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タイトル:Daily Drama Express 2003/07/31 愛するために愛されたい (5)  2003/09/24


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/07/31 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 愛するために愛されたい
局  名 TBS系
放映日時 木曜21時
キャスト 秋山元治(坂口憲二)
 山崎理沙(菊川怜)
 宮田哲史(柳葉敏郎)
 星野真二(武田修宏)
 樋口恭子(山田優)
 神崎裕未(曲山えり)
 北川亮介(遠藤直哉)
 水端万里子(斉木のか)
 蓮見考一郎(草刈 正雄)
 仁科玲子(黒木瞳)
脚  本 梅田 みか
 武井 彩

あらすじ  「森の中・衝撃の一夜」

 JASDA(日本宇宙産業開発機構)の読書室。
理沙(菊川怜)が本を探している。奥にある書庫の間で秋山(坂口憲
二)と玲子(黒木瞳)は激しい口づけを交わしていた。
 体が触れた棚から本が落ち、その音で体を離す二人。理沙が書庫を
覗くと、そこにはもう誰もいなかった。

 玲子と秋山は一緒に食事をとる。スポンサー撤退の件で責任を取っ
て辞職まで考えていた玲子。秋山はすべてをなくそうと考えてはいけ
ない、これからの貴方を見せて欲しい、と励ます。玲子はシャトル打
ち上げ計画の実現を絶対にあきらめない、と覚悟を決める。
 二人はまた週末に会う約束をする。


 JASDAでは2日間かけて野外訓練を行うことになった。万が一山中に
不時着したとき、救出可能なエリアまで脱出するための訓練だ。
チーム分けは秋山・星野と宮田・理沙の2組。星野は不服そう。

 日本投資銀行の玲子のオフィス。宮田から電話が入る。玲子を励ま
し、自分にできることがあれば力になる、と申し出る宮田。
玲子は「ありがとう」と礼を言って電話を切る。

 秋山は偶然ソウルの日本大使館からの電話を受ける。
逮捕された窃盗犯の盗品に、玲子のIDカードがあったというのだ。
 窃盗犯の自供によると、被害者(玲子)はビルの屋上に追い詰めら
れ屋上から飛び降りた、という。だが玲子は日本にいる。
 不審に思った秋山はソウルの知人に連絡を取り、窃盗グループに襲
われた人物についての調査を依頼した。


 週末、秋山と玲子は競馬場でレース観戦をする。秋山はIDカードの
件を尋ねるが、玲子はどこかで無くしたと笑うだけ。

 空軍時代のパレスチナ爆撃の件を未だに引きずる秋山だが、心の孤
独から抜け出すため、自分の過去と向き合おうと決心した。そのきっ
かけを与えてくれた玲子に礼を言う。
――私を変えてくれたのは貴方だ。貴方に出会えてよかった…

 玲子はダンスホールの支配人・蓮見(草刈正雄)と飲む。すっかり
順調そうだね、と言われると玲子は「大切なことに気付いたの。私に
はやるべきことがたくさんある。」と力強く微笑んだ。


 JASDAの野外訓練が始まった。両チームは樹海に入り、それぞれゴ
ールを目指している。2日がかりの訓練なので夜は野宿だ。
 秋山・星野組は着実にゴールに向う。夜、星野は理沙への想いを秋
山に語り、秋山はもっと強くなりたいと自分の悩みを語る。

 ライバル心を燃やす理沙はあせって遭難してしまう。宮田は懸命に
理沙を捜し出す。宮田に発見され安堵した理沙は、自分の幼少時代の
話をする。常に完璧を求める父親、自分を逃げ場に使う母親、そんな
ふたりの間で、誰にも頼る事が出来ずにひとりで生きてきた事を。
 宮田は、自分が理沙を助けに来たのは、だだの仲間としてだけじゃ
ない、とやさしく語りかけた。


 日本投資銀行ではシャトル打ち上げを延期するか否か、決断を迫ら
れている。延期=NASAへの委託となれば、JASDAスタッフ達はすべて
交代を余儀なくされる。打ち上げ計画を続行するためには、銀行の損
失600億を別のスポンサーを探し埋めるしかない。
 玲子は社長から1週間のうちにスポンサーを探せば計画を続行する、
という約束を取りつけた。

 玲子はスポンサー探しに奔走する。野外訓練が終わり、玲子の元を
訪ねた宮田は「やれるだけの事はやったわ。あとは結果を待つだけ」
という玲子の言葉と満足気な表情から、確かな手応えを感じる。
 心から玲子をねぎらうと「宮田さんは最高のビジネスパートナーだ
わ」と笑顔で告げられる。淋しく微笑む宮田。

 訓練から戻った秋山は自室でメールをチェックをする。ソウルから
調査結果のメールが来ていた。
『警察の現場検証によると、現場には赤いハイヒールが散乱していた
ことが判明―』
 秋山の脳裏にソウルの記憶が甦る。あの晩玲子は慌てて買った靴が
足に合わないと言っていた。なぜ慌てて買う必要があったのか?
 秋山は、IDカードの件で会いたいと玲子に電話を入れる。


 宮田が残業していると理沙が現れる。野外訓練の件で一言お礼が言
いたかったという理沙は、本当は山の中で一人ぼっちで怖かった事、
宮田が救助に来てくれて初めて、誰かが一緒にいることで満たされる
という気持ちを知ったと告白した。
 そして、満たされることで、初めて自分に足りなかったものがわか
ったと。自分を見つめる理沙の視線から目をそらす宮田。

 夜半過ぎに秋山の部屋を訪れた玲子。秋山は、ソウルで窃盗の被害
に遭わなかったか問う。玲子はそんな覚えはないと笑う。でも夢の中
の出来事だとは思うが、ビルから落ちる記憶ならある、と言う。
 驚く秋山を見て、玲子は苦笑する。

――真顔で聞かないで。だってそれが本当だったら、わたし今ここに
いるわけないじゃない?

 秋山は思わず玲子を抱きしめる。


寸  評 ああ、宮田さんかわいそう…(星野も)。
理沙が宮田に引かれるのは父性に対する憧れでは?理沙はライバルだ
けでなく異性として秋山を意識しているようだし。
次回はいよいよ玲子の謎が明らかになりそうです。そういえば、秋山
のチェロシーンがありませんでした。なんでだろう。

執 筆 者 ごんた(gonta_tvdr@hotmail.com)

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2. 編集後記
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このドラマ、歯が浮くっていうか、聞いててかゆくなりそうなセリフが結構あ
ります。あらすじが長くなるから全部書けないのが残念(笑。(ごんた)

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