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==========================================でまかせ編集委員会======= 論 よ り で ま か せ ！ 2003/7/31 第166号 (発行 不定期) □□□□ まじめなメルマガ □□□□ ==========================================教育コラム＆情報誌======= ■塾講師のゆたさんが、子どもたちの話題や本音、日常経験した不思議な 出来事などを綴ったエッセイ集です。 ＩＮＤＥＸ ・でまかせコラム 「感動を教えよう」 ・言葉の小窓 「面白い」 ・教育weekly ＊今号はお休みです。 ・今日の一言 「心の傷」 ・みるみるわかる 「問題集は基本編を選ぼう」 ・まなびウォツチャー 「地震学入門」 ・お知らせ 掲載原稿募集 ・編集後記 qpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqp 今日のコラム qpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqpqp 「感動を教えよう」 先日の授業のときのことです。一人の男の子がいいました。 「今ね、ダンディー坂野っているでしょう。」 「“ゲッツ”って言って人気があるけど、何がおもしろくて人気があるの かわからないんだよね」 別の男の子が言うのです。 「何にもおもしろいことないで。今、そんなタレントばかりや。三瓶も何 故人気があるのかわからない」 私は彼らの話を聞いていて思いました。そういえば、昔はもっとテレビ を見ていて笑ったものです。 大人の場合、年齢を重ねるにつれて、新しいことが少なくなります。大 人になるほど感動することから無縁になるのです。つまり、物事に感動す る心は子供の特権なのです。 でも彼らの言葉を聞いていて、子供も感動する機会が年々失われてきて いるのではないかと感じたのです。 子供の感動する心を奪ってしまった原因は何でしょう。 それは私たち大人が子供を急速に成長させすぎたことです。 現代の子供は大人と付き合う時期が私たちの頃と比べるとはるかに早く なってきています。大人も、子供たちの自立を急ぐあまり、出来うる限り 大人との付き合いをさせるようにします。そのため、年の割りに大人びた 子供が増えているのが現実です。 しかし、成長を急がせると本来子供に身につけなくてはいけない資質が 充分つけることができないまま大人になってしまうのです。 子供には成長の時期に合わせた大人の愛情が必要です。 一時期、過保護が子供の自立の妨げになると多くの俄か評論家から攻撃 の対象になったことがありました。しかし、私はそのときも疑問がありま した。 親が自分の子供に充分な愛情を注ぐこと、それが過保護であって、過保 護の時期があるからこそ、子供は安心して親の元を巣立つことができるの す。 愛情をそそぐことで子供たちに感動を教える事は親の義務のような気が します。 おそらく昔はテレビに出ているタレントさんのギャグを聞いて笑ってい たのではないか、それは、昔と今のタレントさんの力量の差ではないと考 えています。 大人が子供に対して本当に感動できるようにしてあげること。それが必 要な時期にきているのではないでしょうか。 ================================================================== 言葉の小窓 ================================================================== 「面白い」 日ごろなにげなく使っている言葉にも不思議なものがあります。 例えば「面白い」。 「面白い」の「面」は顔のことをさすのですから、加茂の血の気が引い て白くなるのでは！ 実は、原義は、目の前が気持ちが晴れ晴れとし、明るくなる感じを表し、 美しい景色を形容するのに使われました。そういう状態なら心が引かれる ことから、興味深いことも面白いと言うようになったのです。 --------教育weekly------------------------------------------------ 過去1週間の教育関係の話題を掲載しています 今号は教育に関するニュースが少ないので、お休みです。 ================================================================== 今日の一言 ================================================================== 「心の傷」 娘の学校の先生が、飲酒と人身事故で逮捕されてしまいました。まだ若 い先生です。先生も人間、酒も時には飲むし、事故も起こすこともあるか もしれません。でも、先生に対する世間の視線が厳しい中、飲酒運転はま ずいですね！ 一年以上前に私も人身事故の経験があります。そのときは相手の状況は 軽い症状ですみました。もともと酒は飲めないほうですので、飲酒も関係 なかったのです。 しかし、事故というのは、いつまでも心に傷を残すものです。今回の先 生は免職は免れないでしょうが、まず心の傷を癒すことを努力してもらい たいものです。 -- みるみるわかる ------------------------------------------------ 「問題集は基本編を選ぼう」 子供たちがミスをすることの一つに問題集の選択があります。 書店には、基本編、応用編、精選編など、いろいろな名前で問題集が分 けられています。子供たちはどうしても応用編を最初は選んでしまうもの。 なぜかというと、基本編はおもしろくないし、応用編は解ければとても 満足感が得られるからです。 しかし、点数が伸びないのは応用問題ができないのではなく、基本問題 の不注意なミスが原因です。 また、問題に取り組み始めて、一分経過しても解く糸口が見つからなけ れば、その問題は1時間考えても解けません。もし1時間後に解けたとして も、時間の無駄です。 それよりも、基本問題を何回も繰り返し練習するほうが、点数は上がり ます。 ====== まなびウォツチャー ====================================== 「地震学入門」 最近、地震が多いですね。みなさんもこのサイトで勉強しましょう。 地震学の理論が学べる「地震学入門」と、地震災害について解説してい る「地震防災マニュアル」のメニューがあります。 http://www3.to/seismology/ -- お知らせ ------------------------------------------------------ 「掲載論文募集」 論よりでまかせ！」に掲載する論文を募集しています。下記の３つのコ ーナーです。「掲載希望」と書いて、お送りください。 「教育コラム」、「言葉の小窓」、「みるみるわかる」 下記までメール newfinenight@wakayama.email.ne.jp ------------------------------------------------------------------- 編集後記 ------------------------------------------------------------------- いつも「論よりでまかせ！」をご購読いただきありがとうございます。 次女が町のドッジボール大会に出ました。私の地区はいまだかつて勝っ ことがない。（親の大会も同じですが）。 それが負けてるだろうと車で迎えに行くと。 な！なんと２勝をしているではあ〜りませんか。ただよく見ると、活躍 してるのは男の子二人。次女はというと、当たらないように逃げる役目の ようです。それも作戦のうちですね！ =================================================================== ○電子メールマガジン「論よりでまかせ」2000/04/01創刊 発行元：でまかせ編集委員会 メールマガジンへのご意見・お問合せは newfinenight@wakayama.email.ne.jp [ゆたさんのＨＰ] http://www.ne.jp/asahi/finenight/yutasan/ [まぐまぐ] http://www.mag2.com/ ID :0000029703 [pubzine] http://www.pubzine.com ID :005273 [メルマガ天国] http://melten.com/ ID :589 [macky] http://macky.nifty.com/ ID :kinokuni [melma] http://www.melma.com ID :m00029187 [E-Magazine] http://www.emaga.com/ ID :demakase [Mailux] http://www.mailux.com/index.php ID :MM3E395241A9BCC ☆ pubzine（パブジーン）の優良めるまがに選ばれています。 【論よりでまかせ！は、転載大歓迎です。】 ==================================================== ゆたさん====== |