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===================================================== 発行部数 10 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2003/04/15 (Tue) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.火曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 火曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル マルサ!! 局 名 フジ系 放映日時 火曜22時 キャスト 円谷加音子(江角マキコ) 財津一臣(香川照之) 富永満 (三宅健) 宝生千寿(池田真紀) 高畑力 (永井大) 安田靖緒(佐藤二朗) 河瀬両子(猫背椿) 蔵持不二夫(東幹久) 脚 本 戸田山雅司 あらすじ ビルのオーロラビジョンに「ミマサカ美容クリニック」のコマー シャルが流れている。 東京国税局査察総括第3課・円谷加音子と河瀬両子は、クリニック の<アンチエイジングレクチャー>に来ていた。受付で、30万円超 の治療費を払っている女性をみて、加音子は帰ろうとするが両子に引 っ張り込まれた。 クリニックの院長・美作成美は、今「美のカリスマ」としてマスコ ミなどでも話題の人物だ。 美作院長がレクチャーの中で男性のお客様は珍しいと前に引っぱり 出された人物の顔を見て二人はびっくり!!課長補佐の国領主税だ。 加音子「ありえない!」 三課内で話が盛り上がっている。国領はミマサカ美容クリニックの 内偵に行っていた。確かな情報ではなかったので、まず自分で見に行 ってみようと思ったらしい。 ワイワイやっているところへ第3課統括官の蔵持がやってきた。 「今回のターゲットはミマサカ美容クリニックだ!」蔵持はやたら張 り切っている。どうやら相手が有名人なので力が入っているらしい。 蔵持「わかったな!!」一同「はいっ!」加音子「ひとまず、通常の 内偵調査から始めます。」 調査用のトラックが横付けされ、追跡用のバイクが待機。クリニッ クから出てきた院長・成美をバイクが追跡。クリニック内には盗聴マ イクが仕掛けられた。 ブティックでの買い物に筋肉マンの高畑も付いて入る。成美が買っ た服の値段を携帯で撮影。45万円!!加音子はびっくり!! クリニックの中では従業員達が話している。「月子先生、好きだっ たなぁ。なんで急にやめちゃったんだろう。」 どうやら現院長の成美より、辞めた月子先生の方が人気があったよ うだ。 財津と富永は、薬品会社の調査と偽りクリニックの情報をアウトプ ットしている。 成美は今日はパーティーのようだ。車が入ってきた。大事な客のよ うだ。迎えかたが違う。高畑に車のナンバーを控えておくように加音 子は言う。 加音子は成美のネックレスがレクチャーの時と同じものであること が気にかかった。 調査内容が揃った。両子が患者のふりをしてシュミレーションして もらったら650万円の予算がでた。内部情報では、5年前に名波月 子とクリニックを始めたが1年半前、名波月子は突然クリニックを辞 めた。あやしい。 収入や確定申告の数字は間違っていない。脱税はないのか?しかし、 年収2000万で、1億超の自宅、一日のパーティーに120万の買 い物、これは尋常ではない。しかし確証がない。 内偵調査は続けることになった。 加音子・両子・財津の3人が、また公園で飲んでいる。両子は、金 遣いの荒い成美が気に入らない、文句が出る。加音子はこの場で、ネ ックレスに引っかかっていることを話す。両子は聞いていないが。 整形についてはそれぞれ意見がある。 国領が何か読んでいると統括の蔵持が声をかけた。美容整形につい ての記事を読んでいたのだが、蔵持はばかばかしいと相手にしない。 国領は色の白いのは七難隠すと言いますからね、お読みになります か?と言うと、蔵持は不機嫌そうに、何が言いたいんだ、と言う。確 かに蔵持は色が黒い!! 夜、まだ張り込みは続いている。クリニックの出口近くには矢代収 が張っている。ナースがごみを持って出てきた。加音子はゴミ袋を開 け割り箸の数を数えるが、勤務を終えて出てきた人数は登録人数とピ ッタリ合っていた。 財津が戻ってきたが名波月子は退職金をがっぽり貰って、今は普通 の医師としてタンザニアに行っていた。こちらからもなにも掴めそう にない。 車が横付けされた。顔を隠した者と、もう一人・・・パーティーに 来ていた男だ。中には院長の美作成美一人。あやしい。 夕べの車の持ち主が分かった。大手芸能プロダクション<株式会社 マイザープロ>の社長・大河原義光だ。 マイザープロのタレントは、整形疑惑をもたれている。加音子は、 成美がデビュー前のタレントに裏で手術をしていると推理。裏カルテ が存在するはずだ。強制調査にもちこめるか?? 蔵持は「だめだ!」と一蹴。実証するものがないのだ。財津「裏カ ルテなど見つかったら、強制調査の許可を取っていただける、そう考 えてよろしいんですね。」「ああ」・・・と言うことは、潜入調 査!! 準備が着々とすすむ。大河原のスケジュールを押さえ、タレントの 顔写真を押さえ・・・美作成美は今日もテレビでしゃべっている。 第二課統括官・額田に呼ばれ蔵持はカマをかけられ、美作成美をタ ーゲットにしていることがバレる。 額田は、一課も内偵寸前まで行ったが、上からストップがかかった と話す。この案件はヤバイ、そう言って額田は去っていった。 加音子もその話を聞いていた。なぜ??一課に圧力がかかり三課に はかからないのか?財津に相談してみるが財津は「うちの課は一・二 課と少し違うでしょう?そう言う調査をやれるように作られた課なん じゃないですかね。」と、さりげに言ってのけた。ちょっと考える加 音子。 そういえば、潜入調査は三課にだけ与えられたものだ。 大河原のオフの夜、今日大河原はタレントの卵を連れてクリニック へ来るはずだ。 しかし、額田の言葉が気になるのか、蔵持はひけ腰だ。中止にしよ うか、迷っている。両子に「じれったい!!」と言われ意を決して 「ミッション開始」 大河原の車が来た。高畑・宝生が車に走り寄りカメラのフラッシュ をたく。写真週刊誌と勘違いした大河原は慌てて車を走らせる。 第2段階開始。富永がクリニックの電気系統にアクセス。クリニッ ク内の電気が消える。成美が慌てて電話をかけようとするが電話も通 じない。 暗闇の中、フロアに出る成美に加音子が近づく。「だれ!!」驚く 成美に加音子は「私、タンザニアで名波月子さんと一緒でした。彼女 はいろんな事を話してくれました。」と話しかける。 加音子が不正な手術の事も知っていると言うと、成美はしらばっく れる。財津が、なんだか安物の関西のやくざのような風体で出てきた。 マスコミにばらされたくなかったら・・・わかってるな、と。 成美は100万を財布からポンとだし、これで出て行けと言う。こ んなはした金、受け取りに来た訳じゃない、とすごむ財津。しかし成 美は不正な手術をしていたのは自分ではなく、名波月子の方だったと、 名波とサインの入った裏カルテを出してくる。 加音子は「人に罪をなすりつけて、あなたは心を美しくすることを 忘れていたんじゃありませんか、がっぽりもうけた人からは、がっぽ り税金いただきます!!」 成美「税金??」訳の分からない成美に、「失礼!!」とネックレ スを引きちぎりクローゼットへ入り込む加音子。続いて財津も中へ。 財津がポールにまきこまれた現金を発見!!加音子は服の奥にあった 金庫にネックレスを差し込む。ネックレスは金庫の鍵だったのだ。中 から本物の裏カルテと現金を発見!!「贅沢三昧なあなたが何時も同 じネックレスなんてありえない!大事なものは何時も身につけておき たいものなんです。」と加音子。 三課のスタッフが全員はいってきた。「東京国税局です。今から強 制調査を行います。」誇らしげな蔵持。 強制調査が始まった。初めて強制調査をする富永はドキドキだ。 国領が加音子の押収した裏カルテを預かり、成美となにやら話をし ている。加音子は気になるが・・・・ 三課に二課の額田が今回のようなまぐれは2度とないと思え、と嫌 みを言いに来た。意に介せずの蔵持。 国領が昼食をとっているところへ加音子がやってくる、国領に押収 したカルテは何処にやったかと聞く。国領はしっかり保管したと言う が、カルテはなくなっている。それを突っ込むと「おかしいですね」 とうそぶく国領。 加音子は、たとえば患者のなかに大物政治家がいてスキャンダルを おそれて・・・カルテの始末は、国さんがやったんですか?と率直に 聞く。 国領は、脱税は脱税、見逃すわけにはいかない、そのために集めら れた三課でしょ。冗談です。私はただの駄洒落好きの窓際ですから。 とはぐらかしてしまう。 加音子は「そう言うことにしときます」と答える。国領「整形外科 医が整形で生計をたてる。・・・今ひとつでしたね。」 ・・・寒い空気の中、ご馳走様と立ち去っていく国領を、加音子は 貰った卵を頬張りながら見送る。 寸 評 財津さんの決め台詞は「・・・・・そう考えてもよろしいんです ね?」ですね。それぞれのキャラが今回ぐらいからハッキリ色づいて きました。 加音子さんのしゃべり方もだいたい決まってきて、文章では伝わり ませんがなかなかおもしろくなっています。 映画の「マルサの女」の宮本信子さんは意識しないように自分なり のマルサを作るって放映開始前のインタビューで言っておられました が、なるほど、全然違うイメージになっています。潜入調査がおもし ろいですね。 執 筆 者 ぶー() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 頑張って、遅れを取り戻そうとやっています。<(_ _)>追いつきますのでお 待ちを!! 自分事ですが、年度末・年度始めと何かと忙しくしている中で、子供たちを 取り巻く環境の変化に少々とまどいをおぼえています。 ここ何年かPTAの事などもやっていますが、親の意識の低さに驚くばかり です。いつから親が親でなくなったんだろう??てなことを思う今日このごろ です。話すと長くなるのでやめますが、みなさんのお宅は大丈夫ですか?? (ぶー) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |