メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/10/01大引け  2003/10/01


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株式情報局
2003/10/01大引け

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新興市場
フィールズ (2767) 1,250,000 +200,000 +19.05% 
ワコム   (6727) 1,230,000 +200,000 +19.42% 
ドワンゴ  (3715) 1,550,000 +200,000 +14.81% 
メディビック(2369)  640,000 +100,000 +18.52% 
Jストリーム(4308)  201,000 +30,000 +17.54% 
セプテーニ (4293)  258,000 +20,000 +8.40% 
プレシジョン(7707)  495,000 +50,000 +11.24% 
システムテク(2345)  193,000 +30,000 +18.40% 
サイバネット(4312)  735,000 +100,000 +15.75% 
新興市場でストップ高が続出。フィールズ、ワコム、ドワンゴなど株式分割落ち後
の銘柄の人気化と新規上場のメディビックの上げが新興市場全体に活を入れて買い
物が続々と集まっている。






◆三井鉱山(1501)
74 -16 -17.78% 
追加損失が判明し再生機構の支援見直しが報じられており、ネガティブサプライズ
と受け止められている模様。粉飾決算などの可能性についても調べるとされており、
先行き不透明感が急速に高まる状況。産業再生機構の斎藤社長は、9月1日の支援決
定後、三井鉱山の経営を調査の過程で収益力の評価が実態と異なることが明らかに
なり、即座に三井鉱山と三井住友銀行に確認した結果、収益を過大に評価していた
ことが判明し、再建計画を見直すこととなったとしている。サリや森本組が法的措
置を申請したことも、低位株には売り要因となる。


◆ハザマ(1719)
449 --- 0.00% 
395円の初値で東証1部に上場した。株価は395円で一旦、寄り付いた後、買い気配に
転じ、一時は始値比で80円のストップ高となる475円まで上昇する場面も見られた。
旧間組の建設事業部門だけが切り離されて設立された新会社。旧間組での最終取引
価格は48円。


◆東急建設(1720)
487 --- 0.00% 
425円の初値で東証1部に上場を果たした。旧東急建設の建設事業部門だけが切り離
されて設立された新会社。


◆低位建設株
三井住友建(1821) 102 -7 -6.42% 
飛島建設 (1805) 146 -11 -7.01% 
大末建設 (1814) 112 -7 -5.88% 
昨日のサリが3桁で倒産したことに続き、大阪の森本組(1845)が民事再生法を申請し、
低位ゼネンコン株に対するリスクが再燃したことが売り要因となっているようであ
る。


◆東亜建設(1885)
145 +4 +2.84% 
昨日の大引に日経225銘柄除外のインデックス売の為に商いを伴い急落、この日は、
その反動で買い戻す動きとなる。


◆住友林業(1911)
 815 +48 +6.26% 
前期は株式評価損や退職給付債務の特損で赤字を計上しており財務体質を改善し、
今2004年3月期は12円程度の増配の可能性との観測が流れており、これを期待した買
い物が集まっている。


◆駿河屋(2205)
280 +1 +0.36% 
飯倉HDに対して11億円の第3者割当を実施すると発表したために売買停止となった。


◆新日鉄ソリュ(2327)
6,320 +110 +1.77% 
モルガンでは投資判断「オーバーウエイト」継続で、目標株価を5900円から7100円
に引き上げている。上半期は会社計画並みの状況だが、製造・サービス業向けなど
を中心に受注環境に改善の兆しがみられはじめ、下期以降の業績回復が見込めると
している。


◆メディビック(2369)
640,000 +100,000 +18.52% 
新光証券が29日付でレーティング「2」としたことなどから、上昇に弾みが付いた格
好。昨日の初値水準奪回に加え、本日は上場来高値を更新。値動きの軽さも魅力と
なる。


◆ダイドー(2590)
2,470 +15 +0.61% 
2004年9月の販売状況を発表。機能性飲料が前年同期比122.2%、炭酸飲料が同126.9%
となったが、主力のコーヒー飲料が同95.4%、果汁飲料71.8%、ドリンク剤90%などが
落ち込み合計で同98%と前年割れとなった。1月からの現時点での合計で同96.6%と
なった。


