メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 10月26日号  2003/10/26


----<杜国朝から皆さんへ>------------------------------------
毎日変化のない生活にお困りのあなたへ
コツコツと何かやりませんか?
私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。
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           ■虹の向こうに妻がいる■
               
               2003/OCT/26TH  購読者559名

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 みなさんこんにちは、杜国朝です。
 我々夫婦は今週、結婚二周年を迎えることになりました。
 妻が日本に来てからでも一年以上を数えるまでになり、妻の日本への
適応性はまずまずかなぁと感じているところです。

 いろいろと今までのことを振り返っていたのですが、最初の頃の妻は
日本食というものがなかなか受け付けられなくて、中国の家庭料理を自
分のぶんだけ作っては食べていました。

 それはある見方をすれば、妻のわがままというふうにもとれるのですが、
自分が逆の立場であれば、いままで普段なにげなく食べていたものが
まるで変わってしまい、なにを加工して作られたものなのかわからないよ
うな日本の食べ物を毎日口に入れるということの気疲れというものを、私
なりには見てきました。

 なぜうまく生活できないのか。

 その疑問については、妻の中国の実家の様子をこの目で見てきている
ので、私には理解できました。
 家には冷蔵庫がない。
 したがって、アイスクリームや冷凍食品などを貯蔵しておく場所がない。
 いま食べられる食材を、今日のうちに処分しなければならないのです。

 料理をするにも、その日その日に野菜や他の食材を買い求めたり、畑
に取りにいくなどしてやっていたりした。
 ビールにしても冷蔵庫がないので、生ぬるいビールであった。
 まあ個人的には、あの哈尓濱ビールはキュッと冷さなくてもおいしく飲め
ると思ったので、特に不満はなかった。

 日本のビールのように、生ぬるいともろコンスターチの味のするようなもの
とはまた一味違う。
 でも当然ながら、冷やした哈尓濱ビールの方がおいしかったことはいう
までもない。

 我が家の場合はストッカーという冷凍庫があり、−20から30℃くらいに
冷やすことのできるものがある。
 なので、冷凍食品とか生鮮食料品などはここで冷凍してしまい、買い物
にいくのも週末にしか行かないことがほとんどである。

 近くに量販店がないということも理由としてあったが、私がクルマに乗る
までは両親はクルマを持ってなく、どうしても交通機関を利用して市街地に
買い物に出かけていた。
 だからどうしても、まとめ買いになっていたのである。

 いまクルマがあるけれども、毎日スーパーに買い物に行こうなどとは思い
もしない。
 行くのは、土日のそれも遅くなった午後七時以降である。
 カンのいい人ならばすぐにわかるであろう。
 安いものを買い求めに行くのである。

 私のよく行くところは、中国人の企業研修生などもよく目にする。
 安い給料で働いているので、彼らも少しでも安い買い物をしたいと思って
いるのであろう。
 うちの妻とは来日の目的が違うから、少しでもお金を残して中国に持ち
帰りたい。

 でも食べなければ、生きてはいけない。
 そんな板挟みにあいながら、生きているのでしょう。
 だから彼らの商品の選び方は、とてもシビアにみえます。
 私もそんな時間にめがけて行っているので、普通の値段のものには手を
出しません。

 私はこの時間をスペシャルタイムということで位置づけています。
 惣菜関係や賞味期限のきているものなどは、3割から5割引程度があた
り前で、ものすごくリーズナブルに買い物ができる。
 私も妻も焼肉が大好物で、肉などというものはまともに買うとこれが結構
高いのである。

 妻は日本に来てから焼肉のおいしさというものを知ったようなのだが、妻
の好物は牛塩タンである。
 これがひとパック通常であれば、980円するところを490円で買い求める
のである。
 私の好物は牛カルビと豚カルビ。

 舌がドロッとするようなくらいに油の乗っているものが大好きなのである。
 焼肉屋の前を通るとたまらない匂いがするが、あれはまさしくカルビの
匂いだ。
 私はあの匂いにとても弱い。
 でも焼肉屋に食べに行くとおいしいのではあるが、とても高い。

 焼肉ばかり食べにいっていては、我が家のエンゲル係数が富士山よりも
高くなってしまう。
 これでもかというくらいに勢いよく食べるので、食べ終わって料金を払う時
点で、胃痙攣を起こすときがある。(ちょっと誇張表現しています。)

