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◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆ 2003/06/21 『世界自然遺産の島』 屋久島発・田舎暮らし通信(第79号) http://www.yakushimapain.co.jp/ 屋久島パイン株式会社 ◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆ このメールマガジンは、北海道から屋久島に移住し、現在弊社屋久島支店の社員が 本人の移住経験を踏まえまして、屋久島の日常を発信しています。 ●石ころアート教室 上屋久町一湊集落の、民家が立ち並ぶ一角で、石ころに絵を描く教室がある。 「最近教室を始めましたので、来て見てください。」と、毛の長いグレー色の猫と暮 らしている、うえだまさのぶさん。 石ころアートとは、海で拾った形の良いまあるい石ころに、絵を描いて楽しむこと。 うえだまさのぶさんは、自宅でアトリエを開いている画家。 絵を描いて、暮らしている。 絵葉書や原画、それに石ころに絵を描いたものを売っている。 絵を見に行くだけでも、もちろん歓迎だそうだ。 今回教室を開いたのは、気軽に誰でも絵を描いてもらいたい、という想いからだっ たそうだ。 キャンバスに向かうというのは、どうも気が進まないという人でも、石ころになら 気軽に絵がかけそうな気がするだろうという。 必要な道具は用意されているし、1人で行っても、いつでも始められる。 玄関に、うえだまさのぶさんのグレー色の猫が居たが、他に野良猫も居た。 野良猫なのに、飼われているみたいな猫。 うえだまさのぶさんの描いた石ころには、その猫が。 「絵で食べていくのはもちろん大変ですが、自分はこれで生きて行きたいと思って いるんです。」 うえだまさのぶさんは、絵の仕事以外のことは、今はしていないそうだ。 子供の頃から、絵を描くのが好きだったそうで、30歳のときに、絵を本格的に学ぶ ために、二年間学校に行ったそうだ。 それは、屋久島に移住するという目的もあったからだった。 「屋久島に来る前に、絵をきちんと学んでおきたかった。人間としての、理想的な 生き方があるのではないか?そんなことを探し求めて、屋久島に移住してきたので す。」という、うえだまさのぶさんは、大阪出身。 私がおみやげやさんで、うえだまさのぶさんの絵葉書を見たときに、題名が「アト リエ縄文じいさん」だったので、てっきり、どこかのおじいさんが描いている絵だ と思っていた。 縄文杉の絵が、特に印象的だ。 縄文じいさんとは、縄文杉の木のことだそう。 縄文杉は年とっていて、おじいさんみたいだから。 でもどうして、性別が男だとわかったんだろう。 以前、うえだまさのぶさんの家に、原画を見に行って、おじいさんじゃないと知っ たところだった。 それから、ずいぶん経っていた。 「石ころアートなら、誰でも出来るよ。」と、お誘いを受ける。 描き方のコツなどを教わり、石に色を塗っていく。 ドライヤーで乾かしながら、色を重ねる。 下書きなどはせずに、そのときにイメージしたものを、自由に描いていく。 そうして、二つの石ころに絵を描き終えた。 【作品】http://www.yakushimapain.co.jp/isikoroa-to.htm 石ころアート教室は、一回1,200円。 もちろん、材料費込みで、自分が作った二つの作品は、お持ち帰り。 制作時間は、その人によって違うので、出来上がるまでマイペースでどうぞ。 にぎやかな玉子みたいな石ころアートは、おもしろい。 私の趣味に加えよう。 お問い合せ先 「アトリエ縄文じいさん」『うえだまさのぶ』 TEL0997−44−2589 ホームページ http://www.h4.dion.ne.jp/~masanobu/index.html ★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★ 屋久島パイン株式会社 http://www.yakushimapain.co.jp/ 発行責任者 角谷和雄 kakutani@yakushimapain.co.jp 本 社 東京都千代田区麹町1丁目8番14号 屋久島支店 鹿児島県熊毛郡屋久町原914番地 ★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★ |