◆わらべや日洋(2918)
1,498 +29 +1.97% 
セブンーイレブン・ジャパンの東海地方への大量出店に伴ってセブンイレ向け弁当、
米飯類供給が拡大、業績は絶好調に推移しているが、10月中旬に8月中間期決算を発
表予定であることから決算先取りの動きが出てきている。7月高値1541円未更新と出
遅れ妙味。


◆ユニチカ(3103)
110 +1 +0.92% 
先週から110円前後での小幅な値動きが続いている。一部で大空間タイプの耐火スク
リーンが国土交通大臣認定機となり、これを機に同製品のラインナップを拡充する
と伝えられるものの、材料視される向きは乏しい。


◆信越化学工業(4063)
4,300 +100 +2.38% 
日興シティでは投資判断を「2M」から「1M」に引き上げている模様。業績が堅調
にも関わらず、昨日まで7営業日続落となっており、割安感が強まっているとみてい
る。また、懸念される円高の影響は1ドル=110円までならば、損益への影響は限定
的であるとみている。


◆アズジェント(4288)
403,000 +2,000 +0.50% 
値幅制限の上限が2倍となっているが、高値警戒感が強まる状況には至っていない。
前日に値幅制限の上限が2倍となったフィールズ(2767)とワコム(6727)が依然として
強含んでいることから、連想買いが働いている。


◆バックスグループ(4306)
705,000 +165,000 +30.56% 
サーキットブレーカーが発動される。特に材料は観測されていないが、フィールズ
(2767)、ワコム(6727)の株価急騰を受け、株式分割期待が高まっているとも。また、
中間期末を通過したことで、業績上方修正に対する期待感が高まっている。


◆ケネディ・ウィルソン・ジャパン(4321)
333,000 +16,000 +5.05% 
3営業日大幅続伸。日興シティでは投資判断を「1H」継続、ターゲットプライスを
30万円から40万円に引き上げている模様。コーポレートローンの導入など、資金調
達の多様化を図り、負債コストを低下させたことを評価している。


◆ワークスアプリケーションズ(4329)
928,000 +100,000 +12.08% 
ストップ高。9月10日に付けた上場来高値88万円を3週間ぶりに更新。1株を2株に株
式分割することを決定し、個人投資家などが買いやすくなると好感された。


◆パソナ(4332)
655,000 +67,000 +11.39% 
3日ぶりに年初来高値を更新。特に材料は観測されていないが、厚労省が成功報酬方
式を導入する再就職支援策を固めたとの一部報道が材料視される。ただ、再就職支
援大手の日本DBM(4688)とヒューマネジ(4778)の株価は弱含んでおり、足元業績
の好調な同社やインテリ(4757)とは対照的な値動き。


◆インフォコム(4348)
412,000 +86,000 +26.38% 
アナリストの評価が高まっているもようであり、将来的に機関投資家の買いものが
期待される状況になるのではとの見方も。


◆森下仁丹(4524)
549 -25 -4.36% 
8月28日に付けた年初来高値に並んだ。大衆薬大手のロート製薬と資本・業務提携す
ると昨日発表し、財務基盤の強化や販売力の拡充などが期待された。ただ、午前の
取引中ごろから伸び悩み。


◆栄研化学(4549)
1,160 --- 0.00% 
二日連続ストップ高買い気配まま引けたが、本日は1080円で値が付いた(9月29日900
円)。その後は1021円と利益確定売りも出ている。SARSの感染を一時間以内に判
定できる検査キットの開発を材料に上げてきたもの。なお、同社と提携しているモ
リテックス(7714)はツレ高している。


◆ヤフー(4689)
1,590,000 +10,000 +0.63% 
市場では、当初、同銘柄が東証1部上場となった際にTOPIXへの算入を簡素化さ
せるために機関投資家が株価の上昇を抑えているのではないか、といった声も聞か
れたが、「見せ板」を作ることは恣意的な価格操作を禁じた証券取引法に引っかか
る行為ともなり証券会社のトレーダーなら別だが、機関投資家はそういった行為は
しないとする見方も強い。とどのつまりは短期の利鞘狙いの個人投資家が当面の利
益を確保するために切りの良い160万円台に売り注文を入れただけ、といった声もあ
がってきている。個人投資家のなかには「機関が上値を抑えている」といった声が
盛んに聞かれるものの、実際は短期のポジションを組む個人投資家対、中長期のポ
ジションを組む個人投資家による「個人投資家」対「個人投資家」が拮抗状態と
なっていることが上値を抑えている本当の原因となる。


◆55ステーション(4702)
450 -10 -2.17% 
03.8中間期及び04.2通期業績予想を下方修正。銀塩プリントの大きな落ち込みが要
因。26日にはプラザクリエイト(7502)も業績予想の下方修正を発表しており、現状
において業界に業績持ち直しの動きは見られない。


◆楽天(4755)
468,000 +50,000 +11.96% 
ストップ高水準となる5万円高の46万8000円で、7営業日ぶりに年初来高値を更新。
為替相場の不安定で、好業績の小型内需株に投資する流れが強まるなか、先月買収
した宿泊予約サイトの業績への貢献に期待感も広がっていた。また、ヤフー(4689)
に比べての出遅れ感を指摘する見方も。


◆富士フィルム(4901)
3,230 -50 -1.52% 
子会社の富士ゼロックスは、東海地震に備え社員にサバイバルセット(3000円)を配
布すると発表。対象はグループ社員2万1000名(全社員の70%)。


◆ライオン(4912)
650 +6 +0.93% 
03年12月期の業績予想を上方修正。子会社清算で48億円の特損を計上するが、厚生
年金基金の代行返上益で94億円の特別利益が発生するため、単体の税引き利益は従
来予想を据置く一方、連結純利益は従来の40億円から前期比54%増の90億円に上方修
正。本日はこれを評価して、650円オーバーで堅調な株価推移。


◆古河機械(5715)
115 +9 +8.49% 
排ガス規制強化で特需、トラッククレーンを増産するとの報道が材料視される。本
日から首都圏でディーゼル車排ガス規制がスタートしており、材料性が強まってい
る状況。


◆日本橋梁(5912)
96 -4 -4.00% 
昨日、業績修正、並びに減増資を発表している。今期の経常利益は4.2億円から7.5
億円に増額と本業は好調ながら、それ以上に、減資を実施せざるを得ない状況がネ
ガティブに捉えられている。なお、土地売却損などにより最終損益は下方修正して
いる。2004年9月において、上場時価総額が20億円以上となり、東証、大証の2部へ
の指定替え基準をクリアしたと発表。9月末の時価総額は、25億5594万円。


◆牧野フライス(6135)
539 -13 -2.36% 
寄り付き前に発表された日銀短観において、大企業全産業の設備投資計画が前回調
査との比較で下方修正されていることがマイナス材料となる。昨日はGSによる業
界判断の格上げなどを好感して上げが目立っていた。


◆OSG(6136)
818 +43 +5.55% 
前日に発表された2002年12月−2003年8月までの9ヶ月累計の連結決算では経常利益
が47億4600万円。前年同期との比較は開示されていないが、9ヶ月累計数値は前年1
年間の実績を92.5%も上回っている。今期経常利益は前期比2.7倍増の67億円を計画、
大幅増益計画が順調に進んでいる点が評価される。UFJつばさでは投資判断
「A+」を継続、目標株価を850円から1000円に引き上げている。


◆津田駒(6217)
331 -5 -1.49% 
第3四半期業績は、売上高332億円(前年同期比39.1%増)。急激な円高の影響は不明な
がらも通期の業績見通しに変更は無しとしている。


