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タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/08/22大引け  2003/08/22


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株式情報局
2003/08/22大引け

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◆極洋(1301)
196 +27 +15.98% 
新日鉄(5401)が続伸を続けていることから、同じオールドエコノミー株としては、
割安感から買いが入っているようである。また、「特定筋介入の噂が流れている」
との声があった。


◆三井鉱山(1510)
4月23日以来、4カ月ぶりに100円台を回復。東証1部の上昇率で1位。産業再生機構に
よる支援企業の第1陣が来週28日に決定する予定で、非上場の九州産業交通などとと
もに有力候補と見られる同社株にも、それを見越した買い注文が継続的に流入して
いる。18日に発表した4−6月期の連結売上高は436億円で9月中間期の計画に対する
進ちょく率は約43%だった。「再生機構の支援を受けて抜本的再建が進むのかどうか
が焦点であり、足元の収益動向は大きな問題ではない」といった声も聞かれる。


◆帝国石油(1601)
477 +17 +3.70% 
6月連結中間決算。売上高413億円(前年同期比14.7%増)、経常利益98億円(同33.3%
増)、当期純利益60億円(同24.2%増)。12月連結通期見通し、売上高794億円、経常利
益119億円、当期純利益74億円、一株利益24.23円。


◆東建コーポレーション(1766)
2,800 +210 +8.11% 
前日引け後に発表した前6月期連結決算は10%増収、8%経常増益となったが、続く今6
月期は売上高が前期比21%増の784億7100万円、経常利益も同20%増の47億4900万円と
大幅な増収増益を予想。これを好感した買いが流入している。愛知県をはじめとし
た中部圏をもともとの地盤とする賃貸マンション建設の請負が主力だが、営業エリ
アの拡大に伴う積極的な新規出店などが寄与して収益が向上。今期は本格進出する
北陸地方を含めて30拠点を新設する計画。今期の予想一株利益380.6円を基にした現
在のPERは7倍台前半の低水準。


◆大木建設(1851)
186 -6 -3.12% 
第1四半期業績は、受注高140億円(前年同期比13.5%減)。2004年3月期見通しは、5月
23日に公表した数値より変更は無く、受注高110億円(前年同期比7%増)を見込む。


◆フジ日本精糖(2114)
227 +11 +5.09% 
この日の取締役会で、清水工場の精製糖生産を停止して関連設備を廃棄し、大平洋
製糖、新三井製糖(2109)に精製糖の生産を委託し、新三井製糖とは業務提携を締結
することを決議したと発表。


◆スタジオアリス(2305)
2,750 --- 0.00% 
普通配当として、期末従来配当15円に5円加え、年間配当を20円とすると発表。


◆キューブシステム(2335)
3,950 +250 +6.76% 
この日の取締役会で9月30日付けの株主に対して1株を1.2株に分割する株式分割を実
施すると決定した。配当起算日10月1日、効力発生日11月20日。


◆モック(2363)
513,000 -68,000 -11.70% 
株式分割に伴う新株が還流している。6月末の1:2の株式分割以降、前日までの株価
は6割近くと大幅に上昇したため、利益確定の売りが先行しているとみられる。


◆アサヒビール(2502)
738 +8 +1.10% 
1150万株の株式売出しを実施すると発表。放出元は第一生命保険500万株、旭化成
350万株、農林中金200万株、UFJ信託100万株。売出し価格は9月5日〜10日のい
ずれかの日に決まる。株式売出しの発表を受けて需給悪化の観点から小口売りが
先行して始まった。一方、同日、株主優待制度の新設も合わせて発表。


◆日本オプティカル(2680)
390 +41 +11.75% 
決算内容を好感。6月中間期は経常利益が前年同期比2.8倍、計画から32.0%上振れて
いる。月次動向も併せて発表しており、7月は全店売上高が5ヶ月ぶりに前年を上
回ったほか、既存店売上高が前年比14.1%増となった。前日の終値ベースでの今期予
想PERは8.8倍、割安感が強い水準である。


◆中央毛織(3207)
108 +1 +0.93% 
12月通期の業績下方修正。景気の悪化による売上低下が下方修正の主な要因となっ
た。売上高31億円(前予想35億円)、経常利益3.5億円(同4億円)、当期純利益1.5億円
(同2億円)。


◆帝人(3401)
313 -3 -0.95% 
海外の生産拠点で繊維の新素材開発に乗り出すと伝えられている。開発技術の基盤
が確立されたと判断し、タイに続きインドネシアでも素材開発に着手するもよう。


◆アツギ(3529)
104 +8 +8.33% 
朝方から年初来高更新となり、短期資金の注目度が高まる格好。中国関連の出遅れ
銘柄として注目されている模様。12月にも中国工場がフル稼動、来期から業績への
寄与が見込めるとしている。


◆創通エージェンシー(3711)
294,000 +1,000 +0.34% 
この日に株主優待制度の新設を発表。8月31日付けの株主に対して、1株以上10株未
満ガンダムシリーズオリジナルクオカード500円分1枚、10株以上ガンダムシリーズ
オリジナル絵皿1枚。発送は12月を予定。


◆日東バイオ(4032)
166 +12 +7.79% 
日東バイオの6月連結決算。売上高98億円(前年同期比5%増)、経常利益4.5億円(同
31.2%減)、当期純利益2.2億円(同32.4%)、一株利益20.9円。見通しは、売上高100億
円、経常利益3,1億円、当期純利益1.7億円を見込んでいた。


◆紀文フードケミファ(4065)
743 +8 +1.09% 
8/18に付けた年初来高値750円以降、やや調整を続けている。SMBCフレンドでは、
21日付けレポートで投資判断「2+」から「1」へ引き上げている。医薬品分野の市場
開拓に注目しているほか、企業体質はファインケミカルを柱に変貌しつつあるとみ
ている。


◆エア・ウォーター(4088)
568 +4 +0.71% 
3日ぶり反発。昨年6/14以来の600円を回復している。大和では、下期についても半
導体や液晶・PDP業界の好調を背景に、更なる業績上乗せも期待できるとして注目し
たもよう。


◆電通(4324)
511,000 +34,000 +7.13% 
3月からプラス転換、4月10%増、5月5%増、6月20%増、7月8%増と回復。今後、株高効
果による広告需要増加期待も大きい。


◆武田薬品工業(4502)
4,360 +100 +2.35% 
3営業日続伸。同社の米国持ち分法適用会社「TAPファーマシューティカル・プロ
ダクツ」の完全子会社化に対する期待感が広がった。


◆藤倉化成(4620)
632 -9 -1.40% 
第1四半期業績は、売上高87億円(前年同期比4.4%増)、経常利益6.3億円(同40.3%増)、
四半期純利益2.8億円(同29%増)。第1四半期が概ね計画どおり推移したために、現時
点での中間・通期業績の見通しに変更は無しとしている。


◆ヤフー(4689)
2,010,000 -80,000 -3.83% 
運営するインターネットオークションサイトで、立替払いを悪用し320万円を着服し
たとして、警視庁ハイテク犯罪総合センターは、40歳のバス運転手を逮捕したと発
表。同容疑者は、自分で出品した商品を自分で落札し、8月までに60件も犯行を重ね
320万円を着服していた。


◆楽天(4755)
283,000 -12,000 -4.07% 
前日に中間決算を発、6月中間期は過去最高益を更新。ただ、好決算期待で上昇して
いた節もあり、本日は目先の材料出尽くしとなる。なお、決算発表を受けて、各証
券会社の投資判断は三菱証券が「B」から「B-」に格下げ、UFJつばさが「C」を
継続、モルガンが「Underweight」を継続など、第1四半期決算発表後と同様に総じ
てネガティブな評価。


◆サイバー・コミュニケーションズ(4788)
185,000 +30,000 +19.35% 
ストップ高、3日ぶりに年初来高値を更新。21日付けの一部報道が材料視される。
ネット広告大手5社の業績が急回復していると記載される。


◆インテリジェントウェイブ(4847)
120,000 -20,000 -14.29% 
ストップ安。一時ストップ安。期中2度目の下方修正が嫌気される。SARSの影響
で東南アジアへの納品が遅延したことなどから、03年6月期の業績予想を下方修正し
ている。2月に続いての下方修正となるため、不信感が強まっているもよう。


◆東燃ゼネラル(5012)
804 --- 0.00% 
12月連結通期業績見通しの上方修正。販売数量の増加、化学部門の増益が反映され
た。売上高2兆800億円(前予想1兆9900億円)、経常利益360億円(同280億円)、当期純
利益270億円(同240億円)。


◆藤倉ゴム(5121)
585 +65 +12.50% 
今3月期9月中間期の連結経常利益を従来計画の8億円に対して15億円(前中間期6億
3000万円)に増額修正。売上高は123億円計画に対して128億円(同116億円)に達する
見通し。力の弱い人でも距離を出せるゴルフ用シャフト「スピーダー」が有名プロ
選手の相次ぐ使用もあって好調に推移しているため。通期の経常利益は16億円計画
に対して25億円(前期14億5300万円)に修正された。業績好調を評価する形で同社の
株価は1月安値204円に対して前日まで既に2.5倍の水準に上昇しているが、予想以上
の収益向上を受けて人気が拡大。


◆日本コンクリート工業(5269)
172 +12 +7.50% 
3日続伸で6/11以来の年初来高値更新。東証1部値上り率トップ。四半期業績は、売
上高は58億円と概ね計画通りに進捗している。配電線用、通信線用ポールが伸びて
いる。


◆住金(5405)
102 --- 0.00% 
昨日は01年5月以来の3ケタ回復となったが、本日も達成感出ず買い先行の動き。台
湾新幹線プロジェクトで車輪など50億円受注との報道も、本日は支援材料とされて
いる格好。


◆東北特殊鋼(5484)
410 +80 +24.24% 
2004年3月期業績の上方修正を発表。「主として特殊鋼事業の売上高が当初計画を上
回って推移している」ことから、経常利益は前回予想を2億円上回り、前期比21%増
の11億7000万円になる見通し。売上高は7億円上乗せの133億円、当期純利益は1億
7000万円増額の7億3000万円(1株利益は96.7円)を計画している。


◆中央電気工業(5566)
215 +20 +10.26% 
すでに業績は上方修正済みだが、本日は立花証券がレポートを出したことを好感。
マツダの水素ロータリーエンジン開発再開で水素吸蔵合金供給の思惑も流れている。


◆ボッシュオートモーティブシステム(6041)
424 +19 +4.69% 
中間期連結決算の業績予想の上方修正を発表。売上が好調に推移し、子会社の操業
度効果により連結経常利益が60億円ほど増加したが、年金制度移行の損失16億円、
空調事業の再編8億円。売上高1640億円(前予想1500億円)、経常利益110億円(同50億
円)、当期純利益70億円(同40億円)。


◆アマダグループ
アマダ   (6113) 465 +30 +6.90% 
アマダマシニ(6107) 300 +23 +8.30% 
工作機械業界は昨年後半から受注回復、今後も中国向け好調、国内でもバブル期の
設備投資の更新時期もきており、今後も伸長トレンドが続くと見られているが、本
日はHSBCが投資判断を「REDUCE」から「BUY」に格上げたことを好感
する買いが入っている。。なお、投資判断引き上げの背景は株価の割安感としてい
る模様で、本日発表の決算内容に関しては、それほど強気のコメントはしていない。


◆岡本工作機械製作所(6125)
145 -5 -3.33% 
第1四半期業績は、連結売上高36億円(前年同期比25.7%増)。中間・通期の業績見通
しに変更は無しとしている。


◆浜井産業(6131)
163 +15 +10.14% 
回復セクターとして人気の機械関連の一角だが、マーケットでは「液晶ガラス基板
研磨装置で米IBMと特許との街のレポート屋のレポートが流れていおり、それを
手掛かりに人気化している」。


◆エーワン精密(6156)
695,000 +80,000 +13.01% 
6月期決算を発表。順調な回復状況が確認され、出遅れ感のあった株価に見直し買い
が集まっている。小型自動旋盤を加工するコレットチャックという部品の専門メー
カー。ほぼ市場を独占しており、高い利益率(前期の経常利益率36%)を確保している。
ITバブルの反動で前々期の売上高は前年の19億円から14億円まで落ち込んだが、
前期は調整が一巡、自動車向けやデジカメ向けなどをけん引役に16億円台まで回復。
今期はDVD向けなどの伸びを見込み、売上高17億円を予想。連続増配方針も好感され
る。


◆日立建機(6305)
1,360 -48 -3.41% 
今期経常利益は期初予想の140億円から184億円前後に上方修正される可能性が高い
との観測報道があったが、好業績期待は織り込み済みの感も強く、それほどサプラ
イズはない。一方で、ドイツでは、秋口に向けて中国向け建設機械輸出の伸び率が
減速する公算があるとのレポートを発表しており、ネガティブサプライズと捉える
声も多い。


◆日機装(6376)
458 +30 +7.01% 
慢性腎臓不全患者が自宅で使える透析システムに開発着手との報道を好感。7月高値
455円未更新と出遅れていたことも買い安心感を与えている。


◆マースエンジニアリング(6419)
4,950 +180 +3.77% 
最近はカードシステムのCRユニット機がけん引役となり利益が拡大。今来期は来
年登場する新札対応で機器の改造など特需が発生する可能性もあり、思惑買いも
誘っている。また、社名のマースが火星を意味することから、世紀の火星大接近(8
月27日に最接近)にちなむ銘柄として注目する向きも。今回の接近は紀元後最大とさ
れる大イベントだが、火星は周期的に2年2ヶ月ごとに地球に近づいている。ちなみ
に、火星が接近した年の同社株の動きとみてみると、今回同様に全般相場が反転上
昇していた95年、99年に大相場を演じた経緯がある。当時の株価はともに8000円台
の高値をつけている。


◆大和冷機工業(6459)
306 -2 -0.65% 
連結中間決算。子会社への取引及び未実現利益を消去したために、赤字となった。
中間連結、売上高84億円(同22.6%減)、経常利益36.7億円赤字、中間純利益37億円赤
字。通期業績の見通しは、売上高174億円、経常利益78億円赤字、当期純利益80億円
赤字。


◆宮入バルブ(6495)
225 -6 -2.60% 
第1四半期業績は、売上高9.6億円。現時点では通期業績の見通しに変更は無しとし
ている。


◆神鋼電機(6507)
342 -12 -3.39% 
第1四半期業績は、売上高104億円。業績は概ね当初の予想通り推移しており、現時
点での通期業績の変更は無しとしている。


◆NECエレクトロニクス(6723)
7,070 -420 -5.61% 
10営業日ぶりに反落。ハイテク株見直しの動きを受け、7月下旬に東証1部に上場し
て以来、上昇基調が続いてきたが、当面の利益を確保する動きが広がった。東証1部
の下落率8位。


◆日本無線(6751)
424 -2 -0.47% 
防衛庁では2004年度のミサイル防衛関係費を1440億円計上する方針と伝わっている。
99年度から今年度までに156億円を投入したが、一気に10倍の規模にまで膨れ上がる
見通し。これを受けてみずほでは、三菱電機などとともに同社の05年度業績にもプ
ラスになると指摘。


◆日本航空電子工業(6807)
1,045 +15 +1.46% 
1993年、1997年、2000年と過去10年間上値を抑えられている水準まで回復している。
このレンジを突破することが出来れば中長期的な上昇も期待できそう。7月のコネク
タ受注高は、海外のノートPC向けに一服感がみられるものの、LCD向け、携帯
電話向けなどが高水準で推移。


◆シメオ精密(6828)
1,060 +90 +9.28% 
ストップ高、連日で年初来高値を更新。18日の四半期決算発表以降、足元の好業績
を評価する動きが強まる。また、ミヨタ(7770)同様にシチズン電子(6892)の株高が
刺激材料になっているとも。


◆小野測器(6858)
376 -8 -2.08% 
中間連結決算。売上高74億円(前年同期比1.2%増)、経常利益7.5億円(同134.4%増)、
当期純利益7.4億円(同214.5%増)。連結通期業績の見通しは売上高150億円、経常利
益15億円、当期純利益15億円、一株利益49.79円。


