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タイトル:「すまいや倶楽部」通信 17号  2003/08/20


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◎◎◎◎◎◎◎       No.135 03/08/20
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  ◎ ◎     「家は叶う 建つべし! 建つべし!」
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気象庁が梅雨明けの発表を再検討したほどの長雨。
まるで6月か10月のような雨混じりの天気のなかでもセミが賑やかに鳴き出しています。
近年の猛暑では夜でも鳴いてうっとうしく感じるときもあるのですが
土の中に7年もいて地上に10日しかいられないセミ君には少々気の毒に
思えます。
「やっと地上に出たと思ったら、この天気かよ!まあ仕方ないなぁ、ジ〜ジ〜ジ〜」
というセミ君の嘆きが聞こえてきそうです。
そういえば鳴いているのはオスだけだそうですよ。
なにげに悲しい。。。。
そういえばまだツクツクボウシやミンミンゼミの鳴き声はきかないな?

セミのHP見つけました。
http://homepage2.nifty.com/saisho/Zikade.html

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「シックスクール」ってことばご存知でしょうか。

前号では改正建築基準法で住宅の内部空間には揮発性有機化合物の
ホルムアルデヒドの規制があることをお伝えしました。
ではなぜ強制換気設備と併用しなければならないのでしょうか?

実は揮発性有機化合物は(VOC)ホルムアルデヒドの他に
トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレン、
クロルピリホス、フタル酸ジ-n-ブチル、テトラデカン、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル
ダイアノジン、フェノブカルブなどがあります。

今回はホルムアルデヒドの規制だけでしたがまだ疑わしい物質が
この後に控えているからです。
ですので「ホルムアルデヒドが少なくなっても換気はとりあえずしておこう」との
国土交通省の考えなのだとおもいます。

一気に行うとメーカーが対応しきれないので徐々に規制をといったところでしょうか。
ホルムアルデヒドのつぎはアセトアルデヒド、トルエン、キシレンあたりが
規制がかかるだろうと考えらてれいます。

ここでシックスクールが問題になっています。
建物の老朽化に伴い、教室の改装したらに生徒が体の不調を訴えるといったもの
です。
文部科学省では改装工事竣工に際して室内空気中の化学物質の濃度を測定義務
ずけをしています。
検査内容を満たさなければ、教室は使えずに内装をやり替えます。
ある業者では2000万円近くかかったそうです。
はっきりした原因はまだ解っていないようですが
シックスクールにはトルエンが多く使われるそうです。

よく検査で問題になるのはOAルームだそうです。
パソコンといった比較的新しい教育分野なので改装工事が多いのはあるのですが
パソコン本体からも微量に放出されていたり、二重床の合板あたりも
怪しいみたいです。
電磁波も多そうですので心配が何かと多い部屋ですね。

今では年一回、空気中の化学物質の濃度が行われているそうです。

アトリエシゲ一級建築士事務所
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