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===================================================== 発行部数 10 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2003/10/28 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル あなたの隣に誰かいる 局 名 フジテレビ系 放映日時 火曜21時 キャスト 澤村数馬(北村一輝) 澤村愛子(白石美帆) 草間五郎(いかりや長介) 松本梓 (夏川結衣) 松本欧太郎(ユースケ・サンタマリア) 柏木里美(佐藤藍子) 脚 本 坂元裕二 あらすじ 「澤村さんあなた、本当に澤村さんなんですか?あなた本当は… 主人には黙っておきます。二度とこんなことしないで下さい」家に入 ろうとする梓(夏川結衣)に「君はそんな女じゃない。掃除や選択を しながら夫の帰りを待って、良い奥さんでいることがそんなに大切な ことですか?あの人は君のことを女だと思っていない。僕なら本当の 君を知っているのに」 「火曜日、来週の火曜日ここで会いましょう」そういって数馬(北 村一輝)は梓にホテルカリフォルニアのマッチ箱を手渡す。 水曜日 信用金庫の方々がお帰りになるのを笑顔で送りだす。数馬のおかげ で会社へ融資が決定したのだった。社員らは数馬のことを誉めるが、 欧太郎(ユースケ・サンタマリア)はそそくさと琴音(高樹マリア) のことが書いていないか新聞記事を確認する。 エレベーターの前で待っていると、明日からしばらくフランスへ研 究会の出席のために行くので出社しないと数馬は欧太郎へ報告をする。 琴音の こともあり、不安でいっぱいの欧太郎は「キャンセルできな いかな?」と聞くが、数馬は「僕を信じて下さい」と余裕顔。 琴音のことが心配な欧太郎は琴音のマンションへやって来る。「社 長様でいらっしゃいますね?」突然男達に声をかけられる。男達は “まごころの泉の会”の者たちで、まごころの泉の普及と販売をして いるという。濱口琴音が最近会へ出席しないので心配で様子を見に来 たと言う。琴音の携帯に貼ってあったシールを思い出し「ああ」と欧 太郎は納得をする。そこへ強面の男が2人琴音のマンションへ近付い て行く。男達は琴音がたちの悪いヤミ金融に手を出していたようで 「困った人ですね」という。 家で梓は数馬に言われたことを思い返していた。階下では鈴(山田 夏海)がやかんを火にかけている。突然鈴の鳴き声と志摩子(梶芽衣 子)の怒号が聞え、「私が来なかったら鈴ちゃんが大火傷をするとこ ろだったのよ。あなたまともじゃないわ。おかしいの」と梓を怒鳴り つける。 「おばあちゃんの言うこと聞くんだよ」梓が言い終わらないうちに、 志摩子は鈴を乗せて車を走らせてしまう。鈴は志摩子にしばらく預か ってもらうことになった。欧太郎は藤城(高知東生)に連絡したから 病院へ行くように勧める。 その様子を隣家の数馬が見ていた。 木曜日 車の音で目が覚めた梓が外を見ると、タクシーに大きなトランクを 数馬が乗せていた。 玄関に欧太郎を送りに出てきた梓は鈴のことを心配する。鈴のこと より自分のことをちゃんとした方がいいと梓にいい、欧太郎は会社へ 出掛ける。車田美佐江(久保田磨希)が双子の手をひき、「幼稚園バ スが来ない」と梓に言いに来た。 幼稚園にロープが張ってあり、町内会長の睦子(鷲尾真知子)らが、 ナオママさんたちが襲われた事件の犯人がバスの運転手で、運転手は 行方不明だが、出勤して来なくなったので調べたらバスの中にピアノ 線や薬品がおいてあるのが警察の捜査でわかったと噂をしている。そ れを聞いた梓は自分の疑いが晴れて少し嬉しそうな顔をする。 帰って来ると差出人不明の封筒が入っていて、中から琴音のマンシ ョンへ入って行く欧太郎の姿が・・ 会社の帰り、欧太郎はコンビニのおもちゃを持ってタクシーを待っ ていると「松本さんどうもどうも柴田です。いつもうちのかみさんが 奥さんにお世話になってまして・・」と欧太郎に車に乗るように勧め る。“柴田”という名に覚えがなかったが、欧太郎は遠慮なく車に乗 り込むと、両サイドから強面の男が乗り込んで来る。「降ります!」 と叫ぶが、しばらく乗せられて、土手に鞄と一緒に投げ出される。 