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タイトル:Daily Drama Express 2003/07/13 元カレ(2)  2003/07/18


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/07/13 (Sun) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.日曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 日曜日の連続ドラマ
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タイトル 元カレ
局  名 TBS系
放映日時 日曜21時
キャスト 柏葉東次(堂本剛)
 佐伯真琴(広末涼子)
 早川菜央(内山理名)
 吉井修三(中原文雄)
 篠田満男(金田明夫)
 千歳一 (天野ひろゆき)
 仁科弘枝(ソニン)
 藤枝徹 (佐々木蔵之介)
 柏葉啓吾(角野卓造)
     柏葉弓江(市毛良江)
     柏葉裕二(斉藤祥太)
脚本  小松江里子

あらすじ  柏葉東次(堂本剛)の勤める東協百貨店港北店でも、夏の物産展
「ふるさと夏祭り」が開催されていた。東次も売場を手伝い、おばさ
んパワーに押されつつ、なんとか仕事をこなしていた。

 徹夜での物産展準備、昼間の日勤を経てやっと仕事から解放された
東次。仕事帰りの千歳(天野ひろゆき)に一杯誘われるが、あまりの
へとへと具合を理由に断っていた。そこへ、佐伯真琴(広末涼子)が
通りかかる。千歳は真琴の”デキル女”具合にすっかりほれぼれして
いた。複雑な心境の東次。

 東次と真琴は、大学3年の時に半年だけ付き合っていた。東次はう
まくいっていると思っていたが、ある日、突然真琴に振られた。仕事
帰りの電車でも一緒になった東次と真琴、実は二人とも同じ代官山に
住んでいたのだった。

 真琴が一人で暮らす部屋に帰ると、ちょうど田舎の母から電話がか
かってくる。忙しい仕事のことを心配する母に、「私はお母さんのよ
うに何でもお父さんの言いなりになっているような専業主婦にはなり
たくないの!」と言い返す。

 一方、東次が実家のクリーニング店に帰ると、実母の介護で実家に
行っていた母が父からさんざん文句を言われていた。いつまでもグチ
グチ言う父に、介護から帰ってきたばかりの母も徹夜明けの自分も疲
れているんだから、黙るように、と東次はいさめた。

 早川菜央(内山理名)が乗務するエレベータに真琴が乗り込んでき
た。同乗していた車椅子の女性客からギフト売場を聞かれた菜央が場
所を説明するが、今ひとつ理解してもらえず困っていた。すると、真
琴が「案内しましょうか?」と名乗り出てくれてその場は収まった。

 真琴が仕事の後に社員食堂に行く。初めての食堂で勝手が分からず
困っていると、菜央とその同僚のエレベータガールが現れ、今度は逆
に菜央が真琴を誘導してあげ、二人は一緒に食事をして自己紹介しあ
って意気投合する。

 菜央は真琴に携帯番号の交換を申し出る。「ああ。」と言って取り
出した真琴の携帯に、東次と同じイルカのストラップが付いているこ
とに菜央は気付く。

 そこへ、千歳と東次が食事に現れ、同じテーブルに着く。菜央が
「とうじ」と呼び捨てにしており、夏休みには二人で温泉に行くとい
う話題を聞いて、真琴は菜央と東次の関係を悟り、一人先に席を立っ
ていく。

 千歳が売場にいると、仁科弘枝(ソニン)がシュウマイを買いに来
た。弘枝は恥ずかしそうにしながらもうれしそうに買って帰った。

 実は弘枝は、東次の弟、裕二(斉藤祥太)の通う予備校の事務員だ
った。地味でパッとしない弘枝は裕二達悪ガキのからかいの対象だっ
た。

 翌日、東次が物産展に顔を出すと、お客がクレームに大勢押し掛け
ていた。実は仙台から出店している和菓子の店の限定の品「きんとと」
の個数が、一日限定20個のものが広告には50個と表記されてしまって
おりお客からクレームが出たのだった。

 これは、広告担当の藤枝(佐々木蔵之介)や真琴の責任として責め
られる。実際には、真琴の前任者が藤枝と恋愛関係のもつれからその
腹いせにわざとミスをした物だったが、真琴は若い女だからこういう
ことになる・・・とマネージャーから皮肉を言われ悔しい思いをする。

 その日はなんとかおわびをして切り抜けたものの、最終日の明日は
どうしてもチラシ通りの和菓子の数を確保しなければ、と言う話にな
る。篠田部長(金田明夫)は仙台の店に電話して50個作ってもらうよ
うに頼み込むがうんと言ってもらえず困り果てる。

 一方、東次は売場で「きんとと」を買いに来た老女から「思い出の
”きんとと”を是非食べたいのだ」という思い入れを聞かされて、是
非とも50個都合してお客様を喜ばせたいと強く思い、直接仙台のお店
に頼み込みに行く役を申し出る。

 東次は、家の車を借りて、一人仙台へ向かう。その東次の姿を遠く
から菜央が見ており、東次の携帯電話にやはり真琴と同じイルカのス
トラップが付いていることを再確認した。

