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============================== 7,070発行 【トランスマガジン】-翻訳会社が教えるプロの英語- 2003/10/17 第102号 =================================== 株式会社トランスワード http://www.transwd.com book@transwd.com =================================== 当マガジンは当社翻訳教室の生徒さんおよび登録翻訳者の方を主な対象にし 翻訳実務に役立つ情報を定期的にお送りするものです。 =================================== ■もくじ■ 1. お知らせ 2. 最近の翻訳業界 3. 翻訳しよう 4. SOHOしよう 5. リンクしよう  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 1. お知らせ ___________________________________ ■【定員まであと3名!】技術翻訳基礎コース申込受付中!■ このコースでは、プロの翻訳者になるために必要なテクニカルライティング技 術を始めとする様々な基本知識を習得します。また翻訳業界の常識・ルール、 そして商品としての翻訳文の作り方を実践的な課題を通じて学びます。 通学コースは定員がありますのでお早めにお申込みください。 開講日:2003年10月22日(水) 日時:毎週水曜日、19:00〜21:00(2時間)、全10回 受講料:105,000円(税込) 技術翻訳基礎コース詳細はこちら http://www.transwd.com/school/k_kiso.htm ■【更新情報】おすすめ書籍が充実しました!■ トランスワードが翻訳者向けにおすすめする書籍を更新しました。 写真をクリックするとアマゾンから直接購入することができます。 詳細はこちら http://www.transwd.com/syoseki/syoseki.htm  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 2. 最近の翻訳業界(仲谷) ___________________________________ 英語と翻訳の学習者サロンへのお誘い トランスワードでは英語と翻訳を真剣に勉強している人向けに、互いの情報交 換とトランスワードからのアドバイスの場を用意することを計画中です。 サロンには私(仲谷)とそのつど特別ゲストが参加して、皆さんと情報交換な らびに交流をしたいと考えています。英語の学習に興味がある人、翻訳家を目 指している人、実際に翻訳の仕事を獲得したい方の参加をお待ちしています。 日時は基本的に毎月第2土曜の午後、3時間程度を考えています。サロン終了 後、御希望の方がいれば軽い食事会を開きたいと思います。 第1回は広島で開催しますが、東京、関西、福岡、那覇、その他の地域でも 参加希望者が5名以上いる場合は出張サロンも行います。希望者は book@traswd.comまでご連絡ください。追って連絡します。 今のところ暫定ですが、以下がサロン開催の日程および概要です。 日時: 2003.11.8 (土) 14:00 − 17:00 広島(トランスワードスクール) 2003.12.13 (土) 14:00 − 17:00 東京都内(会場は未定) 2004.1.10 (土) 14:00 − 17:00 関西地区(会場は未定) その後、順次計画します。 参加費: 原則として無料。ただし会場費が発生する場合、参加者で割り勘と します。食事会も同様に割り勘です。 サロンの内容:最初に主催者からの挨拶と、翻訳業界の現状をお話しします。 その後質疑応答、参加者同士の情報交換と交流を行います。参加者は各自、個 人の名刺を持参するようお願いします。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 3. 翻訳しよう(荒井) ___________________________________ 宮沢賢治 この原稿は、2003年のお盆休み明けに書いております。私は岩手県の「宮沢賢 治」記念館を参観してきて、大変感銘を受けました。この人は明治29年に生ま れ、昭和8年に37歳で没。専門は地質土壌の先生のようなのですが、周知のよ うに詩人、童話作家で、かつ、宗教家(日蓮宗)、農民の生活改善運動家であ り、さらにその興味の対象は、天文学、音楽(セロ弾き)、外国語(英語もエ スペラント語も)と無限に広がっています。 記念館で感じた印象は2点。1) 宮沢賢治は「人間は多面体として生きるべき だ」(井上ひさしの書物にある表現)と考えて、そう教えていること。2) も う一つは、「何ごとにつけても、人間は、絶対的なレベルの高さより、精神が 上を向いて高揚していることが大切だ」という点です。こんなことを考えると は、今年の夏は有意義でした。 1) について、コトバの仕事をしている方は感じるところがあると思います。 せっかく外国語という役に立つコミュニケーション・ツールを扱って仕事をし ているのに、専門分野を狭く限定して大先生ブッている人が、多いのですよ。 コトバの世界は広いのです。一応「専門」分野を駆使してメシを喰うにして も、もっと広い、一般的な、フツーのコトバの世界の中に身を置きたいと思い ます。 2) について、宮沢賢治は、音楽も外国語も、いや農業でさえ、今の人たちか ら見るとレベルは相当に低いのですが、その世界全体を見ていると、なんとも 言えない上向き精神を感じ取ることができます。賢治の生きていたシーンは今 から何十年も昔の、しかも相当な田舎だというのに、私は、何ともいえない元 気の源を受取ります。ぜひ、記念館を参観してみてください。 皆さん、レベルは低くてもいいから、向上心を持って元気にやりましょう。何 年も外国で勉学を続けた帰国子女という境遇にある方で、(理由は分かりませ んが)やる気をなくしている人がいて、アドバイスするのに苦労した覚えがあ ります。あるいはまた、私の友人の中に野球を志したが挫折して、今では キャッチボールさえしないという人がいます。相応の悩みはあるのでしょう が、こういう人たちを見ていると、レベルは低くてもいいから向上心を持って 懸命に取り組んでいる方がよっぽど楽しいと思います。今回は、翻訳例文はな しです。失礼しました。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 4. SOHOしよう(神垣) ___________________________________ 「できる人」のメールマナー 言葉を扱う仕事をしているせいか、メールの文章でその人がどんな人か察しが つくようになりました。さっぱりした性格の人はメールも簡潔で無駄がなく、 こだわりの強い人はメールにもそれが反映されているような気がします。特に メールは書く人の性格が出やすいのかもしれません。 仕事ができる人かどうかもメールでだいたい判断できます。 ・件名が具体的で中身を読む前にひと目でわかる ・適度に改行され読みやすい ・用件が簡潔にまとめられわかりやすい ・敬語・謙譲語・丁寧語の使い方が適切 ・メール数を増やさずに済む的確な尋ね方、伝え方 上記の点が押さえられたメールを出す人は、一緒に仕事できて良かったと思え る人です。 ビジネスメールは報告、連絡、問い合わせ、依頼のために使われることが多い ので、相手に無駄な時間や手間をとらせない配慮が大切。メールアドレス、電 話やFAX番号、所属や担当部署名などを明記した署名も忘れずに入れましょう。 「お世話になります」「ご連絡ありがとうございます」とひと言挨拶を入れて 用件を始める、メールの最後に相手を気遣う言葉を添える、そんな心遣いがあ れば好感度もアップします。無味乾燥になりがちなビジネスメールですが、思 いをこめたひと言を添えると受け取るほうも心が和むものです。 ※メール、ビジネス文書、企画書を書くときに困ったこと、疑問に思ったこと を教えてください。当コーナーでお答えします。感想・苦言・お便りもお待 ちしていま〜す! メールはこちらまで→ kamigaki@transwd.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 5.リンクしよう ___________________________________ [ノートパソコン用スタンド:これはいるか] http://www.crushegg.com/ ノートパソコンで翻訳中の皆さん、背中が丸くなっていませんか?悪い姿勢で ディスプレイを見続けると神経や筋肉に緊張が強いられ、眼精疲労や肩こりな どの原因に。ノートパソコン用スタンド「これはいるか」を使うと、姿勢が良 くなり、翻訳効率化にもつながるでしょう。 −■発行■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | |株式会社 トランスワード | 〒732-0823 広島市南区猿猴橋町1-8スミヒロビル5F | Tel:082-506-3233 Fax:082-506-3234 | URL: http://www.transwd.com | e-mail: book@transwd.com | −■配信解除■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | |配信解除等は、登録した配信サイトでお願いします。 | |代表的な配信サイト | まぐまぐ http://www.mag2.com/ | −■お問い合わせ・投稿先■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | | book@transwd.com | −■免責事項■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | |掲載情報により生じたいかなる事象も当方では責任を負いかねますので、ご |了承ください。配信解除は読者様において手続きください。当方では解除手 |続きの代行は請け負っておりません。どうしてもわからない時は、メールで |ご相談ください。 | |