顔に怪我をしてしまい、川の水で冷していると橋の上から愛子(白 石美帆)が見ていた。 「1,000万だよ1,000万。会社のお金に手をつけるわ。ヤ ミ金融に手を出すわ。めちゃくちゃだよめちゃくちゃ」カラオケボッ クスへやって来た欧太郎は愛子に車の中で聞いたことを言う。愛子に はその人が浮気相手だから奥さんに言えないんですね。と見ぬかれて しまう。欧太郎は愛子と数馬の夫婦だって幸せそう、と言うが愛子は 結婚してから一度も数馬に抱かれたことがないと欧太郎に抱きつく。 その時、買ったおもちゃを踏みつけてしまう。 欧太郎は、家に帰って来て服を脱いだらすぐにベットに横になって しまう。梓は顔の傷も心配するが、脱いだシャツに口紅がついている のを見つける。 「俺だって大変なんだよ」と梓の話しも聞かずに寝ようとしてしま う欧太郎に、「幼稚園の事件の犯人が見つかったから、鈴を連れて帰 っていいよね?」と言うが、欧太郎には「もう少し落着いてからにし ろよ」と言われてしまう。 金曜日 志摩子のマンションへ梓が尋ねるが、病気はもう大丈夫と梓が言っ ても、「病気じゃないのに幽霊が見えるかしら?」と否定されてしま う。 藤城の元へやって来た梓は藤城から「脅迫性傷害」と言えると告げ られる。簡単に治るものじゃないから定期的にここに通ってみません かと勧められる。 夜一人でご飯を食べようとしていると、そのご飯に虫がはっている ように見え、思わず放してしまう。欧太郎に電話をするが、繋がらな い。家の電話が鳴り、出ると数馬からだった。 携帯にかけたら繋がらなく家にかけたと説明される。今ニースから で、ホテルから海が見える。「聞えますか?波の音が・・」電話の向 こうの数馬は椅子に座り煙草をふかしている、電話器のそばには赤と 青のガラス製の灰皿が・・張り詰めていた糸が切れるように、鈴のこ と、近所のこと、欧太郎の母のこと・・いろいろな悩みを数馬に語り 出す。ふと時計をみると12時15分「ごめんなさい、国際電話なの に…」謝る梓に数馬は笑って「・・僕の心はまだあのガーベラの花の 中にあるから…また電話します。おやすみなさい」と電話を切る。。 ガーベラ・・ 電話を切って顔を上げると窓の傍には男の子が、梓が枕を投げるが 消えてしまう。 ホテルカリフォルニアの209号室で、捜査が進まないことを愚痴 る里美(佐藤藍子)は“お元気ですか?町長です”と井伏次郎のかか れている雑誌を手に「この人当時から町長だというから何か知ってる かもしれませんよ」と草間(いかりや長介)に言う。 夜草間が寝ていると、鏡台の前に座った男が手を膝の上に握り締め て震えている。男と目があう・・というところで草間の目が覚める。 里美は静かに寝ている。 土曜日 車田美佐江と三好文子(山口香緒里)が松本邸に遊びに来る。丁度 片付けが今終わったところなの。と二人を家に上げるが、ソファに座 った美佐江と文子の廻りにはカップやポットが、床一面にはお皿が並 んでいる。時計ややかんの位置までおかしい。 「そうそうそう、あの頃は毎晩遊びに来てたー」欧太郎が帰って来 るのも気づかず梓は暗くなるまで電話をしている。欧太郎の声が聞え るとやっと電話を切る。電話の相手は「友達よ」と梓は応える。 日曜日 「どうしたの急にこっちで会おうといって。何かおしゃれしちゃっ て」梓は化粧をして、独身のようにおしゃれをし、樹里と待合せた喫 茶店で会う。朝ちらっと鏡をみたら一日どんな髪型なのか気にならな くなって、そんなとき本当のあなたはそうじゃないと言ってくれる人 がいて…「まさか言ったのは隣の男じゃないでしょ?」久遠駿介は死 んでいないのかも?「あの後もあなた・・ずっと彼のこと…」樹里は 不安を口にする。 家に帰って来た梓はまた電話をしている。 土手で煙草をすっている欧太郎を愛子がみていた。 カラオケボックスで「人の心ってそう簡単に変わることないですよ、 彼には他に好きな人がいるんです」愛子は欧太郎に数馬のことを相談 する。数馬と話し合うことを勧める欧太郎を前に愛子は泣き出す。肩 を抱いて慰める欧太郎に愛子はキスをする。その様子を室内カメラが とらえていた。 月曜日 梓は昔、駿介と会っていた部屋を訪れる。 「ねえこうしない?どっちかがこれないときにはここに伝言を残し て置くの」5年前の逢瀬のとき駿介と約束をしたこおとを梓は思い出 していた。伝言の場所としたガーベラの絵がかかった額を外すと、 “梓へ”と書かれている封筒が入っていた。 “梓 君がこの手紙を読むことがあるんだろうか。そのとき僕はど こにいるんだろう。もしかしたら僕はもう死んでいるかもしれない。 今日、君から電話があった。僕に会いたいという。君と別れてから 数ヶ月、僕はあまりにひどいことをしたから・・ 僕は君を失ってしまうのが怖くて仕方がなかった。だけどこれだけ は信じてほしい、誰よりも君を愛している・・ 君は明日ここで会おうといってくれた。不思議だった。どうして… 僕は君に殺されるのかもしれない。それでもかまわない。君の手で殺 されるのなら、それが僕の望みだ。君を傷つけずにいられない僕を消 してくれ。僕は喜んでこの海と共に消えるよ・・“ 梓の中で、駿介と数馬が重なる… 突然梓の携帯が鳴る。無邪気な鈴は、アヤトリで“東京タワー”を 作ってほしいと言う。「お母さんもう大丈夫よ」欧太郎に替わっても らい、話したいことがあるから早く帰って来てほしいと伝える。 駿介の手紙を破り海へ捨てる・・ 家に戻ると差出人不明の封書が送られて来る。中にはビデオテープ が… 夜、食事してから話そうとする梓だったが欧太郎は先に話せよと促 す。梓は、欧太郎と鈴が何よりも大切と前置きした後で、5年前、欧 太郎以外に好きな人が出来たことがあった…と告白しようとする。し かし、そこまで言うと欧太郎は「聞きたくない」と怒って外に出てい ってしまう。 梓は送られて来た、欧太郎と隣家の愛子のキスをしている場面が映 っているビデオテープを涙を流しながらみていた。・・そして、寝室 に飾ってあったおもちゃをバラバラにする。 火曜日 そのまま眠りについた梓は朝目が覚める。玄関に出ると家の前にフ ランスのお土産が・・手にとり中を確認すると家の中で電話が鳴って いる。「帰って来ました。それだけはご報告しようと思って」数馬か らの電話に「・・あなたに聞きたいことがありました。どうしてガー ベラの絵のことを知っていたのか。あなたは本当は誰なのか。だけど、 なんだかもうどうでも良くなっちゃった。この家に越して来て、ずっ とあなたが怖かった。もしかしたら、もしかしたら。。でも、違って いたのかもしれません。会っていただけませんか?」「約束の場所で 待っています」我に帰って驚いた梓はカレンダーを確認すると、確か に約束の火曜日… 「お母さんが遠いところに行っちゃうよー」鈴は志摩子のマンショ ンで欧太郎が慰めても泣き止まずに泣き続ける。 欧太郎は家に帰って来るが、既に梓は出掛けた後だった。 「もしもし澤村です。うちの梓みかけなかったかな?」欧太郎から かかってきた電話を愛子が受けるが、その電話器の隣には、数馬が電 話をしてきたときと同じ、赤と青のガラス製の灰皿が… 「うちの梓みかけませんでしたか?」車田邸に聞きに行った欧太郎 は、車田邸の玄関に山と積まれた“まごころの泉の会の水”に辟易す る。 「おーじさん」車田邸から出て来ると、車田行生の娘の真子(石田 未来)が「これ買わない?」と封筒とビデオテープを欧太郎に渡す。 封筒の中には、琴音(高樹マリア)のマンションへ入って行く欧太郎 の姿が写されていた。 梓が208号室をノックすると、209号室から出て来た草間と顔 を合わせる。 208号室へ入った梓を数馬は後ろから抱き締める。「駿介・・」 それには応えずに数馬は梓に熱くキスをする。 寸 評 まさか、ホテルに行って数馬に抱かれることになるとは思いませ んでしたね。この番組10時台からやってくれればもっと濃密になっ て面白いんじゃないかと思うんですが。でも欧太郎の不倫は許せて、 梓の不倫が許せないのが解せないですね。気持ちが入っちゃいかんで すかね。やっぱり。 執 筆 者 田村(doramakakikaki@yahoo.co.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 先週、久しぶりに“同期会”なるものがあり、ふぐを食べて来ました。同期 といっても部署が違ったりすると同じ会社内で会うこともないので久しぶりに 会った同期が、入社当時の面影がなく、女の人はまぁそれなりに体重が増えた り皺が…程度でいいんですが、男の人は髪が…××。残念ながら小学校とかの 同窓会はやったことがないので何ですが、そういうのってどうなんでしょうね。 新たな出会いぐらいの衝撃はあるのかもしれませんね。(田村) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |