メルマガ:日刊ドラマ速報
タイトル:Daily Drama Express 2003/07/30 ひと夏のパパへ(5)  2003/08/06


===================================================== 発行部数  10 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/07/30 (Wed) ☆☆
======================================================================

== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
======================================================================

----------------------------------------------------------------------
1. 水曜日の連続ドラマ
----------------------------------------------------------------------
タイトル ひと夏のパパへ
局  名 TBS系
放映日時 水曜22時
キャスト 望月まりも(上戸彩)
 井上麻美(桜井幸子)
 桐島薪平(北村一輝)
 岡本章介(柳沢慎吾)
 細野一作(松重豊)
 安西わか菜(北川弘美)
 ラン  (つぐみ)
 柴田ジュン(松田悟志)
 外古葉修二(小日向文世)
 寺沢タマミ(江波杏子)
 佐戸井秀樹(渡辺いっけい)
 小成大五狼(小林稔侍)
脚  本 樫田正剛

あらすじ  この人がパパと言われたときは死のうと思いました。なのに最近
「このおやじもいいかな?」と思う今日このごろかも?


『桐嶋探偵事務所』を開業した薪平(北村一輝)は不倫現場であるマ
ンションの窓がみえる屋上で、カーテンが開くのを今か今かとわくわ
くしながら待っていた。外古葉(小日向文世)が昼ご飯を買って戻っ
て来たとき、丁度カーテンが開き、「高級官僚ムネカタ夫人のスキャ
ンダルみーーーっけ」と薪平はシャッターを押し続ける。


 プールに遊びに来たまりも(上戸彩)とさつき(沢尻エリカ)と久
美子(臼田あさ美)は、プールサイドで泳いでいる人を眺めながらド
リンクを飲む。「いい男いないよねー」とぼやいていると、さつきが
燐太郎先輩と別れた。と言い出す。そこへまりもの携帯に燐太郎から
「もう一度会いたいんだ。まりもに本気でびんたされてからマジで考
えたんだ。きちっと話しがしたいんだ」と電話が入る。


 家の風呂場で陽気な鼻歌を歌いながら薪平はさっきの写真を現像し
ている。帰って来たまりもは燐太郎(市原隼人)の言葉やさつきのこ
とで悩む…

 「でけたでけた」薪平が現像された写真を持ってまりもにみせに来
る。「桐嶋探偵事務所の初仕事。三角関係、親友のだんなと不倫だよ
不倫。こういうのを外道っていうんだよなー人間ときには我慢も必要
なんだよ」薪平は仕事依頼の内容の話しをしているが、まりもは自分
とさつきと燐太郎先輩のことを思い“ドキっ”とする。薪平がそれを
からかうが、まりもは怒って部屋にこもってしまう。

 我慢か外道か、外道か我慢か。。こんな17の夏ってありなんです
か?


 麻美(桜井幸子)が『まねき猫』へ行くために歩いていると、一人
の男とすれ違ったときに「人殺し」と耳打ちされる。

 『まねき猫』では細野(松重豊)が止めるのも聞かず、麻美は飲み
続ける。「人を殺したことってある?」麻美は細野に絡み、細野にも
「飲んで飲んで」と酒をすすめて、飲み続ける。
 厨房ではそんな麻美の様子を店長や従業員が噂しあう。更に麻美の
ことを「美人で頭良くて出来る女だもんな〜」と。その会話を聞いた
まりもは「聞いてみよっかなぁ〜」とつぶやく。


 居酒屋で子守(小林稔侍)と酒を飲む薪平は、事務所を持って一国
一城の主になったことを嬉しそうに語る。子守は酒を飲みながら、テ
レビに写っているマラソンを観ながら「マラソンって凄いな。走りな
がら泣き事を言うやつはいない。ゴールして泣き事を言うやつもいな
い。途中でリタイヤしたやつだけ泣き事を言う。おまえは走り出した
んだ、奥歯だけ噛み締めて行けよ」マラソンと薪平の境遇を重ねなが
ら助言をする。


 「こんなこと相談したら笑われちゃっうだろうな〜」まりもがまだ
悩んでいると、タマミ(江波杏子)が、相談のるから悩み教えて。と
話かけて来た。まりもはタマミには相談するつもりが無く逃げ廻る。

 桐嶋探偵事務所に戻った薪平は、「クライアントに渡せば100万
円也」と外古葉と喜んでいた。そこへ、佐戸井(渡辺いっけい)とわ
か菜(北川弘美)が開業祝いにスイカを持ってやって来た。スイカを
見た薪平と外古葉は調子にのり「夕張メロン買って来い」と言い出す
始末。薪平は「夕張メロン」と口ずさみながら事務所を出て行く。
 入れ違いに一人のクライアントが入って来る。外古葉が対応し、居
合わせた佐戸井とわか菜も話を聞く。この宇都宮という男の依頼は
「元婚約者の“井上麻美”を探してほしい」という内容だった。3人
は更に詳しい話を聞く。


 翌朝、麻美が診療所で起きると隣に細野が寝ている。驚く麻美は洋
服を確認し、「何もなかったわよね?」と念押しする。診療所から出
ると廊下にまりもとタマミが「ああそういう関係」とからかう。細野
に悪口を言われたタマミは細野を追いかけて出て行く。まりもは麻美
に“恋”の相談をしに来たのだった。


 薪平の探偵事務所兼自宅に燐太郎がやって来る。家の前をウロチョ
ロする燐太郎に薪平は声をかける。

 『まねき猫』では、宇都宮が麻美を探していることで話が持ちきり
になっていた。薪平に麻美を探している元婚約者がいると告げるかど
うか意見を言い合っていた。別れた原因は、昔勤めていた大学病院で
助かる可能性が無かった患者が死んでしまい、遺族が病院側を訴えた。
病院は責任を麻美先生一人に押し付け辞めさせた・・


 「前に言っていたキスの彼ね」喫茶店に誘った麻美はまりもから相
談を受けていた。「好きなら友達に正直に言えばいいじゃない。だっ
てそれが恋なんだもん。友達の彼だってわかってたからって、心が止
められるわけじゃない。友達も大切だけど、恋も大切だよ」まりもの
携帯が鳴り、麻美がこういうところでは携帯は切っておく。と笑顔で
注意をし「診療所先に行ってるね」と店を後にする。
 「もしもし久美子どうしたの?」電話に出ると、久美子が「燐太郎
先輩好きなのまりもだって?キスもしたそうじゃない。友達をとるか、
男をとるかさつきの前でもはっきりさせてほしいんだよ。3時に第三
公園で待ってるから」と。


 「ああ言えない・・死んでも言えない・・」悩みながら診療所の扉
を開けたまりもは、中で麻美がナイフをつきつけられているのを見る。
男はまりもにナイフを向け、まりもを連れ出す。


 ラン(つぐみ)のところへ連れてこられた燐太郎は女の子の写真を
燐太郎に選ばせていた。シャワーを借りに来た細野は薪平に「女房の
やつ家に入れてくれないんだもん」と無断外泊したことを薪平に言う。
麻美と寝たのか聞く薪平に細野は疑われることを口走る。


 「薪平いる?薪平!まりもちゃんさらわれちゃったの!」麻美は
『まねき猫』に飛び込んで来る。薪平がいないとわかると従業員が
次々に店を飛び出し薪平を探しに行く。まりもは車の中で手を縛られ
「私、関係ないです・・」と言っていた。

 麻美も薪平を探しに行こうとするが店長に止められ『まねき猫』で
待機する。佐戸井も探しに行く。
 外古葉が薪平をみつけ『まねき猫』に連れて来る。

 薪平は子守法律事務所へやって来る。子守は「佐戸井から聞いた。
その男の逆恨み」子守の指示で警察に連絡し、警察の動向も子守は聞
いていた。その石倉は今年になって妻と離婚。現在無職。そこへ電話
が鳴る。

