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タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/09/19大引け  2003/09/19


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株式情報局
2003/09/19大引け

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◆三井鉱山(1501)
94 +9 +10.59% 
長谷工の株価急騰などが刺激となって「再生期待」銘柄への関心があらためて高ま
る展開。産業再生機構による再生支援が決定しており、生き残りの確度が高まった
銘柄の水準訂正余地は大きいとの感覚から物色の矛先が向かってきている。


◆高松建設(1762)
2,240 +190 +9.27% 
破たんした青木建設やあすなろ建設とのグループ協調効果が発現、今3月期もピーク
利益更新予想と業績拡大が続いている。あすなろ建設(1865)も高値更新。


◆長谷工コーポレーション(1808)
219 +32 +17.11% 
藍沢証券やGS証券が買いを推奨するリポートを作成、今期のV字回復を予想して
いるのが買い手掛かり。商いを伴った上昇で、出来高は東証1部で第4位の3271万株
となった。GS証券は投資判断を新規に「アウトパフォーム」とした。リポートで
は「再建が軌道に乗り始め、2006年3月期には連結欠損金も解消されB/S(貸借対
照表)上も『普通の会社』へと変わっていこう。一方で収益力は高く営業利益率では
住宅・建設業界3位」などとしている。3年後の妥当株価は200円〜600円としていた。


◆鉄建(1815)
206 +21 +11.35% 
建設株物色の流れで物色対象となっているようであるが、「有名な特定筋が買って
いるとの噂」との思惑なども買い手掛かりとされる。


◆大盛工業(1844)
20 -2 -9.09% 
IP携帯電話事業を実現するためには、今後相応の更なる投下資本が必要であるこ
とが判明し、現状の投下資本のもとでは事業採算の面では問題があるとの結論から
子会社であるジャパンメディアネットワークに対してIP携帯電話事業の中断の申
しれをしたと発表。なお、本年10月中にジャパンメディアネットワークの売却を決
定しており、ジャパンメディアネットワークは新株主の元で事業継続する。2003年7
月通期連結決算の修正、売上高28.3億円(前予想29.6億円)、経常利益10.3億円赤字
(同10.5億円赤字)、当期純利益3.63億円赤字(同4.92億円赤字)。


◆東急建設(1855)
94 +13 +16.05% 
後場から急伸。長谷工「効果」で低位のゼネコン株が活況となってきている。佐田
建設、大末建設、三井住友建設、飛島建設、東洋建設、鉄建などが上昇。なお、企
業再生ファンドの支援で再生を目指している。


◆熊谷組(1861)
175 +32 +22.38% 
主要取引銀行3行による債務免除が実施されたことが手掛かり材料。債務免除額は三
井住友銀2562億円、住友信託銀64億円、UFJ銀58億円で、5月に発表されたないよ
うと同じ。大手調査機関のアナリストは「会社分割により、建設会社である熊谷組
と不動産会社である新設会社である新設会社に資本関係がなくなるため、建設本業
を中心に評価することが可能となる」とのリポートを出していた。この日は長谷工、
大京などの再建実施企業の株が上げており、材料に新鮮味は乏しいものの、同社株
にも物色の矛先が向かった格好。


◆積水ハウス(1928)
1,056 -21 -1.95% 
2003年7月中間連結決算でコスト削減による収益増加が確認でき、本格的な業績回復
への期待から、午前は高く引けた。ただ、午後に入ると、株式相場全体の下げの影
響を受け下落に転じた。


◆日本コムシス(1947)
641 -33 -4.90% 
月曜日から日経225銘柄から除外されるために、インデックス売りを警戒しての売り
物に押され値を下げている。インデックス売は通常1000万株程度と想定されている
が、この日の出来高は140万株。


