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---| 非公式情報 :マスコミが報道しない事実|---- <http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3D384F43742FA> ネオコンの尻馬に乗り続ける日本 By STRANGELOVE 米英両国政府がイラクに対する先制攻撃の口実に使った『大量破壊兵器』は未だに発見されていない。開戦前、DIAやCIA、あるいはMI6といった米英両国の情報機関がイラクの大量破壊兵器保有に否定的、あるいは懐疑的な報告を行っていたとする話が流れる中、両国政府を批判する声は議会にも広まりつつある。日本のメディアも欧米から約1か月遅れでこの問題を不十分ながら取り上げるようになった。『アリバイ工作』を始めたのであろう。 では、誰がこうした怪しげな情報を流したのか・・・。 本ニューズレターを購読していれば、すぐに『OSP』という名前が頭に浮かぶはずだ。ラムズフェルド/ウォルフォウイッツ直属の情報機関なのだが、スタッフは貧弱で、独自の情報力はありそうにない。そこで、同機関は何かの隠れ蓑ではないかとする推測も成り立つ。 とは言え、OSPがイラクの大量破壊兵器の問題で重要な役割を演じてきたことは間違いない。この機関を日本のメディアが無視しているのは奇妙な話である。(OSPを取り上げないかと筆者自身もいくつかのメディアに持ちかけたが、無視された。) ネオコンと呼ばれている人々はイラクのフセイン体制打倒を手始めに、中東全域の支配システムを作り替えようとしている。少なくとも1996年当時はそう考えていた。新システムの主人公として彼らが想定しているのはイスラエルである。 しかし、こうしたビジョンをアラブ人、イスラム教徒が素直に受け入れるとは考えられない。アメリカのエリート層の中にもこうしたビジョンに反対している人間は少なくない。その結果、米英両国の権力グループ内で対立が生じているのである。そうした状況の中、日本はネオコンの尻馬に乗り続けているのである。目先の利益を追いかけていると、深刻な結果を招くことになる。 「イラク攻撃の口実に『大量破壊兵器』などを使うべきでなかった」と、したり顔で語る人もいる。凶暴な独裁者から国民を解放、周辺国への脅威を取り除くとでも言っておけばよかったと言うのだが、これは説得力がない。何しろ、その凶暴な独裁者と手を組み、軍事的にも支援してきたのが他ならぬアメリカの共和党政権や情報機関だったのだ。 かつて、イラクもサウジアラビアなどと同様、王制だった。国王を使って欧米の巨大石油会社が石油利権を支配していたのだが、その王制は1958年、カーシム将軍に倒されてしまう。1948年のパレスチナ戦争で国王はパレスチナ人を見捨てた・・・そう感じた民衆の怒りが革命の背景にある。 1959年、そのカーシム将軍を暗殺しようとする計画があった。CIAを黒幕とするこの計画に若き日のフセインも参加していた。が、計画は失敗、フセインは国外に逃れてCIAの保護下に入ったと言われている。 フセインとCIAとの関係はこの時に始まった。つまり、オサマ・ビン・ラディンと同様、フセインもアメリカの情報機関が作ったフランケンシュタインだったのである。 ---| Website開設 |------------------------------- Kassiopeias Report <http://members.aol.com/Kassiopeias> ---| OPC:米国の極秘テロ組織 |------------------------------- <http://great.mailux.com/mm_search.php?sh_mm_id=MM3D8ADF9051062> 特別レポート「OPC:米国の極秘テロ組織」(600円)の販売が開始されました。 【内容】 第2次世界大戦後、アメリカには要人暗殺やクーデターを一手に引き受ける極秘チームが存在した。OPCである。1950年10月にCIAの中に潜り込むが、その後も破壊活動、秘密工作をOPC人脈は続けた。英国のある学者に言わせると、CIAはこうした人脈が隠れ蓑に使ってきたにすぎない。この特別レポートを読まずにアメリカの戦後史を語ることはできない。 |