 まりもの乗った車がどこかの倉庫に止まった。「私、待合せがある
んです。3時にさつきと久美子と」まりもをうるさいと怒鳴り、石倉
は子守法律事務所へ電話をする。

 石倉は麻美を出せ、と脅し、「俺は息子を殺されたんだ」横から麻
美が「まりもちゃんは関係ない」と電話口で叫ぶ。薪平は「まり
もーー」とうるさく電話口でいい、「まりもの声を聞かせろーー」と
怒鳴り続ける。石倉は「うるさい」と怒鳴りまりもに変わる。薪平は
まりもに場所はどこだ、と聞いても「もしもし、顔切られたの。もて
なくなったら責任とってよね。死にたくないよ。誰もがついてない日
ってあるけど今日が一番最悪。ママが死んじゃって、突然あんたがあ
らわれて、パパって言われたときも最悪だったけど・・」「どこなん
だよ」「ママのそば。人って死ぬときは、愛する人のそばに居たがる
よね」電話を切った後、佐戸井が地図を広げる。軽自動車で、薪平と
麻美と外古葉が向かう。

 墓地の側で車を降りたところは石倉家の墓のそば。

 「さっきの電話親父か」「急にあらわれました。親子やって1ヶ月
なんです。私達今必死で親子やってるんです」薪平が必死だったと言
い、石倉も「息子が死にそうになったときは必死だった。だけどダメ
だった。逆恨みっていうことはわかってるんだよ。だけどさぁ、毎晩、
徹夜徹夜で休みの日にも遊び相手になってやれなくって。だけどリス
トラされて7年間何もしてやれなかった」

 「まりもーー」薪平らがまりもを助けに来た。まりもにも「息子の
側って言えよ、頭使ったじゃねーか」「だって死にたくないもん」麻
美は石倉に息子が助かる可能性は0.1%でした。でも私はあきらめた
くなかった。本当に本当に助けたかったんです。麻美は泣きながら石
倉に事実を言う。「私は死ねません。医者は辞めません。一人でも人
を助けたいんです。だから石倉さんの要求には応えられません」力の
抜けた石倉の腕から逃れたまりもはしっかり薪平に抱きつく。「すい
ませんでした」石倉はそういい自分の首筋にナイフをあてて切り裂く。


 「大丈夫か」手術が終わった麻美を労う薪平は「夕張だよ」と麻美
にメロンを差し出す。「私が人質だったら、あんな顔で助けてくれ
る?」「麻美だろ?あたりめーじゃん」
 石倉は麻美の診療所で一命をとりとめる。


 「大変だったね」鼻の頭に絆創膏を貼ったまりもに子守は言う。
「傷でも心でも痛いうちは平気だ。痛さは生きる希望だ。痛く無くな
ったら自分を見捨てる時だ」子守の言葉に「それママも言ってました」
子守もある看護士から聞いた話だ。と打ち明ける。
 「今考えていたんです。私の希望って何だったのかなぁ〜縛られて
怖かったし、顔切られて怖かったし、全部が本当に怖かったし。でも
信じてたんです」「親子だなぁ」「親友みたいです」

 『まねき猫』に戻ったまりもに麻美は「顔の傷すぐ消えるから」と
心配し、薪平も「すぐ治る」と言う。薪平は麻美から石倉は警察病院
へ搬送と聞く。

 麻美が目を向けると一人の男が麻美をみていた。麻美はその男のと
ころへ行く。外古葉と佐戸井が薪平に元婚約者だと説明する。
 まりもがふとみると燐太郎が『まねき猫』にいる。鼻の頭を隠すよ
うに出て行こうとすると、さつきと久美子が入ってこようとしていた。
さつきと久美子が3時の約束のことを責めるとドアの向こうには燐太
郎が・・「そういうことだったんだ…」必死でまりもは否定するが…


 『まねき猫』ではいつものショータイムが始まる♪


 確実に私の夏が動き出してしまった…


寸  評  初に細野警官が出て来たときは、そんなたいした役じゃないな。
と思っていたけど、結構薪平とも麻美とも絡んで出演率が多いです。
来週はもうちょっと麻美先生の婚約者のことがわかると面白いかな。

執 筆 者 田村(doramakakikaki@yahoo.co.jp)

----------------------------------------------------------------------
2. 編集後記
----------------------------------------------------------------------
 先週花火を見に行って来ました。花火が始まったときに露店を見に行ったら
人ごみが凄くて身動きが取れなくなりました。そのとき、数年前にあった花火
見物での将棋倒しの事故を思い出し「動いちゃいかん」と無理に動くことなく
“じっ“としていたら、かなりの時間花火の音だけ響いていました。でも、楽
しかったです。(田村)

======================================================================
発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。
(http://www.mailux.com/)
======================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。