メルマガ:虹の向こうに妻がいる
タイトル:虹の向こうに妻がいる 7月19日号  2003/07/20


----<杜国朝から皆さんへ>------------------------------------
毎日変化のない生活にお困りのあなたへ
コツコツと何かやりませんか?
私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。
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           ■虹の向こうに妻がいる■
               
               2003/JUL/19TH  購読者524名

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 みなさんこんにちは、杜国朝です。
 私はこの週末、出産祝いのお返しをするために妻と子供を連れて3人で
まわっていました。

 私は次男坊なのですが、長男の生まれた子供のようなもてなしを受けた
というのか、想像を超えるところからお祝いをいただきました。
 まあこれが付き合いというものなのでしょうが、冠婚葬祭のやり取りという
ものはいままでほとんど関わっていなかったので、なんか一人前になった
という感じがして、しっかりしなきゃなぁということを感じました。

 妻も少しずつ中国人妻のネットワークを築いてきて、そのお祝いの数から
みんなに思われているんだなぁというのを感じていました。

 お恥ずかしながら、我が家では嫁姑バトルが繰り広げられているわけで
すが、今回訪問したなかのある中国人妻のお宅の話しを少ししてみたいと
思います。

 そこのお宅は私のところよりもさらに田舎で、少し狭い道を走っていった
先のところにあります。
 うちも閑静な住宅地ですが、ここも負けずに静かな住環境に恵まれたと
ころでした。

 家族構成は旦那と奥さん、そして姑である旦那さんのお母さんの3人住
まいです。
 旦那さんはどうみても50前くらい、奥さんは30の半ばくらい、姑さんが
70を超えた人もしくは80前なのかもしれないでしょう。

 正直、最初はあまりこのお宅に対していいイメージを持っていなかったの
ですが、話しているうちにとても親しくお話できるようになりました。
 それはなぜか。
 旦那さんは私と同じく運ちゃんで、奥さんは同じ省の出身であったから。

 妻もここの奥さんとは話しが合っていたらしくて、『早く行こう!』と乗り気
でした。
 でもこの夫婦は、二度の妊娠を経験しているのですが、実は二度とも子
供さんを亡くされているのです。
 だから私も、子供を授かったことの喜びを素直に表現してよいものかどうか
を考えていたわけなんですね。

 死産で諦めるならばともかくとして、一度この世に生をうけて可愛い顔を
見ながら毎日を過ごしていた矢先に子供に先立たれるわけですから、たま
ったものではありませんね。
 うちもいまのところは順調に育ってはいますが、けっして油断することはで
きないわけです。

 子供。可愛いですよ。自分の子供ですもんね。
 あいさつ回りに行くと、他のお宅にも小さい子供がいます。
 そしてその子供の歳を尋ねるのがひとつの楽しみなんです。
 うちの子供も一年経つとこんなになるんだなって感じで。
 赤ん坊の顔は百面相と誰が言ったか知りませんが、ほんといろんな顔を
しますね。

 まだ見えないくせに、愛想を振りまく。
 時折笑いますが、なにを思って笑うのか。
 これをむし笑いと言うそうですが、泣いているときよりも笑っているときのほ
うがやはり見ていて楽しいものです。

 話をそこのお宅のことに戻しますが、このお宅では少し長居をしてしまいま
した。
 それは、ここの姑さんが国際結婚に対してとても理解があったからです。
 私が当初、自分のホームページに思うところを書きなぐっていたことに近い
状態で述べてくれていたからです。

 国際結婚であろうが無かろうが、日本人どうしの結婚であろうが無かろうが
そんな区別はいまどきあまり関係ないと。
 私ら(姑さんの年代)といまどきの若い人とはぜんぜんものの考え方が違っ
ている。
 だから私らのやってきたことを、今の若い人に押し付けてもダメなんですと。

 それが国際結婚であろうと、国内の日本人どうしの結婚であろうと特別変
わりはないんです。
 日本人どうしの結婚をして生活が維持できない人には、国際結婚をしても
結局はダメでしょう。
 女性の基本的なものの考え方に国の文化・貧富の差は関係ないです。

 うちの嫁は私が何も言わなくても、自分で動いてくれています。
 私はそれでじゅうぶんなんです。
 こういう田舎だと部落の付き合いもありますが、普通に参加しています。
 クルマの免許も取りましたし、日本の普通の暮らしをしています。

 ここの姑さんは、今の奥さんの現状にとても満足しています。
 ここの家庭はとても暖かくて、うまくやっています。
 3人がのびのびと暮らしている。
 姑さんが高望みや完璧を求めず、広い気持ちで嫁に接すれば、それが
結果としては良い方向にことが運ぶという典型的な良いパターンでしょう。

 だけど残念なことに子供が授からない。
 
 私たちは今回のお産で、いろんな人からの応援や祝福を受けました。
 この喜びを次の他の夫婦の人たちにもしていきたいと思います。
 国際結婚の良いイメージを植えつけるのは、私達の役目であるからです。

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 さて今回は、第38回のメルマガの17項目のなかから、11番めのものにつ
いて採りあげることにします。

『日本食がからだが受け付けないのか、ひとりだけ本場の中華料理を食べ
ていること。』

 これはじゅうぶんに理解できることなんです。
 私が中国に行って中国の家庭料理のすべてに箸をつけられないことと同
じことですからね。

 ゆで卵だって、中国で食べたものは塩がギットリ付いているというのか、も
のすごい塩の濃度のあるお湯の中で茹でた卵でしょうから、しょっぱいとい
うよりも寒気がします。

 あの香草というやつも、日本人には好みがハッキリと分かれるようですね。
 私はなんとかいけるのですが、パセリのようなあの風味はやはり癖があり
ますね。

 それと極めつけは、豆腐。
 豆腐って豆が腐ると書きますが、その豆腐が本当に腐った状態で食する
料理があるんですね。 (臭豆腐って言ったかな。読んで字の如し。)
 ものすごい匂いがします。
 見ただけで吐きそうです。

 そんなイメージを、日本人である私が中華料理に対して抱いています。
 来日して間もない頃は、近くにこのような食材を扱っているところがない
かを頻りに聞いてまわりました。

 探せばあるのでしょうが、こんなのを同じテーブルで開かれたんじゃた
まったものではありません。
 こんな生活が半年くらいは続きました。

 私はできれば日本食に慣れてもらいたかったので、少しずつ外食店に
連れて行き、少しでも中華料理に近いものを探すようにしていました。 
 でも本音としては、私の好きなとんかつなんかをいっしょに食べてくれ
ればなぁとずっと希望を抱いていました。

 とんかつを見せて『これ食べないか!?』とやってみても、『不、不!』
と言うので、先は険しいなぁと感じていたんです。
 妊娠してくると、口が少し変わりました。
 お腹のなかの子供が要求するのでしょうか、量もたくさん食べるように
なりましたし、少しずつではありますが日本食も受付けるようになりました。

 とにかくなんでもいい。
 日本の食べ物で食べられるものがあれば、なんでも与えるように仕向
けていきました。
 でも中国の人ってすごいなぁと感じたことは、にんにくやきゅうりを生で
かじったりするんですね。

 にんにくの生かじりは、とても辛いですよ。
 でも身体にはいいんでしょうかね。
 中華料理というものは、とても理にかなっているものみたいです。
 日本人はホウレン草をおしたしにしますが、あれは中国人にはとても
受付けられるものではない、理解できない料理だそうです。

 お湯で茹でてしまえば、ビタミンがすべて流れてしまうので食物繊維
だけをとっているようなかたちになるそうです。
 中国の人はホウレン草を主に油炒めにするそうです。
 そうすることで、ビタミンやカロチンをうまく摂取することができるとか。
 『食は中国にあり。』という言葉は、ほんとのことみたいですね。

 まあそれはともかくとして、妻だけが中華料理を食べるという構図にな
り、妻は気を遣うようなかたちで食べる時間を少しずつずらすようになっ
てしまいました。

 私も好き嫌いが多いほうなのでこれは私にも原因があるのですが、こ
のほかにもことの発端というのはどこから始まったのかは特定できない
ことが非常に多いんですね。
 私もこれには反省することが多いと感じています。

 子供が生まれた後にはさらに妻の口が変わって、いままで食べること
のなかったものを食べるようになりました。
 皆さん、なんだと思いますか?
 寿司、てんぷらなどの典型的な日本料理です。

 さすがにトロとかの生魚はダメですが、おいなりさんとかたまごなどを
口にするようになりました。
 今まで油揚げなんていうのは口にもしませんでした。
 豆腐となんら材料に違いがないのにダメなんですよね。
 食わず嫌いかな。

 てんぷらにしても、あの油で揚げるというものがダメだったようなので
すが、産後には『うまい、うまい!』といって、日本人である我々を驚か
せ、かつ、笑わせています。
 母はこれを見て、

 『日本の生活に溶け込もうとしているんだろう!』

 と一定の評価をしていました。
 できなくてもいいんですよ。
 やろうとしている努力が見えるだけでいいことってありますから。
 ひとつひとつ日本の生活に馴染んでいく過程を見ていくことの楽し
さを妻は我々に与えています。

 我が家ではいま、出産ラッシュに見舞われています。
 うちの猫も妻が産んだ3週後に2匹の赤ん坊を産みました。
 この猫はとても賢い猫で、そんらそこいらには糞をばら撒かないんで
すよ。

 もっとも、猫が小さいときに専用の砂を容器に入れてここで糞をする
ように躾けたということもあるのですが、今まで買ってきた歴代の猫とは
比べものにならないほどしっかりしているのです。

 だから夜になると今までは外に出していたのが、家のなかで寝泊り
させるようになっています。
 これは母の担当です。
 母は昔から大の猫嫌いでしたが、今回の猫にかぎっては、

 『この猫は家族同然です。』

 というくらいに可愛がっています。
 嫁姑バトルがあった晩には、きまって猫を抱いて同情を求めています。
 猫に関する話題についてはまた後ほど書くことにしますが、最近急激
に家族の数が増えた我が家では、いまその対応に追われています。

 次回は、⑫の『ピアスをしたり、おしゃれに時間をかける。』というのを採
りあげることにします。

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 嫁姑バトルについては、皆さんからもいろんなメールをいただいておりま
す。
 それを紹介していきましょうか。

 まずはハラさんから、

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はじめまして、ハラと申します。

甘い!!突然の出だしで申し訳ありません。

でも、どうしても言いたい!絶対に別居すべきです。
このまま行けばキット奥様の方が耐え切れなくなり離れていくのじゃないか
と心配です。
日本人の妻なら杜さんの親の気持ちも自分の親から説得されて理解でき
る可能性も有るでしょうけど、海外にはそれなりの文化や、価値観があるか
らどこまで行っても平行線の様な気がします。
自分の周囲でも全てそれで失敗した人ばかりです。
別居をお奨めします。
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 ということでした。
 どうもハラさん、ありがとうございます。
 うちの母のような、考えの古くて自分の思い通りにならないと気の済まな
いような性格だと、たぶんに衝突する機会も多いのかと思います。

 でも、母は単にいびるのが目的ではないというのが私にはわかるんです。

 『もっと私に近づいてきてもらいたい。
 日本のことをもっと教えていきたいが、なにせ言葉が通じない。
 私はこれが歯がゆくて仕方がない。』

 と繰り返し私に言うのです。
 うちの妻は母に対して、ズバズバものを言い返す方ではなく、単に聞き側
にまわるようなタイプ。
 だから、母にしてみればどこまで私の言っていることを理解しているのか
わからないというのです。

 このあたりのやり取りで、母の期待することと妻のやれることとのズレが結果
となって出てきているのでしょうね。
 母は今まで自分が欲しいと思うものまでも我慢して、妻にこれは食べられる
だろう、少しでも食べないと身体を壊したり、子供を産めなくしまうととても気遣
ってきました。

 妻がそれをどういう気持ちで受け取っていたかは、本人に聞かないとわかり
ませんね。
 でも、ある者からない者への単なるもののシフトということでしか考えていな
かったとすれば、母のしていたことはまったくもって無駄なことだといえます。

 それを実は母に話したんですね。
 すると母は、

 『そんなこともあるんかね!?これから少し考えるわ!』

 って言いました。
 ありがたいって感じるのは、もしかしたら日本人の情がそうさせるのか。
 そういえば中国の人はほとんど挨拶らしいものをしないとか。
 おはようございます。こんにちは。こんばんは。さようなら。
 こんなまともな挨拶は通常はしないらしいですね。
 中国から来た女性がそんなことを言っていたので、間違いないのでしょう。

 そんな文化の人が、いきなり日本に来て大きな声で『おはようございます』
をしなさいと言ってもしないですわね。
 しないものを強制的にやらせては、それは過去の過ちをおこしたときと同
じようなことになってしまいますから、私もそれは、

 『できればしてね。』

 という程度にとどめています。
 ハラさんのこのメールを拝見して、正直なところ気持ちが揺らぎました。
 近くの住宅展示場に一度行ってみようかとも考えていたんです。
 妻にもいつも通りかかるログハウスの展示場に入ってみるかと聞いてみた
りもしたんです。

 でも親と同居をしたことで、それがすべてネガティブになるとも考えられ
ないんですよ。
 だからその分、近くの友達を少しでも増やすように努力はしています。
 ストレスの発散をさせる意味でも。
 あの時同居していて正解だったなぁといえるような方向にもっていきたい
んです。

 我が家には月夜の晩もあれば、闇夜の晩もあります。
 毎日楽しいことばかりじゃないですよ。
 母は私がコントロールしていきます。
 今後は妻との人生が長いわけですから、妻を尊重しながら。

 できましたら、皆さんのいままでの新婚生活などの失敗談などを紹介し
ていただけたらと思います。

 それではまた、次回まで。

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 中国情報局からのお知らせです。

---新コンテンツ【チャイナチャンネル】プレオープンのお知らせ

 このたび朋友広場にて、新たに掲示板「チャイナチャンネル」がオープンし
ます。オープン前に、すでに無料会員になって頂いている皆様を対象に、チャ
ィナチャンネルを開放しますので、この機会に是非使っていただければと思い
ます。

※ チャイナチャンネルでは文字コードにユニコード(UTF-8)を使用しており
中国語と日本語のどちらでも使用できます。

◆カテゴリ一覧

 チャイナチャンネルでは以下のカテゴリを用意しています。
 以下のカテゴリの中で、思う存分語り合ってください。

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   ・語学、留学、旅行、駐在
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   ・出会い、日中交流いろいろ
   ・政治、歴史 世論いろいろ
   ・通報掲示板

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 これって、正式オープンしたのかな?

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 国際結婚の関連のあるメルマガということで、提携を結んでおります。
 ちょうど私と逆の関係の人で参考になっています。
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 やってみなきゃわからない国際結婚の「いろいろ」を
 ご紹介します。

 ガイドブックには載っていない「おもしろシンガポール」
 もあわせてご紹介!!

  http://melten.com/m/9485.html

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