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★☆================================================================= ☆ いいオトコ研究会 (いい男とは?) 03年9月17日 第78号 -------------------------------------------------------------- http://members.tripod.co.jp/fineguy/ ==================================================================☆★ 読者数;13,004人 (姉妹紙含む) ▼▼今週のご挨拶▼▼ 一時低迷していたベンチャー企業の上場が、また増えてきたようですね。 最近の傾向は、「何をやっている企業か」がわかりやすいこと。 言い換えれば、非常にニッチな、あるいは特定された分野のみを、 主業務としていること。 「不動産が主業務です。」ではなく、 「マンションのモデルルームを作っています」とか、 「環境ビジネスです。」ではなく、 「風力発電をやっています。」とか。 これって、ヒトにも当てはまるような気がします。 「彼は何が得意なのか?」 これが、より明確、わかりやすい方が、受ける時代。 「何でも出来る」は、「何も出来ない」ってことかな。 ▼▼お薦めメルマガ1▼▼ =============================================================== 最近、なんだか元気がない貴方へ オススメ・メールマガジン! 元┃気┃が┃出┃る┃言┃葉┃ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 小学生から76歳まで、会社経営者のお言葉など、読者から投稿された ライブな【元気が出る言葉】を紹介しています。 ご登録はこちら ⇒ http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/1822.html ================================================================ ▼▼お薦めメルマガ2▼▼ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◇◆ ちょっとした一言でかわる恋愛のゆくえ ◆◇◆ --------------------------------------------------------------- 友達から恋人へ進展するために、どのような一言を言えばいいのか? 恋のゆくえを思い通りに操るためのトーク術をアドバイスします。 ★最新号・登録は→→→ http://www.mag2.com/m/0000101338.htm ★サイトはこちら→→→ http://www.so-net.ne.jp/renaikagaku/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ------------------------------------------------------------ ▼▼今週のテーマ▼▼ >>マーケティングとセリング 「要は、他人に売り込めばいいのでしょ」 とばかりに、自己PRばっかの人。 これはマーケティングではありません。 単なる販売行為と同じ。 今回は、"いいオトコ”になるための、マーケティングの基礎を お送りします。 ▼ブスおとこ君 ブスおとこ君、会社で1つのプロジェクトが成功。 周辺には、 「すごいだろ。俺がやったんだぜ」 って言いまわっている。 でも、実際には彼の貢献は少なく、 単に同じチームにいただけだってこと、皆、知っている。 ブスおとこ君は、漸く好きな女性とのデートにたどり着いた。 彼女には、 「トレンド・スポットを、案内してあげる」つもり。 でも彼女は、そんな場所よりも、 普通の街で、普通のお茶デートが望みらしい。 いかに予定が埋まっているか。 どれだけ、保存した女性の携帯電話番号の数が多いか。 それが自慢のブスおとこ君。 ことあるごとに 「俺は忙しい」 「俺はこんなにたくさんの女性を知っている。」が口癖。 でも予定の多くは、不必要なこと。 保存した番号に電話しても、折り返しが来ない。 ▼マーケティングの定義 マーケティングの定義とは、 「消費者やお客さんが望んでいるような商品(サービス)を考え、価格を 定める。そして、その宣伝広告や売る場所などを考えて、実行する」こと。 前号で述べたことですね。 ”いいオトコ”は、自分を「1つの商品」として見なし、 女性やその他周辺の人々が、「自分という商品」の消費者だ。 こういう認識があります。 「自分の価値を高めることに鋭意努力している。」 高めるために、「自分は、他人から見てどれだけの価値があるのか」に敏感。 その結果、自分を商品に、周辺の人々を消費者として見なすことが出来るの ですね。 で、ここにマーケティング理論(手法)が必要となってくるのです。 上述したマーケティングの定義は、ヒトに当てはめるとこうなります。 「周辺の人々が自分に期待していることは何か?」 「自分は、周辺の人々に何を提供できるのか?」 「周辺の人々の期待と、自分が提供出来ること、そこに”自分の価値”が ある。」 「そして、その価値を周辺の人々にアピールし、認識してもらう。」 「また、その価値が一番発揮出来る仕事やプライベートの場所を考える。 以上を実行する過程・手法・考え方が、”いいオトコ”のマーケティングです。 仕事場でもプライベートの場でも、大競争の時代。 女性のニーズ多様化。 これは、売り手(自分自身)本位の脱却と、顧客本位の導入を余儀無く 取り入れ、より一層マーケティングへの重要性が増していると言えます。 尚、勘違いしないで下さい。 決して、自分を捨てろって言っているのではありません。 他人に合わせることを勧めているのでもありません。 ▼マーケティング志向 マーケティングには、主に以下4種の志向があります。 生産志向; 周辺の人々は、気軽に安易に、「貴方を利用」出来れば満足と考えている。 だから、貴方は、効率的な生活を心がけ、 多くの人々との接点を増やすことに重点を置くという志向。 この志向は、バブル期のように皆が動き回っている時代。 あるいは、ともかく人脈を増やすことが最重要である時期には有効。 但し、貴方からのアウトプットは少なく、 現在のような「真の価値」を望んでいる人が多い状況では、 効率的な生活をしているはずの貴方は、空きタイムばかりが増えてしまう ことでしょう。 製品志向; 周辺の人々は、貴方の外見、資格、キャリア、資産などに興味を示すと 考えている。 だから、貴方はたくさんのお金をこれらに使い、 「見える魅力」を増やすことに重点を置くという志向。 この志向は、周辺の人々のレベルが低い場合に有効。 なぜなら、本質を見ようとしないで、表面的なことに関心が高い人々を 相手にしているから。 但し、外見・資格・キャリア・資産などいずれもが、無駄な投資となる 可能性が高く、時代に取り残されてしまうリスクが生じます。 販売志向; 貴方が、多くのアピール/PRを、周辺の人々にしない限りは、 人々は貴方を活用してくれない、認めてくれない、付き合ってくれない という考え方。 この場合、貴方は周辺の人々が望むような価値を提供するのではなく、 一方的な売込みのみとなる。 だから、貴方が思っている以上に周辺の人々は、貴方の価値を認めずに、 どんどんその距離が広がっていくリスクが生じます。 マーケティング志向; 標的とする人々の層を定め、 そのニーズに見合った価値を提供し 人々の満足度を高めることに主眼を置き、 競合者と競争していく、という姿勢。 これがマーケティング志向です。 ともかく事務処理を早くやって欲しいというクライアントと、 面白い発想・アイデアを出して欲しいというクライアント。 貴方1人が、これら2人の異なったニーズを満たすのは、難しいはず。 クラブ大好きで、ともかく派手で先端的な遊びを欲している女性と、 図書館大好きで、知識・教養を分かち合うことを望んでいる女性。 貴方1人が、双方から結婚を申し込まれるのは、まず考えにくいはず。 ある程度ターゲットとする市場(人の特徴)を絞り込み、 そこにいる人々の満足度を高めることに集中する。 人々の満足度が高まると、2度目の「貴方への接触」が期待出来る のみならず、良い評判がクチコミで友人に伝播することにより、 更なる「貴方のファン」を生むというサイクルが期待出来るのです。 ▼マーケティング業務 マーケティングの活動範囲は、売込みやPRなどに限定されるのではあり ません。 周辺の人々のニーズをくみ上げ、彼ら彼女らにとって「価値あること」に 対して、貴方が提供する一連のプロセスを計画・実行し、コントロール していくことです。 繰り返しですが、アピール・売込み・PRと、マーケティングを 混同している場合が多く見られます。 前者は、売り込む手段を考える活動で、 「周辺の人々」の数の確保や、短期的なメリットが目的となります。 PCに送られてくるEmailの数。 保存している女性の携帯電話番号の人数。 どれだけ予定が埋まっているかの埋まり具合。 長期的なことは考えずに、今日明日の給料の額。 それが行き過ぎると、貴方との接触が1回限りで終わってしまう人々 ばっかとなってしまいます。 一方、マーケティングの目的は、 人々との継続的な関係と、それによる貴方の価値の増大。 そのために、周辺の人々が何を求めているのか、 それを満たすには何を提供すればいいのかという風に、 周辺の人々中心の考え方が求められます。 そして一度接点が出来た人々には、 何度も貴方に足を運んでもらう努力が欠かせません。 ▼生活(人生)におけるマーケティングの位置付け 以上のマーケティング志向や手法。 これは、貴方の生活の中心的存在となることが望まれます。 貴方は、仕事、趣味、知合い、得意技、生活、能力、外見、 これらの集合体。 その集合体の中心に、顧客である周辺の人々がいる。 少なくとも無人島で過している以外は。 となると、マーケティング活動は、貴方の「自分人生」の 中核的な役割を果たしていく必要があります。 つまり、マーケティングは、周辺の人々の求めるものを明確化し、 それを満足させるための、必要な役割を担っているのです。 ▼最後に 魅力ある人には、自然に人が集まってきますね。 私の知合いにも、何人か該当する人がいます。 で、その人たちに必ず共通するのが、 「周辺への気配り・配慮」がすごいことと、 「自分の魅力」を知っていること。 これって結局、マーケティング志向ってことですよね。 魅力的な人の中には、 豪快で、他人の目なんか気にしていない人もいるようです。 でも実際には、「なんとかして周辺の人々を満足させよう。」 って努力している場合が多いですよ。 ▼女性の方へ 貴女に迎合する男性。 言いなりにばっかなる男性。 確かに便利だし、使い勝手がいい。 でも、真剣に付き合おうと思うことは少ないのでは。 迎合する、言いなりになるってのと、 貴女に「価値」を提供してくれるってのは別。 価値とは、プレゼントを貰う、何かを手伝ってくれる。 これだけでは無いですね。 もっと、本質的なこと。 これを与えてくれることが価値であり、 その価値が多い男性って、やっぱ魅力的! ▼▼次号のテーマ▼▼ 9/24配信 >>マーケティングの進め方 顧客(周辺の人々)志向であることはわかった。 売込みと、マーケティングの違いも理解した。 でも、どうやってマーケティングをすればいいのか? それを次号(9月24日)にお送りします。 ★☆================================================================= ☆ いいオトコ研究会 (いい男とは?) 03年9月17日 第78号 -------------------------------------------------------------- http://members.tripod.co.jp/fineguy/ ==================================================================☆★ 読者数;13,004人 (姉妹紙含む) 登録解除 http://members.tripod.co.jp/fineguy/melmaga.html バックナンバー http://members.tripod.co.jp/fineguy/backnumber.html 発行人 いいオトコ研究会 代表 |