◆シスメックス(6869)
2,475 +70 +2.91% 
リンパ節へのがん転移を30分以内で検出する装置と試薬を開発というニュースに反
応しているもの。


◆アイ・オー・データ機器(6916)
1,770 +270 +18.00% 
一時、310円(21%)高の1810円まで上げ、年初来高値を更新。パソコン需要の低迷が
続くなか、前期決算が計画を上回って黒字転換を達成したため、業績回復ピッチの
速さを評価する動きが強まった。5月高値更新。2003年6月期経常損益が前期の9億
600万円の赤字から16億200万円の黒字に転換、今期は21億6000万円とさらに拡大す
る予想が出たことを好感。


◆エノモト(6928)
383 +48 +14.33% 
4〜6月期業績はLED関連製品などの伸びや海外生産の軌道化から経常・最小黒字
化、通期でも黒字化が見えてきており、携帯電話向け中心に回復急の電子部品株の
出遅れとして買いが入ってきている。


◆三菱重工(7011)
382 +4 +1.06% 
ここまでの急ピッチな上昇に対する警戒感も高まってきている。利食い売りが先行
している格好。PBRも1倍水準にまで回復しており、目先の達成感も出てきている
模様。


◆自動車株
トヨタ(7203) 3,300 -110 -3.23% 
日産自(7201) 1,265 -23 -1.79% 
ホンダ(7267) 4,850 -80 -1.62% 
外為市場での円相場が対ドルで1ドル=117円台の円高・ドル安傾向となっているほ
か、対ユーロでは1ユーロ=128円台まで一気に円高が進行。これを受けてそのマイ
ナス影響が大きい自動車株に国内外機関投資家からの売り注文が優勢になる。自動
車各社の4−6月期決算はドル安のマイナス要因をユーロ高で補ったこともあって総
じて堅調な内容だったが、「対ドル、対ユーロでともに円高が進むと今後の下方修
正懸念が強まりかねない」と警戒する声も聞かれている。


◆本田技研(7267)
4,850 -80 -1.62% 
同社が昨日の大引後に、2万9000台のリコールを発表したことを嫌気されて売られて
いる。また、ユーロが128円台、ドルが117円台と円高で推移していることも、輸出
比率が大きい自動車株の売り材料となっているようである。


◆良品計画(7453)
3,000 +105 +3.63% 
米ゴールドマンサックスがこの日に同社の投資判断をインラインからアウトパ
フォームに引き上げたと発表したことを好感。


◆オリンパス(7733)
2,940 -130 -4.23% 
円高ユーロ安の進展によって、欧州向け売上比率の高い銘柄には先行き収益懸念も
強まる兆しの。また、キヤノンが普及型デジタル一眼レフカメラの低価格品を投入
することで、デジカメの販売競争激化につながっていくのではとの警戒感も。


◆チノン(7738)
474 +80 +20.30% 
ストップ高。一昨日まで2日連続のストップ高買い気配のまま引けたが、前日はよう
やくストップ高で値が付き、本日も買い物が続いている。米イーストマン・コダッ
クがデジタルカメラの商品企画や開発業務を日本に集約するとの報道からコダック
グループの日本拠点であるチノンに注目が集まり買いが流入しているもの。


◆ローランド(7944)
1,170 -34 -2.82% 
ローランドDGの株式売り出しによる売却益の発生で単独でも上方修正となるが、
連結では売却原価が単独よりも高いため、売却益が少なくなるとともに法人税等の
増加の影響により、予想を下回る見込みとなった。2004年3月連結見通し、売上高
660億円、経常利益30億円、当期純利益11億円(前予想12億円)。


◆コクヨ(7984)
1,241 -49 -3.80% 
4日ぶり反落。新光証ではレーティング「2」を継続したもよう。総売上高の底打ち
やリストラ効果による今・来期のある程度の業績回復を織り込んだ水準とみている。


◆総合商社セクター
伊藤忠 (8001) 357 -3 -0.83%  300円から 400円
三井物産(8031) 759 -12 -1.56%  900円から1100円
住友商事(8053) 712 -21 -2.86%  580円から 820円
三菱商事(8058) 998 -17 -1.67%  1050円から1450円
UBSでは、投融資事業のバリュエーション見直しによって、各社の目標株価を引
き上げている。なかでは、LNG事業の高い収益性・成長性から、三菱商事と三井
物産に上方余地があると見ている。


◆三陽商会(8011)
772 -27 -3.38% 
6月期連結中間決算。売上高633億円(前年同期比2%増)、経常利益35億円(同9.2%増)、
当期純利益18億円(同7.4%増)。連結通期業績の見通しは売上高1445億円、経常利益
132億円、当期純利益65億円。


◆ルック(8029)
1,574 -78 -4.72% 
週末の会合期待から「泰山」系銘柄への期待感が本日は高まっていたものの、上値
重く処分売りの動きが強まる。本日は日本配合飼料から仕手系材料株が崩れる格好
になったと。


◆神鋼商事(8075)
196 -12 -5.77% 
第1四半期業績は、売上高1086億円。現時点での通期業績見通しの変更は変更が無い
としている。


◆阪和興業(8078)
301 -9 -2.90% 
第1四半期業績は、売上高1807億円、経常利益20.2億円、四半期純利益20.3億円。連
結通期業績の見通しは売上高7070億円(前期比3・5%増)、経常利益81億円(同4.5%増)、
当期純利益72億円(同21.9%増)を見込む。


◆川鉄商事(8110)
198 +6 +3.12% 
3日続伸で1999年7月以来の200円を回復している。JFEグループの中核商社であり、
アジア向け鋼材輸出や国内自動車向け鋼材取引が堅調に推移。立花証では、21日付
けレポートで通期業績は大幅に増額修正される公算は大きいとして、投資判断を
「強気」。


◆デニーズジャパン(8195)
1,828 -1 -0.05% 
中間期の見通し下方修正。個人消費の低迷、繁盛商戦時の低温・長雨の天候不順に
よる客数の低下により、売上が6%程度減少となり下方修正となった。売上高496億円
(前予想535億円)、経常利益25億円(同38億円)、当期純利益9億円(同19.5億円)。な
お、通期業績の見通しは決算発表時に開示する。


◆ニッセン(8248)
1,905 +65 +3.53% 
来週26日からTOPIXに採用されるとされており、インデックスファンドの資金
流入を見込んだ先回り的な思惑買いが主導している模様。一方、NECエレクはさ
えない展開と対照的な動きに。


◆ダイエー(8263)
160 -1 -0.62% 
子会社2社が、福岡事業の受けた融資13億8000万円が期限を過ぎても返済されないと
の裁判でダイエーの子会社側に全額を支払う判決が下った。


◆イトーヨーカ堂(8264)
3,450 +240 +7.48% 
中間連結決算の下方修正。10年来の冷夏のために、季節商品である衣料品や一部の
住居関連商品の売上が計画を下回ったことが要因となった。営業収益1兆7680億円
(前予想1兆7800億円)、経常利益910億円(同1060億円)、中間純利益170億円(同290億
円)。
同社のほか丸井やファーストリテイリングなど小売セクターの一角が高い。冷夏の
影響も一時的な特殊要因との落ち着いた見方も出てきており、ここにきて出遅れ修
正の動きが本格化している。海外投資家ではリバランスの動きも活発化しているよ
うで、同セクターなどがその買いの対象にもなる。


◆三井トラスト・HD(8309)
348 -5 -1.42% 
人員の一割削減を柱とした経営合理化対策を固めたとの報道から企業再生が一段と
進むのではないかという期待感から買いが集まっている。


◆みずほFG(8411)
140,000 +2,000 +1.45% 
「UFJHD(8307)の高値更新から同じ低位の大手銀行株のみずほに人気が移った
格好」。UFJHDは安く、三菱東京フィナンシャル・グループ(8306)は高いなど
大手銀行株は高安マチマチ。


◆野村HD(8604)
1,768 +5 +0.28% 
自己株式の売り出し、及び大株主の株式売出を行うと発表。売出株数は、りそな銀
行3106.1万株、自己株式465万株、オーバーアロットメント465万株。売出価格は9月
2日〜9月4日の期間に決定される。


◆保険
三井住友海上(8752)   705   +61 +9.47% 
太陽生命保険(8796) 135,000 +20,000 +17.39% 
三井住友海上がTOPIX連動型のETFへ一部保有株を拠出、有価証券売却益660
億円が発生することで2004年3月期最終利益が前期比2.3倍増の765億円になりそうと
の報道に加え、後場になってから太陽生命が新製品「保険組曲」の好調から2003年3
月期基礎利益の通期予想を従来の294億円から330億円に上方修正とのニュースも飛
び出て人気が盛り上がっているもの。ここ銀行株が人気化しており、金融株の出遅
れとしての買いも入っている。これを受けて、野村証券金融研究所では22日付で三
井住友海の投資判断を「2」から「1」に格上げした。リスク資産の軽減を評価とし
ている。


◆東京建物(8804)
304 +6 +2.01% 
先駆した不動産大手3社に対する株価の出遅れ感が指摘されるうえ、会社側が前日に
アナリスト向けの会社説明会を開催したことで、見直し買いが入っている。説明会
を受けてUFJつばさ証券では、22日付で同社株の投資判断を「B」から「A」に
引き上げた。オフィス空室率上昇が止まったことやマンション契約も順調で、2003
年12月期の業績予想は達成可能と判断。リポートでは「連結予想PER9.5倍、
PBR0.7倍の水準であり、同業大手に比べて依然割安感がある」などとしていた。


◆アパマンショップネットワーク(8889)
205,000 +18,000 +9.63% 
終値ベースでは13営業日ぶりに20万円台を回復。1:2の株式分割を実施するとの発
表が材料視される。株式分割の発表で材料出尽くしとなるケースも散見されるが、
同社の場合、株価が目安となる50万円に達していないため、サプライズとなってい
るもよう。


◆タクトホーム(8915)
230,000 --- 0.00% 
ジャスダック市場に新規上場。公募価格22万円に対し、初値は23万円と4.5%高と
なった。新規上場は8日のエリアリンク以来、2週間ぶり。首都圏で戸建て住宅を中
心とした不動産分譲事業を展開。


◆川崎汽船(9107)
408 -5 -1.21% 
モルガンでは海運セクターの投資判断を「アトラクティブ」から「インライン」に
引き下げ。バリュエーション上の割安感がなくなったこと、業界の構造変化を見極
める時期であることなどが格下げの背景としている。個別の投資判断では、「アン
ダーウエイト」を継続。


◆住友倉庫(9303)
313 +16 +5.39% 
東京のオフィス空室率が7月に21ヶ月ぶりに前月比で低下するなど、連結営業利益の
大半を占める不動産部門がようやく改善に向かっていることなど景況感の底打ちが
手掛りとなっているもよう。


◆民間放送株
フジテレビ(4676) 570,000 +23,000 +4.20% 
TBS  (9401)  1,672   +99 +6.29% 
日本テレビ(9404)  16,700 +1,100 +7.05% 
テレビ朝日(9409) 147,000 +6,000 +4.26% 
国内景気の回復期待を背景に、広告需要も底打ちするとの見方が広がった。


◆光通信(9435)
3,210 -110 -3.31% 
8月21日の東証の終値取引でクレイフィッシュ(4747)を28万5000円で1500株取得した
と発表。これで、光通信のクレイフィッシュの持株比率は、66.9%(6869株)から
81.5%(8369株)。


◆北陸ガス(9537)
310 --- 0.00% 
連結通期業績見通しの下方修正を発表。売上高340億円、経常利益11.7億円(前予想
16.1億円)、当期純利益6.6億円(同9.6億円)。


◆ディジットブレーン(9653)
92 +16 +21.05% 
業績予想の上方修正を好感。リストラ策が奏功、03年6月期(3ヶ月の変則決算)の業
績予想を上方修正している。修正幅は小さいものの、11期ぶりの黒字化達成確度が
高まる状況となっているもよう。


◆日立ソフトウェアエンジニアリング(9694)
3,030 -30 -0.98% 
利食い先行し5日ぶり反落に。7月中旬の水準まで回復したが、7/8の年初来高値3290
円を目前に上げ一服。ただ上昇する5日線がサポートとして機能している。新光証で
は、金融のIT投資回復の兆しが見え始めたとことなどから、レーティングを「2」
から「2+」へ引き上げている。


◆トランス・コスモス(9715)
2,530 +60 +2.43% 
昨日四半期決算を発表。主力のマーケティングチェーンマネジメント事業を中心に
新規受注が増加。三菱証では、事業の進捗が計画を上回って推移していることを評
価し、レーティング「B+」を継続したもよう。


◆アサツーディ・ケイ(9747)
2,850 +165 +6.15% 
6月中間期決算を発表、大幅な経常増益、最終黒字化を達成、「アサツーの1〜7月の
売上高は前年同期比4.5%増と回復。





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ブロ-ドバンド料金比較
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/kakaku.html
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◆指標
日経225 10,281.17 -81.52 
日経300 195.22 -1.07 
TOPIX 1,004.20 -5.38 
日経ジャスダック平均 1,265.74 +2.98 
日経225先物期近 10,300 -40 

寄前成行き注文、売り3500万株、買い5700万株、差引き2200万株の買越し。
後場成行き注文、売り2700万株、買い2500万株、差引き200万株の売越し。
昼休みバスケット取引、約644億円の取引が成立。



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NEC得選街
http://www.geocities.jp/asunaro_no_mori/nec.html
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●6月の第3次産業活動指数
前月比+1.2%となり、4カ月連続で上昇。4─6月でみても、前期比+0.8%と2期連続の
上昇となり、経済産業省では、同指数は健闘しているとの見方を示している。企業向
けの情報サービスや、遊園地やスポーツ施設などの個人向けサービスが堅調なほか、
株価上昇で金融業も好調となる。6月の第3次産業活動指数の水準は、2001年3月以来、
約2年ぶりの高い水準となった。今年3月以来前月比でプラスが続いてきたが、6月の前
月比伸び率は、ロイター通信の事前予測調査で最も高い伸びを予測したみずほ総研(エ
コノミスト・丸山義正氏)の予想+1.1%をも超えた。
特に、サービス業の伸びは前月比+1.6%と高い。金融機関向けのソフト開発や、大型
エンジニア案件が伸びたほか、遊園地などの個人向けサービスも高い伸びとなった。
また、運輸・通信業では、新型肺炎SARSの影響で旅行業は振るわなかったものの
、携帯電話など移動通信業の伸びも非常に高かった。
ほかに、株価の上昇もあって、証券業は24%近い伸びとなった。
4─6月でみても、その水準は2年ぶりの高水準となった。低下した業種は、卸売・小売
業、飲食店と電気・ガス等に2業種にとどまり、他の4業種は全て上昇。
一方、経済産業省では、「6月は健闘したが、今後は、大型案件の反動や冷夏による影
響など不安要因もあり、単月の動きでは判断できない」と慎重だ。





●2002年度の法人申告所得ランキング

              所得額  伸び率
 1 トヨタ自動車(1)     9887   5.5
 2 東京電力(3)       3483  ▼4.6
 3 ホンダ(5)        3163   13.3
 4 全国共済農業協同組合(7) 3113   20.8
 5 JR東日本(11)      2855   44.8
 6 武田薬品工業(6)     2519  ▼7.3
 7 J―フォン(131)     2307  862.4
 8 キヤノン(9)       2288   11.0
 9 関西電力(8)       2277  ▼2.9
10 東京海上火災(18)     2238   69.4
(注)カッコ内は前年度順位。所得は単位・億円。
伸び率は前年度比%。▼はマイナス

トヨタ自動車が4年連続で首位を維持した。申告所得額は9887億円と、前年度に比べ5
・5%伸び、1兆円に迫る規模に膨らんだ。
北米やアジアへの輸出が好調だったホンダが3163億円で3位に食い込み、自動車2強の
勝ち組ぶりを見せつけた。2位は東京電力。
「写メール」が人気を呼んだ携帯電話のJ−フォンも2307億円で前年度の131位から7
位へと一気に順位を上げ、情報通信事業の成長ぶりをうかがわせた。
デジタルカメラが好調だったキヤノンは8位と、2年連続で上位10社入り。JR東日本
も長期債務の削減などの効果が出て、前年度の11位から5位に上がった。



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