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◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆ 2003/08/16 『世界自然遺産の島』 屋久島発・田舎暮らし通信(第83号) http://www.yakushimapain.co.jp/ 屋久島パイン株式会社 ◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆ このメールマガジンは、北海道から屋久島に移住し、現在弊社屋久島支店の社員が 本人の移住経験を踏まえまして、屋久島の日常を発信しています。 ●[安全地帯] 杉本詔弘さん(55歳)は、[安全地帯]というお店を、お盆明けにオープンさせるそ うだ。 宣伝はしない、静かなオープン。 奥さんのはつえさん、詔弘さんのお母さんの愛子さん、息子さんの幸一郎さんが、 忙しそうに開店準備に追われている。 作業服、白衣、ユニホームのお店。 東京出身の杉本さんは、15年程前、田舎で暮らしたいと思い、大分、宮崎、鹿児島 を中心に、暖かい南の地方を探し始めた。 ご家族全員、自然が大好きなのであった。 洋品店を営んでいた杉本さんが、鹿児島県国分市に作業服店を開いたのが、10年程 前のことだった。 「当時、屋久島も考えたのですが、当時は生活のことを考えて、国分に落ち着きま した。」と杉本さん。 国分で軌道に乗ったので、以前から興味があった屋久島にも、お店を出すことにな ったそうである。 今まで、コツコツ礎を築いてきた結果なのだろう。 「当時と違って、今なら屋久島でもやっていけそうだったので。」とのこと。 屋久島店の方は、息子さんである幸一郎さんが切り盛りすることになった。 国分のお店は、そのまま杉本さんご夫妻が営んでいき、たまに島来するつもりだ。 幸一郎さんは20歳。 もちろん、海も山も好きな行動派。 「将来的には、家族みんなで屋久島に住むのが、理想だと思っています。」という詔 弘さん。 屋久島で店をやりながら、畑をやりたいとも思ってはいるが、そこまで手がまわる かどうかはわからないそうだ。 「屋久島で、商売として必ず成り立つかどうかは、わからないけれど、試してみよ うと思いました。やってみなければ、誰にも分からないし、大切なことは、身分相 応で決して無理せずにですが、とにかくやってみて、結果はその都度考えればよい のですよ。人生はどう転んでも、それを楽しむつもりです。プラス思考ですよ。」と 杉本さん。 [安全地帯]というお店の名前は、工事現場のイメージだろうかと思って、由来を聞 いてみた。 「昔、[安全地帯]という歌手のグループがいたでしょう。そのファンだったのです よ。」とのこと。 詔弘さんと同じく、私も[安全地帯]が好きだったのだ。 こんなところで、話が合ってしまった。 お店には、作業服らしくないおしゃれな作業服も置いていますので、見にきてくだ さいとのことだった。 長靴、合羽、安全靴、ユニホーム、肌着、帽子、軍手、軍手、地下足袋などもあり ます。 屋久島の普段の生活に、欠かせないものも多い。 中でもおすすめが、頭巾のような、タオル生地で出来たかぶりものは便利そうだ。 日よけにも汗取りにもなるので、麦藁帽子の下にかぶっても良し、そのまま、頬か むりにしてもぴったり。 営業時間は朝7時〜夜8時まで、定休日は金曜日と、第二と第四の土曜日。 原集落の屋久島パイン事務所の近く。 県道面の、二階建ての家の一階部分がお店になっている。 [安全地帯] http://www.yakushimapain.co.jp/anzentitai.htm ★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★ 屋久島パイン株式会社 http://www.yakushimapain.co.jp/ 発行責任者 角谷和雄 kakutani@yakushimapain.co.jp 本 社 東京都千代田区麹町1丁目8番14号 屋久島支店 鹿児島県熊毛郡屋久町原914番地 ★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★ |