メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/10/22大引け  2003/10/22


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株式情報局
2003/10/22大引け

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◆東急建設(1720)
720 +86 +13.56% 
引き続きTOPIXへの組み入れ期待など需給妙味が買い手掛かりとなっている。
11月4日にTOPIX型パッシブファンドの買い需要が発生、大和では過去に約1900
万株の買い需要が発生と試算していた。


◆サッポロHD(2501)
299 -12 -3.86% 
ドイツ証では目標株価を250円から360円へと変更し、レーティングを「Hold」から
「Buy」へと引き上げたもよう。シェアの回復は難しいとみているが、営業利益の6
割を占める不動産事業は、空室率、賃料ともに最悪期を脱したと判断している。


◆米ゴールドマンサックス証券
アサヒビール(2502) 900 +7 +0.78%  「 U」から「OP」に格上げ
キリンビール(2503) 897 -2 -0.22%  「IL」から「OP」に格上げ


◆グリーンクロス・コア(2717)
1,200 +30 +2.56% 
21日に03年8月期決算を発表、前期実績は諸利益が計画比2ケタ増となったほか、今
期計画については四季報予想を上回っている。21日の終値ベースでの今期予想PERは
11.5倍となっており、割安感から買いが先行。


◆メディア・リンクス(2748)
7,610 -2,190 -22.35% 
前日のザラ場中に伝えられた「同社の社長逮捕報道」が引き続き嫌気される。前日
は大引け間際に、ストップ安売り気配のまま売買停止となった。本日もろうばい的
な売りがかさんでおり、現在は差し引きで発行済み株式数の約9割の売り物が出てい
る。なお、新堂氏は同社株を2万7700株保有していると四季報で掲載されていること
から、今後の需給悪化の懸念も売り要因。


◆サッポロドラッグストアー(2786)
650,000 --- 0.00% 
ジャスダックにダッチ方式で新規上場。初値は65万円と公募価格50万円を30%上回っ
た。


◆日清食品(2897)
2,505 -5 -0.20% 
メリルでは投資判断を新規に「買い」と設定している模様。目標株価は3200円と設
定している。経営トップの姿勢変化から、豊富なキャッシュの使途への期待が高
まっているとしている。


◆BSL(3113)
89 -4 -4.30% 
屋上緑化事業への参入に関して、本年11月より、ダイフレックスHDとの共同出資
による新会社で本格的に屋上緑化事業を開始すると発表。新会社のBSLの出資比
率は50%、会社名グリーンダイフレックス、3年後の売上は11億7000万円を見込む。


◆クラレ(3405)
870 -20 -2.25% 
2003年9月中間期の連結純利益を従来予想の60億円から、前年同期比2.2倍の80億円
に上方修正したことが好感された。ガス遮断性樹脂やメタクリル樹脂など化成品・
樹脂事業が好調だったほか、人工皮革「クラリーノ」も欧米市場で回復で採算が好
転したことが主な要因。


◆NECシステムテクノロジー(3717)
6,490 -360 -5.26% 
昨日発表した2003年9月中間連結業績は、売上げ、経常ともに、期初会社計画をそれ
上回った。三菱証では、NECの財務戦略などを考慮すると、期初計画自体が控え
目に作られていたとの考えから、上ぶれは当然のことでサプライズはないと考えて
いる。


◆伊勢化学工業(4107)
460 +35 +8.24% 
世界トップ級のヨウ素事業の実力と金属リサイクル技術を評価した特定筋の買いが
取り沙汰される。


◆住友ベークライト(4203)
652 +17 +2.68% 
2003年9月中間単独決算見通しの上方修正を発表。工場固定費や販売管理費を当初計
画以上に削減を達成することが出来、上方修正となった。売上高480億円(変更無し)、
経常利益31億円(前予想20億円)、当期純利益14億円(同10億円)。


◆日立化成(4217)
1,745 +114 +6.99% 
本日決算発表を予定しており、期待感が先行する形になっている。電子材料の好調
などが想定される状況にあり、昨日付けでJPモルガンは「オーバーウエイト」を
継続している模様。


◆プロトコーポレーション(4298)
1,330 +200 +17.70% 
修正幅の大きさがサプライズ。21日、03年9月中間期の諸利益予想を上方修正してい
る。経常利益を178百万円から1041百万円に、純利益を54百万円から521百万円にそ
れぞれ修正。


◆シンクプレステクノロジー(4340)
410,000 +6,000 +1.49% 
9月中間連結決算見通しの上方修正。受注好調により売上が当初計画どうり推移し、
利益率の高いパッケージ商品及び売上の増加で上方修正となた、なお通期業績の見
通しは現時点での変更は無しとしている。売上高8.07億円(前予想8.05億円)、経常
利益1.15億円(同0.8億円)、当期純利益0.64億円(同0.46億円)。


◆インフォコム(4348)
580,000 +60,000 +11.54% 
10月17日高値89.9万円から昨日には安値48.0万円まで調整したことに加え、昨日は
出来高をともなって下げ渋ったことにより、売り一巡感が台頭していた。また、ア
ナリストの注目が高まっていた水準まで調整したということも、反発の1つの要因。


◆武田製薬(4502)
4,010 -20 -0.50% 
同社の米国子会社が米国食品医薬品局に、Mylan、Watoson、
Ranbaxyの3社が武田が保有する塩酸ピオグリタゾンの特許を侵害していると
して提起した。


◆中外製薬(4519)
1,530 +52 +3.52% 
今月2日に付けた年初来高値を約3週間ぶりに更新。20日に9月中間期の利益予想を上
方修正し、それを前向きに評価した外国人投資家などの買いが継続している。中間
期の連結売上高は当初予想を下回ったものの、経費削減効果などで経常利益は185億
円から285億円へと増額されており、これについてメリルリンチ日本証券ではレポー
トで「統合後の営業シナジー効果およびコストシナジー効果が予想以上に顕在化し
ているとポジティブに評価してよいだろう」と指摘。一時的だが1600円水準をうか
がう株価展開が期待できるとの見方を示していた。CSFBではターゲットプライ
スを1350円から1550円に引き上げたことも材料視。


◆エーザイ(4523)
2,590 -15 -0.58% 
「スカイナー・咳・痰用」の使用書の記述に誤りがあったとして、9000箱を自主回
収すると発表。、健康被害の発生に直接的な要因となる可能性は低いが、より安全
性を重視し適正使用の観点から回収を決定したとしている。


◆ヤフー(4689)
1,720,000 -20,000 -1.15% 
7−9月期や中間決算が市場予想以上に良かったことに加え、東証上場日が決まった
ことで一時、前日比10%近く上昇する場面があった。ただ取引終了にかけては売りが
増え、マイナスに転じた。


◆アルゴ21(4692)
1,033 -17 -1.62% 
2003年9月連結決算の見通しの上方修正を発表。持分適用関連会社、アルゴグラ
フィックス(7595)の業績予想の修正に伴っ、純利益が増加となった。売上高113億円、
経常利益1.41億円(前予想0.8億円)、当期純利益0.69億円赤字(同1.3億円赤字)。
2004年通期連結見通し、売上高251億円、経常利益6.88億円(前予想6.5億円)、当期
純利益3.38億円(同3億円)。


◆トレンド(4704)
3,340 +160 +5.03% 
3日ぶりに反発。昨日発表した第3四半期の決算内容が評価されている模様。
CSFBでは第3四半期は予想を大きく上回る決算であり、第4四半期のガイダンス
も保守的過ぎるとして「アウトパフォーム」の投資判断を継続している。一方、
UFJつばさでは、今後の競争激化が想定されることや株価の割高感の強さから、
「C」の投資判断を継続している。


◆ニューディール(4740)
9,000 -300 -3.23% 
後場の終盤になってストップ安水準で寄り付いた。ミュージアムから破産申し立て
の提起を受けたと伝えられていることで狼狽売りが誘われたもよう。会社側では、
取引関係は一切なく、申し立ての理由が見当たらないとしており、その後はリバウ
ンドを狙ったマネーゲーム的な動きに。


◆エッジ(4753)
187,000 -23,000 -10.95% 
乱高下。ネット証券と思われる買い物や、証券外務員を通じたセミプロ級の個人投
資家が活発な売買を繰り返しており、下げ幅を広げると積極的な買いを入れてきて
いるようである。ただし、ネット系個人投資家の売り物がすぐ出るために上値が重
くなる。


◆楽天(4755)
599,000 -35,000 -5.52% 
ヤフーの東証上場承認を受け、代替銘柄として注目度が高まっている。ヤフーの東
証上場後は、店頭株型ファンドなどによる組み入れ比率が上昇するとの期待が先行
しているもよう。


◆サイバー・コミュニケーションズ(4788)
209,000 -22,000 -9.52% 
03.9中間期決算発表を受け、野村証券によるレポートが観測される。冷夏の影響で
飲料・嗜好品及び家電業界からの広告需要が想定以下となったことが影響した。DCF
による妥当株価は17.8万円となっており、現状の株価は当該水準を大きく上回る。
ただ、野村証券では増益率の拡大傾向、ヤフー広告枠のDAC(4281)への開放によ
る影響がなくなることによる業績モメンタムの上昇基調を評価。レーティングの引
き下げを「3」にとどめたもよう。


◆電通国際(4812)
1,560 -137 -8.07% 
同社のほか、新日鉄ソリューションズやNECソフトなど情報ソフト関連で下げが
目立つものが多くなる。昨日発表したモルガンの業界判断格下げやヤフー上場に伴
う換金売り懸念なども同セクターには影響している。


◆ACCESS(4813)
5,230,000 -270,000 -4.91% 
前引け後、auの「CDNA1XWIN」対応携帯電話に同社のネット閲覧ソフトが搭載され
ると発表している。また、前日にはドコモの505isシリーズの発売が発表されており、
リバウンド期待が高まっているとも。


◆プライムシステム(4830)
11 +1 +10.00% 
昨日の大引け後に、上場廃止基準(時価総額5億円未満)を解消したことから監理ポス
トより通常へ復帰すると発表され、このことが好感され買いがはいっている。


◆インデックス(4835)
611,000 -39,000 -6.00% 
03.8期業績予想の上方修正を発表している。経常利益は20億円から24億円に修正さ
れた。第一興商(7458)と共同で運営する着信メロディーサイトの会員数が伸びた他、
子会社にサーバー管理を集約したことで費用を抑制したことが要因。なお、UFJ
つばさ証券では決算発表前だが暫定的に04.8期経常利益予想を35億円とし、高い成
長力を考慮してレーティング「A」を継続したも。



有線ブロード(4842) 121,000 -3,000 -2.42% 
フォーバル (9445) 335,000 -45,000 -11.84% 
光ファイバー対応のIP電話サービス「FTフォン」サービスの構築と販売を共同
で行うと発表。同サービスは従来使用している電話番号をそのまま利用でき、全国
一律3分7.5円で使用できユーザー同志は無料で通話でき、NTT基本料金が不要。


◆東洋合成工業(4970)
750 +125 +20.00% 
大和証券では本日付のデイリーレポートで、同社を注目銘柄として取り上げている。
なお、同証券会社では20日付の「今週のジャスダック参考銘柄」において、同社を
筆頭銘柄として取り上げていた。


◆日本高純度化学(4973)
1,340,000 -200,000 -12.99% 
プリント基板用メッキ液の需要好調により前日に発表された9月中間期の経常利益は
19%増の約5億円。通期見通しも9億5000万円と16%増加が計画されているが、同社株
は昨年12月上場時の31万5000円に対して20日には170万円を付けるなど大幅に上昇し
ていた経緯があり、決算内容が物足りないとの観点から売りが先行。また最大2750
株の株式売り出しを行うと発表、需給悪化懸念から売り物がかさんできている。


◆旭硝子(5201)
847 -22 -2.53% 
7営業日ぶり反落。新型電気二重層キャパシタの成長期待などから上昇基調を強めて
いたが、全体地合いに押されて利食いが先行。一方、GSでは、来期には収益を大
きく拡大させそうな3つのカタリストが存在するとし、「アウトパフォーム」レー
ティングを強調。


◆太平洋セメント(5233)
263 +25 +10.50% 
後場から一段高の展開。昨日発表した業績予想の上方修正が評価材料になっている
格好だが、全般的に物色難という色彩が強まる中、好決算銘柄に対する注目度が高
まる方向になってきている。2003年9月中間期の連結経常利益を従来予想の70億円か
ら、前年同期比2.5倍の100億円に上方修正。持ち分法適用の韓国企業が最終黒字に
転換し、持ち分法投資損失が当初見通しより改善したことが主な要因。


◆日本ゼニスパイプ(5274)
130 +3 +2.36% 
推進工法用の超大口径コンクリート管を開発したと発表している。今期の業績への
影響はないようだが、3年後に5億円、5年後に10億円の売上を計画しており、サプラ
イズとの見方も。


◆東京製鐵(5423)
1,057 -56 -5.03% 
7営業日ぶり反落。利益確定売りに押されているが5日線がサポート。岡三証では
レーティングを「やや強気」。会社側の04年3期業績見通しは控え目と考えられ、株
価は評価余地あると。


◆三菱製鋼(5632)
166 -21 -11.23% 
中間連結決算見通しの下方修正。素形材事業のコスト改善が遅れたことや棚卸資産
の評価方法の変更による減益、子会社の業績悪化、特に、北米におけるばね合弁事
業が材料費関連のコストアップにより、大幅に採算が悪化したこと、フィリピン精
密はね子会社が、新機種切り替えの遅れに伴う売上減と急激な円高にともなう、円
建て借入金為替差損の計上により収益が減少したことが下方修正の要因となった。
なお、通期見通しは大幅な増益となる見通しをしており、11月13日に見通しを発表
する予定としている。売上高445億円(前予想450億円)、経常利益1.5億円(同13億円)、
中間純利益0.5億円(同6億円)。


◆岡本工作機械製作所(6125)
339 +55 +19.37% 
先週末にソニーと韓国サムスン電子が総額2000億円を投じて薄型テレビ向けなどに
使用される第7世代の大型液晶パネルを合弁生産すると報じられたが、液晶用ガラス
基板研磨装置を手掛け、この両社と取引関係があることから、今後の受注拡大が見
込まれるとして買い注文が増加。株価も上値追いの動き。ここにきて主力銘柄中心
に全般相場がやや上値の重い展開となってきたことで、「個人投資家などの短期資
金は材料性のある個別銘柄へのシフトを強めている」ことも同社株の最近の値動き
の軽さにつながっていると見られる。特定筋介入の観測も根強い。


◆サミー(6426)
3,750 -10 -0.27% 
この日の取締役会で日商インターライフ(1986)の株式を取得するために株式公開買
付(TOB)を実施すると発表。なお、日商インターの大株主で親会社であるベン
チャーリンク(9609)はこの公開買付に賛同し、ベンチャーリンクのグループ持株771
万4400株(発行済み株式数50.49%)の売却を発表。買い付け予定価格326円、買い付け
期間10月28日〜11月17日、買い付け予定株数771万4400株、買い付け資金25億1489万
円。


◆東芝(6502)
497 -9 -1.78% 
日興シティでは、投資評価「1H」、ターゲットプライス650円でカバレッジを開始
したもよう。現在の株価水準は想定するファンダメンタルズの水準以上に調整して
おり、割安感が出始めていると判断。


◆神鋼電機(6507)
363 +11 +3.12% 
一部報道で、家庭用風力発電機の引き合いが好調と伝えられている。27日から都市
圏で売り出すものの、すでに7000件に迫る引き合いが寄せられているとされる。あ
らためて同製品に対する期待感が高まっている模様だ。


◆明電舎(6508)
255 +29 +12.83% 
UFJつばさ証券が22日付で同社株の投資判断を新規に最上格の「A+」に設定し
たことが手がかり材料。目標株価は300円程度。リポートでは「新技術をてこにした
新たなビジネスを拡大させる芽が出始めている。とりわけ、電力分野における風力
発電よよび電気二重層キャパシタや、情報・通信分野では高純度液体オゾン製造装
置などが注目される」などとしていた。「キャパシタは日電子の株価急騰のきっか
けとなった材料で、短期投資家の買いも集めた」との声があった。


◆日立工機(6581)
488 +32 +7.02% 
北米、中国向け電動工具の伸長から2003年9月中間期最終利益が従来予想の10億円か
ら14億7000万円(前年同期9億6400万円)に上方修正、8月高値494円未更新と出遅れ妙
味も働いている。


◆日新電機(6641)
335 +22 +7.03% 
業績の回復期待などから海外投資家の資金が流入しているとの観測が根強いもよう。
また、一部で伝えられているマイナスイオン発生器の開発・販売報道などを本日は
材料視する向きも。


◆NEC(6701)
931 -23 -2.41% 
日興シティでは、投資評価「2H」、ターゲットプライスを1100円としてカバレッジ
を開始したもよう。根幹事業であるソリューション事業は裾野が広い国内顧客向け
で安定的な収益源と。


◆ソニー(6758)
4,170 -30 -0.71% 
ドコモ(9437)と携帯電話用のICカード事業で提携すると報じられている。携帯電
話のシェア6割を握るドコモが、ソニー系のICカードを採用することで、事実上の
業界標準に。また、米国市場ではTIの決算が好感され、ハイテク株が堅調に推移
していることも手掛りに。一方、23日に2003年9月中間決算の発表が予定されており、
これを見極めたいとするムードも。


◆アルプス(6770)
1,919 -39 -1.99% 
日興シティではテクニカルでの注目銘柄として取り上げている。2155円から短期的
な調整局面にあるが、515日サイクルが到来する10月21日前後を境に強含めば、当面
は2330〜2400円処へ上昇する可能性があるとみている。


◆日本電子(6951)
1,008 +8 +0.80% 
高エネルギー密度の蓄電システムを開発、画期的な技術開発との評価から大きく仕
手化してきたが、その蓄電システムに自動車メーカーや太陽光発電メーカーなどか
ら問い合わせが相次いでいるとの報道から再度人気が続いているもの。


◆日産車体(7222)
611 +100 +19.57% 
前日に続いて、2003年9月中間期の連結経常利益が前年同期比52%増の116億円と過去
最高となるとの発表から買いを呼んでいる。


◆日信工業(7230)
2,730 -130 -4.55% 
前日に発表された今3月期9月中間期の連結売上高は11.4%増の594億円、経常利益は
37.4%増の67億6200万円。中間期を通じると好調な数字と考えられるが、本日の軟調
な株価の動きは、7−9月期における経常利益が31億7300万円と4−6月期の実績であ
る35億8900万円を約9%下回っていることが気にされる。9月末の為替レートが1ドル
111円台と6月末の119円台を下回ったことから為替差損が経常利益水準を押し下げた
面がある。


◆トピー(7231)
322 +27 +9.15% 
自動車部品株循環物色の流れに乗っているとの見方が多い。愛知機械や日産車体の
上方修正を受けて、自動車部品株に対する足元の好業績期待はあらためて高まって
いる模様。8/19の高値未更新という株価の出遅れ感も強い。


◆ノジマ(7419)
827 +100 +13.76% 
新店効果やネット関連事業の伸びから2004年3月期最終利益予想を従来の6億円から
8.5億円に上方修正したとの報道から買い人気に沸いている。9月高値860円をつけた
あと、調整していたことから押し目買いも入りやすい水準だったことも買いを誘い
やすかった。


◆黒田電気(7517)
3,920 -60 -1.51% 
2003年9月中間連結決算の上方修正を発表。携帯電話・パソコン・デジタル家電向け
の部材が好調であったため、増収増益となり、有価証券評価損を特損に計上してい
たが株価が回復したことにより、評価損の計上が無くなったことで上方修正となっ
た。売上高538億円(前予想480億円)、経常利益18.9億円(同17億円)、中間純利益
11.3億円(同8億円)。


◆ドッドウエル(7626)
965 -200 -17.17% 
15日以来の4ケタ割れでストップ安まで。特定筋の介入観測などがはやされて10月に
入ってからは上昇ピッチを速めていたが、ここにきて利食い売り、処分売りの動き
が強まる。信用買い残も徐々に膨らむなど、過熱警戒感が強まる中で需給不安も強
まる格好の。


◆国際計測器(7722)
790 +68 +9.42% 
高速走行状態でタイヤにかかる圧力などを測定できるタイヤの総合評価装置を開発
したと報じられている。トヨタ自動車グループが評価に利用する方針。05年度に売
上高で20億円を目指すとされていることから、業績拡大期待が高まっている。


◆チノン(7738)
315 +1 +0.32% 
2003年9月中間決算の上方修正を発表。デジタルスチルカメラ市場の拡大に伴い売上
が予想より上回ったが、円高による為替差損で経常利益は下方修正となり、固定化
営業債権の一括回収に伴う貸し倒れ引当金戻入益の計上により当期純利益が上方修
正となった。売上高284億円(前予想270億円)、経常利益0.62億円(同1.6億円)、中間
純利益1.75億円8同1.59億円)。


◆キヤノン(7751)
5,530 +100 +1.84% 
「2005年12月期を最終年度とする中期経営計画の連結税引き前利益の目標を、従来
の4000億円から4700億円以上に上方修正する」と伝えられたが反応薄。この報道に
よると、「売上高では当初目標の4兆円を約2000億円下回る見通しだが、採算性の高
い複写機や高機能デジタルカメラなどが堅調に伸び、生産コスト削減も進むため、
利益を増やせるという」。


◆ヤマハ(7951)
2,300 +60 +2.68% 
9月中間単独業績見通しの上方修正を発表。楽器及び、半導体の増収により、経常利
益と中間純利益が当初の予想を上回ったことが要因。なお、連結業績と通期の見通
しは11月10日の決算発表時に公表。売上高1799億円(前予想1740億円)、経常利益197
億円(同150億円)、中間純利益192億円(同140億円)。


◆バンダイ(7967)
2,925 +160 +5.79% 
10/1以来の年初来高値更新。任天堂によるバンダイ株取得について16:30から社長
会見との報道を材料視している。


◆丸紅(8002)
219 +10 +4.78% 
2003年9月中間連結決算見通しの上方修正。海外電力プロジェクト関連の米国投資先
であるサイスエナジー株について、評価損60億円を計上したが、営業利益・及び金
融少子を中心とした改善が見込まれたことから上方修正となった。売上高3兆8200億
円(前予想3兆9000億円)、中間純利益195億円(同150億円)。


◆オンワード樫山(8016)
1,218 -7 -0.57% 
みずほ証では子会社のリストラが進み始めたことなどを考慮し、業績見通しを上方
修正。目標株価を1150円から1450円に引き上げたもよう。投資判断は「2」を継続。


◆松坂屋(8235)
328 -10 -2.96% 
大阪府の2店舗を閉鎖することに伴い2004年2月期の連結純損益が44億円の赤字見通
しになったことを嫌気した売りが先行。


◆阪神百貨店(8241)
595 -4 -0.67% 
2003年9月中間連結決算見通しの上方修正。前回発表した決算見通しは阪神タイガー
スの優勝が未定であったために、優勝セールによる売上等を見込んでいなかったこ
とから、今回上方修正となった。売上高630億円(前予想596億円)、経常利益17.5億
円(同12.8億円)、中間純利益9.8億円(同6.8億円)。


◆銀行株
三菱東京FG(8306) 802,000 -58,000 -6.74% 
UFJHD (8307) 489,000 -40,000 -7.56% 
三井住友FG(8316) 585,000 -37,000 -5.95% 
みずほFG (8411) 278,000 -22,000 -7.33% 
千葉銀行  (8331)   464   -36 -7.20% 
横浜銀行  (8332)   486   -17 -3.38% 
あしぎんFG(8352) 121 -9 -6.92% 
とくに大手銀行株は春先以降の上昇ピッチが速く各種テクニカル指標から見た高値
警戒感がなかなか払拭されない状況が続いてきたが、ここにきて全般相場がやや上
値の重い展開となってきたことで短期間での値幅取りを狙って買い付いていた個人
投資家などが利益確定を急ぐ動きに出ている。昨日明らかになった17日申込み現在
での東証の個別信用残動向においていずれも売り残が減少する一方で、買い残が増
加。信用倍率が上昇していることも短期的な投資妙味減少要因と受け止められてい
る。


◆みずほFG(8411)
みずほ銀行の陸上部が2003年4月1日付けでみずほ銀行よりヤマダ電機(9831)が継承
することで合意したと発表。


◆光世証券(8617)
311 -14 -4.31% 
2003年9月中間決算。同社の受入れ手数料は、1億300万円となり前年同期比122.9%と
なったその大部分が株式委託手数料1億200万円(前年同期比135%)にとどまったが、
株式トレーディング益が7億1300万(同664.1%)と大きく貢献。営業収益9.5億円(前年
同期比274.2%)、経常利益2.94億円、当期純利益8億円。


◆松井証券(8628)
2,870 -180 -5.90% 
9月中間連結決算を発表。受入手数料が株式市況の回復により大幅に増え、77億3500
万円(前年同期比54.6%増)、その他の受け入れ手数料の外国為替証拠金・貴金属保証
金取引に夜受け入れ手数料2億4300万円(同61.2%増)なども業績に貢献。なお、金融
収支11億9900万円(同14.6%増)。
営業収益100億円(前年同期比44.4%増)、経常利益49.5億円(同200.9%増)、中間純利
益25億円(同326.6%増)。


◆小林洋行(8742)
2,330 +90 +4.02% 
今3月期9月中間期の連結経常利益を従来計画の15億円に対して31億6500万円(前期18
億円弱)に上方修正。売上高は75億円計画に対して94億円(同76億円)に達する見通し。
不透明な中東情勢を受けて石油市場、貴金属市場が活況を呈したほか、国内株式市
場の持ち直しによる投資マインドの改善も追い風になった。大幅な増額修正が好感
買いを呼んでいる。同社が7月24日に発表している4−6月の売上高は35億8800万円で、
7−9月期において取引手数料が急増したことがわかる。


◆商船三井(9104)
439 -31 -6.60% 
先週にドイツ証券が冬季におけるコンテナ需要の減少のリスクがあるとレポートを
発表したことがきっかけで、新規の買いが入り難くなっており、この日の銀行株な
ど他の銘柄の下げが波及して、不安感からの投げが出てきているようである。


◆ホリプロ(9667)
694 -8 -1.14% 
この日の取締役会で従来のプリペイドカード贈呈の株主優待に加え、同社主催の演
劇・ミュージカルの公演鑑賞券が半額となる優待制度を追加すると発表。100株以上
1000株未満で2名までを1組として年1回割引、1000株以上は年2回割引する。


◆ソフトバンク(9984)
6,120 -280 -4.38% 
最近の上昇ピッチの速さに対する警戒感が高まっていたこところに20日には東証が
信用残の日々公表銘柄に指定。これらを受けて前日は短期資金が利益確定を急ぎ下
げ幅を広げる展開になったが、引け後に同社が発表済み株式総数の約42%を保有する
ヤフー(4689)の東証一部上場が決定。好決算発表とあいまって、この日は寄り付き
から買い気配を切り上げる展開となったことがソフトバンクへの見直し買いを誘う
要因になる。


◆イーストンエレクトロニクス(9995)
580 +55 +10.48% 
携帯電話用のLDCドライバーIC、自動車用専用マイコン、液晶デバイス等の売
上が前回予想を上回り、営業債権受けの償却損があるものの、売上増と有価証券評
価益で経常利益が上方修正となった。2004年3月期連結見通し、売上高440億円(前予
想409億円)、経常利益4.2億円(同3億円)、当期純利益1.5億円(変更無し)。





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ブロ-ドバンド料金比較
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/kakaku.html
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◆指標
日経225 10,889.62 -141.90 
日経300 207.53 -4.06 
TOPIX 1,073.75 -19.56 
日経ジャスダック平均 1,481.66 -21.17 
日経225先物期近 10,850 -180 

外資系証券、売り2740万株、買い2830万株、差引き90万株の買越し。
寄前成行注文、売り3000万株、買い3450万株、差引き450万株の買越し。
後場成行注文、売り1270万株、買い1060万株、差引き210万株の売越し。
昼休みバスケット取引、約700億円の取引が成立。





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NEC得選街
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/nec.html
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●日米の経済問題について、両国の財界首脳や企業経営者が議論する「日米財界人
会議」が11月2日と3日にワシントンで開かれる。世界経済をけん引する米国経済の
先行きや、急速な円高となった為替相場についても議論される見通し。
会議では奥田碩日本経団連会長が日本の政治経済状況について説明するほか、対日
投資促進に向けた取り組みについて重点的に討議。3日に共同声明を発表。
日本側議長を務める西室泰3東芝会長は22日に記者会見し「日米の経済界が中国をど
う受け止めているかも共通の関心事項だ」とし、通貨問題も含めた中国経済につい
ても意見を交わす考えを示した。
同会議は今回で40回目を迎えるが、経済摩擦の沈静化とともに米側の関心が低下。
今回初めてブッシュ大統領に講演を要請するなど、会議のてこ入れも図っている。



●法相の諮問機関、法制審議会の会社法部会は22日、出資額に対する権利や利益の
配分割合を自由に決められ、事業に失敗しても出資分しか責任を負わない新たな会
社類型を創設することを決め、これを柱とする新法「会社法」の要綱試案を発表。
リスクが限定されることに加え、出資比率にかかわらず利益配分を自由に決められ
ることで、ベンチャービジネスの投資や起業を促すのが狙い。現行商法の中核をな
す「会社」に関する規定が新法に移行するため、実質的な商法の大幅改正。政府は、
法制審の要綱決定を経て2005年の通常国会に法案提出を目指す。
新類型は米国で導入されている「有限責任会社」(LLC)と同様の形態。有限責任
の株式会社の利点と、会社の管理・運営方法を自由に決められる合名会社などの利
点を併せ持つ。




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