メルマガ:運ちゃんのひとりごと
タイトル:運ちゃんのひとりごと 6月9日号  2003/06/09


----<あさやんから皆さんへ>-----------------------------------
毎日変化のない生活にお困りのあなたへ
コツコツと何かやりませんか?
私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。
http://wwa.irias.co.jp/i.asp?WCI=Rule&WCE=67821
----------------------------------------------------------
----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan----

                     運ちゃんのひとりごと

  2003/JUN/9TH 第124回(mag2は-100回)、melten49回、e-mag27回
              購読者数 530名

          今日現在までの走行距離966,133km
----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan----


 皆さんこんにちは、あさやんです。
 私の子供が生まれて一週間が経ち、少しずつ落ち着きを取り戻しています。
 妻は子供が生まれたことで以前よりさらに妻らしくなり、子供を世話する姿に
も女性らしさを感じさせてくれます。

 子供の方にばかり目が向き、私はだいぶ他られていますが、まあそれは
仕方のないことです。
 子供中心の家庭になるのが当たり前なのですから。
 しかし子供って可愛いものですねぇ。

 これからは、子供の写真を運転席に貼り付けて仕事をすることになるので
しょうかね。
 なんかクレヨン新ちゃんのような子供に、笑いが止まりませんわ。

-------------◆---------------◇---------------◆-------------

 前回kimuchiさんの書き込みを採りあげたところ、ご本人から返事をいただ
いておりますので、それを紹介してみたいと思います。

-----------------------------------------
kimuchiどえす。
今回は私のカキコを取り上げていただき、ありがとうございます。

ローリー会社自体も一般ユーザーがお客様である以上、運転には気を使っ
ています。
以前、中年のオバサンの運転で、道路から出ようとして、ローリーの運転の
邪魔をして(だったかな?)、怒った運転手が窓を開けて、大声で文句を言
ったら、モー○ルに苦情の電話があって社内報で輸送各社に流れました。
その場で見てれば心情的に理解は出来るのでしょうが、看板背負って仕事
してる以上、それは、やってはいけない行為ですよね。

だけど、現実にはその危ないことを考えずに平気な顔をしてぶっ飛ばしてい
るタンクローリーがあとを絶ちません。
これは、同業者として、お恥ずかしい話ですね。
こんな事、教えて良いものかどうか分かりませんが、そこの石油会社に苦情
を言うのも効果があります。

車のNoなんかも言えば、そこの運転手は、もちろん、輸送会社自体が危な
くなる(出入り禁止)時もあります・・・

私の所は、親会社が全国規模のガソリンスタンドを経営してますので、石油
会社に対して発言力は有るようですが、普通の輸送会社だと、輸送運賃が
折り合わなければ安い所に変えられます。
これで、会社をたたむ所もありました。
そこから、中途採用で何人か採ったようです。
私の事故前に二人、事故後も何人かいるはずです。

以前、首都高(だったかな?)でローリーが横転して、火が出たけど、怪我人
が誰もいないにも関わらず、運転手が責任を感じて首を吊ったって話がありま
したよね。
それだけ、責任を要求される仕事なんです。
自分がこの立場だったら、どうするか分かりませんが。

我々は一般道が60Km、高速道は80KmがMAXです。
私も最初の頃はナカナカ慣れなくて、ついついオーバーしてしまう時がありま
した。
ローリーの前はキャリアカーに乗っていて馬力が無く、アクセルを踏む癖があ
りました。
その時は前がローリーだと、引っ張られる〜 アンラッキー と思ったものです。
-----------------------------------------

 タンクローリーって、メーカーのブランドをぶら下げたものとそうでないものと
がありますよね。
 私も見ていますが、一般にはそのブランドをしょっていないローリーって運転
が荒いように見受けられますね。
 油もなにやら怪しいんじゃないかっていうような感じ。

 メーカーブランドこそないけど、全国的に名前が通っているローリー専業の
会社もありますが、そういうところは運行体制も厳しく管理されていて信頼がも
てます。
 会社の看板をしょっている以上、会社の社員といったイメージで油を運ばな
いとほんとお客が逃げてしまうんじゃないかと思いますね。

 私は主に貝殻マークの油を入れるのですが、ローリーやスタンドの対応い
かんではいつ変えるかわかりませんね。
 メーカーはそういうことに対して、いつもピリピリ神経を尖らせているのです
が、油を配送する運ちゃんにしてみれば、そういった意識がまだまだ低いと
いうのが現状でしょう。

 kimuchiさんも書かれていますが、目にあまる運転をする運ちゃんがいたと
きにはその会社に対して苦情を言うのもほんと効果があると思います。
 私もそれは何回かあります。
 そういうやつの運転って、ほんとうに普通じゃありませんから。

 世の中、ハンドルで飯を食う人が多いけれども、『これぞ運ちゃん!』と模
範的な運転をする人ってめったにお目にかかれないのは、さびしいところ
ですね。
 ガソリンスタンドの業界も非常に厳しい現状でしょうが、出入りするローリー
の業者も峻別しないと足元をすくわれることになる時代になっているというこ
とですね。

 首都高における、このローリーの事故は私も未だに覚えています。
 背中にある種、爆弾を背負っているローリーの運転手というものは、これく
らいの責任感がないとダメなんじゃないかと思います。
 優秀な運ちゃんを亡くしたなぁとそのとき率直に思いましたね。
 物を運ぶということの社会的な意味をもっと運ちゃんには感じてもらいたい
です。

 社命速度って、このような危険物を運ぶトラックに特に厳守してもらいたい
ものだと私は考えているのですが。
 私が油を運ばせる立場であれば、いつ火を吹くかわからないようなトラック
には運ばせたくありませんね。

 運賃などの絡みもあるでしょうが、よい運転をしている業者には報奨の意味
も込めて運賃を上乗せするくらいのことをしてもいいんじゃないでしょうかね。
 いまの時代は減点法による採点ではなく、加点法による採点で運ちゃん・
運送会社を選ぶ時代になっていると考えられます。

-------------◆---------------◇---------------◆-------------

 この時期、梅雨入りを控えてなんだか気候のほうもわからない日がありますね。
 こういう時期って、からだも疲れやすいですね。
 エアコンをバンバン効かせて走っていると気持ちはいいのですが、積込み先
や降ろし先で順番待ちをしていると、アイドリングストップを厳しく言われるし、会
社の方針もそうなので、タオルがいくらあっても足りません。

 真夏の時期にエンジンを止めて仮眠をとっていると、脱水症状になって危ない
んじゃないですかね。
 子供をクルマの中に入れたまま親がパチンコに行ってしまい、戻ってきて見て
みたらぐったりしていたという事件もありましたが、まさにあの状態になります。
 自分の命を守る意味でのアイドリングって必要なんじゃないですかね。

 しかし毎年思うことですが、温暖化ってやはり進んでいるんですかね。
 夏が来るたび、暑くなっているような気がしてなりません。
 話によれば、いまの日本の夏は熱帯気候のところとさほど変わりがないそうで
すが、荷台の上で荷物をさわっていると、やはり暑いですよ。
 この先どうなってしまうのでしょうかね。

 熱をお金に替える技術ってないんでしょうかね。
 それではまた、次回まで。

  ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★

 【発行者】

  あさやん owner@asayan47.com

   ホームページ http://www.asayan47.com/unchan.html

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。