虹の向こうに妻がいる　７月７日号 2003/07/07

メルマガ：虹の向こうに妻がいる
タイトル：虹の向こうに妻がいる　７月７日号 2003/07/07

----<杜国朝から皆さんへ>------------------------------------ 毎日変化のない生活にお困りのあなたへコツコツと何かやりませんか？私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。 http://wwa.irias.co.jp/i.asp?WCI=Rule&WCE=67821 ---------------------------------------------------------- 新婚新婚新婚新婚新婚新婚　　　■■　　　新婚新婚新婚新婚新婚新婚　　　　　　　　　　■虹の向こうに妻がいる■ 　　　　　　　　　　　　 2003/JUL/7TH 購読者538名新婚新婚新婚新婚新婚　　■　■　■　■　■　　新婚新婚新婚新婚新婚　みなさんこんにちは、杜国朝です。　私はなんとか退院しまして、仕事にも行くようになりました。　しかしながら３週間も病院に入っていますと、やはり体力は落ちますね。　病み上がりということで、いまはとにかくおとなしく体力の回復を待っているところです。　さて、前回の続きを書いていきたいと思います。 ------------------------- (続き) 　この言葉を聞いて私は、取り乱すとか女々しくなったとかそんな感じではなく、なぜか腹が立った。　『なにが離婚だ。ふざけんな。』　そう率直に思った。　『軽々しくこの言葉を使うな！』　そう思った。だから腹が立ったのである。　離婚という言葉で私を脅しているのだろうか。　妻は泣きながら、携帯でどこかに電話をしている。　たぶん、いつも親しくしている朋友のところだろうなぁ。　なにを話しているのだろう。　母の方は１日してから、家には戻ったようである。　ホッとした。　勢いで家を出てしまった母も、なんとか落ち着きを取り戻したようである。　家に電話したときにも、平静を装っているようであった。　母も私に心配させないようにと、『気にしないように』と言っていた。　その間、私も相談相手にそれとなく今回のことを話した。　皆さん言われることが共通しています。　『だから別居しなさいって言っているんですよ。』ってね。　『別居』という文字は、私の生活設計にはまったく含まれていないんです。　どんなに私の親と妻がぶつかったとしても、最終的に妻が親の考え方を理解してくれればそれでいいと考えているので。　私も今まで考え方を変えないできました。　親が妻に対して、執拗にいじめまがいのことをするのであれば、私もそれに対する対応を考えなければなりませんが、親は親で良かれと思って妻にいろいろと教え込もうとしている。　私はそれを理解しているつもりだ。　妻は妻でどうだろうか。　妻は妻なりに努力しているようには見えるが、日本の妻ということで採点するならば、それはリストラされてもよさそうなものであろう。　日本でも男女同権と叫ばれて久しいが、本当の意味の男女同権ってどんなんだろうかと思うときがある。　給料を稼いでくるとか、単に性別が男だからといって、そういう理由だけで優位に立てるものだろうかどうかということ。　『俺は給料をもらって家に全部出しているんだ。文句があるか。』と今までの男連中は胸を張ってきたが、リストラが吹き荒れるこの世の中において、共働きをしていて奥さんの方の収入がもし多かったならば、この家庭はどのような力関係になるのだろうか。　そして男衆はどのような言葉を用意しているのだろうか。　今までの日本の社会は、あきらかに男が楽をしてきたように感じている。　子育てをお金にならないといって妻に押し付けてきたし、教育も然り。　旦那は旦那で付き合いと称して、アフターファイブになると酒を飲んでふざけてまわる。　今、飲み屋界隈ではそんな仕事帰りの客がほんと少なくなっているようですね。　給料が増えたなんていう話は、私のまわりではまずいません。　やれ三割減ったとか、リストラにあったとか時化た話ばかりです。　そんな時代だからこそ、癒しが求められるんですね。　　今回の一連の出来事の結末なのですが、一日外泊してきた母がケロッとしていてすぐに言葉を投げかけて、難なく落ち着いたようです。　ただ、どうも今回の出産の前後において、妻が不愉快に感じたことがあったようなんです。　それについて今後は語っていきたいと思います。　なんかまとまりのない終わり方になってしまいました。　みなさん消化不良をおこさないようにしてくださいね。 ------------◆---------------◇--------------◆----------- 　さて今回は、第３８回のメルマガの１７項目のなかから、９番めのものについて採りあげることにします。　『夫をあごで使うところがあって、両親からは非難の的になっている。』　というものでした。　妻は日本に来てから約１０か月の間で、ずいぶんと食生活が日本的になってきました。　当初ジャスミン茶であったのが、いまでは緑茶を好んで飲むようになったし、それも熱いお茶ではなく、冷たいお茶。　日本の社会では、お茶を入れてもらいたいときには、男性が女性に対して『お～い、お茶！』と言って、お茶をいれてもらう姿を普通一般にたくさん見てきました。　その男の要望に対して、日本の女性はなんの反感もなくお茶を入れ続けてきました。　それがごくあたり前のように感じている日本の男衆にしてみれば、なんの感動もありませんが、国際結婚をした男の気持ちとしてはまた違ったものがありますね。　私は普段あごで使われています。　『我要喝茶！』と言って、私にお茶をいれてくれと言ってきます。　最初は正直なところ、『なんやこの嫁は！』と立腹しました。　配偶者協力会の代表の中国人女性にこのことを話しました。　すると、　『それは、あなたに甘えているんですよ。中国の女性は夫に対してなんの躊躇なくものごとを主張しますが、それは命令ではなく一種の甘えなんです。だからご主人も悪く思わないでください。奥さんはあなたの気持ちを確認しているのですから。』　とこんなことを言われた。　まあお茶ぐらい入れてくれと言えば入れてやるけど、やはり日本人の男としてみれば、あまりいい気はしませんよね。　お茶のほかには、按摩とかも頼まれたかな。　『おいおい、仕事をして疲れて帰ってきた旦那に按摩のおねだりかよ。勘弁してくれよ。』　という感じで私は渋々按摩をするのでありました。　でも、ほんとに疲れているとそれ相当の表情をしているのでしょう。　私が頼まなくても、妻は私の腰を揉んでくれます。　妻は中国で按摩を学んでいたらしくて、いきなりつぼを押さえてきます。　そんなときには声も出ません。　でもこういうときに、妻のありがたみというものを感じるんですよね。　独身時代には、健康ランドへ行ってサウナに入ったりマッサージをしてもらったりしましたが、結婚してからは行かなくなりましたね。　週末はといえば、家の買い物なんかで時間が経ってしまい、おとうさんになったんだなぁと感じることしきりです。　今日も子供用品を買出しに行ってきました。　まだ首がすわっていないので、横に抱っこできるようなものが欲しくてベビーショップに行ってきました。　いろいろあるんですけれど、私は今まで目先の安さに気を奪われて損を掴まされてきました。　最近は少々高くても、長く使えるものの方が結局は安いんだということを学びまして、今回も少々の値の張るものを買いました。　安いほうのものが数ヶ月しか使えないのに比べると、今回買ったものは生後３０か月くらいまで使えるようなので、これはお得感が高いと思い、購入を決意しました。　日本人どうしの結婚ならば、孫渡しでいろんなものが妻側から贈られてくるのですが、全部自前で揃えなければならないというところが少々きついですね。　でも選んだ道ですから、がんばって働きましょうか。　次回は、⑩の『日本にいながらも、中国語が通じるものと頑なに信じていること。』というのを採りあげることにします。　それではまた、次回まで。 ------------◆-------------------------◆----------------- 【メルマガの相互紹介】国際結婚の関連のあるメルマガということで、提携を結んでおります。よろしければ、ご購読ください。歓迎！！、歓迎！！ -----------PR------------------------------ ♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲ いろいろあるよね、国際結婚　 ♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲♀■♀●♂▲ 中国系シンガポール人との結婚のエピソードを通してやってみなきゃわからない国際結婚の「いろいろ」をご紹介します。ガイドブックには載っていない「おもしろシンガポール」もあわせてご紹介！！　http://melten.com/m/9485.html 　■　　◆　　□　　◇　　◆　　□　　■　　◇　　◆　　□　　◇ 　私は今、『虹の向こうに妻がいる』というメーリングリストを運営しております。　参加ご希望の方は、次のＵＲＬから登録願います。　中国のいろんな情報が入手できることでしょう。　話題は多岐にわたり、国際結婚のみならずほかの事にもふれても構いません。　日本語の上手な中国の方もおられます。　この機会に生の中国の情報に浸ってみましょう。　なお参加ご希望の方は規約をよくお読みの上、承諾された方が参加していただきますようにお願いしたいと思います。　なお参加には自己紹介を義務付けておりますのでよろしくお願いします。　自己紹介なしに入会を承認することはありませんので、お間違えなく。 http://www.egroups.co.jp/group/china-kekkon ------------◆-------------------------◆--------------- ◇発行者◇ 杜国朝(小朝)　owner@asyan47.com ホームページ http://www.asayan47.com/kekkon.html

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