 仙台に着き和菓子店を東次が訪ねると、そこには必死に頼んでいる
真琴の姿が既にあった。20個以上はもう無理だ、と相手にしてくれな
い店主に、二人は頭を下げ続ける。東次は、楽しみに待っているお客
様がいるから、とさらに必死に頼み込み続けてやっと承諾を得た。

 東次は、明日の朝50個を受け取ってデパートに届けることになって
いるために、仙台に泊まるという。真琴も、もう新幹線が無いだろう
からと言って、一緒に残ることに。

 二人はとりあえず腹ごしらえ、ということで屋台でラーメンを並ん
で食べる。真琴は、今回はうちのミスなんだから東次は来る必要がな
かったのに、と突っぱねる。

 自分が頑張って周りに認めてもらわないと自分のやりたい仕事はで
きないから、と気持ちを述べる真琴に、「がんばってるんだね。」と
東次は励ました。

 東次と真琴は泊まるホテルを探し始めるが、当日は七夕祭り。どこ
もホテルは一杯で、結局車の中で二人並んで寝ることになる。

 真琴の東次をからかうような態度に東次がムッとしていると、菜央
から電話が来た。菜央はちょっと確かめたいことがあったんだけ
ど・・・と言うが何も言わずに電話を切った。

 真琴がラジオをつけると、ちょうど二人が付き合っていたときに流
行っていたサザンの「TSUNAMI」がかかった。懐かしい二人の夏の日
を切なく思い出してしまった東次は、いたたまれずにラジオを消して
しまう。

 そして、自分が最後にあったときに何と真琴に言ったかを尋ねた。
「俺と仕事とどっちが大事なんだよ?」という問いかけだった、と真
琴は答えた。

 「たったそれだけで?」と驚く東次に、「やっぱりあなたは何も変
わってない。別れて良かった。(あんな台詞は)男が女に言う台詞じ
ゃないわよ。」と言い放った。

 それを聞いた東次は、外で寝ると車を出た。「真琴のやりたいこと
に振り回されっぱなしだった事を思い出した、俺も別れて良かったよ。
」と言い返す東次に、真琴は「おやすみ!」と言って寝てしまう。

 翌朝。東次は真琴に起こされる。和菓子を取りに店に行くが、やは
り無理を言って作ってもらっているためなかなかできあがらない。結
局ギリギリの時間でなんとか仙台を出発する。

 しかし道は朝のラッシュ時刻、9時40分になってもまだデパートに
は到着できずにデパート近辺の渋滞にはまっていた。ついに意を決し
た東次は、車を降りると走り出した。「頼んだわよ!転ばないでよ!」
真琴は笑顔で東次を送り出した。

 そして10時の開店。お客が入口から入り始めた。篠田が間に合わな
かったと気落ちしているところに東次が駆け込んできた。お客が売り
場に来るまでにはどうにか間に合った。

 東次が缶コーヒーを飲んで一服していると、真琴が到着した。「こ
れで私の顔が立った。ありがと。」そう言うと真琴も腰を下ろしてコ
ーヒーに口を付けた。

 東次は真琴に、彼女のこともあるからあんまりお前とは関わりたく
ないんだ、とはっきり言った。「そんなに彼女のこと好きなんだ。」
との真琴のおちょくりにもうなずく東次を見て複雑な気持ちながらも、
真琴は、これからは用もないのに話しかけたりしない、と東次に誓う。

 そこへ菜央が入ってきた。真琴は入れ違いにすぐ席を立ったが、二
人の微妙な雰囲気を察した菜央が何を話していたのか東次に尋ねてき
た。昨晩ずっと一緒だったことを聞いた菜央は、笑顔で聞きながらも
ちょっと嫌な気分だった。

 千歳はいつものダンスホールへ。すると弘枝が現れて真っ先に千歳
の元へ。一緒に踊りながら弘枝はオブラートに包みながらも千歳に告
白をした。戸惑う千歳。

 菜央と東次は焼鳥屋で夏休みの相談をしていた。菜央はさりげなく
東次に携帯を出させ、イルカのストラップをいつから付けているのか
尋ねるが、東次は憶えていなかった。

 夜一人オフィスに残り残業をする真琴は、ふとした瞬間に東次から
言われた「あんまり気軽に声かけないで欲しいんだよね」という一言
を思い出して落ち込んでいた。


寸  評  前回東次への不満をちょっと書きましたが、今回は真琴に対して
不満が・・・人にはそれぞれ人生に対する考え方があり、それが合わ
ないことで相手を責めるのは間違いだと私は思います。真琴はまさに
自分の思い通りに東次がならないことで、東次にその不満をぶつけて
います。「別れる」という選択を自分でしたのであれば、今の東次に
どうこういう資格はないと思います。と、思わず熱くなってしまいま
した(^^;ゞ

執筆者  井村(motokare_sun9@mail.goo.ne.jp)

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2. 編集後記
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 二人目妊娠を先日お伝えしましたが、つわりがついに本格的になってきまし
た。暑さも手伝ってかなり参っていますが、一人目を飢え死にさせるわけにも
いかず、すっかりレトルト食品や中食に頼った日々を送っています。こんな食
生活はよろしくないと自覚しているのですが、でもつわりはつらいです(T.T)
(井村)

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