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タイトル:素敵な暮らしをあなたに  2003/10/17


NO.41

スケジュール帳

書店の店頭に来年のスケジュール帳が並びました。
皮表紙の重厚な物、シンプルな薄手の物、可愛いカバー、おしゃれなスタイル、つい、立ち止まって手にとってしまいます。
まだ何も書かれていないページ、並んだ沢山の日付は夢と期待の数かもしれませんね。
スケジュール帳はどんな物をお使いですか。

私の手帳は、ここ何年間かA6サイズの2穴バインダーに手製のカレンダーを綴じたものです。
市販の一般的な物の倍位、大きなものです。
見開き1ページはA4サイズで、1ヵ月のカレンダーは大枠を日にち毎に升目に仕切り、
枠の下と右端に余白がとってあります。
それぞれの日にちの枡の中にその日の予定を書き入れますが、
書き切れない事柄がある場合は印をつけて、下の余白にその日にちと共に書くようになっているのです。



プリントや招待状など、当日まで保存の必要なものは、
その月のカレンダーの後に綴じるか、小さいものはバインダーのポケットに挟みます。
書類の公式サイズがA4と決まってからは、多くがそのサイズですから、
プリントは中表に二つ折りにした後、上側を外側にもう一度二つ折りにすると、
カレンダーと同サイズになり、綴じても内容の部分が見えて探しやすいのです。
日曜日から土曜日まで並んだ一週間の横の右の余白、ここはこの週の間にすべき事を書き留めるスペースです。

このスケジュール帳はちょっと自慢したいくらい今の私の生活にぴったりなのです。
大きめの枡の中には自分だけでなく家族の予定も悠に入り、
大事なプリントを机の上に置いたまま紛失してしまうとか、持って行くのを忘れるということもないのです。

何年か前、娘が幼稚園から小学校に進み、突然、おびただしい数の予定が入ってきた時、
それまで単純だったスケジュールが急に煩雑になりました。
「つい、うっかり」という忘れや、勘違い、間違いが頻繁に起こるようになったのです。
スケジュール帳も持っていましたし、種類別にファイルを用意したりもしたのですが。
さらに、その後は年々、クラス、子ども会、自治会の役員など、各組織の予定が押し寄せて来て、
何とかしなければと、生活に合わせたスタイルにスケジュール帳を作った次第です。

外出時は鞄に入れて持ち歩きますが、
家にいる時は、私の机の上に今月のカレンダーが見えるように広げて置き、
何時でも家族が見ることが出来るようにしています。
電話での約束や、夫や子どもから聞いた予定も忘れないうちに、
届いた印刷物は、面倒でも、その都度、必要なことを書き出し、
捨てるなり、綴じるなりしますと、机の上も散らかりませんし、書類を捜す手間も省けます。
済んだものには棒線を引いて、これからの予定を見やすくします。

どんな形の物にせよ予定表がきちんと作られていれば、日々の生活もスムーズに流れて行きますね。
私は気付くのが遅すぎたようですが・・・。


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