◆宮地建設(1974)
204 +19 +10.27% 
9月29日に宮地鉄工所(5914)と共同の持ち株会社「宮地エンジリアニンググループ」
を設立する経営統合にあわせて当初0円であった中間配当を5円配当に変更すると発
表。ただし、2004年3月期通期の決算は、受注競争の悪化により下方修正となった。
売上高135億円(前予想150億円)、経常利益6億円赤字(同1.5億円)、当期純利益3.9億
円赤字(同0.5億円)。


◆エプコ(2311)
1,270,000 +70,000 +5.83% 
9月17日の決算説明会を経て一旦利食い売りが先行したものの、売り一巡後は再度増
額修正が期待される展開。株式分割も検討中との会社側コメントも一部で報じられ
ている。


◆日本駐車場開発(2353)
332,000 +10,000 +3.11% 
7月29日以来の分割後安値を更新。新株交付を受け、需給関係が悪化している。7月
末に1:3の株式分割を実施しており、本日はそれに伴う新株交付を迎えている。


◆アサヒビール(2502)
858 +5 +0.59% 
UFJつばさではレーティング「A」としてカバレッジを開始したもよう。昨年後
半に落ち込んだシェアが、今年に入ってから月を追って上昇に転じていることなど
を評価している。


◆FDCプロダクツ(2671)
689 +68 +10.95% 
2004年2月連結通期業績見通しの上方修正を発表。なお、年間配当は15円を予定。売
上高160億円(前予想161億円)、経常利益13.9億円(同12.3億円)、当期純利益6.4億円
(同5.6億円)。


◆アスクル(2678)
5,000 -200 -3.85% 
減益となった四半期決算を嫌気。18日に四半期決算を発表、第1四半期(6-8月)の経
常利益は前年同期比15%減。なお、三菱証券では、第1四半期は売り上げが伸び難い
期であることを考えると順調に推移しているとして、投資判断「A」を継続。


◆プラマテルズ(2714)
410 +8 +1.99% 
公募による新株式発行を行うと発表。発行新株式数100万株、発行価格9月30日〜10
月3日の期間に決定、申込期間10月6日〜8日ただし、最繰り上がった場合10月1日〜3
日。


◆クインランド(2732)
656,000 -11,000 -1.65% 
HSBCでは新規に「BUY」でカバレッジを開始している。主力のDMES事業
は収益性が高く当面高成長が見込めるとしており、決算発表後株価は上昇している
ものの、依然としてPEGレシオは0.5倍で割安感があると。


◆あきあきんどスシロー(2781)
1,651 +200 +13.78% 
銀行株などに乗り遅れた個人投資家などが、値動きの荒いIPO銘柄で値幅取りの
ための買いを入れる。また、「せっかく上場した新規株の値を下げて9月の決算書を
悪化させたくない動きがあるようだ」との声も聞かれた。


◆ビジネスバンクコンサルティング(3719)
1,600 +200 +14.29% 
中間期までの業績推移がやや強含みで推移していることを想定できることに加え、
類似企業が利益率の高い情報サービス企業となることで高PER評価も可能との見
方がある。この点、株価には依然として割安感があり、そのことが買い安心につな
がる。


◆アズジェント(4288)
345,000 -20,000 -5.48% 
大和総研によるレポートが観測される。3年後の業績を売上高90億円、経常利益7.5
億円、EPS1万円と予想しているほか、年率35%の利益成長でPEGをベースに
PER35倍を乗じた35万円を短期的な妥当株価とした。


◆大日本製薬(4506)
960 +13 +1.37% 
ドイツ証では投資判断「Buy」を継続し、目標株価を850円から1000円へ引き上げ
ており、材料視される。1/17に付けた年初来高値1139円を意識した展開に。


◆オリエンタルランド(4661)
6,020 +160 +2.73% 
モルガン・スタンレーでは、冷夏が追い風になり上期の入場者数は会社予想(未公
表)を上回っているとの見方から、上期営業利益は会社計画152億円に対し、170億円
程度に達すると考えているもよう。妥当株価水準は5700〜6600円。


◆田谷(4679)
1,074 -126 -10.50% 
今3月期9月中間期の経常利益が従来計画の4億8000万円に対して6000万円の赤字(前
中間期3億1400万円の黒字)に転落すると発表。美容室をチェーン展開している。個
人消費の低迷に異常気象の影響も加わり、夏の商戦が低調に推移。中間期の売上高
は75億円計画に対して69億円(前中間期74億円弱)にとどまる見通し。


◆インターネット総合研究所(4741)
 543,000 +50,000 +10.14% 
リーマンブラザーズ・コーポレーション・アジア・リミテッドとの間で締結した契
約に基づき第3者割当による新株式発行を取締役会で決議したと発表。発行新株式数
554株、発行価格36万654円、発行総額1億9980万。資金の使途は新ネットワーク分野
とユビキタス関連事業の運転資金に充当する予定としている。


◆エッジ(4753)
70,200 +5,000 +7.67% 
子会社のエッジテレコムとともに米SIPPhoneの販売代理店として、日本に
て無料IP電話のサービスを開始すると発表。SIPが発売する電話機の2台セット
(122.99ドル)を通話したい双方に設置すれば、パソコンが無くてもネット回線があ
る場所であったら世界中何処にいても無料で通話が可能。


◆インテリジェンス(4757)
470,000 -16,000 -3.29% 
前場取引時間中に03.9期の業績上方修正を発表。ただ、株価は軟調推移となってお
り、短期的な材料出尽くし感が広まっている。業績の上方修正を織り込む格好で上
昇してきたことに加え、業績上方修正が既に観測記事で報じられていた。また、大
和総研による妥当株価45万円も上回っていたことから、目標達成感から利食い売り
が先行。


◆インデックス(4835)
534,000 +14,000 +2.69% 
本日は、人間がリラックスできる周波数帯域の着信音を配信スタートとの報道を材
料視している。依然として犬語翻訳機などユニークな技術開発に対する評価は高い。


◆寺岡製作所(4987)
780 --- 0.00% 
ストップ高買い気配のまま商いは成立しなかった。みずほが投資判断を新規に「1」
としているもよう。目標株価は1600円と観測されており、インパクトが強まる状況
の。


◆旭硝子(5201)
761 -43 -5.35% 
外国人投資家の売りが中心と観測される。TFT液晶の製造工程に不具合が生じた
との観測が流れていた。会社側では否定コメントを発表したが株価の戻りは鈍かっ
た。


◆日電硝子(5214)
1,845 +300 +19.42% 
ストップ高、差引約520万株の買い物を残す。UBSが投資判断を格上げしており、
本日の評価材料とされる。「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も
1300円から2300円にしている。また、旭硝子の下げも思惑を呼ぶ格好に。


◆フジミインコーポレーテッド(5384)
3,070 +30 +0.99% 
本日付で大和総研からのレポートが観測される。レーティングを「2」継続としてい
るも。CMPスラリーを牽引役として中長期的な利益拡大局面を迎えつつあり、
05.3期予想EPSを142.9円に引き上げた。


◆住友軽金属工業(5713)
590 -1 -0.17% 
中間期において同社が所有する有価証券を売却し、有価証券売却益10億3000万円を
特別利益として計上すると発表。なお、業績予想については現在算定中であり必要
が生じた場合に適時発表。


◆三菱電線工業(5804)
128 --- 0.00% 
固定資産の譲渡益40億円と、断線自己のクレームに関する製品保証損失が当初の見
込み額より33億円増加する見通しとなり新たな特損として計上すると発表。2004年3
月期単独業績見通し、売上高690億円(前予想750億円)、経常利益8.4億円(同10億円)、
当期純利益9億円(同6億円)。


◆リョービ(5851)
282 +27 +10.59% 
一時、98年7月以来の300円台を回復。有価証券の売却による最終利益の増額修正を
発表。経常利益見通しに変化はないものの、今期連結最終利益については49億円に
対して111億円(前期44億円)に修正された。香港のテクトロニックインダストリーズ
の保有株全てを84億円で売却、特別利益82億円を計上。売却金は借入金の返済や新
規事業に充当する。有証売却により財務体質が改善するとの観点から買われている。
テクトロニック社は香港の電動工具メーカーで創業の時にリョービが出資していた。


◆コマツ電子金属(5977)
895 +20 +2.29% 
立花証では18日付けレポートで投資判断を「強気」としており、材料視する向きも。
台湾子会社FKSで生産するプライムウエハーが順調に推移しており、会社側計画
を上回る可能性が大きいとみているもよう。


◆エーワン精密(6156)
1,010,000 +42,000 +4.34% 
設備投資の回復期待の高まりを改めて好感する格好。同社の関連業種となる富士精
機(6142)は自動車関連業界の堅調な設備投資に支えられ、03.8中間期業績を上方修
正。また、日本政策投資銀行による設備投資計画調査によれば、全産業の2003年度
設備投資計画は前年度実績比4.9%増となる見込みと報じられている。


◆日立建機(6305)
1,190 -38 -3.09% 
中国における保険付与規制による中国販売の打撃が嫌気されているようである。
ゴールドマン・サックスでは、一時的な要因との考えから、アウトパフォームの
レーティングと妥当株価1600円を継続したもよう。


◆プラント株
日揮(1963)924 -32 -3.35% 
千代田化工建設(6366)632 -14 -2.17% 
トーヨーカネツ(6369)147 -5 -3.29% 
かねてより日本に優先交渉権があった、イランの油田に関して、イラン政府が油田
の「入札には石油メジャーを加える」と述べた。このために、日本が権益を取れな
い可能性がある」との観測から油田に関連の深いプラント株が売られているようで
ある。


◆富士通(6702)
613 -21 -3.31% 
英国政府から電子政府システムを受注したとの報道で、昨日の後場は大いに賑わっ
たが、過剰反応との見方も強く本日は戻り売りに押される展開。目新しい話ではな
いとの見方も。本日は新聞報道やアナリストレポートも目立っていない。


◆日本信号(6741)
560 +33 +6.26% 
消費電力の小さい新型LED交通信号灯を開発との発表もあって一昨日に急伸、本
日はあらためて買い進まれる展開。LED関連のほか、中国鉄道関連など物色材料
は多彩と。


◆OSGコーポレーション(6757)
960 +235 +32.41% 
12日に決算発表、7月中間期は販売体制再編成から減収減益となったものの、1月通
期は2.5倍経常増益予想と大幅な回復を見込んでおり、アナリスト関係者の評価も
戻ってきた。1月高値1250円未更新と出遅れ妙味も。ただ、ここ大きく上伸、マー
ケットメイク銘柄だけに荒い動きに入る可能性はある。


◆アドバンテスト(6857)
7,850 -340 -4.15% 
アプライド・マテリアルズなど半導体製造装置株が冴えない展開となっていること
が気掛かりである。北米地域のBBレシオが予想を下回ったほか、ゴールドマン・
サックスでは、関連株は短期的に10-15%程度の調整局面に入ると予想しているよう
である。


◆アバールデータ(6918)
440 +65 +17.33% 
2004年3月期の連結業績の上方修正を発表したことを好感した買い物が優勢となった。
好採算製品である組込みモジュールや画像処理モジュールの売上げが好調なほか、
固定費削減の効果などで当初計画に比べ利益の改善が見込まれることが増額の要因。
売上高は従来予想を2億円上回る58億円(前期比23%増)、経常利益が1億2000万円増額
の2億1000万円(前期は1億円の赤字)、当期純利益も7000万円上乗せの1億4000万円
(同2億4500万円の赤字)となる見通し。


◆ユー・エム・シー・ジャパン(6939)
139,000 -1,000 -0.71% 
300mmウェハ・ファウンドリー会社「UMCi」へ資本参加すると発表している。
なお、CLSAでは同発表をポジティブに受け止め、投資判断「BUY」を継続し
たほか、目標株価を18.8万円とした。


◆芝浦電子(6957)
293 +23 +8.52% 
主力の温度センサのサーミスタの回復から今3月期は経常・最終黒字化予想、8月高
値270円未更新と出遅れていたことから見直し買いが入ってきた。「またぞろ
SARSの懸念が出てきつつあるが、SARS騒動のときに体温計センサの特需が
出たことからSARSをにらんだヘッジ的な買いも入っているようだ」


◆京セラ(6971)
7,650 -230 -2.92% 
機器関連事業において、国内外における携帯電話の売上のに加え、PHS関連製品
の売上が下半期へずれ込むことにより売上高が期初予想より下回ったことが中間の
下方修正の要因となった。また、米国子会社の材料在庫の評価減として98億円を計
上することも響いた。2003年9月中間連結業績予想、売上高5200億円(前予想5500億
円)、経常利益215億円(同400億円)、中間純利益130億円(同220億円)。


◆太陽誘電(6976)
1,612 +145 +9.88% 
「株価急騰について現在調査中だが、特に当社から何かを発表した経緯はない」と
していた。電子部品の価格下落の影響から今夏に今期業績見通しを下方修正した経
緯がある。足元の電子部品受注は回復傾向にあり、来期の収益改善を期待する買い
が先行しているもよう。UBSが投資判断を「ニュートラル」から「バイ」、目標
株価を1050円から1800円に引き上げていることを材料視。なお、UBSでは、電子
部品で同社のほかに、ニチコンとミネベアを格上げしているもよう。


◆自動車株
トヨタ(7203) 3,700 -100 -2.63% 
日産自(7201) 1,329 -75 -5.34% 
ホンダ(7267) 5,160 -240 -4.44% 
最近の外為市場で円高の流れが続いており、その収益への悪影響が懸念される。昨
日の米国市場では1ドル=114円台と2001年2月以来およそ2年半ぶりの円高・ドル安
となり、この日の東京市場でも同115円台前半の水準で推移。自動車各社は1ドル
=115円をめどに今期の業績予想を組んでいるところが多く、これを上回る円高は減
益要因になるとして国内外の機関投資家からも警戒する声が聞かれている。今期に
ついてはかなりの部分の為替予約が済んでいる会社もあるが、「日本経済が今後も
回復に向かうなら、来年にかけて一段の円高局面もありうる」として先行きを見極
めたいという向きが増えている。


◆ホンダ(7267)
NY為替市場では一時114.75円と2001年2月以来の水準まで円高が進行していること
から、輸出関連セクターに対しては懸念要因。一方、CSFBでは、好調な米国で
の自動車販売と、下期からやや回復すると予想される日本国内での販売などを背景
に、中間決算後の収益増額修正を予想。目標株価6000円で、上場来高値を抜くと推
測しているもよう。


◆マックハウス(7603)
1,370 +120 +9.60% 
2004年2月通期業績見通しの上方修正を発表。冷夏に早期に投入した秋物商品が堅調
な動きを見せ8月の売上が好調に推移したために、売上が増加し、管理費を圧縮努力
が寄与。売上高432億円(前予想431億円)、経常利益30.8億円(同29.9億円)、当期純
利益14.8億円(同13.7億円)。


◆PLANT(7646)
1,420 -30 -2.07% 
UFJつばさ証券では、同社のレーティングを新規「B」としたも。
「PLANT-5見附店」の出店遅れや新規に出店した店舗の売上未達により、今期
業績が修正後の会社計画を若干下回る見通しとしている。上場来安値近辺かつ
PER10倍台前半という株価水準であるものの、「PLANT-5見附店」の状況を
見定めたいとも。


◆プレシジョン・システム・サイエンス(7707)
474,000 +50,000 +11.79% 
18日にメディビック(2369)が新規上場、初値が急騰したことから、バイオ関連株の
一角として人気化している。黒字化を達成しているため、同関連銘柄の中でも買い
安心感が強まっているもよう。


◆タムロン(7740)
4,720 +110 +2.39% 
16日の中間決算説明会以降、堅調な値動き。同説明会では中期計画を大幅に上方修
正しており、中期的な成長力に対する期待感が高まっている。なお、同説明会後の
各証券会社によるレポートは、総じてポジティブな内容。


◆兼松日産(7961)
333 -23 -6.46% 
昨日は、ネット証券などの短期資金を中心とした買いで急騰していたが、この日は、
同社から値上がり幅が大きい低位建設株に資金が移動しているようである。


◆セーラー万年筆(7992)
501 +36 +7.74% 
DVDロボットが受注繁忙状態にある。また、中期的は次世代DVD企画であるブ
ルーレーザーの伸長が期待されるとの声も。


◆ナイガイ(8013)
117 +7 +6.36% 
先に今1月期業績予想を下方修正して株価は突っ込んだものの、そこがボトムとなり
反騰態勢に入っていたが、11月に公開予定の米国映画「リーガリー・ブロンド2」の
準主役のチワワの衣装を提供したフィフィ&ロメオ社と提携、映画公開に合わせて
犬のファッションキャンペーンを行うことから、人気のチワワ関連として見直しの
買いが入ってきている。


◆レナウン(8021)
165 -6 -3.51% 
2003年7月期中間連結決算。売上高464億円(前年同期比7.8%減)、経常利益12.4億円
赤字、中間純利益68.4億円。通期の見通しは、引き続き経営改革、事業プロセス改
革に取り組み、イメージキャラクターとして山口智子を起用するなど中核ブランド
の活性化を図ることで利益の増加を見込む。また、厚生年金基金の解散に伴い、退
職給付費用の大幅な減少が見込まれ、収益基盤は一段と強固なものとなるとしてい
る。通期業績は、売上高1040億円、経常利益20億円、当期純利益132億円を予想。


◆ルック(8029)
1,536 +35 +2.33% 
チャート的には底入れから反騰に入ったばかりと好チャート、再来週の投資集団
「泰山」のフォーラムをにらんで来週はフォーラムをにらんだ前哨戦で上がるので
はないかという期待の先取り買いも入っている。


◆東京エレク(8035)
8,180 -390 -4.55% 
昨日、会長の講演が一部シンポジウムで行われている模様。7〜9月受注は上ブレの
公算が大きいが、10〜12月の分の前倒しであり、一段のモメンタム上昇がなければ
第3四半期の受注は前四半期比で減少の可能性もあるとしている。


◆小杉産業(8146)
68 -2 -2.86% 
2004年3月期連結業績見通しの下方修正を発表。景気の落ち込みで売上が低下したこ
とや、販売費や管理費の削減計画が目標達成しなかったこと、固定資産除去損、子
会社支援損なども利益面を圧迫したことが下方修正の要因となった。売上高346億円
(前予想370億円)、経常利益0円(同4.2億円)、当期純利益0円(同0円)。


◆高島屋(8233)
795 +25 +3.25% 
昨日は、新株予約権の権利行使価格の決定日であった。このことから、権利行使を
安くしたい投資家が買いを控えたため安なっていたようであったが、この日は、昨
日に買いを控えていた機関投資家の参入や指数上昇の買いも入ってきているようで
ある。


◆大手銀行株
UFJHD(8307) 482,000 +15,000 +3.21% 
みずほFG(8411) 248,000 +8,000 +3.33% 
大手銀行が税効果資本減額、依存度を下げて健全にするとの報道や政府保有のりそ
なHD株の含み損解消とのニュースなどが出ているが、株式市場の上昇による含み
益拡大を背景に売り方の買い戻し、新規買いが続いている。


