虹の向こうに妻がいる　８月３日号 2003/08/04

メルマガ：虹の向こうに妻がいる
タイトル：虹の向こうに妻がいる　８月３日号 2003/08/04

----<杜国朝から皆さんへ>------------------------------------ 毎日変化のない生活にお困りのあなたへコツコツと何かやりませんか？私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。 http://wwa.irias.co.jp/i.asp?WCI=Rule&WCE=67821 ---------------------------------------------------------- 新婚新婚新婚新婚新婚新婚　　　■■　　　新婚新婚新婚新婚新婚新婚　　　　　　　　　　■虹の向こうに妻がいる■ 　　　　　　　　　　　　 2003/AUG/3TH 購読者534名新婚新婚新婚新婚新婚　　■　■　■　■　■　　新婚新婚新婚新婚新婚　みなさんこんにちは、杜国朝です。　やっと長い梅雨が明けましたね。　日照時間も短かったようで、これでは今年のお米も出来が悪いでしょう。　だって毎年ならば、エアコン無しではいられない部屋が、夜になると秋のはじめ頃みたいに涼しくなって楽に寝られるのですから、どう考えてみてもおかしいですよね。　そうそう、私ら夫婦には子供ができてからは、話題が子供のことばかりになってしまっていますが、この時期子供にとってははじめて体験するくそ暑い時期だけに、どの程度大変なものに感じているでしょうか。　私は時折、子供に対して『ふぅ～』っと息を吹きかけます。　涼しい風を当ててあげようかと思って。　すると子供は、『ピクッ』っと反応します。　そして笑います。　気持ちよかったのかな？　でもこれをすると、妻は怒ります。　冷たい風を直接当てると子供のからだにとても良くないのはわかっていますが、人間が吹く生暖かい風ならば自然かなと思ったりして。　うちわで弱く風を起こしてかけてあげると、とても気持ちよさそうな顔をします。　夏は大人にとっても子供にとっても、暑いと感じる季節なのでしょう。　今年から我々の部屋にはエアコンが入りまして、快適な夏を暮らしています。　エアコンを買い求めるときにもいろいろと物色しまして、店の人にもかなり相談して買いました。　エアコンって安いものから高いものまでいろいろと揃っていますが、調べていくにつれていろんなことがわかってきました。　結論としては、『安かろうボロかろう』というのと、『安物買いの銭失い』という言葉がよく似合う電化製品だということです。　家電量販店のチラシがよく新聞の折込に入ってきますが、年間電気使用量という表示があり、それをみているとかなり差があることがわかります。　この表示は、年間を通して三ヶ月間の暖房の期間と、三ヶ月間の冷房の期間の使用電気量を足した電気量を元に計算しているようです。　いろいろと機種を比較してみるとビックリさせられます。　廉価版のエアコンが４万円の電気料金がかかると表示されているのをみて、最初は高いのか安いのかわからなかったのですが、高級なやつをみていくとこの数字がとても高いのだということがわかりました。　いちど買ったら長く使う電化製品ですので、変なものを掴むと大変なことになります。　高級なものというのか、エアコンの値段の高いものをみていくとなんだか胸躍る気分になりますね。　基本的に衝動買いの好きな私としては、この勢いでエアコンを買おうと考えています。　安いやつを探せば２万円位からあるのですが、私が狙いをつけた機種は99,800円のやつ。　『うーん、高い！　でも欲しい。』　てなわけで、これを如何にして値切っていくかを考えることにしました。　これはいいですよ。　なにがいいのか。　子供に直接風を当ててはならないと教えられていた私は、その対策をしているこの機種に一目惚れしました。　風が羽で一度上の方に打ち上げられて、それが降ってくるような感じの作りになっている。　そしていま流行りなのか、マイナスイオンのシャワー付き。　空気清浄機能はもちろんついているし、申し分ありません。　私も汚い空気に対してはアレルギー反応があるので、親子のことを考えてこの機種にしました。　年間電気使用量は19,000円位であった。　廉価版の電気使用量の約半分ではないか。　このとき私はそろばんをはじいた。　２万円の廉価版エアコンとこのエアコンを比較したとき、同じように使用していくと考えるとすると、４年の使用で財布からの出費がトントンになる。　つまりは安いと思って買ったちゃちいエアコンと、高級エアコンの出費が同じだということになる。　もっともこれは４年間のことであって、それ以上長く使い続ければもっとお得になるということであるのだ。　当初、今年の夏も昨年以上に暑くなるであろうと予測して、エアコンの購入を決意していたわけであるが、思いのほかの涼しさで拍子抜けを食らった格好である。　