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タイトル:Daily Drama Express 2003/09/05 Stand Up!! (10)  2003/09/11


===================================================== 発行部数   10 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/09/05 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル STAND UP!!
局  名 TBS系
放映日時 金曜22時
キャスト 浅井正平(二宮和也)
 岩崎健吾(山下智久)
 大和田千絵(鈴木杏)
 宇田川隼人(成宮寛貴)
 江波功司(小栗旬)
 望月いすず(由美子)
 木村光彦(的場浩司)
 佐々木留美子(加藤貴子)
 浅井ゆり子(西田尚美)
 岩崎君子(杉田かおる)
 宇田川信人(酒井敏也)
 江波昌司(清水章吾)
 浅井京平(段田安則)
 浅井とも子(片平なぎさ)

脚  本 金子 ありさ

あらすじ  −− 今までの千絵への態度を後悔すると共に、何度も千絵の裸
を想像していた。

 戸越公園駅にたどり着いた浅井正平(二宮和也)の財布の中には、
500円玉一枚しかなかった。

 −− たとえ相手がケンケンでもイヤだ。

 岩崎健吾(山下智久)、通称「ケンケン」は、大和田千絵(鈴木杏)
の、「初めてじゃないの」という言葉に、「拙者、風呂行ってきます」
と部屋を出る。

 電車をあきらめた浅井は、ヒッチハイクを試みるが、一台も止まっ
てくれない。
 そこに田中が、金髪美人を後ろに乗せて、単車で通りかかる。
 浅井は田中を殴り倒すと、金髪美人を乗せたままの田中の単車に跨
り、走り出す。

 江波功司(小栗旬)、通称「コーくん」と宇田川隼人(成宮寛貴)、
通称「ウダやん」が、喫茶店・根で千絵の相手が、岩崎か浅井かとい
う話をしているのを、江波の父・江波昌司(清水章吾)に聞かれてし
まう。

 昌司は緊急で町内会を集め出動するが、そこに、浅井の父・浅井京
平(段田安則)の姿はない。

 そのころ京平は家で、娘の浅井ゆり子(西田尚美)に、妻・浅井と
も子(片平なぎさ)が友人と何泊かの旅行に行ってくると行って家を
出てしまったと嘆いていた。ゆり子はこれから夜勤。

 とも子は、バスターミナルで、これからどこへ行こうかとアドレス
帳を繰っていて、その指が、大和田妙子の上で止まる。

 浅井の乗った単車は、程なくガス欠で止まってしまう。

 岩崎は、「過去は問わないよ」と千絵に言い、振り向くと、「しょ
う......」と言って驚く。


 空き地にしゃがみ込んでいる浅井の前に、宇田川と江波が現れ、
「ケンケンと千絵が!」と言う。

 3人が集会所へ駆けつけると、岩崎と千絵が真ん中で立たされてい
る。
 間違いがなかったか問う昌司に、ややあってから千絵が、「間違い
ませんでした」と答える。
 岩崎の母・岩崎君子(杉田かおる)は、自分には外れたと言って、
岩崎が温泉に行っていたことを悔しがる。
 不純異性交遊を窘める昌司に岩崎が反論。
 昌司は親父キラーの和菓子屋の娘・富永志保(松本莉緒)に気があ
るし、宇田川の父・宇田川信人(酒井敏也)たちはエッチビデオの上
映会をしている。君子はホストクラブ通い。
 自分たちはそういう大人達をよく見ているし、自分たちの今は、そ
ういう親たちの子育ての結果だと岩崎。
 続いて岩崎は千絵との交際宣言をする。「まじめに責任もって交際
します」と。

 浅井は「ちょっと待った!」と飛び出そうとするが.....飛び出し
ていたのは、妄想の中だけ。

 千絵は、「わたしもそのつもりです」と言い、岩崎と二人で、「お
願いします」と頭を下げる。


 −− じゃあ、オレのこの熱い思いは一体.....

 −− 多分、祝福すべきなのか.....
 悩む浅井の背中を、江波と宇田川が流している。

 岩崎は千絵にプレゼントを渡す。


 居酒屋で、体育教師・木村光彦(的場浩司)が「取り締まりに協力
します!」と言うが、昌司達は意気消沈。逆に木村に、早く身を固め
るように言う。

 浅井はやはり千絵に告白する!と言う。
 だがそこに岩崎がアイスを持って帰ってきて和んでしまう。

 ゆり子から京平は、『あの夜』の真相を聞く。
 ゆり子の後輩・小夜子は、京平と二人、はぐれてしまった。そこで、
京平をラブホ・七夕の部屋に寝かせ、夜勤なので小夜子は出勤してし
まった。『すごい』と言うのは、京平がカラオケボックスで披露した
『逆立ち』のこと。
 京平は喜んで、家の中を逆立ちで歩く。


 ゆり子は千絵に足ツボを押して貰いながら、千絵を逃したら、浅井
は一生独身だ、と言う。

 岩崎と千絵が集会所に呼ばれ、二人の交際を町内会が公認すると言
うことで神事が行われる。


 とも子が帰ってくる。ゆり子から真相は聞いたという。そして、京
平に当分禁酒を言い渡す。

 浅井は集会所を出て行き、木村が「そろそろピリオドを打たなくち
ゃな」と言って飛び出す。
 木村は望月いすず(釈由美子)先生に、自分と付き合って欲しい、
と叫ぶ。「少し考えさせてください」といすず。

 千絵とゆり子が帰宅すると、京平ととも子が怖い顔をして待ってい
て、千絵に前に座るように言う。


 江波はアマゾネス4人組に散々悪態を付き、その報復として、アマ
ゾネスのトップ・桜井真紀子(AKINA)の命令を受けた宇田川にホー
ルドされて、アマゾネス4人のキックを顔面に受ける。

 そこに加賀エレン(ベッキー)と倉田美智子(邑野未亜)がやって
きて、美智子は江波の頬を叩いて正気付かせようとし、エレンはアマ
ゾネス4人組と対峙。

 とも子は千絵に、「ご両親、外国じゃなかったのね」と言う。「ど
うして黙って家を出てきたんだい?」と京平。ただ謝る千絵。

 浅井は、こういう時はやっぱりいすず先生に頼るしかないと家を訪
ねるが、出てきたのはなぜか、佐々木留美子(加藤貴子)先生。

 真紀子が宇田川の部屋を訪ねる。両親は宇田川には何もできないだ
ろうと思いながらも心配な顔で二階を見上げる。
 宇田川はキスしたかったが、『純潔宣言』されていたのでできな
い.....

 江波は、優しく手当てしてくれる美智子の手をそっと握る。

 留美子がいすずの部屋に上がり込んでいただけだった。留美子は浅
井に、なんとしてでも奪い取れと言うが、浅井はきっぱりとあきらめ
たという。「男らしい、青春だな」といすずは感動する。

 真紀子が宇田川に「しようか」と言う。喜んで真紀子の肩に手を回
した宇田川は、真紀子にプロレスの技を掛けられる......初めての人
が真紀子で感激という宇田川に、ちょうど50人目だと真紀子。ちょ
っと引く宇田川だが、真紀子には気にしていないと言う。

 江波は美智子にキスをしようとしたが美智子は逃げ、本当に好きだ
から、安っぽい女だと見ないで欲しいと言う。

 以前、浅井家に千絵を訪ねてきた女の子の携帯が鳴り、出ると、男
の声で、千絵の居場所を知っているか、と聞く.....

 正平が千絵の部屋を覗くと、千絵が、もう帰らなければと、荷物を
まとめている。
 浅井に、岩崎に会いに来るついでに浅井にも会うから、と言う。

 正平は岩崎、宇田川、宇田川に、千絵と一緒に海に行こうと言う。
あの時の約束がまだ、果たせていないから、と。
 そこに100人斬りの噂の持ち主・久米直也(塚本高史)が通りか
かる。女性から、プレゼントを突き返されている所だった。さすがに
107人も相手にすると、失敗もある、と。そんなに恋人がいて、ク
リスマスはどうするのかと聞かれて、「逃げる」と答える。
 そして、海なら、自分の家の別荘に来ないかと誘う。喜ぶ浅井達。

 千絵が電話しようとした時、「大和田」と声をかけた千絵と同い年
ぐらいの少年がいた。彼は、「よかった、ずっと会いたくて」と言う。
千絵は硬直する。

 DB4(童貞ボーイズ4人組)は、久米家の別荘の仕様を見る。何
でも揃っている。自家用ヘリコプターまで。

 岩崎は下田までの切符を買いに行く。
 宇田川と江波は、浅井に吹っ切れたな、と言いながら、それぞれの
彼女が来てくれるか悩んでいる。

 3人は千絵がその少年と歩いているのを見てしまう。
 そこに木下という千絵の同級生が現れ、その少年・水沢(郭智博)
と一緒で、千絵に何かあったら大変なので探す、と言う。

