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===================================================== 発行部数 10 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2003/11/03 (Mon) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.月曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 月曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル ビギナー 局 名 フジ系 放映日時 月曜21時 キャスト 松永鈴希（奥菜恵） 桐原勇平（堤真一） 羽佐間旬（オダギリジョー） 楓由子 （ミムラ） 森乃望 （松雪泰子） 崎田和康（北村総一朗） 黒沢圭子（横山めぐみ） 田家六太郎（我修院達也） 脚 本 水橋文美江 あらすじ 司法修習生の楓由子（ミムラ）たちは、２人一組で弁護士事務所 への実務修習（弁護修習）に出かける。楓は、桐原勇平（堤真一）と、 羽佐間旬（オダギリジョー）は森乃望（松雪泰子）と、田家六太郎 （我修院達也）は崎田和康（北村総一朗）、松永鈴希（奥菜恵）は黒 沢圭子（横山めぐみ）と各々ペアとなり、指定された弁護士事務所に 向かった。 羽佐間と森乃の訪れた大手法律事務所では、忙しい業務の合間で存 在も忘れられがち。田家と崎田は菓子折を持って訪問して敬遠されつ つも、早速拘置所へ同行する。松永と黒沢は、面倒を見てもらう男性 弁護士にセクハラまがいの扱いを受ける。 楓と桐原が向かった先は、研修所の教官も務める重松幸輔（大杉漣） の事務所。楓は手始めに頼まれた掃除などの雑務にもやる気満々だが、 桐原はしぶしぶ付き合う。そんな２人に、重松は事件を任せてみよう と言い出し、大野誠（虎牙光揮）という依頼人を引き合わせた。 事情を聞く二人に、大野は街角でバネなどを製造する町工場に関す るビラを配っていたら警察官に道路交通法違反で現行犯逮捕されてし まったと説明した。「そんなっ！？」 羽佐間と森乃の面倒をみるのは小寺弁護士（伊藤正之）。小寺は現 在損害賠償で訴えられたおもちゃ会社Ｋの弁護を担当しているという。 おもちゃ会社Ｋは、おもちゃが欠陥・不良品のために遊んでいた子供 が怪我をしたと主張する両親に訴えられているという。 森乃が、おもちゃが欠陥・不良品だった可能性は？と尋ねると、小 寺は可能性はあると言い、会社Ｋの工場長も、コストダウンにより壊 れやすい部品を使っていたことからその可能性はあると証言している と言う。 驚く羽佐間、森乃をよそに、小野はおもちゃの欠陥と子供の大怪我 との因果関係がハッキリしないとして、工場長の証言は表に出さず伏 せることにすると話す。 さらに「君たち二人の様な経歴では弁護士以外にはなれないだろう し、君たちと同列になると思うと恥ずかしい」と二人を小馬鹿にした 態度の小寺に腹を立てた羽佐間は、思わず事務所を飛び出してしまう。 追ってきた森乃になだめられた羽佐間は、納得はしないものの成績 表のために仕方なく小野の方針に沿った起案を書くことに応じること にする。 翌日、研修所の食堂では山本宗司（金田明夫）が修習生に弁護修習 の模様を聞いていた。黒沢と松永は、セクハラまがいの担当弁護士へ のグチばかり。 崎田と田家は、拘置所にいる被告人との面会に行ったが、そこで被 告人から母親への匿名での差し入れの下着を頼まれて早速持っていっ たのだが、受け取りを拒否されどうしていいか分からないと、愚痴っ ていた。 教室で事件について考える楓と桐原の元に、一同が集まってきた。 任されたという事件に興味津々の一同に、楓は大野の一件を話した。 みんながこの事件に食いついてきたため、最初は渋々だった桐原も討 論に参加し８人はこの件について検証を始める。 「なぜ、大野だけが捕まったのか？」と森乃が疑問を投げかけた。 大野は、詐欺まがいの貸しはがしを行った銀行の行為を告発するビラ を、当の銀行の前で配っており、それをその銀行員に知られ、警察に 通報されたのだ。 大野は、自分の彼女が町工場の娘であり、あまりの銀行のひどい行 為をみんなに知ってもらいたいという軽い気持ちからビラ配りをやっ ただけだったので、道路交通法違反で逮捕されたことで、自分の行為 を後悔していた。 楓は、ビラの内容が問題ならば道路交通法違反で逮捕する理由や必 要性はないと主張し、大野を無罪に持ち込みたいと言う。 桐原は、大野が無罪を欲しているわけではないし、たかが道路交通 法違反なんだから・・・と反対する。しかし、楓は”司法修習生”と して精一杯のことをやりたいと反論して、他のみんなも楓に協力する と言う。 楓たちは、教室内で大野の供述に沿ったビラ配りを再現しようとす るが、道路交通法違反になるかどうかは今ひとつわからなかった。 議論の後、森乃は桐原をバーに呼び出した。森乃は、「ビラを配っ ていた人間はたくさんいるのに、なぜ大野だけがつかまったのか？こ の不平等を主張すれば大野が無罪になる可能性もあるのでは？」と提 案するが、桐原は検察官や裁判官が簡単に主張を取り下げることはな いと反論する。 取り下げさせるには、よっぽどの具体的な証拠を提出しなければ無 理だ、と告げる桐原に、森乃も同意した。森乃はバーに来るまでに自 分に配られたものを取り出した。これを見て２人はこれが証拠だ！と 気づく。 その頃、寮では楓の部屋に羽佐間が訪ねて来ていた。羽佐間は、単 純に不当逮捕の主張が難しいのなら、視点を変えたやり方をすればい いのではないかと提案する。 つまり都内で配られているビラやティッシュを証拠品として大量に 集め、大野を狙いうちして逮捕・起訴することがいかに不当かを説明 すればいいと言うのだ。そこへ田家も同じ事を主張しに楓の部屋へや ってきた。 翌日、８人は町に出る。そして、配られているビラやティッシュを 片っ端からもらっていく。集めた品々は、数日後の大野の裁判の事前 協議の場に持ち込まれた。 重松は、裁判官、検察官の前に、楓たちが集めたビラやチラシを法 廷に提出したい証拠物として並べ、これらすべての品々が配布許可申 請をうけたものかの回答を警察に確認するつもりだ、と説明する。 そこまでの話を聞いて楓達の弁護方針を理解した検察側はついに折 れた。 森乃と羽佐間は、小寺の希望通りの素晴らしい起案を書き上げて小 寺に皮肉を言い残して、松永と黒沢はセクハラ弁護士に精一杯の嫌み を言い残し、崎田と田家はなんとか差し入れの品を受け取ってもらえ、 各修習生の弁護修習は終わった。 大野の事件を終えた楓と桐原は、重松にお礼を言って事務所をあと にしようとする。と、楓だけ重松に呼び戻され、残された大量のビラ やチラシを片付けるという仕事を言いつけられてしまう・・・ 寸 評 黒沢（横山めぐみ）がセクハラ弁護士をちいママのようにあしら うのを良くできる、と驚きの目で見る松永に、「３０過ぎればあなた もできるわよ。」と笑って言う場面がありました。まぁ、ある意味、 的を得た人生の先輩の発言でしょうか？(^o^) 執 筆 者 井村（beginner_mon9@mail.goo.ne.jp） ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 寒くなってきてめっきり日が短くなりました。夜寝かせるためにも、夕方か ら夜ご飯までの間、外で遊ばせていましたが、もうそれも５時には切り上げな くてはならなくなり、娘にはちょっと物足りないようです。 これからますます寒くなりますから、子供には夏同様お外遊びが恋しい季節 になってしまいます・・・その分親にはつらい季節です(>_<)（井村） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv/ url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |