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タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/08/26大引け  2003/08/26


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株式情報局
2003/08/26大引け

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◆三井鉱山(1501)
126 +18 +16.67% 
「経済産業省は、産業再生機構の活用が検討されている三井鉱山に対して債権放棄
する方針を決めた。同省所管の特殊法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構
(NEDO)が保有する債権約600億円のうち、500億円超を債権放棄し、残りを再生
機構に買い取ってもらう方向で最終調整を進めている」と報道。経済産業省による
債権放棄は、産業再生機構による再生支援をセットを行われる可能性が強く、市場
で同社が産業再生機構による再生企業「第1号」に選ばれるのではないかといった憶
測が強まっていることが今日の株価急騰の要因。


◆住友石炭(1503)
84 +7 +9.09% 
三井鉱山の株価上昇に連れ高となっている格好。産業再生機構の支援第一弾が28日
にも発表される予定となっており、過剰債務の低位株は思惑が高まりやすい状況に
もなる。低位ゼネコン株や鈴丹、雪印なども株価上昇がこうした思惑を誘う格好に。


◆飛島建設(1805)
98 -10 -9.26% 
優先株発行を好感して再生期待で物色されていたが、この日の寄り付き前に、「優先
株発行による資本増強完了」のプレスリリースを出したことにより材料出尽くし感
から利食い売りに押されているようである。


◆エスバイエル(1919)
298 +6 +2.05% 
昨日は「泰山」が新たに取り上げた銘柄として急動意となったが、本日は早くも利
食い売りに押される格好へ。「泰山」銘柄の中心格とされるルックが急落、本日も
売り気配スタートとなっており、影響が懸念されてもいる。ただ、後場は全体市場
の急反発もあって切り返しに転じる。


◆雪印乳業(2262)
337 +26 +8.36% 
年初来高値。同社も広義の意味で再生関連銘柄であることから、再生関連銘柄物色
の流れにのり、買われているようである。また、信用残が大幅に売り超過になって
いることも買い手掛かりの一つとなっているようである。


◆柿安本店(2294)
1,540 --- 0.00% 
大和総研によるポジティブなレポートが観測される。現在の株価は、足元のモメン
タムの強さと中長期的な利益成長余地を織り込んでいないとして、投資判断「2」を
継続、目標株価を1600円から1750円に引き上げた。


◆ゲオ(2681)
590,000 +71,000 +13.68% 
9月30日割当てで1対2の株式分割を実施すると発表。東証に上場申請しており、この
分割によって1部市場への株式数の上場基準をクリアする方針。


◆JALUX(2729)
940 +5 +0.53% 
イラク戦争やSARSの影響などで4−6月期の収益は苦戦したが、会社側が期初に
公表した売上高851億円、経常利益20億円という3月通期の連結業績予想はSARS
の終息が9月までずれ込むという前提だった。しかし、その悪影響が予想より早く減
少したことで通期予想は修正しておらず、株価の割安感からここにきて小口の見直
し買いが入っている形。今期の予想一株利益84.9円を基にした昨日終値のPERは
11倍ちょうどの低水準だった。


◆ニイウス(2731)
402,000 +8,000 +2.03% 
2004年6月期は、UNIXサーバやソフトウェアが引き続き好調で、経常利益は前期
比48.2%増の37億2000万円になる見通しなど、好業績に注目した買いが入っている。
また、25日のラジオたんぱ番組「企業インタビュー」に、同社の末貞郁夫会長兼社
長が出演したことも手がかりになる。末貞氏は「(費用対効果で優れる)IBM・
UNIXの拡大などから、2006年6月期の連結売上高1000億円(今期予想は600億円)
を目指す」、「当社では(SEの)教育期間に9ヶ月間をかけるという体制をとってい
るが、他社では2年程度かかるため、当社のシステムがさらに先を行く状態」などと
語っていた。


◆ダイオ化成(3533)
458 +10 +2.23% 
従来まで筆頭株主であった、カキウチエージェンシーが持株を全て譲渡し、新たな
株主としてSBIディブロップメントが筆頭株主になったことが、この日発表に
なった5%ルール報告で明らかになた。カキウチは、25日に民事再生法を申請してお
り、同時にSBI(8473)の子会社のSBIキャピタルが支援をすると発表していた。


◆呉羽化学工業(4023)
462 -2 -0.43% 
5営業日反落。これまで相場をけん引してきた素材・景気敏感株の一角が調整を続け
ている。昨日までの下げで25日線レベルまで調整し割り込むものの、その後は25日
線レベルで下げ渋りをみせている。東海東京証では、赤字の塩ビ事業撤退に伴う採
算改善や医薬事業拡大などを評価している。


◆セントラル硝子(4044)
676 +28 +4.32% 
四半期決算を発表。ドイツ証では業績予想を変更せず、レーティング「Buy」、目標
株価900円を継続したもよう。また野村証でもレーティング「1」を継続しており、
評価は高い。


◆太陽東洋酸素(4103)
384 +46 +13.61% 
今月22日の年初来高値344円を一気に更新。UBS証券が25日付で同社株の投資判断
を新規に「Buy2」としたことを材料視。リポートでは「液晶関連ガス設備の増設、
半導体ガス需要の回復、鉄鋼・電機・化学産業向けガスの好調、そして新規事業の
成長により、今期および来期にかけて高い成長を実現させることを期待」などとし
ていた。2004年3月期の連結経常利益は56億円(前期比41.8%増)、来期67億円(1株利
益は23.5円)を試算。株価目標は450円としている。


◆JSR(4185)
1,936 +31 +1.63% 
4営業日ぶり反発。昨日までの下げで5日線を割り込んでいるが、押し目買い意欲は
強く、底堅い展開。株価は、好調な業績を反映し上昇しているものの、中期的にも
多角化事業が業績をけん引し利益成長が期待できるとし、コスモ証では上値余地は
高いと考えているもよう。


◆宇部興産(4208)
208 +10 +5.05% 
UFJつばさ証券が25日付で同社株の投資判断を「A」から最上格の「A+」に引
き上げたことが引き続き手掛かり材料。株価目標は260円。リポートでは「リチウム
イオン電池材料の機能品・ファイン部門が収益の柱になり、2005年3月期と2006年3
月期の営業利益を上積み」、「向こう3年間の1株利益成長率は19.3%を予想する」な
どとしている。2004年3月期の連結経常利益190億円(前期比18%増)、来期245億円(1
株利益14.4円)になると試算していた。


◆セプテーニ(4293)
375,000 -14,000 -3.60% 
三菱証券によるレポートが観測される。今期は会社予想を下回る着地を予想すると
して、投資判断「B-」を据え置いた。一方、大和証券では足元はネガティブ、中長
期ではポジティブとして、投資判断「2」を継続する方針のもよう。


◆ケネディ・ウィルソン・ジャパン(4321)
235,000 +12,000 +5.38% 
今12月期中間決算発表で足元の順調な業績動向が確認され、買い安心感を誘った他、
このところ不動産セクターが物色人気を集めている中で株価の出遅れ感もあった。
さらに、大和総研が25日付で新規に格付けを「2」とし、株価の上値余地を指摘した
ことも手掛かりとなる。大和総研では同社の中期成長力を20%(当期利益ベース)と予
想したうえで、妥当株価は27万円になるとしている。


◆ムービーテレビジョン(4328)
314,000 +40,000 +14.60% 
4日連続のストップ高。16日から公開した中国映画「HERO」のヒットを手がかり材料
として、動意づく展開。本日は翔泳社(9478)とともに値幅制限の上限が2倍となって
おり、値幅取り妙味が増している。


◆フジテレビ(4676)
556,000 -2,000 -0.36% 
メリルでは目標株価を53万円から76万円に引き上げている模様。非広告事業が好調
のほか、広告収入も同業他社を上回っており、セクターのトップピックとしている。
なお、メリルではTBS、日本テレビの投資判断を「中立」から「買い」に引き上
げている。


◆ヤフー(4689)
1,930,000 -30,000 -1.53% 
この日の取締役会で9月30日の株主を対象に1対2の株式分割を決議したと発表。配当
起算日10月1日、効力発生日11月20日。


◆エッジ(4753)
53,800 +3,300 +6.53% 
Linuxをベースとしたディスクトップ用OS「LindouwsOS4.0日本語
版」の発売については、プレスリリースを発表。同製品は、HDDにインストールして
使用せず直接CDから読み込み起動するOSであり、不安定になりにくいのが特徴。
発売日は、9月、価格は5000円未満を予定。


◆楽天(4755)
282,000 +8,000 +2.92% 
21日の中間決算発表以降、材料出尽くし感と各アナリストによるネガティブな評価
を受けて売りが先行していた。ただ、5月の四半期決算発表の際には、各アナリスト
が弱気レポートをリリースしたにもかかわらず、株価が上昇した経緯がある。依然
として高成長が続いていることから、個人投資家などの押し目買い意欲は旺盛の。


◆デジタルアドベンチャー(4772)
535 +70 +15.05% 
4〜6月期は赤字のネットゲームからの撤退、ブロードバンド化の加速によるコンテ
ンツ配信事業の拡大から経常・最終黒字転換となったことから業績回復を評価した
買いが集まる。


◆サイボウズ(4776)
153,000 -5,000 -3.16% 
7月中間連結決算見通しの修正を発表。効果的な広告媒体を選別することに注力した
ために。広告費を中心として販売費及び一般管理費が減少することとなったことが
修正要因となった。売上高11.4億円(前予想11.3億円)、経常利益1.7億円(同0.8奥
ね)、当期純利益0.9億円(同0.3億円)。


◆ウェザーニューズ(4825)
911 +63 +7.43% 
8月26日に15万株の立会い外分売を実施すると発表。分売価格は823円、申込上限が
300株。


◆プライムシステム(4830)
61 +3 +5.17% 
23日、投資ファンドなどに対して、総額20億円の無担保転換社債型新株予約権付社
債を発行したことを発表。20億円近い資金を得たことにより当面の運転資金を確保
できたことに対する安心感が広がったことが昨日、今日の株価上昇の要因となった。


◆インデックス(4835)
404,000 -389,000 -49.05% 
本日、1:2の株式分割に伴う権利落ちを迎えたことから、短期資金が流入している。
なお、新興市場では、1:3のエンJPN(4849)、1:2のヴィレッジ(2769)も買い気
配から。


◆有線ブロードネットワークス(4842)
51,200 +2,200 +4.49% 
ユーズ・BMBエンタテイメント(9841)にカラオケ店舗事業並びにカラオケ機器販
売事業及び、楽曲配信市場を譲渡すると発表。譲渡価格は135億円、全額現金で受け
取る見通し。


◆東洋ゴム工業(5105)
269 +24 +9.80% 
4営業日ぶりに急反発。この日の日経新聞にて「東洋ゴムがランフラットタイヤ開発
において、フランスのミシュランと提携」との記事について、「この記事は日経新
聞の独自取材によるもので、東洋ゴムとしてコメントしたものではない」と述べた。
2/13に付けた年初来高値283円はロックイン。1999年6月の292円、1998年4月以来の
300円回復が期待される。


◆フコク(5185)
1,080 +50 +4.85% 
150万株の株式売出しを実施すると発表。放出元はみずほ銀行50万株など金融機関を
中心に6先。売出し価格は9月3日〜9日のいづれかの日に決まり、価格決定日の翌営
業日から3営業日後までが申し込み期間となる予定。


◆日本カーボン(5302)
165 +25 +17.86% 
昨日発表した中間決算の内容が好材料視されている模様。7月に上方修正しており、
コンセンサスどおりの内容ではあるが、値動きの軽さなども妙味となり、短期資金
の物色の手掛かり。6月10日以来の高値更新で上値妙味の広がりも期待材料。2003年
6月中間最終損益はアジアや欧州向けの輸出好調を受けて、3億1300万円となり前年
同期の4億1800万円の赤字から黒字転換を果たすことができたことが市場で好感。大
東洋酸素(4103)が、新型のナノカーボンチューブ開発を好感し買われてきており、
そのことが同じ、ナノテク銘柄の日本カーボンを物色する手掛かりになった。


◆新日鉄(5401)
228 +11 +5.07% 
外国人投資家の日本株買いはまだ続くとの強気の見方が背景になっている模様。住
金や東京製鐵なども目立つ動きに。なお、大和では鉄鋼セクターの「アウトパ
フォーム」を継続、9月上旬の増額修正に期待としている。


◆住友金属工業(5405)
109 +6 +5.83% 
出来高トップ、新日本製鉄(5401)が10円高の227円と急伸するなど、大型鉄鋼株が出
来高上位のなか人気が盛り上がっている。GDPの好調から景気敏感セクターとし
て鉄鋼株人気が続いているが、改めて国内商品市況の回復基調が鮮明との報道が
あったことや表面処理鋼板などの中国国内在庫が6月ごろから減少に転じているとの
ニュースから再度人気が増幅しているものだ。


◆ボッシュオートモーティブシステム(6041)
539 +35 +6.94% 
連日の高値更新。昨年来、企業再生関連の主役の一社として人気が続いているが、
2003年6月中間期最終損益が40億円の黒字から70億円の黒字に上方修正されたことか
ら再度人気が盛り上がっているもの。減ってきたカラ売りも増え始めている。


◆岡本工作機械製作所(6125)
162 +16 +10.96% 
業績回復が急の工作機械セクターの出遅れ、液晶ガラス基板研磨装置の成長性も評
価として立花証券がレポートを作成してから人気が継続、上値追い態勢に入ってい
る。


◆マースエンジニアリング(6419)
5,130 +220 +4.48% 
CRユニットICカードシステムの販売が順調。99年の市場投入以降、導入店舗数
は毎月純増し、同社業績拡大のけん引役。7月の導入店舗数は34店の純増で、月末の
導入店舗数は1041(業界全体では1万2545店)。4月以降の4ヶ月間の累計では113店増
加(業界全体では415店の減少)、競合各社の中ではダントツの伸び。今期は上半期に
179店、下半期に281店の純増を見込んでおり、これまでのところは計画に対して順
調に成果を上げているといえそう。


◆グローリー工業(6457)
2,965 +50 +1.72% 
新紙幣発行に伴う貨幣端末機や自動販売機の改造・更新需要を見込み、今期業績予
想を上方修正。下期以降もこうした需要が高まるとみられ、一段の増額修正期待が
高まった。


◆ツバキ・ナカシマ(6477)
1,297 +97 +8.08% 
光学部品メーカーの夏目光学と共同で、プラスチックレンズでは難しい300万画素に
も対応できるガラスレンズを開発したことが好感され、ストップ高の比例配分と
なっていた。本日も買い気配からのスタートとなり、2001年1月、3月、5月にトライ
して超えられなかった1250円処を突破。目先2000年12月の1450円処が意識されてき
そうである。


◆オリジン電気(6513)
581 +31 +5.64% 
2004年3月期業績の上方修正を発表。「DVD製造装置について、主にアジア地域にお
ける販促活動が奏効し、期初予想を大きく上回る急激な受注・売上増加となった」
ことから、経常利益は前回予想を9億1000万円上回る12億1000万円(前期は約28億円
の赤字)になる見通し。売上高は60億円増額の400億円(前期比28.8%増)、最終損益は
3億9000万円の黒字を計画している。上方修正を受け、株価は今月20日の年初来高値
575円を更新。


◆T&A(6722)
430 +80 +22.86% 
ストップ高。2003年12月期最終利益予想を従来の1.53億円から2.2億円に上方修
正したことから買いが集まっている。


◆NECエレクトロニクス(6723)
7,800 -270 -3.35% 
25日の終値基準でTOPIXに算入されることからテクニカルな買いが集まったもの
“祭り”が終わり、本日は売り物が先行。前日の同社株の売買代金は670億円に達し
東証1部でトップ。東証1部全体の売買代金8783億円に対して7.6%に達していた。


◆松下電器産業(6752)
1,461 +11 +0.76% 
先物の上昇に連動した格好に。PDP搭載テレビの新モデル発表とテレビ事業の戦略説
明会を先週、マスコミ向けに開催しており、ポジティブな内容とみる向きが多い。
日興シティでは「1M」継続、ターゲット1750円。


◆シャープ(6753)
1,742 +12 +0.69% 
朝方こそ1700円割れが意識されたが、その後は下げ渋りをみせている。日興シティ
では、ターゲットプライスを1600円から2000円に引き上げたもよう。デジタル機器
で高い競争優位を持つ民生用エレクトロニクス各社のターゲットプライスを変更し
ている。


◆ザインエレクトロニクス(6769)
330,000 +38,000 +13.01% 
業界初の30ビットカラー対応LVDSの量産を開始、PDP最大手の富士通日立プラズマ
ディスプレイ社に採用されたとの発表が材料視される。今後は好採算の家電分野へ
の展開も視野に入ることから、業績の拡大期待が高まっているもよう。


◆山水電気(6793)
14 --- 0.00% 
中間連結決算。売上高3億円、経常利益0.4億円赤字、当期純利益0.4億円赤字。通期
連結業績見通し、売上高8億円、経常利益0.2億円、当期純利益0.2億円。


◆クラリオン(6796)
211 +11 +5.50% 
昨日までで25日線レベルまで調整しており、リバウンド狙いの買いが入っている。
再生銘柄としての注目度は引き続き高い。目先は、19日の戻り高値214円を捉えてく
るようだと、一段高に期待が高まる。


◆船井電機(6839)
13,510 +180 +1.35% 
市場拡大が続くデジタルカメラ事業に参入することが明らかになり、業績拡大期待
が強まった。来年4月にも中国広東省の工場で生産を開始、国内の大手カメラメー
カーにOEM供給する。05年度には400〜500億円規模の売上を目標としている模様。


◆横河電機(6841)
1,094 +24 +2.24% 
4営業日ぶり反発。リーマン・ブラザーズでは産業用制御機器部門と計測器部門は今
後も成長を続け、06年3月期を通じ利益を伸ばすとみているもよう。レーティングは
「1-オーバーウェイト」、目標株価を1200円から1400円へ引き上げている。


◆アイレックス(6944)
255 +15 +6.25% 
7月高値更新。業績好調で携帯電話関連人気が続いているが、同社も携帯電話向けプ
リント配線板の伸びから今1月期は経常黒字転換予想、低位の携帯電話関連として注
目する買いが入ってきている。


◆松下電工(6991)
779 -11 -1.39% 
5800万株の株式売り出しを発表。UFJエクイティインベストメンツ1200万株、り
そな銀行1200万株、三井住友銀行1000万株など金融機関が保有株式を売り出す。売
出価格は9月5日−10日までのいずれかの日に決定される。株式の売り出しは企業価
値とは無関係ながら浮動株が増えて需給が悪化するとの観点から売りが先行。前日
にはりそなHDによる保有株3106万株の売却が発表された野村HD(8604)が下げた
経緯もある。


◆NOK(7240)
3,450 -80 -2.27% 
モルガンでは投資判断を「オーバーウエイト」から「イコールウエイト」に格下げ
している。FPC事業の競争力や成長力は引き続き評価しているが、株価の上昇が
格下げの背景としている。目標株価は設定していないが、PER25倍程度が妥当と
の判断。


◆富士重工業(7270)
597 +1 +0.17% 
同社のレガシィ・アウトバックなど2004年の自動車に一部の車で燃料漏れを起こす
可能性がある問題でリコールが発生したと発表。対象台数は7800台。


◆グッドマン(7535)
3,070 +400 +14.98% 
今期見通しがサプライズ。前日に決算を発表、今期の経常利益予想は前期比4.7倍。
今期の予想連結EPSは406.74円と四季報予想の503.8円を下回ったものの、同EPSから
算出した今期の予想連結PERは6.6倍と割安感が強まる状況に。


◆川澄化学(7703)
697 -3 -0.43% 
第1四半期業績は、売上高75億円、経常利益4.6億円、四半期純利益2.8億円。ダイア
ライザーや成分採血キット等の販売は期初予想を上回ったものの、国内の血液回路
やAVF針の販売が期初予想を下回り厳しい状況となった。なお、現時点での通期
業績の見通しに変更は無しとしている。


◆ライトオン(7445)
2,455 +180 +7.91% 
昨日に発表になった同社の8月期売上高が好調であったことを引き続き評価している
ようである。また、同セクターのユニクロを経営するファーストリテイリング
(9983)も前日比190円高の4440円と高い。


◆グッドマン(7535)
3,070 +400 +14.98% 
ストップ高。前期は大幅な減益決算になったが、ステントの新製品投入などで今期
経常利益は前期の4.7倍に拡大する見通しで、業績の急回復を評価。


◆Vテクノロジー(7717)
534,000 +21,000 +4.09% 
昨日の後場に下値に40株の買い物が入ったことがきっかけで下値不安が薄らぎ、ス
トップ高まで買われたが、この日も、昨日の人気を持続させ寄り付きから買い気配
でスタートした。
液晶TVの低価格化から出荷台数が増えつつあり、同時に同社の液晶検査装置の需
要も増えるとの観測なども買い材料となっているようである。


◆キング工業(7986)
108 +14 +14.89% 
2003年6月中間期の連結業績予想の修正を発表。管理部門の効率化や経費圧縮などに
努めた結果、経常利益は従来予想を3700万円上回る1億1700万円、当期純利益は1800
万円増額の4300万円になる見通し。ただ、売上高は主力の銅製品事業が計画を下回
るため、従来予想の36億円から35億6800万円に下方修正。


◆丸紅(8002)
181 +13 +7.74% 
2001年9月以来、およそ2年ぶりに180円台を回復。同社も一時は2桁に株価が落ち込
んだ再生銘柄であり、再生銘柄物色の流れにのり買われているようであり、同セク
ターの、トーメン(8003)も7円高の113円と同様の理由で買われているようである。


◆三井物産(8031)
761 +25 +3.40% 
26日付日経新聞で、2005年をめどにバイオ燃料生産向けのナノテク素材の量産に乗
り出すと報じられている。


◆岩谷産業(8088)
232 +20 +9.43% 
同社の今後の主力商品として期待される、燃料電池の補給用の水素ガスステーショ
ンや小型移動式の水素充填装置を見直しての買い物が入ってきている。


◆ダーバン(8116)
136 +2 +1.49% 
決算発表後、もみ合いの展開。中間期実績は先に修正済みであるが、通期予想を修
正している。売上と経常利益は下方修正する一方で当期利益は上方修正。なお、経
常損益は従来見通し1.5億円の黒字から10億円の赤字に減額修正。


◆鈴丹(8193)
196 +4 +2.08% 
特定筋の介入している銘柄として物色されていたが、昨日に「あたらな資金が
入ったとの噂」などの話し市場の一部に流れ、このような話しが短期資金の物色意
欲を煽ったようである。またのライトオン(7445)が昨日発表した8月期売上高が好調
だったことがアパレル銘柄の鈴丹にプラスに作用したようである。


◆愛知銀行(8527)
6,300 -130 -2.02% 
この日にUFJインベストメンツ20万株、近畿大阪銀行10万株の合計40万株の、買
受人による引取りか買い受けを実施すると発表。


◆SFCG(8597)
13,000 -630 -4.62% 
「商工ローン最大手『SFCG』の大島健伸社長やその資産管理会社が東京国税局
の税務調査を受け、02年までの5年間で総額約130億円の申告漏れを指摘されていた
ことが分かった」と報道。会社社長による巨額な申告漏れが指摘されたことを受け
た会社全体のイメージ悪化を懸念する向きが広がったことが今日の株価急落へとつ
ながった。


◆東急観光(9005)
426 --- 0.00% 
12月通期連結業績見通しの上方修正を発表。イラク戦争やSARSの影響で海外旅
行需要が急激に悪化したが、悪影響の無い地域や国内旅行へのシフトを図った結果
やSARSの終息による個人旅行の若干の回復もあり、前回発表予想を若干上回っ
た。売上高256億円、(前予想258億円)、経常利益1.6億円赤字(同4.9億円赤字)、当
期純利益3.6億円赤字(同5.7億円)。


◆京成電鉄(9009)
328 -1 -0.30% 
2004年通期連結決算見通しの下方修正。固定資産等評価損については計上済みで
あったが、評価損についての繰越税金資産の計上について見直しを行った結果下方
修正となった。売上高2386億円、経常利益104億円、当期純利益15億円赤字(前予想7
億円)。


◆ヤマタネ(9305)
197 +15 +8.24% 
3日ぶりに反発。前年産米の上昇ペースが加速、9年ぶりの高値をつけたとの報道が
材料視される。実際に市況が上昇していることで、収益拡大期待が再燃する格好に。
また、本日発表予定の信用残動向などにも注目とする向きも。


◆JSAT(9442)
472,000 +36,000 +8.26% 
年初来高値を更新。後場に入り、指数が戻してきたことから、NTTやKDDIに
比べて割安ということもあり、物色されはじめた。また、HSBC証券が同社の投
資判断を「BUY」としていることから、外国人投資家の買いも期待されているよ
うである。


◆エスコム(9472)
78 +5 +6.85% 
一時、9円(12%)高の82円まであった。総額3億4800万円の第三者割当増資を行うと発
表し、財務基盤の強化や、新事業への展開期待が広がった。


◆富士ソフトエービーシ(9749)
2,700 +245 +9.98% 
7月8日の年初来高値2770円に接近。昨日四半期業績発表。通信向けのソフトウェア
開発の受注が好調。野村証では業績回復の確度が高まったとの見方からレーティン
グ「2」を継続したもよう。目先、7/8の年初来高値2770円を視野に。モルガンでは
「アンダーウエイト」から「イコールウエイト」に格上げしている。一方、ドイツ
では、受注残高の取り崩しによる売上の拡大で、受注自体は伸びていないとみられ
ることなどに懸念も指摘。KBC証券は、投資判断を買いに格上げしている。


◆トッキ(9813)
2,090 -160 -7.11% 
今期見通しに失望感が生じている。前日に決算を発表、今期見通しは6月中旬に一部
新聞で報じられた観測報道から下振れている。今期はSARSの反動が期待されていた
だけに、失望売りが先行しているもよう。


◆レンゴー(3941)
319 +15 +4.93% 
クレディスイス・ファーストボストン証券は投資判断を「ニュートラル」から「ア
ウトパフォーム」に引き上げた。株価目標は400円(従来は350円)。2005年3月期の連
結経常利益を115億円(今期会社側は74億円)と予想。リポートでは「景気回復に伴う
出荷数量の増加、段ボールケース価格の小幅改善が利益回復の要因」などとしてい
た。





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ブロ-ドバンド料金比較
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/kakaku.html
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◆指標
日経225 10,332.57 +55.93 
日経300 194.55 +0.94 
TOPIX 1,001.74 +3.94 
日経ジャスダック平均 1,268.89 -2.29 
日経225先物期近 10,360 +90 

外国証券、売り1250万株、買い2040万株、差引き790万株の買越し。
寄前成行き注文、売り3150万株、買い3330万株、差引き180万株の買越し。
昼休みバスケット取引、約476億円のが成立。
後場成行き注文、売り910万株、買い1190万株、差引き280万株の買越し。





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NEC得選街
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/nec.html
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●自動車大手5社の7月の生産、販売、輸出実績
国内生産はトヨタ自動車など4社が減少し、日産自動車だけが唯一伸ばした。
海外生産は三菱自動車工業を除いた4社が2ケタ増となる一方、輸出は5社すべてが減
らした。
トヨタの国内生産は前年同月比2%減った。昨年に比べ、工場稼働日が1日少なかった
ことに加え、国内販売では小型車「イスト」、ミニバン「エスティマ」などの販売
が減っていることも要因。海外生産は全地域での生産増が寄与して23.7%増えた。
日産は新型ミニバン「プレサージュ」や小型車「キューブ」が好調で、国内生産は
6.3%増加。輸出は北米向けの一部車種が現地生産に切り替わって減少。海外生産は
米国や英国などでの生産が大幅に伸びたため、41.1%増と急増した。
ホンダの国内生産は17.6%減。国内販売は17.3%減と、10カ月連続で前年を割り込ん
だ。昨年、小型車「フィット」が好調だった反動が出た。販売競争が激化している
ミニバンの不振も重なり、国内向けの生産が減少。一方、海外生産は「中国の広州
工場や北米アラバマ工場で生産が増えた」(ホンダ広報)ため、19.9%増えた。
三菱自動車は小型車「コルト」、ミニバン「グランディス」の販売台数の上乗せで、
国内販売は8.3%伸びた。ただ、輸出の減少が響き、国内生産を減らした。「海外で
は1月から北米の販売が振るわず、在庫の調整が響いた」(三菱自広報)ため、海外生
産は11.8%減った。
マツダは小型トラック「タイタン」や小型車「デミオ」がけん引役となり、国内販
売は8.1%増えた。海外生産は乗用車「アテンザ」の生産が上乗せされ、2.2倍に増え
た。







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株式情報局
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