 警戒する千絵に水沢は、用が済んだらすぐ帰る。ちょっとヤバイ状
況なんだという。

 木下は噂として話す。千絵は水沢に憧れていて、ある日、水沢に家
で一緒に課題をやろうと誘われる。
 だが、水沢に千絵は襲われた。
 最初は、好きな人としたのだからと、と納得しようとしたが、千絵
のことが学校で噂になっていた。
 なんと、ダサイ千絵相手にやれるかという賭をしていて、見事でき
た水沢は掛け金をゲットしたのだった。

 千絵はその記憶を消したくて、どこかへ行こうと考えていた時、恋
愛とか、何もなかった頃に戻りたくて、戸越公園に来ていた。

 水沢の用とは、あのことが教師にまで知られてヤバイ。だから千絵
に合意だったと言え。二学期普通に学校に出てこい。さもないと、徹
底的に言いふらしてやると水沢は脅す。

 探そうという宇田川、江波、木下に、浅井は下手に探さない方がい
い。千絵はこのことを知られたくないだろう。特に岩崎には、と止め
る。

 −− 千絵がどんな気持ちであの(時刻表の)マルを書いたの
か.....オレ.....

 浅井はベッドの下から金属バットを取り出す。

 −− 千絵のため、オレができること。

 浅井は家の裏手から外へ出ると、兵を飛び越え.....浅井の前には
宇田川と江波がいた。
 「いくぞ、一緒に」と江波。「正ちゃんの考えていることぐらい、
わかる」と宇田川。「オラたち、女のことはわからないけど、そいつ
がくがだってことぐらい、わかる」と江波。

 −− どうか、これを聞いて、聞かないで欲しい。この時、オレら
が考えていたこと、それは。

 岩崎が千絵の携帯に電話をかけるが、千絵は鳴っている電話に出な
い。

 −− 千絵を苦しめ、傷つけた相手をぶっ殺す。なぜならそれがオ
レ達なりの『純潔』の精神だから。オレ達の。


寸  評  千絵にこんな過去があったとはびっりでした。
 ストーリーが読めないので、最終回、楽しみです。
 ところで、千絵と岩崎を捕まえに行こうとした町内会の人たちの黒
装束に虫かご、あれは何のパロディーなのでしょう。すごく気になり
ます。
 また、久米の家がいくら医者といえ、あの別荘の仕様はやりすぎ。
そして、なんで場所は下田?あれは「白鳥麗子でございます」の白鳥
家のパロディー!?

執 筆 者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 今回、TBSのドラマは打ち切りが3本。このドラマと「元カレ」は残ったよ
うです。
 逆に皆様のアンケートで人気が無かったし、ドラマとしての作りも今ひとつ
だった「クニミツの政」は、フジテレビ、しっかりと11回放送するようです
ね。
 そういえば、今までわりと打ち切りが多いのがテレビ朝日だったように思い
ます。フジテレビは、あまり打ち切りをしないように思います。
 各局で、視聴率をどうみるか、という基準が違うのでしょうか。

 ところで、視聴率で一人勝ちなのが、「トリビアの泉」。編集子は深夜時代
からのファンだったので当然見ているのですが、レギュラータイムになって、
毒気が消えてしまったのが、つまらないです。深夜時代のようなグロテスクな
内容をやって欲しいのですが、食事中の家庭も多いことを考えると無理なのか.
....
 それと、個人的には、タモリを起用して欲しくなかったです。タモリ対司会
者という会話が随所にあり、興をそがれます。なんで、タモリを感心させなけ
ればならないの!視聴者が、「へぇー」と思えばいいでしょ、と。
 視聴者の反応を見たければ、放送翌日のフジのホームページで、投票させれ
ばいいと思います。
 また、「トリビアの種」をはさんで、無理矢理1時間番組にしていますが、
あんなに薄めなくても......深夜よりも薄い番組なんて、詐欺です!
 深夜時代、好きだった番組だけに、いろいろ文句もいいたくなります。(鈴
木)

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発行元:ドラマ研究会
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