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★☆================================================================= ☆ いいオトコ研究会 (いい男とは?) 03年6月18日 第66号 -------------------------------------------------------------- http://members.tripod.co.jp/fineguy/ =================================================================☆★ 読者数;12,248人 (姉妹紙含む) ▼▼お薦めメルマガ▼▼ ----------------------------------◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「シンプルでフクザツなオトコゴコロ」 女性の方にとって男性の感覚が解らない時って、百万回くらいありますよね。 男を理解すれば恋愛はもっと楽しい♪ そして男の気持ちは男に聞くのが一番! 彼氏や男友達が口に出さない「オトコの本音」を語るマガジンです。 読んでみる??> http://www.mag2.com/m/0000109591.htm ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆---------------------------------- ▼▼今週のご挨拶▼▼ 先週の日曜日は、父の日。 そこで、父の話をしてみます。 ステキなお父さん、いいオトコ版お父さんの共通項とは、 世に言われる「父権」を持っているってことだと思います。 父権の復活が唱えられて久しいですが、決して勘違いしないで下さい。 威張り散らすことでもなければ、男尊女卑でも無い。 父権とは、次のことが出来る(する)お父さんの「権威」のことです。 「家族を統合する」 「子供に理念を掲げる」 「子供に文化を伝える」 「子供に社会のルールを教える」 要するに、父権とは、権威を持って家族の中心に立ち、社会や国家という 共同体における倫理規範や、伝統文化を子供たちに教え込むこと。 いいオトコを目指すのであれば、結婚していようがいまいが、 父権の復活について、もう一度見つめ直したいですね。 仕事が出来る、勉強が出来る、収入が多い。 これらに該当するにこしたことはありませんが、 該当するからって、父権を持っていることの証とは言えません。 そして女性の方も、父権という視点から男性を見てみるのも、いいですよ。 ------------------------------------------------------------ ▼▼今週のテーマ▼▼ >>目標の達成 何事も計画倒れでは、事は前に進まない。 高い志も、大きな目標も、有言実行しないと、単なるホラ吹きで終わって しまいます。 前号までで、 自分の特性をつかみ(5月28日/第63号) →自分の強みを見極め(6月4日/第64号) →自分の目標を定める(6月11日/第65号) ことについてお話しました。 で、今シリーズの最初に、「勝つこと(5月7日/第60号)」について述べました。 (いずれも、バックナンバーは、以下URL) http://members.tripod.co.jp/fineguy/backnumber.html 勝つこと。 その勝負の対象は、自分です。 もう少しわかる易く言うと、「自分で定めた目標を達成」すること。 そこで、今号は、定めた目標を、どうやって達成していくのか。 そのヒントをお送りします。 ▼ブスおとこ君 「俺ってビッグになるんだ」 これが、ブスおとこ君の口癖。 でも、全然具体性が無い。 何をもって「ビッグ」というのかもわからない。 「年頭には、いつも今年の目標を定めるんだ」 でも、年末には、どれも達成出来ていない。 「独立企業して、必ず上場させ、上場企業の社長になってみせる」 でも、それに対して努力している姿勢が見られない。 「英語を勉強して、外人と流暢な会話をしてみせる」 でも、教材テープが溜まる一方で、全然継続性が無い。 ブスおとこ君には、目標達成の意味がわかっているんだろうか? ▼目標の設定 結論から申します。 目標を達成するには、前号までのやり方で定めたみた目標を、 次の事柄に当てはまるように、まずは修正して下さい。 それは、 「具体性があること」、 「動機・意欲が高まること」、 「達成可能なレベルであること」、 「他のことと関連性があること」、 「達成度合いが把握出来ること」、 そして「プロセスが楽しめること」。 ▼具体性があること では、一つずつ解説していきます。 目標という「到着点」にたどり着く。 そのためには、到着点が具体的にどこなのか、わかる必要がありますね。 漠然と、山頂を目指すのではなく、「どの山の頂」なのかを。 つまり、具体性がある方が、どこに自分が進めばいいのか イメージが湧きやすい。 こういうことです。 よく「俺は偉くなりたい」って聞きます。 でも、「偉くなる」って、かなり抽象的ではありませんか? これを、「部長になってみせる」とか、 「一つのプロジェイトを任されたい」なら、 どこに進めばいいのか、イメージが湧きます。 ▼動機や意欲が高まる 次に、動機や意欲が高まるような目標であること。 誰だって、意欲が湧かないようなことに対し、努力なんかしたくないですね。 水泳が嫌いな人は、いくら特訓しても、あまり上達しないでしょう。 いや、その前に、特訓に耐えられないのではないでしょうか。 周りが英語をやっているから、俺も(私も)。 この程度では、継続できないこと、必至。 動機や意欲が高まるようなことじゃないと、途中で挫折してしまうものです。 ▼達成可能なレベル 目標自体が、達成可能なレベルであること。 これも重要です。 身長の倍の高さがある鉄棒に向かってジャンプしても、 一生、届きません。 今更、プロ野球選手になりたいって思っても、 (大半の人は)実現性はほぼゼロ。 達成可能だから、努力できるのですね。 努力するから、目標達成出来るのですね。 ▼他の関連性があること 他のことと関連性がある目標を定める。 これはどういう意味でしょうか? 誰もが、時間や金銭という「自分の資源」には限りがあります。 