メルマガ:南米旅行記
タイトル:南米旅行記  2003/06/04


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南米旅行記No.16(2003年6月4日 Wed.)


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 こんばんはエドワルドです。

最近株取引に嵌っています。株もギャンブルだといわれますが、本当だなと
納得する今日この頃です。株が下がってくると弱気になりすぐ売ってしまうし、
上がると強気になり適当なところで売り切れず、株価が下げてしまうのです。
しかも、この反対もあり株価が下がってくると塩漬けにして、上がってくると
すぐ売ってしまう。これでは決して儲かるものではないですね。

株を止めて文章でも書いているほうが賢明のようです。

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Index
1.日本女性とラテン男性の相性
2.南米旅行記XVII
3.ワンポイントスペイン語単語
4.ワンポイントスペイン語文法
5.疥癬II

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日本女性とラテン男性の相性

ラテンはマチスモ(男性優位)の世界で、一見日本に似ているように見えます。
ですから日本女性とラテン男性は相性がいいように思われるのですが、これがまった
く相性がよくないのです。なぜかというと、日本の男性優位は、どちらかといえば
女性を護る見返りとしての男性優位であるのに対して、ラテンの男性優位は、女性
を護るどころか食い物にする男性優位なのです。

 ラテンの男は、鶏の雄鶏のようなのですから、チャンスがあればそこら中に子供
を作ろうとするのです。それで、子供ができても家庭を顧みない男性が多いし、正
妻と間に7も8人も子供がいても、新しい女性ができると家を出ていってしまいま
す。お金の為に自分の妻を売春に放る男(これは日本にもいるが、ラテンに比べた
ら少ない)も多いし、とにかく女性受難の世界なのです。

そういうラテン男とつくすのが好きな日本女性(最近は減ってきているが)が引っ
付くと、日本女性が身ぐるみ剥がされて自殺未遂というパターンも少なくないので
す。日本の女性たちよ。ラテン男には気を付けてくださいよ。すべてのラテン男性に
当て嵌まるわけじゃないけどね。ステレオタイプですよ。

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南米旅行記XVII

目が覚めると、スリップの紐が腕からずれ落ちて、乳房を露にしている彼女の体
が傍らに横たわっていた。窓から入る微かな陽光に照らされた彼女の肢体は、どこ
までも美しく、エロチックだった。其の光景を見ていると、突然、体中がカッカして
きて、あそこがいきり立っている。寝息を立てている彼女を力強く引き寄せ、乳頭
にしゃぶりついた。
「あ〜ん」と言って、こちらを見て微笑んでいる。私の手が彼女のものに触れる
と、昨夜の愛の証である精液がガサツク。そのガサツイタ精液と彼女の愛液が混ざ
って粘々してきた瞬間、伝家の宝刀は静かに其の中に沈んでいった。

ホテルから出て、「どうしよう。デッサイウノ(朝食)でも食べに行こうか」と言
うと、「いいわよ」と彼女が微笑んだ。彼女の首に手を回し体を抱きかかえるように
して歩いていると、何か幸せがどこにでも散らばっているように思えた。

一人になって昨夜のことを考えてみると、急に地獄に落とされたように落ち込ん
でいく自分がわかった。
もし、俺がエィズなら、確実に彼女にうつしただろう。もし、俺がエィズでなく、彼
女がエィズを持っていたなら、其の反対だってある。
どんよりと曇ったリマの空は、私のブルーのこころを反映していた。

西海に帰ってくると、すでに篠原さんは帰っており、旅の兵どもと談笑していた。
昨夜、一緒に行動しただけなのに、もうお互いに打ち解けているようだった。貧乏
旅行者の連帯感がそうさせるのだろう。

篠原さんが「昨夜はどうだった」
「何か、大きな音が聞こえていたけど」とこちらを見て言った。
「それはないでしょう。篠原さんの部屋からだって、凄いうめき声がしていましたよ」
その会話聞いて、みんながどっと笑った。
「まあ、女性も良くもなく、悪くもなく、あんなもんでしょう。」
「いまは、船が入っていないから、女性があまりいないんだよ。船が入ったら、あ
そこは凄いよ」と蒲生君が言った。
「君、それでちゃんとゴムを嵌めたか。」
「それが、酔った勢いもあったんですが。ゴムも持っていなかったし・・・」
「それは、危ない。あそこの女は世界中の男と寝てるんだよ」と誰かが言った。
何を言ってやがるんだ。俺はそんなことを悩んじゃいない。それとは反対に、う
つしたかもわからないから、自分の良心と闘っているんだよと聞こえないように
呟く。
みんな、朝食として用意されたパンとコーヒーを飲みながら、昨夜の女性達の話題
を止め処なく続けていた。

つづく・・・・・

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ワンポイントスペイン語会話

Muchas gracias (ありがとう)
ムチャス    グラシアス
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ワンポイントスペイン語文法

受動態3
se+他動詞
具体的に主語が文面に表れず、また省略されているのでもなく、「人は、人々は〜
する」という意味を出そうとする場合の表現です。
このseも本来再帰代名詞ですが、無人称表現の単なる「印」であると考えられます。

例文

Aqui se habla japones. (ここでは日本語を話します)
アキ   セ  アブラ  ハポネス 
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痒さに耐えながら、メキシコシティーに辿り着いた。ペンションアミーゴの食堂で
寛いでいると、ジグロというニックネームの日本人が
「そんなに痒いんですか。ぼくアトピーだから、日系人の医者にいっているんですよ」
と話しかけてきた。
「日系人といっても、こっちの医者は藪医者だからね」
「そんなことないですよ。彼女はメキシコでも皮膚科として有名らしいですよ」
「そうか、それじゃ、おれもいってみるよ」
メディコスルは大病院のようだが、小さなクリニックが集まってできた巨大なビル
である。そのなかにあるクリニカ南条ヘ訪ねると、眼鏡をかけた日系人の女医がに
こやかに迎えてくれた。
ちょっと、たどたどしかったが、彼女は日本語が話せた。
「体が痒いんですよ。もう、3ヶ月になるんです」
彼女は、私の腕や手をとって調べた。日本の医者とは大違いだ。そして、分厚い医療
辞典のようなものを取り出して開いた。開かれたページには、巨大な昆虫のような
絵が描かれていた。
「これはね。スペイン語でサルナというんですよ。日本では疥癬です」
「それなんなんですか」
「もう日本には、あまりないのね。この虫は汚いところに繁殖して、皮膚などの接触
によって移るのよ。毛布や服を介してもうつるわね」
「カビじゃないんですか」
「カビじゃないわよ。虫です」
「それじゃ、あの日本の医者は嘘を付いたんだ。あの薮医者で有名なロスの医者は正
直だったんだ」
女医は微笑みながら聞いてた。
「処方箋を渡すから、薬を薬局で買ってくださいね」
「ありがとうございました」
薬局に行きスカービーズという疥癬の薬を買いペンションアミーゴに帰り着いた。説
明書を読むと夜一回体全体に塗らなければならないと書いてある。ちょうど、薬を塗
る時間でだったので、自分の部屋で塗ってみると、体全体が火を吹いたような感じだ。
「いて〜」と叫んだ。ペンションにいる日本人が「どうしたんだ」言いながら集まっ
てきた。
「薬を塗ったら、体が熱くなって、死ぬほど痛いんだ。特にアソコのところが痛い」
20分ほどして痛みは治まってきたが、この薬を二週間塗り続けなければならないと
思うと憂鬱だった。それから二週間の間、夜が来るのが怖かったのはいうまでもない。

日本に帰ってから、ある女性(アメリカの大学に通っていた)から葉書が来た。
「わたし皮膚が痒くて、大学に付属する病院にいって検査してもらったんだけ
ど、最初奇病だといわれて精密検査を受けさされたの。結局、疥癬
(英語でスカービーズ)だったんだけど、誰にうつされたんでしょうね。あなたに
うつしてなかった。最後に、また、あなたに抱かれたい」という内容が書かれてい
た。もちろん、わたしは、しらばっくれて、返事を書かなかったのは言うまでもな
い。

あとがき

 この経験によって、日本の開業医にも薮医者が多いという事がわかりまし
た。薮というより詐欺師です。この大不況の中、大阪の新地に行けば
「客は医者と坊主しかいない」とジョークにもなっていますが、彼らは患者に
「病気だ」だと適当な事をいったり、あなたには「先祖の業がある」とか脅す
点で共通点がありますね。

 この出来事が起こる以前は、医者に従順だった私も、今は医者によく逆らいます。
医者によりますが、彼らの話し方は、人を見下しているんですよね。傲慢で、怠惰
な医者は許さないようにしましょう。
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