メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/10/14大引け  2003/10/15


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株式情報局
2003/10/14大引け

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◆ホクト(1379)
1,599 -155 -8.84% 
先日の北海道十勝沖地震で被害が発生しており、今期業績が10月10日に発表した中
間決算で出た下方修正を下回る懸念から売りが出ているようである。


◆大林組(1802)
494 -19 -3.70% 
円高が進む中で、内需関連のセクターとして注目する向きもあるようだが、アドバ
ンテストなど値がさハイテク株など指数インパクトの高いセクターが物色されてお
り、建設株は全体的に見送りか。


◆太平工業(1819)
156 +16 +11.43% 
現在集計中である2004年3月期の9月中間連結業績予想の上方修正を発表。売上高は
従来の700億円から750億円(前年同期比2.9%増)に、経常損益は3億円の赤字から4億
円の黒字(前年同期は17億8500万円の赤字)に、当期純損益も4億円の赤字からトント
ン(同21億400万円の赤字)にそれぞれ修正。実質的親会社である新日鉄の生産が高水
準で推移しており、同社向け設備などの売上が計画線を上回った。3月通期の予想に
ついては中間決算発表時に公表。ネット系証券からの売買手口が目立つことから、
短期値幅取りの資金の出入り激しく、全体が活況な場面では他銘柄への乗り換えに
よる投げが出るようである。


◆ソフトフロント(2321)
304,000 +40,000 +15.15% 
先週末からIP電話関連を物色する動きが強まる。9日にNTT東西が固定発・IP着の
サービス開始を発表しており、IP電話への注目度が増している。


◆ウィーブ(2360)
303,000 +27,000 +9.78% 
この日の大引後に第3者割当による新株発行を発表。割当先は、インデックス1000株、
オムロンエンタテイメント1000株。発行価額24万8400円、発行株数2000株、発行総
額4億9680万。資金の使途は、アニメーションをはじめとする新コンテンツの企画開
発費や映像マスターの制作に全額充当する予定。


◆カカクコム(2371)
4,990,000 +500,000 +11.14% 
公開価格比3.5倍の420万円で初値をつけてスタート、10日も買い進まれたが、本日
も50万円高の499万円ストップ高。日本最大規模の価格比較サイト「価格.com」
を運営、成長性の高さと株式分割期待から買いが買いを呼ぶ展開。


◆アサヒビール(2502)
892 +19 +2.18% 
メリルリンチでは目標株価を900円から1000円へ引き上げたもよう。家庭用の発泡酒
からビールへの需要シフトは一巡したと捉えており、来期は、増税や天候不順で落
ち込んだ今期からの業績の反動増と景気の回復期待からビール需要の下げ幅は鈍化
するとみている。


◆フォーバルクリエーティブ(2724)
172,000 -18,000 -9.47% 
赤字継続を嫌気。10日に業績予想の下方修正を発表、03年9月中間期は従来の黒字転
換予想から赤字継続となる見通し。第1四半期決算を受けて業績の回復が期待されて
いただけに、失望売りが先行しているもよう。


◆わらべや日洋(2918)
1,700 +34 +2.04% 
主要顧客のセプン−イレブン・ジャパンの好決算発表から人気化しているが、わら
べやは明日15日に決算発表予定であり、決算先取りの買いが入っている。


◆エコナック(3521)
60 -7 -10.45% 
後場に入り売に押され一時は前日比15円安の52円まで急速に売られた。特に目新し
い材料も出ておらず、市場では首を傾げている。


◆ホギメディカル(3593)
4,710 +230 +5.13% 
先週末取引終了後、9月中間決算を発表。連結売上高は125億円と前年同期比5%増と
なった半面、経常利益は同期比6.4%減の29億円。なお、MSでは投資判断
「Equal-weight」を継続としたも。今期業績が減価償却費負担で若干のマイナスと
なること、フルキット戦略の進捗がまだ確認できないこと、業界平均などに比べて
大幅な割安感に乏しいことなどが背景。


◆ネットマークス(3713)
758,000 +94,000 +14.16% 
今年6月に新規上場したニューフェース。需給関係が良好で、投資資金の回転が効い
ていることから足の速い資金を呼び込んでいる。また、企業がネットワークのIP
化を進めていることから、中期的に受注環境には追い風が強まるとの期待もある。
同業のネットワンシステムズ(7518)やネクストコム(2665)も業績面に対する買い安
心感から連日の高値追い。


◆日本触媒(4114)
732 +35 +5.02% 
先週末の取引終了後、9月中間期及び04年3月期の業績予想を上方修正。高吸収性樹
脂に加え、エチレングリコール、アクリル酸、アクリル酸エステルなどの基礎化学
品の販売及び市況好転が奏功。利益は数量効果で売上高の伸びを上回る水準を確保
できる見込みである。なお、大和では株価に割安感があるとしており、レーティン
グ「2」を継続したもよう。


◆野村総研(4307)
13,410 +2,000 +17.53% 
今3月期9月中間期の連結経常利益を従来計画の111億円に対して124億円(前中間期
133億円)に上方修正。売上高は1120億円計画に対して1133億円(同1137億円)に達す
る見通し。関係会社株式売却益の計上により最終利益は62億円に対して78億円(同79
億円弱)に修正された。同じ情報ソフト業界ではNECソフト(4774)が9月25日に今
期の経常利益の見通しを従来計画の100億円に対して82億円(前期94億円)に下方修正
して、その後大きく売られた経緯がある。ただ、下半期業績の不透明感を指摘する
声もあることに加え、野村証券では株価を「やや割高圏」としてレーティング「3」
を継続したもよう。


◆ビーマップ(4316)
292,000 +40,000 +15.87% 
米社とIP電話の音声伝送技術に関して、ライセンス契約を結ぶことで合意したとの
発表が材料視される。現段階では業績への寄与は不透明だが、IP電話関連の一角と
して物色されているもよう。7月高値30万7000円高値未更新と出遅れ妙味も出ている。


◆バンダイビジュアル(4325)
501,000 +77,000 +18.16% 
「ガンダム」など主力商品が根強い人気を集めており、足元の業績は好調に推移。
先月、今2月期業績予想の上方修正を発表したばかりだが、市場には下期の予想が保
守的との見方から再増額を読む声が少なくない。連続最高益更新見通しの好実態に
対して、時価のPERは13倍と割安感を残しているうえ、このところのジャスダッ
ク市場の高値追い相場にあって、株価の相対的な出遅れ感も目立っていた。


◆久光製薬(4530)
1,362 -18 -1.30% 
先週末に03年8月中間決算が発表された。連結売上高は371億円と前年同期比4%増と
なった半面、純利益は44億円と研究開発費の増額により同期比8%減となった。8月中
間期経常利益予想は事前予想を1.8億円上回る80.0億円となったものの、04年2月期
経常利益は170億円から165億円に下方修正された。


◆参天製薬(4536)
1,215 -2 -0.16% 
11日付けの一部報道によれば、03年9中間期の連結純利益は前年同期比11%増の20億
円になったもよう。白内障手術装置の研究開発を手掛ける米国子会社の整理に伴い
特別損失を計上、従来予想の26億円より増益幅が縮小した。なお、UFJつばさ証
券では、レーティング「B」を継続したもよう。観測記事にサプライズが乏しく、
株価をボックス圏での推移継続との見方に変化なしとしている。


◆日本ケミファ(4539)
407 -80 -16.43% 
2004年3月期の連結業績予想の下方修正を発表。売上高は従来の205億円から184億
4000万円(前期比0.6%減)に、経常利益は29億円(同2.1倍増)から9億6000万円(同
29.4%減)に、当期純損益は9億5000万円の黒字から11億4000万円の赤字(前期は6億
5100万円の赤字)にそれぞれ修正。主力の尿アルカリ化薬、ウラリットの販売が伸び
悩んでいることなどが主因。糖尿病治療薬としての成長が予想されていたウラリッ
トの伸び悩みが失望売りを誘っている。前期決算においてもウラリットの伸び悩み
を理由に業績の減額修正を発表している。



栄研化学  (4549) 1,310 +60 +4.80% 
モリテックス(7714) 1,252 +28 +2.29% 
栄研化学は新型肺炎・SARSの短時間で検知できるキッドを開発との発表から人
気化しているものだが、モリテックスはその栄研化学と提携していることが買い材
料。


◆アイサンテクノロジー(4667)
200 +30 +17.65% 
第三者割当増資が材料視される。三菱電機やトプコンなどを引き受け先として、第
三者割当増資を実施すると発表している。大企業との資本提携による資本の増強策
が好感されているもよう。


◆トレンドマイクロ(4704)
3,050 +270 +9.71% 
3000円の大台回復は昨年10月24日以来、約1年ぶり。好業績期待やインターネット関
連株、特にITセキュリティー関連株への人気を背景に、一時は400円(14%)高の
3180円とストップ高まで上げた。


◆東京個別(4745)
836 -39 -4.46% 
03年8月期決算を発表。単独経常利益は前期比27%減となった。入会生徒数の減少が
想定以上であり、広告宣伝費の削減による利益だけでは補えなかった。予想を下回
る内容であり、失望売りが先行。なお、今期は9ヶ月の変則決算。


◆日本コンピューター・ダイナ(4783)
530 +34 +6.85% 
サポート&サービス事業のサポート体制基盤が確立されたことや、パーキングシス
テム事業が堅調に推移したことにより、2003年9月中間連結決算の上方修正となった。
このことが好感されて買いが入ってきている。売上高35億円(前予想33.5億円)、経
常利益1.8億円(同1.45億円)、中間純利益0.8億円(同0.55億円)。


◆スカパー(4795)
162,000 +8,000 +5.19% 
2004年3月期連結決算見通の修正を発表。解約率が予想より若干上回り、加入件数が
予想を若干下回ったことで、営業収益が下方修正となったが、販売費を下期に向け
て抑制したことなどにより、経常利益が上方修正となった。営業収益738億円(前予
想750億円)、経常利益32億円(同25億円)、当期純利益30億円。


◆ACCESS(4813)
5,290,000 +500,000 +10.44% 
ストップ高、約半月ぶりに年初来高値を更新。主力のネット閲覧ソフト
「NetFront」シリーズの搭載機器台数が1億台に達した、との発表が材料視される。
今後は海外展開を積極化するとしており、同閲覧ソフトの拡大が期待されているも
よう。


◆有線ブロードネットワークス(4842)
140,000 +1,000 +0.72% 
ブロードバンド事業の月次動向を発表している。9月の集合住宅取付棟数が2万棟を
突破しており、順調な加入者増加を好感。なお、UFJつばさでは契約者数の順調
な増加を受け、投資判断「A+」を継続したもよう。


◆九州耐火煉瓦(5362)
204 +26 +14.61% 
今3月期は設備統廃合効果が出て復配予定と業績が回復、「小林産業、新阪急ホテル
など大阪銘柄に強い筋がここ継続的に拾っており、値幅取りに向かってきた」。


◆新日鉄(5401)
222 +3 +1.37% 
「中国市場の拡大と日本鉄鋼メーカー」との題名により、野村証券によるレポート
が観測される。中国における粗鉄需要が急拡大フェーズに入っていることを受け、
恩恵を受けるメーカーとして同社及びJFEHDを挙げているもよう。


◆住友電工(5802)
979 --- 0.00% 
みずほインベスターズ証券によるレポートが観測される。セクター内で同社の一人
勝ちが鮮明化している点などを評価し、レーティング「1」としたも。


◆日平トヤマ(6130)
187 --- 0.00% 
デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話のレンズなど非球面レンズ加工機の受注が好
調スタートとの一部報道を好感。今3月期は復配も視野に入れており、工作機関連の
出遅れとしても注目が集まり出した。燃料電池の材料も内包している。


◆ワイエイシイ(6298)
560 +70 +14.29% 
第7世代の大型液晶用ガラス基板向けエッチング装置を開発したことから人気化、そ
の後の調整一巡から再度買い直される。


◆アルゼ(6425)
3,030 -40 -1.30% 
活況のJASDAQ市場において、さえない値動き。警察庁は10日、射光性の高いパチス
ロ機を規制する風営法施行規則の改正を決めており、嫌気材料として捉えられてい
る。サミーやフィールズなど、他のパチスロ関連にも売りが先行。


◆東洋電(6505)
379 -5 -1.30% 
第1四半期決算の発表を受け、UFJつばさ証券ではレーティングを新規「A」とし
たも。第1四半期においてわずかながら営業黒字を計上したことにより、事業構造改
革の進展に加えて事業環境の好転もうかがえる。会社計画はかなり保守的であると
の見方。


◆安川電機(6506)
678 +21 +3.20% 
みずほインベスターズ証券によるレポートを観測、レーティングを「2+」としてい
るもよう。液晶製造装置向け運搬ロボットの需要増が評価されていることに加え、
株価バリュエーション面での割高感もないとしている。


◆NEC(6701)
914 +17 +1.90% 
朝方こそ930円まで値を上げ、9月3日の年初来高値950円が意識されているが、今晩
のインテルの決算を控え、手控えムードが高まりつつある。


◆ウインテスト(6721)
3,150,000 +400,000 +14.55% 
デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話の伸長から撮像素子検査装置の拡大が続いて
いるが、ここにきては株式分割期待が高まって買い物が入っている。


◆ニューテック(6734)
520 -20 -3.70% 
一転しての大幅な減益を嫌気。03年8月中間期決算と併せて、04年2月期の見通しを
下方修正している。従来は大幅な増益を見込んでいたものの、下方修正の結果、大
幅な減益となる見通し。


◆松下電器産業(6752)
1,424 +13 +0.92% 
GSでは第2四半期の営業利益は会社計画を大きく上回るとみている。引き続き「ア
ウトパフォーム」レーティングと、投資推奨銘柄に継続採用したもよう。


◆ミツミ電機(6767)
1,187 -69 -5.49% 
ゲーム関連機器とコンピューター周辺機器の失速で9月中間期の連結経常利益は期初
予想の1%にとどまる見通しとなった。月次の業績動向から下方修正の可能性は高い
とみられていたものの、修正幅が予想以上に大きく、業績の抜本的な立て直しが必
要との見方が広がった。「もともと海外向けの売上比率が高く、円高の今後の悪影
響が気になる銘柄なのに、足元の動向がこれだけ悪くては買い物は入りにくい」と
いった声が聞かれている。なお、野村ではレーティング「3」を継続しているもよう。
連結PBR1倍がレーティング「3」継続の要因であるものの、市場における競争力
の低下が予想以上とも。GSではレーティングを「インライン」から「アンダーパ
フォーム」に引下げた。


◆日本トリム(6788)
5,700 +300 +5.56% 
一部観測報道で今9月中間期の連結経常利益が前年同期比14%減の12億円になったと
伝えられている。取り付け作業に絡む外注費の削減が増益要因となった。なお、会
社側の従来予想は8億円であり、修正幅の大きさがサプライズ。


◆SMK(6798)
386 +10 +2.66% 
先週末の取引終了後、9月中間期の業績予想を修正。売上高はカメラ付携帯電話の通
信部品、デジタルスチルカメラの情報部品が好調であった一方、欧米におけるTV、
DVD、オーディオ等の映像・音響部品の低迷と円高が影響。9月中間期の売上高は
計画比7億円減の298億円となったも。ただ、コスト削減が奏功した結果、当該期の
経常利益を計画比1.5億円増の10億円としている。なお、04年3月期の通期計画につ
いては、中間期決算発表時に公表する予定。引き続き通期業績予想に対する上方修
正期待が高まる展開。


◆本多通信工業(6826)
743 +100 +15.55% 
コネクタメインの会社であることから、出遅れ電機株物色の流れで買われているよ
うである。リストラなどの持株会の売も一巡し、需給も好転たようであり値動きが
軽くなる。また、同業者の日本航空電子やヒロセに比べ出遅れ感があることも買い
要因。


◆ユー・エム・シー・ジャパン(6939)
159,000 +20,000 +14.39% 
9月下旬のアドテストに続き、10日の東京エレクの業績上方修正を受けて、半導体関
連株に買い安心感が強まる。また、米国では本日、半導体最大手のインテルが決算
を発表することから、インテルの好決算を期待しての先回り的な動きとも。


◆カシオ計算機(6952)
919 -3 -0.33% 
10日の取引時間中に発表された中間期決算の上方修正を受け、大和がレーティング
「2」を継続、他社よりも一歩先を行く製品開発を評価している。なお、今後6ヶ月
の目標株価を家電主要4社の平均PERである1050円している模様。


◆ローム(6963)
14,390 +700 +5.11% 
シリコンカーバイドと呼ぶ新しい材料を使った半導体を開発、来春から出荷との報
道を好感して買いを集める。


◆住友特殊金属(6975)
1,098 +39 +3.68% 
03年9月中間期の連結営業利益が29億円前後となったとの観測が伝えられている。主
力のネオジム磁石の販売が好調であった。なお、従来予想は22億円の黒字であり、
32%程度の上方修正。


◆ヤマハ発動機(7272)
1,229 +21 +1.74% 
三菱証では目標株価1600円、株価判断「A+」を継続したもよう。しかし、為替感応
度が高いため、円高モメンタムの強い当面は、安値を拾うスタンスを勧めている。


◆シーアンドエス(7437)
2,090 -45 -2.11% 
2004年9月1日付で傘下のコンビニエンスストア、サークルケイ・ジャパンとサンク
スアンドアソシエイツの2社と合併すると発表。存続会社はサークルKで、新会社の
社名は「サークルKサンクス」。合併比率は1対1。C&Sでは「競争より集中を優
先し、コスト削減を図る戦略へ転換する必要があるとの認識」に至ったと説明。新
会社では、同一の加盟店がサークルK、サンクス両チェーンの加盟店を経営できる
よう検討。合併後も両社のブランドは維持する方針だが、その必然性がないと判断
した場合にはブランド統合も検討。新会社の代表にはサークルKの土方清社長が就
任する予定。


◆ワタミフード(7522)
735 -47 -6.01% 
先週末の取引終了後、9月中間期及び04年3月通期の業績予想を下方修正している。
上半期の店舗増加が計画54店舗に対して32店舗にとどまったことに加え、上半期既
存店売上高が計画の前年同期比94.8%に対して90.4%と低迷したことなどが要因。配
当においても通期15円を10円に修正。なお、野村ではすかいらーくなどと比較する
と極端に割高といえないとし、レーティング「3」を継続したも。


◆インターアクション(7725)
915,000 +83,000 +9.98% 
先週引け後に第1四半期決算を発表。今中間期の経常利益予想4.7億円に対して経常
利益は3.1億円となっており、足元業績の堅調さが確認された。中間期業績の達成率
は約65.3%と高く、業績見通しが再度上方修正される可能性も。


◆シーアイ化成(7909)
399 -7 -1.72% 
14時過に、中間期純利益を赤字に下方修正を発表しておりこれが売り要因となった。
管工機材製品の販売価格が競争激化により低迷、包装用フィルムが天候不順や低温
傾向で低迷などの理由により下方修正となった。2003年9月中間連結、売上高460億
円(前予想470億円)、経常利益5億円(同10億円)、当期純利益1億円赤字(同2.4億円)。


◆任天堂(7974)
8,510 -120 -1.39% 
UFJつばさ証券では、同社レーティングを「B」から「A」に引き上げたも。同
社が置かれている環境を厳しいとしている。ただ、ゲーム業界を1つの遊びや1本の
ソフトで業績が様変わりする変動の激しい業界であるとし、逆張り投資のセクター
であるとの指摘も。なお、レーティングの変更を現状の株価に割安感が出てきたた
めとしている。


◆日本バルカー(7995)
295 -11 -3.59% 
先週末の金曜日の大引後に通期連結業績見通しの下方修正を発表したことが嫌気さ
れいるようである。当期純利益18億円の予想から15億円に下方修正となった。


◆長瀬産業(8012)
743 +30 +4.21% 
9月中間期の連結経常利益を従来計画の60億円に対して77億円に、通期経常利益を
118億円に対して126億円(前期112億円)に修正。利益率の高い電子事業が大幅に伸び
たほか、化成品事業も堅調に推移。前期の連結経常利益が2.4倍増の112億円に急改
善し、今期も好調な状況を引き継いだ形。エレクトロニクス分野で、シンガポール
において半導体・液晶用高純度薬品の生産を行っているほか、ライフサイエンス分
野では医薬中間体の製造設備を持つ。ビジネスの高付加価値化が体質改善につなが
る。



レナウン(8021) 155 -11 -6.63% 
ダーバン(8116) 175 +4 +2.34% 
25日線を割り込む。両社は来年3月に持ち合い会社を設立し、経営統合、レナウンの
発行済み株式1000株に対して持ち株会社の100株、ダーバンの株式1000株に対して持
ち株会社の120株を割り当てるとの発表で割り当て比率からレナウン売り、ダーバン
買い。


◆東京エレクトロン(8035)
8,040 +450 +5.93% 
米国市場の上昇に加えて先週末に発表した業績上方修正を評価した買いが向かって
いる。三菱証では受注急回復を背景に投資判断を「B」から「A」へ引き上げたも
よう。


◆日立ハイテクノロジーズ(8036)
1,630 +44 +2.77% 
一時、1709円まで上げ、4月上旬以来半年ぶりの高値を付けた。今3月期9月中間期の
単体経常利益を従来計画の31億2000万円に対して52億円(前中間期27億9400万円)に
増額修正。医用分析装置やバイオ関連製品の海外向け販売が好調に推移し、売上高
は2634億円計画に対して2770億円(同2775億円)に達する見通し。バイオ関連製品に
おける主力製品のDNA分析装置について、高機能製品の需要が好調に推移。連結
決算については若干の上方への変動が予想されるものの、従来計画からは大きくは
変動しないとしている。


◆マルエツ(8178)
538 -8 -1.47% 
04年2月期の連結経常利益が前期比横ばいの55億円程度になる見通しと一部で報じら
れた。従来は前期比10%増の60億円を見込んでいたが、天候不順や気温低下の影響の
ため7-8月の客数が落ち込み、既存店売上高が計画から下振れた。


◆さが美(8201)
410 +3 +0.74% 
2004年2月期の8月中間連結決算は売上高が271億3000万円(前年同期比1.4%減)、経常
利益が5億9200万円(同24.0%減)、当期純利益が1億2200万円(同45.7%減)。当期中に、
きものの「さがみ」など計22店舗増加したが、消費低迷や市場の縮小化などが響い
て減収減益になった。2月通期は売上高が628億円(前期比11.7%増)、経常利益19億
5000万円(同23.8%増)、当期純利益も6億3000万円(同95.1%増)と増収増益を見込む。
9月からグループ会社になった東京ますいわ屋の収益も上乗せされる。


◆イトーヨーカ堂(8264)
4,340 -120 -2.69% 
みずほ証では連結ベースでは通期で増益基調を維持するとの見方などから投資判断
「3」を継続したもよう。ただし、PER面からみた株価指標面には割高感が出始め
ていとの見方も。


◆ユニー(8270)
1,327 -4 -0.30% 
2003年9月連結中間決算。雇用・所得環境の厳しさや天候の影響により、売上が減少
し、経費削減効果も利益落ち込みをカバーできず、不採算店舗閉鎖による損失が拡
大し減益となった。営業収益5788億円(前年同期比0.7%減)、経常利益192億円(同
22.1%減)、中間純利益43億円(同29.6%減)。2004年2月期通期見通し、営業収益1兆
1697億円、経常利益404億円、当期純利益103億円。


◆銀行株
三井住友FG(8316) 658,000 +29,000 +4.61% 
みずほFG (8411) 323,000 +4,000 +1.25% 
三菱東京FG(8306) 919,000 +51,000 +5.88% 
UFJHD (8307) 569,000 +21,000 +3.83% 
りそなHD (8308)   185   +14 +8.19% 
前週末に日銀が追加金融緩和を決め、一段の金利上昇に対する警戒感を鮮明にした
ことを好感した買いが続いており、短期の値幅取り狙いの個人投資家から中長期資
金を運用する国内外の機関投資家まで幅広い買いを集め、「全員参加型の相場」に
なる。企業との持ち合い解消売りが峠を越えつつあることで、「上値での売り圧力
が以前より弱まっており、需給面でも買い方優位」という声が多く聞かれている。


◆りそなHD(8308)
9/24に付けた年初来高値顔合わせ。1兆2600億円の不良債権処理や近畿大阪銀行への
資本支援などの財務改善策発表を評価した買いが向かっている。ディーラーなど短
期資金が中心と考えられるが、海外勢の評価も高いとの声も。


◆住友信託銀行(8403)
718 +45 +6.69% 
大手銀行グループ株が小高く推移。なかでも、住友信託銀行は45円(6.7%)高の757円
と商いを集めた。公的資金を完全に返済する方針と報じられていることが材料と
なっていることや、大手銀グループ株のなかで出遅れ感があることも背景にある。


◆SBI(8473)
299,000 +40,000 +15.44% 
3日連続のストップ高。業績の上方修正とともにワールド日栄証券の子会社化を発表。
そのワールド日栄とソフトバンク・フロンティア証券(8629)を合併する計画で、す
でにソフトバンクインベストは傘下にイー・トレード証券を擁しており、グループ
挙げた証券業務の拡大に期待が集まっている。


◆日本証券金融(8511)
620 +59 +10.52% 
最大手の証券金融会社であることから商い急増の恩恵を一番受けやすく、業績に対
する期待感も大きいことから、この日の後場に入り急速に買いが入ってきたようで
ある。


◆ポケットカード(8519)
1,110 +33 +3.06% 
2004年2月期の業績見通しの下方修正を発表。、下期において、自己破産の増加等や
営業債権に対する貸し倒れ引当金の算出方法を変更し貸し倒れ引当金繰入額を増加
させることにより下方修正となった。売上高331億円(前予想349億円)、経常利益45
億円(同74億円)、当期純利益25億円(同33億円)。


◆平和不動産(8803)
412 +37 +9.87% 
不動産株物色の流れや乗って物色されている面もあるが、古くからボロという愛称
で親しまれており、相場が活況になったことで、「古くからの個人投資家や運用者
が物色してきたのでは?」との声があった。


◆東京建物(8804)
477 +35 +7.92% 
年初来高値を更新し、98年3月以来の株価水準を回復。目立った買い材料は見当たら
ないが、足元の業績が堅調で、見直し買いが入っている。前週末には上場時価総額
も1000億円の大台を越えてきているだけに、アナリストや投資家の注目が集まる可
能性もありそう。


◆日立モバイル(9429)
955 +100 +11.70% 
ストップ高。販売好調に続く携帯電話関連株物色の流れに乗った格好。KDDIの
好決算、沖縄セルラーの業績上方修正を機に、携帯電話を販売する銘柄への注目が
高まっている。NECモバイリングも高い。


◆NTT(9432)
539,000 +5,000 +0.94% 
この日の終値53万9000円で、10月15日の東証の立会い外取引で18万5528株の自社株
買いを行うと発表。


◆KDDI(9433)
666,000 +10,000 +1.52% 
67万5000円まで上げ、2カ月弱ぶりに今年の最高値を更新。下期も現在の好調が続い
て一段の業績上方修正を期待する見方がマーケットに広がった。


◆ベンチャーリンク(9609)
568 +80 +16.39% 
以前に外資系証券の売りで値を大幅に下げていたが、指数の上昇に伴う出遅れ感や
内需株物色の流れにのり、「外資系証券の買い物がまた入ってきたのでは?」との
観測で注目。また、100株単位で買いやすいこともあり、個人投資家に人気が高いと
の声があった。第1四半期業績は、売上高141億円。2005年5月期通期業績見通しは売
上高650億円、経常利益20億円、当期純利益3億円。なお、通期中間期の見通しに変
更は無いとしている。



ベルシステム24   (9614) 28,320 +3,000 +11.85% 
もしもしホットライン(4708)  8,650 +1,000 +13.07% 
解散・総選挙でテレマーティングの特需が発生、収益寄与が期待されていることや、
ドイツ証券がベル24のを強気方向にレーティングしたことから人気が続いている。


◆タナベ経営(9644)
410 +40 +10.81% 
この日の前引後に中間見通しの上方修正を発表。商品の納品が一部下期にずれ込む
こととなったが、主力のコンサルタント収入が順調に推移したことで黒字になった。
売上高19.6億円(前予想19.5億円)、経常利益0.57億円(同0.5億円赤字)、中間純利益
0.2億円(同0.5億円赤字)。


◆コーエー(9654)
3,870 +170 +4.59% 
3営業日続伸で10/3以来の年初来高値更新。先週末に上期経常利益予想の上方修正を
発表しており、これを好感した買いが向かっている。モルガンスタンレーでは、会
社計画を若干上回るとみるMS予想および見解を維持したもよう。


◆藤田観光(9722)
418 -4 -0.95% 
2003年12月連結通期業績見通しの下方修正。早期退職等の実施に伴う特別退職金が
前回予想より増加したことが下方修正の要因となった。売上高779億円、経常利益15
億円、当期純利益7億円(前予想14.5億円)、期末配当5円。


◆ソフトバンク(9984)
5,970 +580 +10.76% 
一時、6010円まで上昇。同社が6000円の大台を付けたのは2001年2月以来。今年に
入っての最高値を連日で更新。ヤフーをはじめとする出資企業の株式が軒並み上昇、
含み益拡大を通じて財務体質改善の期待が広がっている。目先的には2001年1月の
8000円が意識されてきている。先週末にやや出来高は減少したが、本日は再び2500
万株を超える大商いに。





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ブロ-ドバンド料金比較
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/kakaku.html
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◆指標
日経225 10,966.43 +180.39 
日経300 211.23 +2.71 
TOPIX 1,087.31 +13.43 
日経ジャスダック平均 1,436.76 +29.57 
日経225先物期近 10,980 +220 

外資系証券、売り3170万株、買い4960万株、差引き1790万株の買越し。
寄前成行き注文、売り3130万株、買い4730万株、差引き1600万株の買越し。
後場成行き注文、売り1670万株、買い1660万株、差引き10万株の売越し。
昼休みバスケット取引、約505億円が成立。





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NEC得選街
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/nec.html
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◆9月の企業物価指数(CGPI)速報国内企業物価は前月比プラス0.1%(8月0.0%)、
前年比ではマイナス0.5%(8月:マイナス0.7%)。前年比でみると、8月確報の同マイ
ナス0.7%からマイナス幅が縮小した。



◆9月の国内企業物価指数(2000年平均=100、速報)は95・0で、前年同月と比べ0・
5%下がった。下落は37カ月連続。ただ下げ幅は3カ月連続で縮小し、2000年9月以来、
約3年ぶりの低水準となった。前月比では0・1%の上昇だった。販売競争が激しい携
帯電話など電気機器が前月比0・4%下がり、輸送用機器なども下落。半面、鉄鋼のほ
か鉄くずなどスクラップ類が、中国の需要好調によるアジア市況の上昇を受けて上
昇。不作による供給不足懸念からコメも上がった。輸出物価は契約通貨ベースで前
月比横ばい。輸入物価は石油・石炭・天然ガスなどが上がり、契約通貨ベースで前
月比0・6%上昇。円ベースでは円高の影響により1・7%下落。



◆8月の移動電話国内出荷実績前年比24.5%増の414万8000台となり、10カ月連続のプ
ラスとなった。このうち携帯・自動車電話は、前年比22.4%増の398万8000台で、11
カ月連続のプラス。2Gのカメラ付き携帯電話が好調に推移したほか、3Gへの買い
替え需要も増加。一方、公衆用PHSは、データ通信用PHS端末の需要が増加、
前年比118.9%増の16万台となり、6カ月連続のプラスとなった。



◆10月の金融経済月報総括判断について、「輸出環境が好転し、企業の景況感も改
善するなど、緩やかな景気回復への基盤が整いつつある」とし、2カ月連続で総括判
断を上方修正。今年2月以降続けてきた「横ばい」との判断を、9カ月ぶりに外した。
前月は、「わが国の景気は、輸出環境などに改善の兆しがみられるものの、全体と
してなお横ばい圏内の動きを続けている」だった。今後については、「わが国の景
気は、海外経済の回復を背景に、輸出や生産が増加することを通じて、次第に前向
きな循環が働き始めると考えられる」との見通しを示している。各論では、純輸出
の判断を「横ばい圏内で推移している」から、「このところ幾分増加しつつある」
に上方修正。9月調査日銀短観を受けて、収益・業況感は「企業収益は緩やかな増加
基調を続け、企業の業況感も改善している」とした。一方、住宅投資は「低調に推
移」、公共投資も「減少」、個人消費は「弱めの動き」、設備投資は「緩やかに回
復」と、それぞれ前月の判断を踏襲。鉱工業生産は「なお横ばい圏内」としたほか、
雇用・所得環境は、「雇用者数は下げ止まっているほか、賃金の下落にも徐々に歯
止めがかかってきている。ただし、失業率が振れを伴いつつも高い水準にあるなど、
家計の雇用・所得環境は、なお総じて厳しい状況にある」と基本的な認識は変えて
いない。




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