限りある資源、分散させるよりは、集中させる。 あるいは、関連性を持って、シナジーを持たせる。 これが重要であること、言うまでもありません。 関連性の無い目標を複数定めたとします。 どれもが達成出来るようなスーパーマンなら話は別ですが、 大半の人は、各々の目標が全て、中途半端に終わってしまうのではない でしょうか。 ▼達成度合いが把握出来ること これって、すごく重要です。 マラソンで、「今、何キロ」ってわかっている場合と、 どこまで走ったのかわからない場合。 当然、前者の方が、張り合いがありますね。 「よし、もう何キロ走ったので、後はこれだけだ、がんばろう」ってね。 流暢な英語を話せるようなるっていう目標。 これも「外人と冗談が言い合える」っていう達成度合いがあったほうがいいで しょう。 テストで何点以上っていう達成度合いがあるほうが、励みになることでしょう。 ▼プロセスが楽しめること 努力、ど根性、歯を食いしばる。 確かに、巨人の星の時代には、これでもよかったのかもしれません。 でも、折角人生しているのだから、楽しみたいですね。 だから、目標達成は、苦しい努力によって手に入れる果実ではなく、 その過程、プロセス自体も楽しめる。 そうでありたいものです。 ▼更にもう一つ 具体性があって、動機・意欲が高まるようなことで、 達成可能なレベルで、他のことと関連性があり、 達成度合いが把握出来き、プロセスが楽しめる。 定めた目標を、これに当てはまるように修正する。 修正したら、これに当てはまるように、行動を起こす。 目標達成の原則を述べました。 ここまできたら、もうしめたもの。 後は、次の述べることを、やってみて下さい。 それは、「潜在意識に刻み付けること」と、「ちょっとしたストレッチ」。 ▼潜在意識と成功体験 ゴルフをやる方なら、よくわかると思います。 「ここでOBを出してしまうかも」っていうと、たいていOBを出しちゃう。 「スーパーショットを打つ予感がする」って場合は、本当に打ててしまう。 これが、日々の行動レベルのみならず、目標の達成にも通じるのです。 自分で定めた夢や目標を、繰り返し思い浮かべる。 繰り返すことによって、潜在意識に刻まれる。 そして、自然と達成出来るような状態を作ってしまう。 この流れです。 よく、ドモリの人が「人前では話せない」ってことで悩んでいます。 これは、「また失敗するかもしれない」、「ダメだろうな」っていうマイナスの サイクルに入っているから。 「この目標は達成出来る」 「達成した自分を想像してみる」 その思いが潜在意識に刻まれると、自然のポジティブな行動、考え方が 出来るようになるのですね。 また、「ポジティブな行動」は、成功体験からも生まれます。 成功体験って言っても、大げさなことでなくてもいいです。 ちょっとずつ、自分を成功させるのですね。 目標への道筋から外れていないことで、ほんのちょっとしたこと。 ここで、少しずつ、成功体験を味わうようにするのです。 ▼ちょっとしたストレッチ ストレッチとは、「ちょっと伸ばす」ってこと。 これを目標達成の原則に当てはめると、こうなります。 目標自体は、直ぐに達成出来るものではありません。 (楽しみながら)努力した結果、手に入れるもの。 でも、日々の行動では、「ちょっと手を伸ばせば」届く。 そんな「ストレッチな目標」を持つ事が大切です。 変な例で恐縮ですが、馬の前のニンジン。 あのニンジンが、遠く離れていたら、馬は走り出しません。 でも、「ちょっと顔を前にだせば、口に入る」と思うから、馬は走るもの。 毎日毎日、ちょっとストレッチを思い出し、小さな目標、ニンジンを描い てください。 ▼最後に 目標の中身は、仕事や勉強ばかりではありませんね。 家族のことや、家族でのポジション。 趣味も、地域との関わり合いも、全て目標の対象となります。 「趣味も対象?」 って思われる方もいらっしゃるのでは。 でも、趣味だからこそ、目標設定し、達成に向けて楽しく努力してみて ください。 すると、趣味と思っていたことが、「単なる暇つぶし」だったと気付く かもしれません。 あるいは、趣味と思っていたことが、もっともっと深く追求したくなる かもしれません。 そして、後者の場合を、我々は「趣味」と呼びます。 ▼女性の方へ 男性が「一番魅力的」に見える時って、どんな場面? この質問に対し「輝いている時」とか、「燃えている時」っていう回答が、 非常に多かったことを記憶しております。 男って、結局は獲物を捕る動物。 やはり、獲物を捕った瞬間って、すっごく輝いていたのでしょうね。 で、現代の獲物ってのは、いろんな定義があるでしょうが、その一つが 「自分の目標」っていう獲物ではないでしょうか? 獲物を捕る、目標を獲得する男性。 いいですねー。 最近、「いいオトコっていないねー」っていう声もよく耳にします。 これって、輝いている、自信を持っている、燃えている男性が少ない。 どうしても、こういうように聞こえてしまうのですが。 ------------------------------------------------------------ ▼▼次週のテーマ▼▼ 6/25配信 >>第一章のおさらい 以上で、第一章が終わりです。 そこで次号は、第一章のおさらい(まとめ)をお送りします。 まとめの内容を把握されたら、7月から始まる第二章。 是非、継続してご愛読下さいね。 ★☆================================================================= ☆ いいオトコ研究会 (いい男とは?) 03年6月18日 第66号 -------------------------------------------------------------- http://members.tripod.co.jp/fineguy/ ==================================================================☆★ 読者数;12,248人 (姉妹紙含む) 登録解除 http://members.tripod.co.jp/fineguy/melmaga.html バックナンバー http://members.tripod.co.jp/fineguy/backnumber.html 発行人 いいオトコ研究会 代表 . . |