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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐ │●│●|リ|ハ|ビ|リ|介|護|の|基|礎|知|識|●|●| └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年5月31日 078号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識や技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ===================================================================== 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ===================================================================== □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.078 ■起き上がり(2)■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 前号でも起き上がる前の状態の【背臥位】は特に長期寝たきり状態の方々 にとっては大変苦慮する事であると書きました。 現場では、坐れば、福祉用具を用いてポータブルトイレや車椅子に乗り移 りが可能な『おとしより』においても“起き上がり”に大変苦労している 場面も少なくありません。 それだけ、からだの衰えた状態で支持面積の広い【背臥位】から動く事は 『おとしより』にとっては大変なのです。 しかしながら『おとしより』も全く“無動”で動けない訳ではありません。 ケースにもよりますが、動きは衰えているものの介助に頼らず動ける部分 もあるはずです。動きを任せる部分、介助する部分の確認が求められます。 例えば、脳卒中の半身まひの場合は“まひをしていない手足(健常側)”の 使い方です。 先ず、背臥位から支持面積を狭くして、動きやすい状態(【側臥位】)を作 る必要があります。これが【寝返り動作】です。 通常、寝た状態から先ず“立て膝”(できれば両膝。片膝でも構わない)を 試みます。これにより少し支持面積が狭くなります。そして両手を組んで、 組んだ手を顔の上に伸ばします。この状態から組んだ手を“振り子”の様 に左右に軽く振りながら、起き上がる方向に反動をつけて【側臥位】にな ります。 動きが悪い場合時などは“立て膝”部分を軽く押してあげる(起き上がる 方向に組んだ手を振ったタイミングで)と案外スムースに動きが成立する 事も少なくありません。 ※手が組めない場合は、肘や肩を抱えてもらう等を試みてみましょう。 とにかく支持面積を少しでも狭くするのが肝銘です。 【側臥位】になると【起き上がり】の先ず第一段階は終了です。この後、 実際に体を起こしていく訳ですが、いわゆる難所となり工夫・配慮が求め られます。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ===================================================================== このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ★【今日の用語】を明記したバックナンバーは、下記をから http://www.mailux.com/mm_bno_list.php?mm_id=MM3E57758C39A20&p_id=postcaretech98&password=post0903 ================================================================= □発行□ マガジン名 ■□■リハビリ介護の基礎知識□■□ 発 行 者 POST企画 〒578-0944 東大阪市若江西新町1−7−38 八戸ノ里グリーンハイツ1F 102 TEL 06-6736-9644 FAX 06-6736-9645 mail caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |