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===================================================== 発行部数 10 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2003/10/13 (Mon) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.月曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 月曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル ビギナー 局 名 フジ系 放映日時 月曜21時 キャスト 松永鈴希(奥菜恵) 桐原勇平(堤真一) 羽佐間旬(オダギリジョー) 楓由子 (ミムラ) 森乃望 (松雪泰子) 崎田和康(北村総一朗) 黒沢圭子(横山めぐみ) 田家六太郎(我修院達也) 脚 本 水橋文美江 あらすじ 講義開始二日目にして仲間になった、司法修習生の楓由子(ミム ラ)、 羽佐間旬(オダギリジョー)、 桐原勇平(堤真一)、 松永 鈴希(奥菜恵)、 田家六太郎(我修院達也)、 黒沢圭子(横山めぐ み)、 崎田和康(北村総一朗)、 森乃望(松雪泰子)の8人。 桐原は森乃のことを、また楓は「頑張ろうな」という言葉と共にし おりをくれた羽佐間が少し気になる様子。 羽佐間は、研修所では有志主催のソフトボール大会に“アホヤン ズ”というチームを作ってみんなで参加しようとはりきっている。そ んな羽佐間に対して松永が気のある素振りしたことで楓は動揺する。 今回の講義では席は自由席。桐原は崎田をどかせてまで森乃の隣へ。 松永は羽佐間が座るやいなや羽佐間の隣へ座った。おもしろくなさそ うな楓の様子を見て、崎田は楓の羽佐間への興味を想像していた。 女性教官の南ゆり子(松下由樹)が教壇に立った。南は、修習生た ちに「自分がどんなカバンを持って教室に入って来たか?」と尋ねる。 修習生達はそれぞれの答えを述べるが、南は“手ぶら”だったのだ。 南の講義が始まった。課題は、国立大学病院職員と医療用品販売会 社の営業マンの間の贈収賄事件。争点は、贈収賄罪が成立するか否か にあるが、当事者は双方ともに容疑を否認している。 ここで問題になるのはこの事件を警察に告発した女性の証言。この 女性は、職員に誘われてホテルの一室に入った上、彼が営業マンから 金銭を渡される模様を目撃したと言うのだ。この供述に楓や森乃は不 自然さを感じる。 この二人の発言をきっかけに8人は論点の逸れた好き勝手な議論を 展開してしまい、南からも他の修習生達からも呆れられてしまう。南 は講義を切り上げ、修習生たちに女性の供述に信憑性を検討するよう 命じた。 放課後、楓たちは教室に残って8人で勉強会を始める。同じホテル を使用したことがある桐原が部屋の見取り図を書き、8人は女性の供 述を改めて検証する。実際に現場を再現してみると、女性がいたとす るベッドの上からは男たちの様子が見えないのだった。 また、職員と営業マンが右の内ポケットから金の入った封筒を取り 出して入れたというのも、羽佐間と桐原がやってみるが通常スーツに 右内ポケットがないのだった。 森乃は、女性が消えたテレビのブラウン管に映った男たちを見てい たから逆に見えていたのでは? と、気づく。8人は、女性の供述の あいまいさが発生した理由に気づいて、男たちの贈収賄罪成立を妥当 といったんは結論づけた。 しかし、今度はなぜ女性が消えたモニターに写っていた男たちを見 ていたと供述しなかったか? が、話題となった。そして8人は職員 に好意を抱いていた女性の様々な気持ちに思いをはせるのだった。 楓が寮に戻ると母からいろんな仕送りが着いていた。さっそくお裾 分けしようと部屋を出た楓は、松永と羽佐間が二人で食堂にいるのを 見つけた。彼氏にふられたと言う松永を羽佐間が慰めている二人の姿 を見て、楓は見て見ぬ振りをした自分に動揺してしまう。 そんな楓を、羽佐間は一緒にお饅頭を食おうと屈託なく自室に誘っ た。しかし、羽佐間は楓を相手に収賄罪について2時間も話し続ける。 笑顔で羽佐間の部屋を後にするが、楓はなんとなく面白くない、つま らない、と感じた自分に動揺してしまう。 その頃、森乃と桐原は、金銭授受が行われたホテルの部屋に来てい た。実際の現場を見て、告発した女性のせつない気持ちを感じてしま った二人。桐原は期待半分で泊まっていく?と森乃を誘うが、あっけ なく断られ何事もなくホテルを後にする。 しかし、その帰り道お互いの過去、桐原は財務省を辞めた途端政治 家の娘だった奥さんが出ていったこと、森乃はかつての男が残してい ったモノは司法試験を目指した時点で全て捨てたこと、を正直に語り 合っていた。 翌日の南の講義で、8人の見解が正しかったことが告げられる。イ チロー(岡田義徳)のグループも楓たちと同じ見解にたどり着いてい たが、南はC子の心の内側まで考慮に入れた楓たちを高く評価する。 楓は、南に告発した女性が今どうしているのかを尋ねた。守秘義務 があるために詳しいことは答えられないが元気にやっている、という 回答に微笑む8人だった。 数日後、楓たち8人は、ソフトボール大会でつかの間の休息を楽し んでいた。予想外の田家の大ホームランに一同盛り上がっていた。 寸 評 ドラマ上ではたった二日経っただけですが、すでに人間関係に恋 愛感情らしきものが出来てしました。早すぎる気もしますが、こんな ものでしょうか?一日中研修所にいるわけですから世界も狭くなりが ちな気がします。法律ドラマと聞いて構えていたのですが、ドラマと しては気軽に見られるモノのようです。 執 筆 者 井村(beginner_mon9@mail.goo.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- なんとか二回目も発行することが出来ました。これから最後まで遅れないよ うに頑張りたいです。話は変わりますが、今テレビでフジコ・ヘミングのドラ マをやっています。娘を外国へ送り出す母の気持ちがすごく切なくて思わず泣 けてしまいました。妊娠してさらに涙腺が弱くなったような気がします。(;O;) (井村) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv/ url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |