メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 11月9日号  2003/11/10


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           ■虹の向こうに妻がいる■
               
               2003/NOV/9TH  購読者578名

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 みなさんこんにちは、杜国朝です。
 最近私は、よくまわりから来日したばかりの奥さんのことについて、相談を
受けるようになりました。
 考えてみれば、我々も結婚してからすでに二年という年月が経過してい
ます。

 日本での生活はまだ一年とちょっとではありますが、それでもそれなりに
家庭というのか夫婦生活というもののそれぞれの役割分担というものがで
きてきたように感じています。
 今よく相談を受けるのが、

 『うちの妻なんですが、なにを食べさせたらいいかわからないんですよ。』

 というもの。
 早い話が食べるものを食べさせたらいいわけなのですが、そこは日本人と
中国人。
 食べ物ひとつをとってみても、だいぶ考え方の違いというものがあります。

 うちの妻の場合をここで少し紹介させていただきたいと思いますが、うちの
妻の場合には当初まったくといっていいほど、私の好きなものを受け付けま
せんでした。
 例えば、フライ、てんぷら、そば、うどん、玉子焼き、寿司、スパゲッティ、
天かす、カステラ、ケーキ、チキン南蛮などなど。

 今思い出せるものはこれくらいですが、とにかく中華料理とは程遠いもの
なのでしょう。
 このなかでは、フライやうどんは未だに受け付けません。
 来日当初は、うちの母が作るてんぷらをおいしいと言ってはよく食べてい
ました。

 たしかに母の作るてんぷらは、近所でも評判になるほどの揚がり具合な
んです。
 絶妙の揚がり具合というのか、本人は特に秘訣というものは無いそうなの
ですが、いやそれにしてもプロ顔負けの揚げ方です。
 妻も、

 『チェイガー・ハオチー!』(これはおいしい!)

 と言います。
 中国の人って、結構好き嫌いがハッキリしているように感じています。
 嫌いなものは受け付けないし、好きなものにはめっぽう目がない。
 ものごとの判断に日本人のような、

 『なになにだから嫌い!』
 
 というものがなく、理屈抜きにして嫌いといった感じが受け取れます。
 私にしてみれば、てんぷらととんかつって同じようなものに感じている
のですが、妻にしてみればまったく異質な料理に思えるようです。
 てんぷらは好きだが、とんかつはとても食べ物には見えない。
 そんなふうな見方をしているようです。

 私としては、いっしょにとんかつを食べにいきたいといった願望がある
わけなのですが、妻に聞いてみるととんかつの嫌いなわけが徐々に明
らかになってきました。
 どういうことかといいますと、あのパン粉の揚がった衣がダメだというこ
とと、なかの豚肉の脂身が気持ち悪い。

 中国で肉といえばまずは豚肉のことを指すのでしょうが、中華料理で
焼豚のようなものがありますが、あれはかなり脂身の部分がありました。
 妻はこれをイメージしているのでしょう。

 たまたまはいったとんかつ屋のとんかつも、悪いことに脂身の塊のよう
なものがあって、それを見てからというもの、妻の食がいっこうに進まなく
なりました。
 はじめて食べるときの料理の印象って、後々まで尾を引きますよね。

 職人の手抜きが妻の食生活に影響を与えているといってもけっして
過言ではありません。
 もっとこだわって食材を吟味してもらいたいものです。

 いま、ふたりでよく食べに行っているところといえば、寿司です。
 これは私が妻を誘ったわけではないんですよ、実は。
 妻が『ショウス、ショウス』とわけのわからないことをいっているので、最
後の手段の筆談にもちこむと妻は、

 『寿司』

 とはっきり書きました。

 『えっ、寿司ぃ!?』

 私は意外でした。
 だって、寿司といえば生物が多いでしょ?
 そんななまものを中国人が好んで食べるわけがない。
 そう思った私は、吉本の芸人"こだま・ひびき"のように、

 『そんなもん、食えるわけないやろ!?』

 と言ってしまいました。
 ま、でも、どうしても食べたいといった感じであったので、とりあえずフ
ァミリー寿司屋に足を運ぶことになりました。
 妻の表情を見ていると、かなり嬉しそうでした。
 誰かに食べさせてもらったのであろうか。

 私は当初、とんかつと寿司を妻に食べさせるならば、とんかつの方が
早く食べるであろうと思っていました。
 ところが今回、妻が寿司を食べたことで、予想は外れてしまいました。
 どんなものを食べたいというのであろうか。
 とにかく食べさせてみることにしました。

 食べたものは、たまご、いなり、かっぱ巻き、うなぎ、あなご、コーンあ
たりでしょうか。
 特に、コーン(しゃりの上にスイートコーンが乗っかっているもの。)が
大のお気に入りのようで、何度もおやじに頼みました。
 全体として安いものばかりなので、私としてはホッとしました。

 このなかで高いものといえば、うなぎくらいでしょ。
 うなぎは私も好きで、もういい加減にしろとは言えない立場なもので、
なん皿か食べました。
 ここの寿司屋のうなぎはおいしかったなぁ。

 最初予想していたとおりに、生魚は食べませんでした。
 やはり若いときに、生は食べるものではないのだということをしっかり
教育された彼女らにとって、この問題は永遠に続くものと思われます。
 まあいいか。マグロとか時価がらみのネタに手を出さなくて済むので、
安心できるといえば安心できますから。

 私もどちらかといえば、寿司は安いものばかりが好みなので、たらふく
食べてもそんなにはかかりません。
 たまごやいなりをある程度腹に入れた後で、うなぎとかマグロを味わっ
て食べるといった食べ方をします。

 以前にトロのかたまりふたつを1,000円で食べたこともありますが、あ
まり口を肥えさせるとあとが大変なので、このあたりで満足させておくこと
としましょうか。
 皆さんのところでは、夫婦でどのような食事をされていますでしょうか。

 それではまた、次回まで。

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