ところで、なぜ私がここまで年間使用量の電気代にこだわったのかを少しお話しましょうか。　妻は来日(秋のはじめ頃)後、冬の寒くなってきたときに暖房をこれでもかというくらいに焚いていた。　この冬の灯油の使用量は、前年同期と比べて約倍近くに跳ね上がっていたのである。　当然、家計を圧迫する要因であるからして、いろんな対策を考えることになった。　夫婦だからできること。　それは人間の体温で暖めあって寝るということ。　(おいそこ！　ニヤニヤするでない！) 　そして上質の材質でできた毛布を使用することで、体温を逃がさないで暖房器具の使用を減らすことに成功した。　やればできるのである。　暑い、寒いといった感覚に正直な妻は、遠慮なくストーブのスイッチ(ファンヒーター)に手をやったりしていたが、如何に寒くても暖かくなる方法を教えることで、ストーブの使用頻度を減らすことができるのだ。　この教訓を学んだ私は、この夏においても考えてきていたのだ。　暑いのは実は私もあまり好きではないのである。　エアコンが最初からあれば、その恩恵にあずかっていたと思うのであるが、両親の部屋には以前からエアコンが取り付けられていたので、夏になると両親といっしょに寝ていたのである。　７月の中旬頃にエアコンが取り付けられ、妻がどのように使用するのかみているが、意外や意外、私が暑いと思って家に帰ってきても妻はエアコンを付けてはいないのである。　前にも書いたが、子供に対してかなり配慮をしていると考えられる。　今年の夏は昼間は暑いが、夜になるとだいぶ涼しくなるので、その関係もあるのだろう。　暑いのはこれからだと思うので、もう少し様子をみてみることにしよう。　私は暑いなかエアコンをかけて走っているので、気楽なのは気楽なのだが、なんとか妻にはがんばってもらいたい。　 ------------◆---------------◇--------------◆----------- 　さて今回は、第３８回のメルマガの１７項目のなかから、13番めのものについて採りあげることにします。　『靴を脱ぐとき、揃えて置いておかない。』ですね。　日本人の家庭でこんなことをしていると、まず親が黙ってはいませんよね。　『なんだ、この靴の脱ぎ方は！』　と怒られるのが普通だと思います。　これは靴を脱ぐことが当たり前の文化だから、そうなるのでしょう。　では、靴を普段からあまり脱がない国の文化というものはどうなっているのでしょうか。　私が妻の実家にお邪魔したときにも、たしか床はコンクリートでずっと靴を履いているような家でした。　でもそれはまだモダンなほうであって、周囲の家などは土床でしたから、間違ってもじゅうたんだとか畳などというものはありえないことです。　そのような国から日本にやってきて、妻は最初どのように感じたことでしょうか。　妻が来日時に家のなかに初めてあがるときのことを未だにハッキリと覚えています。　靴を脱がないであがろうとしたことを私は見ています。　そして、私をはじめ両親が、『あっ、靴、靴！』と言ったことも覚えています。　そのときに靴を脱ぎ捨てたときの状態もハッキリと覚えています。　ハの字でした。逆ハの字の時もありました。　きちんと揃えておくという作法は、中国にはないということなのでしょうか。　靴を脱ぎ捨てて玄関をあがるといった光景をいちばんよく見ています。　もちろんそのままでは日本の生活はできないわけなので教えていくわけですが、どうもしっくりとはいきませんね。　自分のうちでは目をつぶっていることも、よそ様のお宅を伺うときにこんな状態で靴が笑ったような感じで脱ぎ捨てられていると、なんだこの女性はとなりますので、しっかりやってもらいたいとは思います。　まあ、教えることは簡単といえば簡単なことなのでありますが、それでは我々日本人チームはどうか？　きちんと文句を言われないくらいにしっかりとやっているのか？　妻は脱いだ靴をそのままそろえて玄関にあがります。　日本人からすれば、ぜひとも靴の向きをかえた上で揃えて置いてもらいたい。　だけど妻は我々の思うようにはやってくれない。　だから一度、妻に聞いてみました。　『なぜ、真似ができない？』と。　すると、妻は玄関にある他の靴を指差している。　そのとき私は笑いました。　私の靴を含めて、そのほとんどが外から入ってきた状態で脱いで置かれているのです。　妻は我々のやっていることを忠実に真似していたのです。　『アッチャー！』　もう何も言えません。　私らがこんな感じなのに、人に教えるなんてことはできないと。　まずは手本を示さなければならないということなんですね。　手本といえば面白いことがひとつあります。　それは、私が暑い日が続いたということで、トランクスだけで家のなかを歩いていました。　すると妻はどう思ったのか、私のトランクスを自分のものにして家のなかを歩いているではありませんか。　『エエッ！』　一瞬目を疑いましたよ、そりゃ。　