|
---| 非公式情報 :マスコミが報道しない事実|---- <http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3D384F43742FA> それでもレジスタンスは続く By STRANGELOVE 7月22日に殺害したイラク人の中に、サダム・フセインの息子、ウダイとクサイが含まれていたとアメリカ軍が発表した。X線写真と歯の治療記録から確認したという。 この報告を聞き、アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領は「旧体制は去り、復活することはない」と上機嫌で語り、イギリスのトニー・ブレア首相は「すばらしいニュースだ」と喜んだ。が、これでイラク情勢が安定化するとは思えない。 1997年頃からアメリカ軍の制服組は「戦争の形態が変化している」と指摘しはじめた。敵国の軍隊を打ち破れば戦争終了という時代は過ぎ去り、21世紀の戦争は一般市民の間から次々に敵が現れる「チェチェン/ソマリア型」になると考えるようになったのだ。今回のイラク攻撃に彼らが反対した一因はここにある。つまり、ウダイやクサイが死んでもイラク情勢に大きな変化はないと見るべきなのだ。 いや、フセイン一族の退場は反米レジスタンスを激化させる可能性もある。彼らがいなくなれば、抵抗運動は『イラク人の戦い』を意味することになり、反フセイン派も戦いに参加しやすくなるからである。 米英軍によって破壊されたイラクの建造物、施設を再建する仕事の大半はアメリカ系巨大企業に発注された。建設資金をアメリカ政府はイラクの石油を輸出することで捻出する腹づもりのようだが、パイプラインなど石油関連施設の破壊が続けば『取らぬ狸の皮算用』ということにもなりかねない。戦争が泥沼化すれば戦費も鰻登りとなり、経済的にアメリカは行き詰まってしまうだろう。 ソ連消滅直後の1992年、ジョージ・H・W・ブッシュ政権の内部には『帝国派』とも呼べそうな一団が存在、アメリカによる世界支配の青写真を作成していた。ライバル出現を阻止することが彼らの目的で、そのターゲットには石油を生産する中東だけでなく、西ヨーロッパやアジアも含まれていた。日本も例外ではない。その後の展開を見ると、日本では『帝国派』に忠誠を誓ったグループが実権を握ったようだ。 その翌年、ブッシュ大統領は再選されず、彼らの世界支配戦略はビル・クリントン大統領によって葬られてしまう。クリントンに対するスキャンダル攻勢が始まると、日本では政府だけでなくマスメディアもアメリカの反クリントン・グループに同調する。特別検察官による偽証工作がアメリカで発覚しても日本では報道されなかった。その背景には帝国派との関係があったのかもしれない。 2000年の選挙でH・W・ブッシュの息子、ジョージ・W・ブッシュが大統領の座を獲得した。『帝国派』で固められた新政権は中国を敵視する政策を打ち出してペンタゴンの制服組幹部と衝突するが、その一方でアフガニスタンやイラクを攻撃する準備を進めていたことが今では明かになっている。この計画に反対する声を一掃したのが『9/11』だった。 その後の出来事をここで記述する必要はないだろう。イラクではペンタゴンの制服組が懸念した通り、ゲリラ戦が始まっている。石油などイラクの資産を利用できたとしても、戦争が長引けば経済的な負担はアメリカに重くのしかかる。1992年以降、ウォール街を支えてきたのは日本。現在の日本にアメリカを支えるだけの余力はない。 ---| Website開設 |------------------------------- Kassiopeias Report <http://members.aol.com/Kassiopeias> ---| OPC:米国の極秘テロ組織 |------------------------------- <http://great.mailux.com/mm_search.php?sh_mm_id=MM3D8ADF9051062> 特別レポート「OPC:米国の極秘テロ組織」(600円)の販売が開始されました。 【内容】 第2次世界大戦後、アメリカには要人暗殺やクーデターを一手に引き受ける極秘チームが存在した。OPCである。1950年10月にCIAの中に潜り込むが、その後も破壊活動、秘密工作をOPC人脈は続けた。英国のある学者に言わせると、CIAはこうした人脈が隠れ蓑に使ってきたにすぎない。この特別レポートを読まずにアメリカの戦後史を語ることはできない。 |