◆住友重機械工業(6302)
238 +3 +1.28% 
2003年9月中間期の連結経常損益を従来予想を40億円上回る80億円の黒字(前年同期
は27億円の赤字)に上方修正したことを好感した買い物が先行。2004年3月期通期で
もプラスチック加工機の好調が続き、減速機や精密制御機械も伸びる見込み。不採
算案件の受注圧縮で連結売上高は前期比2%減の4700億円にとどまるが、利益率向上
で純利益は80億円(前期比3倍)と過去最高になる見通し。この日にドイツ証券は、投
資判断を引き続き「SELL」を継続との発表。


◆井関農機(6310)
229 +27 +13.37% 
GSでは「94〜96年と同様、大幅増益局面の再来なるか」として、同社を取り上げ
ている。冷夏による需要増加に期待としているが、不作となったものの共済金の交
付や米株価上昇による農家所得の増加が見込めるためとしている。また、機械の更
新需要は10年となっていることで、10年前の需要増局面における更新需要の表面化
も見込めるとしている。


◆トーヨーカネツ(6369)
147 +8 +5.76% 
目立った材料はないようだが、出光興産の製油所タンク火災を受けて、タンク専業
トップである同社に、思惑的な動きが強まっている格好と観測される。


◆SANKYO(6417)
3,830 -50 -1.29% 
中間期は投入製品が好調であったことに加え、通期では日本遊技機工業組合のCR1
種の内規変更や業界団体による市場活性化策などの効果も期待される。また、同社
の属する業界においては、大幅分割などが要因だがフィールズ(2767)などのバリュ
エーション水準切り上がりも続いている。


◆マースエンジニアリング(6419)
5,170 +80 +1.57% 
UFJつばさ証券では、レーティング「A」を継続したも。既存店の新製品乗り換
えなどを考えれば売上に計上される数値が計画を上回っている可能性があることに
加え、ホールの設備更新期(10年サイクル)と新札特需が重なる来年度も業容拡大余
地が大きい。なお、業績上方修正を発表したSANKYOについても下期に利益率
が大きく悪化する要素が見当たらず、利益が再度の上ブレ余地を残しているとして
いるもよう。


◆川重防災工業(6483)
270 --- 0.00% 
川崎重工(7012)が保有する同社株をエア・ウォーター(4088)に譲渡し、親会社がエ
ア・ウォーターになったと発表。なお、川崎重工業は譲渡後も株式の34.43%を所有
しており、親会社に該当しない筆頭株主。


◆メルコHD(6676)
3,110 --- 0.00% 
基準価格2990円を0.6%上回る3010円の初値で東証1部に上場。メルコの持株会社。


◆ユニデン(6815)
1,710 +136 +8.64% 
業績上方修正期待から買われているとの見方が多い。四半期決算発表時に中間期業
績を大幅上方修正も、通期予想は据置となっており、通期の増額修正は必至と見ら
れる。第一四半期経常利益実績は33億円、中間期予想は61億円、通期見通しは現状
62億円にとどまっている。


◆日立造船(7004)
161 -4 -2.42% 
創業事業の造船を分離、環境、エネルギー、機械などに経営資源を集中化するとい
うドラスチックな経営再生路線に入っており、「早ければ今3月期にも復配が見えて
くることから再生を評価した買いが広範囲の投資家から入っている」。


◆日産ディーゼル工業(7210)
237 -3 -1.25% 
買い先行スタートとなるものの、買い一巡後は失速。昨日の急反発に対する反動か
ら利食いなどの売り圧力が強まる展開。なお、三菱証券によるレポートが観測され
る。本日のアナリスト説明後に再評価するものの、主力金融機関の財務支援など有
利子負債の削減加速をポジティブに評価することで株価判断を「B」で継続してい
る。


◆スズキ(7269)
1,725 +72 +4.36% 
野村ではレーティング「1」を継続したも。バリュエーションを特別損失が一巡する
来期予想PERで15倍となっており、業界平均を20%程度上回る。ただ、新型「ワゴ
ンR」が利益率向上の起点となることに加え、アジアを中心とした同社の高い成長
力を評価している。


◆アドヴァン(7463)
876 +22 +2.58% 
2004年3月期の配当は創業30年の記念配当30円を実施、普通配と合わせ年間配当は40
円とすることを好感して上げている。中長期的には駅前再開発向け建材市場の拡大
も期待される。


◆ジャパン(7498)
1,300 +65 +5.26% 
前8月期の経常利益を従来の19億円に対して23億2500万円(2002年8月期14億8700万
円)に上方修正。夏場の天候不順の影響により売上高は若干の未達となったものの、
取扱商品の原価低減効果により売上高総利益率が改善。経費削減も寄与。


◆ハピネット(7552)
882 -100 -10.18% 
ストップ安。昨日の業績下方修正が嫌気材料とされる。中間期の最終損益は従来見
通し2.2億円の黒字から11億円の赤字にしている。退職給付会計など会計基準の変更、
投資有価証券評価損などの特殊要因が下方修正の背景の。


◆ガリバーインターナショナル(7599)
6,890 +40 +0.58% 
2003年8月連結中間決算見通しの上方修正を発表。人材の教育、研修体制の見直しや
マネジメント体制の改善、及びオークション会場への販売を主導する本部昨日の精
度向上等により、車輌1台あたりの粗利額が改善したことや、新規加盟店契約を若干
数獲得したこと、IT投資促進税制により、法人税の低減で上方修正となった。売
上高521億円(前予想478億円)、経常利益27億円(同21億円)、中間純利益15億円(同
10.5億円)。なお、現時点では通期業績の見通しに変更は無いとしている。


◆オーエムツーネットワーク(7614)
602 --- 0.00% 
筆頭株主の加ト吉のもち分が0に低下し、ムラチクが発行済株式数の31.47%を所有す
ることになったと発表。株式異動の理由は、国産牛卸ビジネスの範囲拡大を施工し
ていたムラチクと小売店舗網を更に拡充するため仕入れの安定化、強化を必要とし、
グループの食品加工メーカーの活用を狙った同社のニューズが合致したことが要因。


◆モリテックス(7714)
841 +100 +13.50% 
買い先行スタート後も堅調に推移することで8/22以来、約1ヶ月ぶりに年初来高値を
更新。一部証券紙の注目銘柄として取り上げられたことが手掛かり材料となってい
る模様。なお、同紙では、光ファーバー関連が好調にあり、IT関連の出遅れ株と
して投資魅力が大きいとみている。遺伝子・バイオ関連で栄研化学と提携している
ことがはやされているもよう。


◆Vテク(7717)
850,000 +84,000 +10.97% 
7日ぶりに年初来高値を更新。国内大手のカラーフィルターメーカーから、欠陥修正
装置を受注したとの発表が材料視される。受注金額は約6億円とされており、規模の
大きさがサプライズとなっているもよう。出荷時期に不透明感が強いため、現時点
では今期の業績予想を据え置いている。


◆イーディーコントライブ(7853)
67,100 -10,000 -12.97% 
ストップ安売り気配。受注の伸び悩みから9月中間期経常損益が従来予想の4300万円
の黒字から8000万円の赤字(前年同期は1400万円の黒字)に下方修正したことを嫌気
した売りが出ている。


◆ニチハ(7943)
1,234 +89 +7.77% 
野村が投資判断を「2」から「1」に引き上げている模様。窯業系外装材で唯一の勝
ち組企業として評価している。収益改善なども進展していると。


◆セガ(7964)
1,160 +26 +2.29% 
仏ゲームソフト大手のアタリとゲームソフトの販売契約を結んだと報じられている。
また、来春にかけて映画などを題材にしたソフトが販売されるとも伝えられている。
海外有力ゲームタイトルの販売が強化されることを期待する向きも。


◆リンテック(7966)
1,484 +7 +0.47% 
りそな、みずほ、東京三菱などの各金融機関の所有株合計140万株の株式売出しを実
施すると発表。売出価格は10月9日〜15日のいずれかの日に決定される。


◆コクヨ(7984)
1,290 +13 +1.02% 
中間連結業績予想の上方修正を発表。売上高は25億円減少する見込みではあるが、構
造改革プランの推進により、海外調達の拡大や工場再編などによるコストダウン、
徹底した経費節減を行った結果経常利益は上方修正となった。売上高1275億円(前予
想1300億円)、経常利益26億円(同19億円)、当期純利益3.5億円(同1億円)。


