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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ │●│●|リ|ハ|ビ|リ|介|護|の|基|礎|知|識|●|●| └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年8月20日 117号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識の技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ================================================================= 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ================================================================= □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.117 ■車椅子の名称11 PPブレーキ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【PPブレーキ】の【PP】は[Push(押す)・Pull(引く)]の意味。 ※ちなみに、PPブレーキは、車椅子メーカーのNISSINさんの特許 製品だそうです。介護現場でも最近では度々遭遇するブレーキでPPブ レーキを基本に種々のブレーキもあるようです。 つまり、ブレーキのレバー部分を軽く“押す”或いは“引く”事でブレー キがかかります。“押す”と“引く”の中間にレバーを位置すればブレー キ解除となります。 手首・手掌或いは手の甲等で弾(はじ)く動作などして、極めて少ない上肢 の筋力でもブレーキ操作が可能となる場合もあります。(上肢のまひや筋 力低下のケースには適です。) 現場的な注意点は、使用が度重なるとブレーキの利きが著しく悪くなるケ ース(全てのブレーキに共通ですが、特にPPブレーキでは注意)があり、 適時 利き具合のチェックが必要です。 移乗動作(介助−自力)の一連過程で 車椅子が動いたりする事がある場合、 ブレーキ関連のメンテナンスの必要性のサインです。 また、全てのブレーキに共通ですが、ブレーキの利き具合に問題を感じた ら、ブレーキトラブルを疑う前に 大車輪のタイヤ圧が適当かの確認が大 切です。特に【タッグルブレーキ】【PPブレーキ】では、まず この点 に注意しましょう。 ブレーキ自体に問題があると考えられる場合は、購入・貸与の業者に問い 合わせる素早い調整が望まれます。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ================================================================= このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 POST企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |