場の戸籍係の方もこの問題だけに取り組んで いるわけではありませんから、1年に1回とか数回とか、保存期 間が経過した後、ある程度の余裕をみてから処分をしているとい うのが実際のところのようです(これは各市区町村役場によって 取扱いが違います)。 ではその1年に1回とか数回というのは何時のことだ、というこ とになりますが、私がいろいろな市区町村役場の戸籍係に問い合 せたところでは、年末とか年度末が多いとのことです。 ということは、 「今年で法定保存期間が経過してしまう明治・大正時代の大部分 の除籍は、市区町村役場によっては、来年以降は調査が完全に不 可能になってしまう!」 ということなのです。 しかも戸籍で家系調査をする場合には、現在生きている私たちの 戸籍から順繰りに過去に遡って調査していかなければならない訳 ですから、いますぐ取り組まなければ間に合わなくなる可能性も 出てきます。 当事務所にもときどき戸籍調査の問い合わせをいただいておりま すが、費用がかかるから、といって御自身でやってみると仰って 調査を始めたものの、数ヶ月後になって、古い戸籍の解読ができ ないために古い戸籍だけの調査を依頼される方がいます。 こういった二度手間や費用、労力の無駄遣いをされている間に、 御先祖様の除籍が処分されてしまって、わずか数ヶ月の差で調査 不可能になってしまわれる方もいらっしゃいました。 せっかく専門家に相談されたのですから、当初よりプロに調査を 依頼してさえおけば、プロは約1ヶ月で調査をしますから、その 御先祖様の除籍は失われずに済んだはずなのです。 わずかな費用を節約したために自分自身にとってかけがえのない 御先祖様の記録が永遠に失われてしまった不幸なケースです。 読者の皆様も早めに戸籍調査をなされることを強くおすすめいた します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 あつぎ法務事務所ニュース ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 特集1でお伝えした情報とも関連するのですが、ある事情により 当事務所で承っております本格巻物家系図を価格改定することに なりました。改定日は来年1月になります。 新価格はまだ未定でございますが、現在より値上がり方向で調整 しております。また今後はキャンペーンなどの特別価格の設定も 行わない予定でおります。 家系図作成を御検討の方は急いで御依頼ください。 http://www.HonkakuKakeizu.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最後まで読んで下さりありがとうございました。 冒頭にも書きましたが、今年も残りあと1ヶ月しかありません。 月日が経つのは本当に早いものです。12月は年末で社会が慌し くなります。また季節も本格的に冬になっていく時期です。 皆様もお体ご自愛下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■このメールマガジンは転送は自由です。あなたの大切な方にも教えて あげてください。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 急げ!ご先祖様が失われる! □ 発信元/企画・構成 : 行政書士 あつぎ法務事務所 ■ http://www.SolicitorOffice.com/ □ 発行者 : 猪股 真 ■ ご意見ご感想: mailto:inomata@solicitoroffice.com □ 発行システム:「まぐまぐ」 ■ http://www.mag2.com/ ID:0000107306 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― |