 こんな感じでやっているので、焼肉食べ放題に行ったくらいの肉の量を
食べても、そんなに出費という出費はないんですね。
 他には餃子もありますが、通常100円で売られている肉餃子もあったりし
て、食べ物はほんと安く食べられるようになりました。

 うちの会社の社長はよく言います。

 『いまはデフレの時代だから、皆さんの給料が上がらなくても特に苦しく
はないでしょ? 苦しい人はまずいないはずです。』

 と。

 給料はたしかにベースアップもなくなったりして安いのだが、それ以上に
物の値段が安くなったので、総じてたしかに苦しくはないのである。
 苦しんでいる人といえば、家を新築したりしてローンを抱えているような人
くらいでしょうか。

 私もログハウスを夢見て、いろいろと考えていたりするのだが、この状態で
住宅ローンを組んでしまうと、かなりの緊縮財政をしていかないとやばいの
である。

 嫁姑バトルが開始されると、その都度別居を真剣に考えるのであるが、い
まは友好関係モードになっているので、どうしてもその気が薄れてしまう。
 でもある程度の歳に家を建てておかないと、ローンを払い終わるのが難し
くなったりして、いま私は悩んでいるのである。

 できることなら、親の家に住み続けるのがいちばんよいとは思うのだが、
両親は別居を勧めている。
 なかなか難しいですね。

 国際結婚をされている皆さん方は、別居をされている方が多いでしょうか。
 以前も私宛のメールに、絶対別居を勧めますよという内容のものをいただ
いたことがありますが、やっぱり別居の方がいいのでしょうか。

 私がベストだと思うことは、もうしばらくこのまま両親と同居をして、もっと日
本のことをうちの両親に教えてもらって、そのうえで別居をすることの方が
妻のためにはなると考えているのであります。
 いま妻と母とはほんとにいい関係で、私が当初理想として描いていた状
態そのものなんです。

 子供ができてからほんと家庭のなかがよくなりました。
 まわりの国際結婚カップルの中には、よく離婚したとか離婚同然の状態で
あるとか、そんな感じのカップルが多いのですが、なにが原因でそうなって
いるのか相談に乗ってあげたいくらいなんですね。

 今週末には、結婚二周年を記念して食事にでも行こうかと考えています。 
 これは中華料理にしようと考えていますが、焼肉になるかな。
 ちょっと値段の張る中華料理店にでも行って、久々に中華気分に浸ろう
かと考えているところです。

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 最近、我々夫婦の生活にも安定感が増してきまして、他の夫婦のことを
考えられる余裕が生まれてきました。
 最近になって国際結婚をされた方のサポートなどもするようになって、我
々の当時のことを思い出しながら、アドバイスをしたりしています。

 中国から来られた奥さんは、最初は誰しも、話し相手に困るようです。
 誰も身近なところに中国語を話せる人がいなくって、どうしても孤立して
しまいがちです。

 そんな不安を拭い去るために、うちの妻が活躍しています。
 特に相手が東北の奥さんならば、お互いが親近感をもてるのでしょうか、
話が弾んでいるようです。

 いろんな来日当時のことを思い出して、妻も説明しているようです。

 『どんなものを利用しているんだ!』

 って?

 メッセンジャーですよ。
 最近、インターネットを始められる方というのは、ごく当たり前に常時接
続の環境を手に入れられ、均一の料金で楽しんでいます。
 一昔前までは電話代がかなりかかったりして、国内通話や国際通話の
電話代の支払いで寒い思いをされた方も大勢おられます。 

 メッセンジャーならば通話料は一切かからないし、いくらでも話していら
れます。
 うちにはカメラもありますので、相手次第ではカメラチャットもできます。
 中国人妻によるネットワークというものができないものかと、最近考える
ようになりました。

 来日間もない奥さんが、経験豊かな奥さんに日本の習慣や文化を教わる
ことで、日本への理解をよく早くすることができるということで、私はメリット
が大きいように思えるのですが。

 日本人の夫が、言葉のわからない奥さんにじゅうぶんな意思の伝達を行
うということはとても骨の折れる作業になります。
 それをおなじ国から来た人たちどうしで解決するということを、提案してい
きたいです。

 いま、こんなことで困っている人いませんか。
 インターネットの有効的な使い方を考えていこうと思います。
 なにかこれに付加価値をつけていきたいと思います。
 思い浮かぶ方はおられませんでしょうか。
 いろんなアドバイスを受けたいと思います。

 それではまた、次回まで。

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