◆りそなHD(8308)
143 +15 +11.72% 
最近の株式相場の上昇や景況改善などを背景に経営環境が好転しつつあり、本格的
再建が徐々に軌道に乗るのではないかという期待感が見直し買いの増加につながる。
また、この日は同社がメーンバンクとして多額の金融支援を実施した長谷工が急騰。
金融支援に際して債務の株式化によって優先株を中心に約1億4000万株の同社株式を
引き受けたが、このうち約3600万株は普通株式で、これが最近の株価急騰で大幅な
含み益を生む状況。りそなHDと長谷工の例以外にも藤和不やオリコなど金融支援
の際に多額の債務株式化を実施した企業は多く、それらの“復活”に伴って株式を
引け受けた大手銀行の含み益が膨らむ状況が目立っており、それらが大手銀行の財
務内容をさらに改善する好循環に入ってきている。


◆三井住友FG(8316)
503,000 -1,000 -0.20% 
買い先行スタートとなったが9/17の高値52.7万円に届かず、利食い圧力に押されマ
イナス圏へ。大和では目標達成感から短期的には利食い売りの圧力が強まるが、中
長期的には、業績の改善に裏付けされた次なる株価上昇ステージ入りが期待される
と。経営健全化のための前提条件。10年国債の利回りは、平成16年1%、17年1.3%、
18年1.5%、19年1.7%。為替レートは、平成16年〜19年1ドル120円。日経平均は、平
成16年〜19年7831円。


◆みずほFG(8411)
248,000 +8,000 +3.33% 
経営健全化計画の前提条件の見直しを発表。10年国債の利回りが平成16〜17年で
0.82%・平成18年〜19年で2%。為替レートが平成16年〜19年まで1ドル120円。日経平
均が平成16年〜19年まで7972円。見直し以前は、10年国債の利回りが平成16年で2%、
平成17年で3%。為替レートが平成16年〜17年で1ドル124.27円、日経平均は平成16
年〜17年9774円。なお、地価に関しては、「底這い推移の後景気にやや遅行して緩
やかに上昇」と変更は無い。


◆ファイナンス・オール(8437)
282,000 --- 0.00% 
大証ヘラクレスに新規上場。13万円買い気配で取引を開始し、初値は29万円と公募
価格13万円の2.23倍となった。


◆アドバンスクリエイト(8798)
155,000 +10,000 +6.90% 
一時ストップ高、連日で上場来高値を更新。前引け後、松井証券と業務提携に向け
て協議を行うと発表している。前日には一部で同発表の事前観測が伝わっており、
ストップ高となっていた。


◆三井不動産(8801)
1,032 +18 +1.78% 
3日ぶりに反発。本日は不動産セクターの強い動きが目立っている。昨日、基準地価
が発表されているが、都市再開発地域など都心の一部では地価が反転してきている
ところが目立つなど、業界環境好転の兆しなどが評価される。


◆ゼファー(8882)
438,000 +39,000 +9.77% 
JR南船橋駅にほぼ隣接する旧屋内スキー場「ザウス」跡地の開発構想を発表。総
戸数千数百戸の分譲マンションを計画する。販売開始時期は未定だが、大型事業に
よる将来の収益寄与を期待する形で買いが先行。


◆ゼクス(8913)
990,000 -50,000 -4.81% 
一部新聞に特集記事が掲載される。本体事業における開発担当者1人当たりの粗利益
1億円目標について、04年5月期計画の約7割はメドが立っているとの内容。また、強
化中の健常高齢者向け住宅は、予定を上回るペースで入居が進んでいる。


◆鉄道
東武鉄道(9001) 380 +16 +4.40% 
東京急行(9005) 500 +15 +3.09% 
京王電鉄(9008) 607 +21 +3.58% 
鉄道会社の株主優待は、株主優待定期など他のセクターに比べて換金性や利便性が
高いことから、権利取りの買い物が入りつつあるようである。


◆ヤマタネ(9305)
181 +4 +2.26% 
コメの不作を手掛かりに買われていたが、この日のニュースでコメ390kgが福岡県
で盗難が起きたと報道されるなどのコメ不足の深刻化を懸念を手掛かりに、同社が
物色され始めた。また、PERも依然として12.73倍と低いことも買い手掛かりとさ
れているようである。


◆丸紅テレコム(9447)
95,700 +10,000 +11.67% 
ストップ高。前日に続いて、携帯電話販売の好調から2004年3月期経常利益予想を従
来の15.4億円から19億円に上方修正したことを好感して上げている。


◆電力株
東京電力(9501) 2,555 +75 +3.02% 
中部電力(9502) 2,280 +20 +0.88% 
関西電力(9503) 1,988 +12 +0.61% 
東北電力(9506) 1,848 +25 +1.37% 
東電は原発停止による夏場の電力不足懸念を無事乗り切ったことで、ひとまず経営
面に対する安心感が台頭しているほか、電力株は最近の全般の底上げ相場の中でも
ほとんど物色の圏外に放置されたままで出遅れ感が強まっていた。また、この日は
電力大手と新規電力事業者の計18社が2005年に電力取引市場を共同で設立すると報
じられたことも刺激材料になった。9月中間期末の接近とともに中間配当取りを狙っ
た買いが流入しているとの見方もある。


◆ベンチャーリンク(9609)
415 +16 +4.01% 
以前の下方修正の急落時にN社などの外資系証券が大量に売を出していたことから、
現在は、「出遅れ銘柄として、外資系証券が買っているのではないか?」との観測
が流れている。


◆ジェネラスコーポレーション(9703)
67 +5 +8.06% 
この日は、同じマンション銘柄の、大京(8840)、藤和不動産(8834)、長谷工(1808)
などが高いことから、同社も出遅れマンション銘柄として、物色対象となった。




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ブロ-ドバンド料金比較
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/kakaku.html
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◆指標

外資系証券、売り3300万株、買い4470万株、差引き1170万株の買越し。
寄前成行き注文、売り3850万株、買い6170万株、差引き2320万株の買越し。
昼休みバスケット取引、約978億円が成立。
後場成行き注文、売り1860万株、買い2390万株、差引き530万株の買越し。




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NEC得選街
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/nec.html
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●8月の消費者心理調査(隔月実施)結果今後1年間の暮らし向きに対する「生活不安
度指数」は155と、前回6月調査より5ポイント上昇。悪化は前々回の4月調査以来。
同指数は、暮らし向きが「良くなる」と「悪くなる」の回答が同数なら100となり、
数値が大きいほど、消費者の不安が強いとみなされる。調査は全国2200人を対象に
実施(回答率59.0%)した。同総研は、長雨と冷夏で食料品などの価格上昇への懸念が
高まったのが悪化の要因と分析。株価の回復や経済指標の好転で、国内の景況感は
改善しつつあるが、「消費者心理の先行きはなお不透明」とみている。



●8月の電力販売量(電力10社計、速報)
前年同月比10.5%減の745億7800万kW時で、過去最大の下げ幅を記録。関東圏を中
心とした冷夏で家庭やオフィスでの冷房需要が落ち込んだことが響いた。



●竹中経済財政・金融担当相は、最近の円高について、為替の短期的な変化は経済
にすぐに影響を与えないとの考えを示した一方で、中期的なトレンドを見極めて経
済への影響を分析したいと語った。
長期金利上昇の理由として、景気回復期待を反映したものとする見方を示すととも
に、「上昇テンポが速すぎることには注意が必要」と述べた。さらに「構造的背景
である財政赤字が拡大することがないように運営しなければならない」と強調。
銀行の破たん処理に関連し、”トゥー・ビック・トゥー・フェイル”との考え方に
ついて、「規模の大きい小さいでどうこうすることはない」とし、大きすぎるから
つぶさないとの考えはとらないとした。さらに「金融行政は厳密な行政手続きの積
み重ね。法律に基づき対応する」と述べた。
金融相就任後、1年の成果として竹中担当相は、「不良債権比率が減少し始めたのは
大きな変化。今の努力を続けていけば出口はある」とした。また、業務改善命令が
発動された公的資金注入15行の新しい経営健全化計画を今夕発表することを明らか
にした。




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株式情報局
http://ams.adam.ne.jp/kabu/haisin/melmaga.html
kabujyo@imac.to


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