メルマガ:「FPが本音で語る生命保険」
タイトル:「FPが本音で語る生命保険」2003/08/26 no.82  2003/08/26


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 /  「FPが本音で語る生命保険」
 /                          2003/08/26  no.82
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★我が家の猫たちは、蛙・蛇・トカゲ・蝉を室内で食すのが毎日の仕事! ★
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          ◎●nekoからのお知らせ!●◎

   これからのnekoメルマガは、nekoの最近あったことを不定期
   にお伝えします。(保険に関する喜びや驚き、悲しみなど・・・。)

   それは、どうしてか?

   現在、nekoは保険レスキュー119のメルマガを2つ配信していて
   内容が重複しているため。知識や知恵以外の別の側面から保険を考
      えるような内容にしていきたいと思っています。今後ともよろしく
      お願いいたします。

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              ■最近読んだ本■

保険業界のある有名人から紹介を受けて読んだ本が2冊あります。

     「小説 冷血生保」 島村洋一 著
     「無法外資」 徳本栄一郎 著
  
とても納得しました。何を?ん〜内容。(^^;)
その有名人が語るには・・・

国内生保は、ひどいということ。それに、現在のアメリカは私たちが願い叶え
ようとする「相手を思いやる心」というスタンスに気づき始めていること。

んでもって今回は、私が「冷血生保」を読んで思うことを書きます。

確かに現実の国内生保は大変なところだと思っています。
違和感のある保険業法、国内生保のスタンス、保険会社に操られそれを当然の
ように受け入れる保険やさん(外務員)。

私が経験した国内生保でも、売春、詐欺、横領、無面接募集、代替審査、自爆
(数字のための自己契約)や作成(他人の名前で契約を作り保険料は自腹)、
保険料立替でお金に困ってサラ金に走る・・・。
「冷血生保」そのままの環境でした。

2つ前に配信したメルマガを見たある保険やさんから・・・
「一流某外資系の受け売りばかり偉そうに自分の意見として書いてますね!
 格好つけるな!ろくでなし!!!!外資のバカ猫」

・・・という意見を頂きました。
おそらく国内生保にお勤めしている人でしょうね。何も知らないから言える事
であり、現状を認めたくないから相手を誹謗中傷して自分を正当化するという
部分もあるんだろうと思います。

国内生保だけがひどいのか?
そうではありません。代理店チャネルで繰り広げられている酷さは、また格別
のものですが、代理店の場合は保険会社自体がそういう構造を作っているので
はなく、どの業界にも存在する必要悪の部分だと思います。

私が代理店をしている時(119のために業廃しました。)19社の取り扱いを
していました。それを外資の受けたくさんの保険会社を取り扱うからこそ知り
学べることがあり、外資の受け売りだけに頼る知識には限界があります。

素晴らしい代理店経営をしている人は、コントロールしようとするレベルの低
い保険会社の言うとは聞きません。保険会社が言ってくるキャンペーンとか高
い手数料には振り向きません。苛まれるノルマに悩むスタンスもありません。

自分の意思が強くなければ、どの業界でも生きていけません。それに消費者は
選んでもくれません。

nekoは、この業界11年目。「自分がされていやな事はしない!」「収入はつい
てくるもの。」というスタンスを貫き、国内生保→外資系生保&損保&FP&経
営者としていろんな経験をしてきました。代理店経営はそんなに甘いものでは
ありません。それにどんな素晴らしい外資(?)であろうとも、売ってナンボ
!の数字の世界で、1社でお客さまを囲い込む思考であれば本当にお客様を大切
にする!というスタンスは芽生えないですよね。

保険やさんであれば、いろんな保険会社の商品を自由に選べることは夢だと思
います。それに1社のみの保険商品販売に限界があるのは当たり前です。
なぜしないのか?出来ないのか?それは自分の収入のため。目の前の収入を維
持するためが大半のようです。

それに、また別の保険やさんからは、nekoの言ってることは理想論であり、そ
んなことは現実出来ないという意見を貰いましたが、現実、自分のスタンスを
貫き通してきて、ようやく出来ている現実もあります。ここまで来るのに、い
ろんな失敗を繰り返しながらやってきました。はい。(^^;)

nekoはいつも思っています。保険の営業は誰でも出来る仕事とは思えません。
厳しい世界だと思います。それに国内の「士農工商犬猫保険や」という土壌で
は、余計に大変です。(このトラウマは保険やさんが克服するトラウマですが
ね。)

共済を作るナビゲートしてくれるある人のモットーは、「透明性のある仕事」
です。とても論理的で、一人勝ちをしない、相手を思う、そして互い(売り手
と買い手)の共存共栄を望む基本の素晴らしい言葉だと思いました。


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              ■子育てと保険■

nekoの中一の娘が、8月初旬にサマースクールに行ってきました。
当然、食事は自分たちの手作り。その様子を帰ってきた娘が懇々と伝えて
くれました。

一緒に食事を作った女の子Aさんの話です。

●スクランブルエッグを作る

グループでスクランブルエッグを作ることになりました。
Aさんは、スクランブルエッグを作ったことがないから作るのがイヤ!と言
って作りませんでした。

●おにぎりを作る

グループでおにぎりを作ることになりました。
Aさんは、おにぎりを作ったことが無いから作るのがイヤ!と言い出してど
こかに行ってしまいました。

●泣き出した

グループで食事を作っているうちに、食事を一度も作ったことがないので、
作るのが面倒でイヤだと言い出し、泣き出してしまいました。


中一になって、食事を作ったことがない??という子供がいるんですね。
というか、親が食事を作らせないということでしょうね・・・。

いろんな経験をするということは、子供の時代の大切な作業だと思います。
「大人になってから食事が作れない」というだけの困惑ではなく、それ以
上にバランスのある人間性を育てる大切さを感じているからです。

いろんな体験を積み上げ総合性を持つことは、人としての基礎を作る自立
を促す大切な教育だからだと思っています。

子供がトラブルを起す原因は、社会でもなく、学校でもなく、家庭だと思
っています。現在、学歴社会の崩壊で教育の方向性も変わっていることを
2人の子供の学校でも感じています。

家庭訪問で話をすると、教師や学校は「心」を大切にする方向性に転換し
ているようです。

だけど、親が成長していないのが現状みたいです。少子化で何をしている
のか?子供に贅沢をさせて親が満足をし、レベルの高い学校に行かせて親
が満足をするという意識がまだまだ定着しているみたいです。

長男と長女の友達を見ていても、家庭のストレスがあるからこそ学校やク
ラブ、友人関係でうまく折衝できない子供がとても多いことを感じます。
親から受けたストレスを解消するためにイジメに走ったり、人にあたった
り、集団活動が出来なかったり・・・。安心して心を休める家族関係が無
い家庭がトラブルメーカーだと思います。

「自立して歩くこと」
子供に対する親の責任とは、自立を促す成長を伝え見守り、自立して歩け
る支援をすることだと思っています。

保険を考えることも同じだと思います。自分のライフスタイルを真剣に考
えたことがないから、パパが死亡した時のリスクや残された家族が生きて
いく心構えも出来ていない。常々保険という知識や知恵を装備する学びを
しないまま、勧められ入ってあげるという満足で保険という自分なりの定
義に満足したままの意識って、子供に自立を促せない思考と同じじゃない
かな?

今年の2月にAERAに保険レスキュー119のことを取り上げてもらった最後
の文章(下記)を読んで会員希望をしてきた人がいました。


   「私(neko)の場合は、信念を通して生きていくには、どんな
    保障が必要か考えたら保険はすぐに決まった」保険選びは、
    将来自分や家族にどんな不安があるのか、冷静に見据えるこ
    とから始まる。


イザというリスクに対して、「自分がどうするのか?どうできるのか?」
その一番の対応策は、「自立した強い心を持つこと」だと思っています。

親は子供に、保険やさんはお客様に、そういう意識を持つことこそ、これか
らの人生を幸せに生きていくアイテムじゃないかな?

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