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タイトル:Daily Drama Express 2003/10/20 ビギナー (3)  2003/11/04


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/10/20 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル ビギナー
局  名 フジ系
放映日時 月曜21時
キャスト 松永鈴希(奥菜恵)
     桐原勇平(堤真一)
 羽佐間旬(オダギリジョー)
     楓由子 (ミムラ)
     森乃望 (松雪泰子)
     崎田和康(北村総一朗)
 黒沢圭子(横山めぐみ)
 田家六太郎(我修院達也)
脚  本 水橋文美江

あらすじ  司法修習生となった楓由子(ミムラ)は、徐々に東京での生活に
慣れてきた。寮生活を送る楓は、四六時中仲間と一緒にいることや、
仲間たちと交わす法律の話に付いていくだけでもかなり苦労していた。
寮で生活する羽佐間旬(オダギリジョー)、 松永鈴希(奥菜恵)と 
田家六太郎(我修院達也)、楓で朝から法律談義が始まる。

 楓と羽佐間が二人きりになった時、羽佐間が今日が給料日だと言い
出した。せっかくだから外食でもしようかなぁ、と漏らす羽佐間を楓
は思い切って食事に誘った。当然羽佐間の返事はOK、舞い上がる楓。

 研修所に向かう桐原勇平(堤真一)は、大学時代の友人の帰国歓迎
パーティーに一人で出席しづらいと悩んでいた。森乃に出会った桐原
は、パーティーに一緒に出席して欲しいと頼む。初めは高飛車な物言
いに返事を濁した森乃だったが、頭を下げて頼む桐原を見てあっさり
承諾する。 

 南ゆり子教官(松下由樹)の講義。南教官が講義を始めようとした
時、突然侵入者が襲い掛かってきた。侵入者は白表紙を持ってきた教
務課長の山本宗司(金田明夫)とぶつかりながら逃げていった。

 羽佐間が心配して駆け寄ると、南教官は何事もなかったかのように
立ち上がり、修習生たちに犯人について証言してもらうと言い出す。
実は暴漢は、南教官が仕込んだものだった。

 南教官は修習生たちに暴漢の特徴を証言させる。修習生たちの証言、
犯人とぶつかった山本の目撃談が次々と述べられる。だが山本は犯人
が茶髪だった事以外、何も覚えていなかった。

 修習生たちの証言が『犯人が茶髪で黒の上下を着ていた』という形
にまとまったところで、南教官が5人の男女を教室に呼んだ。教官の
問いは「この中に犯人がいるとすれば、何番でしょう?」修習生たち
の犯人当てが始まる。

 羽佐間が、被害者である教官の供述も必要では?と南教官に尋ねた
が、「一瞬のことで何も憶えていません。」の一言で終了。結局修習
生たちの答えはバラバラに。南教官は解答を話すと共に、なぜ修習生
たちが犯人を見抜けなかったのか?と、疑問を投げかけると、答えを
追求することなく次の課題へと移った。

 課題となった事件は、団地に住む小学3年生の少女が何者かに連れ
去られ、母親に当の少女からお金をもってきて、と頼む電話がかかっ
てきた、というもの。少女は犯人の隙をみて逃げ出し、無事保護され
た。団地の管理人、少女を保護した主婦、当の少女の目撃証言によっ
て、ひとりの男が容疑者として逮捕される。

 問題となるのは、少女、主婦、管理人の目撃証言の信用性である。
犯行日から一週間も経った目撃証言であるのに、事件直後よりも詳細
に犯人の特徴を述べているのだ。一週間も経って鮮明になるのは不自
然では?と一同で注目する。

 容疑者とされた男について調べると、男は団地内の一部住人から煙
たがられている存在であり、管理人は同じ団地に住む男だが、まるで
知らないかのように話しかけていた。

 主婦の目撃証言に注目。この主婦が、事件を伝えたワイドショーの
レポーターの質問に答えていた主婦であることに気付き、その取材で
普段から不審に思っていた団地に住む男が怪しい、とほのめかしてい
たことがわかる。ワイドショーが放映されたのは、事件から6日後で
あり、少女や管理人が、この番組を見て、主婦の目撃証言によってミ
スリードされた可能性が濃厚となった。

 さらに、桐原は警察で少女に対し行われた面通しにも問題があった
ことを発見する。一同は、目撃証言は有罪証拠と認めるだけの信用性
には足りず、容疑者の男が無罪であると判断した。

 主婦がワイドショーに話したことを崎田和康(北村総一朗)は責め
たが、黒沢圭子(横山めぐみ)は、事件の解決の役に立ちたいという
専業主婦の切ない願いを感じる、と弁解する。

 一同は、目撃証言は有罪証拠と認めるだけの信用性には足りず、容
疑者の男が無罪であると判断し、解散に。

 桐原は森乃とパーティーに出席した。学生時代の同窓生相手に研修
所での修習を馬鹿にするような言い方をする桐原に、森乃はあきれて
しまう。

 楓は約束どおり羽佐間と楓が選んだレストランへ行った。高価で美
味しい料理を堪能した楓は、弁護士になれば経済的余裕が出来るし、
とうれしそうに羽佐間に話す。

 それを聞いた羽佐間の顔色が曇り、金が目的の弁護士になるのかよ?
 と、声を荒げて楓を非難した。そんなつもりではないとうつむいた
楓に、羽佐間は自分の生い立ちを語り始めた。

 父が漁師をしていた実家は、公共工事のために立ち退きを迫られ、
高額な立ち退き料をもらって立ち退いたが誰もが幸せではなかったと
羽佐間は話した。

 桐原に愛想を尽かした森乃は、桐原を置いて帰ろうとするが、送っ
ていくと引き留める桐原と言い合いになる。成り行きで手をつないで
しまい、ケンカ別れした後もお互いつないだ手を気にしていた。

 楓と羽佐間が寮に着くと、松永が飲もう、と誘ってきた。楓は、松
永が羽佐間に好意を持っていることを確認すると、自分は身を引いて
松永と羽佐間は二人で飲みに行ってしまった。部屋で二人のことを考
えてもんもんとしつつ、楓は課題をこなしていた。

 翌日。南教官は、羽佐間達の書いたレポートは良く書かれていたと
誉める。楓は、犯人当ての際にいつの間にか茶髪だということになっ
ていたことに気付いたことを教官に疑問としてぶつけた。実は茶髪と
断定された影には、山本課長の発言がありそれでミスリードされたの
である。

 「良く気付いたわね。」と楓は南教官から誉められた。南教官は、
今日は私の最後の講義であるけれど、いつかどこかでみなさんと会え
る日を楽しみに待っている、と言い残して講義を終了した。


寸  評  前回、今回とうまく議論がまとまって最終的に教官に誉められる、
という結論になっています。他の人達は同じ様な結論にならないんで
しょうか?それとも彼らは普通の修習生とは違っていろんな経歴の人
が集まっているからこそ、たどり着ける結論だ、と言うことなのでし
ょうか?ちょっと話がうますぎる気がしてしまいました。

執 筆 者 井村(beginner_mon9@mail.goo.ne.jp)

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2. 編集後記
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 この週末から急に関東地方は寒くなりました。おかげで、娘は鼻水、くしゃ
み全開で昔のはな垂れ小僧のように鼻を垂らしているのがかわいそうでもあり、
かわいくもあり。でも、子供は風の子、ほんと寒さなんて関係なしに遊ぶので
すばらしいなぁ、と思います。(井村)

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