男用の下着を女性が平気な顔をして履いているんですよ。　もっとも下には、女性用下着を身につけてはいるようですが、いやそれにしても快適なんでしょうか。　不快なことをするわけがありませんからねぇ。　下着メーカーの方はこのなかに流行のヒントがあるかもしれませんよ。　男性用ブリーフに似た女性用のスポーツパンツも売られていますし。　従来の常識にとらわれていてはダメなんでしょうかねぇ。　やはりいまの時代は、女性主導で動いているのでしょうか。　次回は、⑭の『国際電話を市内通話のように気楽に使う。』を採りあげます。 ------------◆-------------------------◆----------------- 　購読者からのメールを紹介したいと思います。 ----------------------------- あさやんサン、こんにちは。さりおです。「割と」柔軟なあさやんさんが、「夫をあごで使う」なんて表現をしているので、いったいどんなことをしているのかと思いましたが、お茶や按摩を頼むような事だったんですね。こんなこと位で、「あごで使う」なんて言い方をされると、「やっぱりこの人も、結局”上辺”だけの男女同権者だと、正直がっかりしました。「お茶を入れて」と頼まれたくらいで立腹なんて、結局「お茶を入れるのは ”女性”の役目」と思っている証拠です。子供を生むのは、確かに女性にしか出来ない役目なので、それを女性の役目と言うのは当然です。でもそれ以外だったら、男性だって出来ます。男性でもできる事を、「女性の役目」と考えるのは、男性の「甘え」以外に他なりません（怒）。特に仕事もしないで、かと言って家のことをするでもない奥さんにしたって、お茶を誰かに入れてほしい時もあるんです。それに、按摩は自分自身には出来ないので、これもやはり誰かにやってもらわないとなりません。お茶「くらい」自分で入れろと言うのなら、その「くらい」を快くやってあげても「当然」なのではないでしょうか？私から言わせると、女性は「子供を生む」「授乳をする」という役目を立派に果たしているのだから、他の事は全て男性がやってくれても、「当然」とさえ思います。妊娠が分かり、出産後一年間くらいの間は、「君は子供のことだけに専念してくれればいいよ。後は自分が全部やるから」くらいの「協力」はしてほしいと思うのは、私だけでしょうか？ ☆　さりお　☆ ----------------------------- 　さりおさん、いつもありがとうございます。　メールをいただく度に、さりおさんってどんな人なんだろうかと思います。　この『あごで使う』という表現ですが、よくよく考えていくと中国語の表現からきているような気もします。　『エイ！』とか、『オゥ！』といった表現が非常に多いですよね。　その表現が申し訳なさそうにするのではなく、当然のごとく主張するように言ってくるものだから、虫の居所が悪かったときの私にはプッツンと反応してしまったのでしょう。　相手を理解しているつもりでいても、こういった感情的になってしまい、まだまだだなぁと感じているんですよ。　　最近子供の発育が著しくって、体重も急ピッチで増えています。　最初のうちはどっちが抱っこするかって感じで決めていましたが、最近ではとても重いので、どちらかといえば私のほうが担ぐことが多いですね。　肩が凝って仕方がありません。　おむつが新生児用からMサイズに格上げされましたから、想像がつくことでしょう。　『新婚生活は終わりましたね！』と言われた意味が、ぼちぼちわかりかけてきた杜国朝でした。　　 ------------◆-------------------------◆----------------- 　中国情報局からのお知らせです。 --新コンテンツ【チャイナチャンネル】オープンのお知らせ-- 　このたび朋友広場にて、新たに掲示板「チャイナチャンネル」がオープンしました。　※ チャイナチャンネルでは文字コードにユニコード（UTF-8）を使用しており中国語と日本語のどちらでも使用できます。 ◆カテゴリ一覧　チャイナチャンネルでは以下のカテゴリを用意しています。　以下のカテゴリの中で、思う存分語り合ってください。　　・ビジネスと経済　　・語学、留学、旅行、駐在　　・エンターテイメント　　・出会い、日中交流いろいろ　　・政治、歴史　世論いろいろ　　・通報掲示板　チャイナチャンネル　http://bbs.searchina.ne.jp/ 　この中国情報局の朋友市場は、知る人ぞ知る中国人との交友の場であります。　中国語を学んだり、生の中国の情報を得たり、幅広い使い方ができます。　皆さんもどうぞご利用ください。 ---------◆-------------------------◆----------------- 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