◆ルック(8029)
1,609 +69 +4.48% 
投資集団「泰山」のフォーラムが9月27日に続いて10月5日にも予定されており、7月
高値2160円から日柄・値幅調整も十分、再攻勢のタイミングと見た買い物が入り始
めている。


◆伊勢丹(8238)
1,121 +91 +8.83% 
昨日付でGSによるレポートが観測される。それによれば同社のレーティングが
「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」に引き上げられたも。同社の他
に高島屋(8233)も「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」に引き上げら
れており、堅調な株価推移。両社ともに格上げ幅の大きさがサプライズとなる。


◆十字屋(8259)
85 +2 +2.41% 
3日ぶりに反発。昨日上方修正を発表、中間期連結経常利益は従来予想の6000万円か
ら9000万円に上方修正している。修正幅は大きくないものの、ひとまず買い安心感
が高まる格好となって、短期資金の物色の矛先が向かっている模様。


◆ダイエー(8263)
254 +11 +4.53% 
5日移動平均線(237円)をサポートラインに戻り基調を強める展開。昨日、同社球団
が3年ぶりにプロ野球パ・リーグを制した。優勝セールなどによる売上拡大を期待す
る向きも。


◆イオン(8267)
3,070 +130 +4.42% 
米国株安や不安定な為替動向から内需株へと注目が向かっているが、とりわけ、昨
日GSが買い推奨している小売りセクターへの期待感が高まっているとみられる。
大和では、マイカルの更正計画認可はポジティブなニュース、来期の連結EPSを
10〜20%押し上げると推測している。


◆大手銀行株
三菱東京FG(8306) 805,000 +100,000 +14.18% 
UFJHD (8307) 489,000 +50,000 +11.39% 
三井住友FG(8316) 500,000 +50,000 +11.11% 
みずほFG (8411) 290,000 +40,000 +16.00% 

◆三菱東京FG(8306)
ストップ高。メガバンク軒並みストップ高を牽引した。昨日業績の大幅上方修正を
正式発表、当期利益は期初予想の700億円から2700億円に増額修正。貸倒れ引当金の
戻し入れ益が発生したことなどが要因となっており、不良債権処理の着実な進展が
見込める格好になる。PER水準の割安感も感じられるようになっており、足元の
セクター内での出遅れ感を取り戻す展開などが期待される。

◆UFJHD(8307)
ストップ高。三菱東京の上方修正に伴う銀行業界全般の不良債権処理進展期待など
が高まり、メガバンク4行はすべてストップ高になった。なお、同行に関して一部で
は、昨日の一部タブロイド紙に掲載されている「新生銀行」の買収説も話題になる。

◆りそなHD(8308)
民事再生法を申請した大証の森本組の債権53億円のうち、25億円程度に損失が発生
する見込みと発表。なお、業績予想については、現在実施中であるデューデリジェ
ンスの影響等が予測可能となり次第速やかに修正予想を発表。

◆三井住友FG(8316)
民事再生法を申請した森本組に対する債権は、グループで950億円に上ると発表。本
件に伴い将来発生される損失については、9月中間期に処理を行うが、これに伴う業
績の修正は無しとしてる。なお、東京都外形標準課税訴訟による和解状況等を踏ま
え、必要とあれば別途業績修正を行うとしている。


◆地銀
群馬銀行 (8334) 524 +14 +2.75% 
八十二銀行(8359) 514 +13 +2.59% 
阿波銀行 (8388) 683 +40 +6.22% 
鹿児島銀行(8390) 612 +37 +6.43% 
特に目新しい材料は出ていないようだが、大手銀行株全般が買われる中、地銀の中
でも優良な銘柄を出遅れ銀行株として物色する流れがあるようである。


◆みずほ信託(8404)
227 +23 +11.27% 
大株主のみずほFG(8411)や大手都市銀行が後場に入り一段高をしたために、同系
列の動向にも買いが波及してきたようである。


◆ヒューネット(8836)
254 +15 +6.28% 
液晶事業ではサムソンSDIをはじめ、他のライセンスビジネスが予想を大きく上
回り、順調に推移したことや不動産事業の不動産ファンド等のフィービジネスの拡
大に加え、戸建販売が順調であったことが要因。2003年9月連結中間、売上高53億円
(前予想45億円)、経常利益1.6億円(同0.06億円)、当期純利益0.6億円(同0.3億円)。


◆東急リバブル(8879)
1,217 +113 +10.24% 
大和が投資判断を新規に「1」としていることが材料視されている模様。向こう6ヶ
月間の目標株価を1600円としている。都心の不動産取引活発化を背景に業績は計画
以上に拡大、来期で固定資産の減損対応も完了と。


◆フージャースコーポレーション(8907)
470,000 --- 0.00% 
東証1部市場に鞍替え上場を果たした。経営者の廣岡哲也氏は大手デベロッパー、リ
クルートコスモス(8844)の出身者。リクルートコスモスの方は膨大な有利子負債と
いうバブルの負債を抱えたまま、未だに店頭上場企業に止まっているのに対して、
バブルの負債を抱えていないフージャースは身軽な分だけ「親」に先んじて東証1部
に上場を果たした格好。


◆ジャパンリアルエステイト(8952)
651,000 +3,000 +0.46% 
公募による投資口の追加発行を発表。新発行口数3万5000口、発行価格は10月16日〜
21日までのいずれかの日に決定される。申込期間10月22日〜24日。


◆コナミ(9766)
3,390 -180 -5.04% 
本日から日経平均に新規採用される。昨日はインデックスファンドなどの買い付け
もあったとみられ大幅高となっていたが、買い需要一巡から本日はその反動、利食
い売りが先行する格好に。


◆キャッツ(9786)
270 -43 -13.74% 
8月末に特損計上により債務超過になったと発表しており、業績不振の銘柄が下げる
中、同社も不安感からの売りが出ているようである。なお、、債務超過と同時に第3
者割当も発表している。


◆日商エレク(9865)
1,184 +34 +2.96% 
昨日の引け後に、日本コムシスとのIP関連事業における業務提携を発表している。
IP関連分野における同社の評価の高さが確認される格好に。日興シティでは、目
標株価1600円で「1S」の格付けを継続している。本日の大幅高で25日移動平均線
(1192円)を上抜いてきており、戻り基調を強めている。


◆サリ(9958)107 -50 -31.85% 
ストップ安。9月30日に、東京地裁に会社更生法の適用を申請したため、処分売りが
相次いだ。売買高は1万3000株にとどまり、280万株の売り注文が残っている。





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ブロ-ドバンド料金比較
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/kakaku.html
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◆指標
日経225 10,361.24 +142.19 
日経300 199.34 +2.58 
TOPIX 1,029.94 +11.14 
日経ジャスダック平均 1,343.60 +11.68 
日経225先物期近 10,360 +110 

外資系証券、売り2690万株、買い2780万株、差引き90万株買越し。
寄前成行き注文、売り4180万株、買い3190万株、差引き990万株の売越し。
後場成行き注文、売り1120万株、買い1190万株、差引き70万株の買越し。
昼休みバスケット取引、約202億円が成立。





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NEC得選街
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/nec.html
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●9月の短観企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、大企業・製造業がプラス1
と前回6月調査より6ポイント上昇し、00年12月以来(プラス10)、2年9カ月ぶりにプ
ラスに転じた。改善は2期連続。米国の景気回復に伴う輸出の伸びや、日経平均株価
の回復を反映したもので、日本経済の回復基調を裏付ける結果となった。
大企業・製造業は先行きの予測もプラス3としており、経営者は明るい兆しを感じ
取っていると言えるが、大企業・非製造業のDIが依然としてマイナスが続いてい
るほか、最近は円高が急速に進むなど景気回復の先行きには懸念もある。
業況判断DIは、業況を「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の
割合を引いた数値で、3カ月ごとに実施している。今回の調査期間は8月28日から9月
30日。
大企業・製造業を業種別にみると、自動車が7ポイント上昇しプラス24になったほか、
電気機械、精密機械などIT関連業種の上昇幅が大きかった。
大企業・非製造業のDIはマイナス13で前回調査から横ばい。中小企業・製造業の
DIはマイナス23(前回マイナス28)と6期連続改善、中小企業・非製造業のDIはマ
イナス31(同マイナス35)で2期連続で改善。
金利の「上昇」から「低下」を引いた借入金利水準判断は、大企業のDIがプラス
14(同プラス3)と4期ぶりに上昇。中小企業のDIもプラス13(同プラス9)と3期ぶり
に上昇。6月中旬以降の長期金利の上昇が影響した。
大企業・製造業の設備投資額は、今回の調査で下方修正したものの、前年度比11.1%
増を見込んでおり、前向きな設備投資意欲がうかがえる。
雇用の「過剰」から「不足」を引いた雇用人員判断では、大企業・製造業がプラス
20(同プラス22)で、7期連続で改善。中小企業・製造業はプラス14(同プラス18)で2
期ぶりに改善し、企業のリストラが一巡したことや生産増加によって一部業種で雇
用が増加したことを示している。



●森本組(1845)
大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、事実上、破たんした。単体の負債総額は約
2153億円に上る。負債のうち、金融機関に対する債務が1167億円あり、主要取引行
の三井住友銀行向けが800億円を占める。今後、三井住友銀行に金融支援などを要請
し、再建を図る意向と見られる。森本組は、電力施設や地下鉄建設に伴う土木工事
で技術力があるが、公共事業の縮小に伴い、2001年3月期連結決算は、税引き後損益
が2億円の赤字となった。人員削減などのリストラに取り組んだが、収益性の向上が
進まず、自力での再建を断念。



●8月の毎月勤労統計調査(速報値、従業員5人以上の事業所が対象)
現金給与の総額は前年同月比2.0%減の29万4350円となり、2カ月連続のマイナスだっ
た。ボーナスなどを含む「特別に支払われた給与」が同26・2%減少したのが響いた。



●毎月勤労統計調査8月の現金給与総額(事業所規模5人以上)は、1人平均で前年比‐
2.0%の29万4350円となり、2カ月連続で減少。8月の所定内給与は前年比‐0.3%。一
方、残業代などの所定外給与は同+3.2%で、13カ月連続のプラスとなった。これら
を合わせた決まって支給する給与は同‐0.1%の27万7584円で、特別に支払われた給
与は同‐26.2%の1万6766円。労働時間については、所定内労働時間は前年比‐1.3%。
残業などの所定外労働時間は同+3.3%で、14カ月続けて増加。中でも、製造業の所
定外労働時間は同+9.1%と、引き続き大きな伸びを示している。所定内、所定外の
労働時間を合わせた総実労働時間は、前年比‐1.1%。雇用では、常用雇用が前年比
‐0.4%で33カ月連続で減少。就業形態別にみると、一般労働者が前年比‐1.1%と67
カ月連続でマイナスとなる一方、パートタイムは同+1.9%となった。



●9月の軽自動車販売台数
前年比4.7%減の16万7632台となった。対前年比マイナスは6カ月連続。



●9月の新車販売台数
前年比4.2%増の40万4506台となった。対前年比プラスは2カ月ぶり。

9月の新車登録台数
 9月    台数   前年同月比
ト ヨ タ   156006     1.1
日  産    80561    13.3
ホ ン ダ    42396   ▲22.2
三  菱    27953    42.4
マ ツ ダ    23927   ▲ 2.7
富士重工    13195    22.3
い す ゞ    13136    64.3
日  野     8473    91.3
ス ズ キ     6353   ▲ 2.9
日産ディ     4434    51.3
ダイハツ      721   ▲45.3
輸 入 車    27351   ▲ 8.3
全体合計   404506     4.2
(速報値。前年同月比は伸び率、%、▲は減。特殊車・トレーラーなどは除く)






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