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げんきですか、げんきですか。 私はいつも、今も、前を向いて生きるようにしています。 笑顔を絶やさないように。 誰からも後ろ指を差されないように。 はっきりと、面を上げて、 そしてきっちりと、目の前を見据えるようにして。 おひさまからは、 もしかしたら嫌われてしまっているのかもしれません。 それでもワタシは、どんなときにだって、 ゆめを忘れないようにして生きています。 あのときアナタが言ってくれたことば。 「哀しみを多く知っている人間ほど、 優先的にしあわせになる資格を持っているんだよ」 今もワタシの胸の中で息づいていて、 一生のことばとなっています。 あんなにもつらいことが降りかかったときだって、 止まない雨の中を、 ひとりふらふらの足のままで立ち続けないといけなかったときだって、 アナタのあのことばを聞いていたから、 それを大切にしまっていたから、 ワタシは今日も、 こうして此処で生きていられるのだと思います。 もしも泣いてみせたところで、 アナタは手を差し伸べてくれるようなひとではないけれど。 ワタシを宥めてくれるようなひとでは、ないけれど。 ずっとずっと残っているんです。 そう、今でも。 そうしてワタシの人生、壊れてしまった。 手指のあいだから滑り落ちていき、 もう大抵のものは、失い切ってしまいました。 だけれども、そのおかげで、 救われていることだって、あるのです。 エイラ(eila) eila@usa.co.jp ■イヴェント日記。↓ http://www.memorize.ne.jp/diary/78/46929/ ■掲示板。↓ http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00057741/ |