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タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/05/28大引け  2003/05/28


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株式情報局
2003/05/28大引け

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◆SARS関連銘柄
明治製菓 (2202)  385 +7 +1.85%  [抗生物質、イソジン]
ヤクルト (2267) 1,588 +16 +1.02%  [乳酸菌飲料]
大和紡績 (3107)  104 +3 +2.97%  [マスク]
興和紡績 (3117)  335 ---  0.00%  [マスク]
トーア紡 (3203)   48 +1 +2.13%  [不織布]
サカイオー(3408)  114 +30 +35.71%  [マスク]
日本バイリ(3514)  347 -5 -1.42%  [マスク]
ホギメディ(3593) 4,830 -80 -1.63%  [マスク]
川本産業 (3604)  539 +3 +0.56%  [マスク]
伊勢化学 (4107)  297 ---  0.00%  [ヨウ素]
ニチバン (4218)  315 +9 +2.94%  [マスク]
山之内  (4503) 3,220 +80 +2.55%  [殺菌消毒薬]
第一製薬 (4505) 1,460 +3 +0.21%  [感染症治療薬]
大日本薬 (4506)  711 -3 -0.42%  [合成抗菌剤]
塩野義薬 (4507) 1,673 +50 +3.08%  [抗生物質]
藤沢薬品 (4511) 2,210 ---  0.00%  [抗生物質]
富山化学 (4518)  385 +2 +0.52%  [合成抗菌剤]
森下仁丹 (4524)  351 -4 -1.13%  [体温計]
テルモ  (4543) 1,905 +3 +0.16%  [体温計]
富士レビオ(4544)  927 +7 +0.76%  [臨床検査薬]
デンカ生研(4561) 2,810 ---  0.00%  [ワクチン・検査キット]
日本エアー(6291)  688 +6 +0.88%  [簡易型隔離設備]
丸山製作所(6316)  147 +23 +18.55%  [消毒噴霧器]
荏原実業 (6328) 1,160 -2 -0.17%  [紫外線殺菌装置]
千代建  (6366)  508 -7 -1.36%  [隔離病室の建設]
オムロン (6645) 1,698 +13 +0.77%  [体温計]
シャープ (6753) 1,298 +23 +1.80%  [空気清浄機]
日本光電 (6849)  498 -3 -0.60%  [医用電子機器]
日本アビオ(6946)  181 -2 -1.09%  [サーモ・ビデオ・システム]
小津産業 (7487)  765 -15 -1.92%  [マスク]
興研   (7963)  885 ---  0.00%  [マスク]
重松製作所(7980)  401 -2 -0.50%  [マスク]
ユニチャー(8113) 5,180 +70 +1.37%  [不織布用品]
スズケン (9987) 3,100 +60 +1.97%  [感染症治療薬]
4営業日ぶり反発で3/3以来の年初来高値更新。SARSが依然猛威を振るっている。
カナダのトロントでは感染疑惑のある2000人以上に対し隔離処置をとった。同社は、
消毒用の噴射機を上海の医療機関に納入するなど、SARS対策として、医療品や
医療機器を中国、台湾へ輸出している企業が相次いでいるようである。


◆フジタ(1725)
49 -2 -3.92% 
300億円の優先株を三井住友(8316)に引き受け要請を行うと発表。


◆大林組(1802)
355 +11 +3.20% 
決算発表後、アナリストの評価が高まった銘柄だが、昨日発表された信用残動向で
は売り残が急増しており、信用倍率は0.14倍となる。需給妙味も高まる格好に。


◆戸田建設(1860)
256 +26 +11.30% 
昨年7月15日以来約10カ月ぶりに250円台に乗せて取引を終えた。一時33円(14%)高の
263円まで買い進まれた。27日に発表した2004年3月期業績見通しで、連結営業利益
が不採算受注の絞り込みによる完成工事粗利益率の改善で前期比2.7倍を見込み、純
損益も前期の赤字から黒字に回復するとの予想を市場が好感。東証一部で株価上昇
率第7位。


◆若築建設(1888)
105 +4 +3.96% 
2003年3月期連結決算。売上高1010億円(前年同期比11.5%減)、経常利益9億円(同
67.5%)、当期純利益49.1億円赤字、期末配当3円。2004年3月期見通し、売上高97億
円、経常利益28億円、当期純利益13億円、期末配当3円。


◆加ト吉(2873)
1,880 +60 +3.30% 
5営業日続伸。頭を抑えられた75日線を確実に突破し、3/31以来の年初来高値更新。
今期は、新規連結と赤字子会社の経営委譲で大幅な増益を計画。昨日、みずほ証で
は、投資判断「3」から「2」へ引き上げ、本日は、日興シティが「3H」から
「2H」へ引き上げている。


◆サカイオーベックス(3408)
114 +30 +35.71% 
ストップ高。日本証券新聞に掲載された、生き残る低位株はこれだ!において「計
画どおりに達成できれば来期は8期ぶりの復配に踏み切りたい」と掲載されたことを
材料視しているようである。同社は、28億円強の最終赤字を計上した前々期に繰り
延べ税金資産を全て取り崩すなど「負の遺産」は清算済み。来期には8期ぶりの復配
が期待されるとの声もある。


◆エコナック(3521)
60 +3 +5.26% 
連日の高値更新。2003年3月期の連結最終損益が9900万円の赤字から5600万円の赤字
に縮小する見通しが出たことから人気に火がついている。正式な決算発表は明日29
日を予定。今後はキノコ菌床や原子力発電所向けの危機管理システムなどに期待。
東北で地震が起きたが、地震など天災等向けでも展開。


◆巴川製紙(3878)
371 +25 +7.23% 
28日付の大和証券の個人投資家向けリポート「マーケットウォッチ」に同社株が取
り上げられたことが手掛かり材料。リポートでは「単なる業績の業績の回復局面と
いう位置付けではなく、財務体質の改善にもメドを付け、新局面を迎えていること。
しかも今期のPERは8倍と割安感が強いことを考慮すると、株価上昇余地は大きい
といえる」などとしていた。


◆ゼネラル(3890)
495 +35 +7.61% 
工場跡地再開発による分譲販売の寄与で2003年3月期の1株利益は200円近くに急増
することを材料に特定筋が介入。今後、売り残の増加次第ではさらに仕手化との見
方が出ている。


◆テスコ(4226)
352 +31 +9.66% 
6月から高齢者を対象に住宅の修理や修繕などを行う新事業を開始すると、日経新聞
社が本日付で報道。株価がPERで6倍台などと割安な水準に放置されていたことか
ら、素直に好感する動きとなった。報道によれば2006年11月期の売上目標は60億円。
グループ以外の顧客開拓が順調なほか、収益体質の改善努力が実り、前11月期の経
常利益は前々期比7割増の12億3800万円と過去最高益を更新。今期も増収益を見込ん
でおり、ここまでは順調に推移。ただ、最大顧客であるすかいらーくが出店調整に
動いており、下期の外食向け店舗事業は苦戦が予想される。それだけに高齢者向け
新事業の立ち上がりが期待されるところ。


◆日本システム技術(4323)
795 -6 -0.75% 
年初来高値を視野に入れつつも、マイナスレンジに。丸三証では、今期はパッケー
ジ事業の伸びは一巡するものの、ソフトウェア事業で通信業界向けの顧客情報系シ
ステムや、携帯電話端末向け組込ソフトの需要回復を予想。増収増益確保は可能と
みている。


◆ヤフー(4689)
1,480,000 +80,000 +5.71% 
米ネット関連株の上昇が刺激材料となる。前日の米国市場では、アマゾンやイーベ
イなどネット関連株が軒並み過去1年の高値を更新したことから、国内のネット関連
株にも買い安心感が生じている。楽天(4755)など他の主力ネット関連株も堅調。


◆トレンドマイクロ(4704)
1,955 +105 +5.68% 
本日は後場からモルガン、ソシエテ、ドイツ、パリバといった外資系証券の買い手
口が目立ち、機関投資家と見られる参戦で相場付きが一変してきた。下で拾えなく
なり、上を買わざるを得ない流れになる。同社はウイルス対策ソフトのトップ企業。
インターネット関連の出遅れとして注目する向きが増えている。株価は長期下降ト
レンドに終止符を打ち、上昇基調に転じつつある。


◆インデックス(4835)
730,000 +27,000 +3.84% 
「バウリンガル」や防犯システムなど抜群の商品開発力をベースにした高成長力に
対してアナリスト筋の評価が高い銘柄だが、本日は7月からインターネット広告事業
に参入とのニュースが飛び込み人気に拍車がかかっている。


◆タイホー工業(4953)
550 +80 +17.02% 
3日連続のストップ高。好決算発表に続いて、青色有機ELの開発の材料も出て買い
を集めているもの。


◆旭テクノグラス(5215)
217 +26 +13.61% 
京都大学が人間の様々な臓器や組織に育つ能力を持つ万能細胞・ヒト胚性幹細胞
(ES細胞)を国内で初めて作製したと発表したことから、京都大学と共同でサルの
胚性幹細胞を凍結保存する技術を開発している同社に連想買いが入っている格好。


◆虹技(5603)
81 +10 +14.08% 
6月から東証が手口を非公開にすることから、ここ大証銘柄人気が続いている。同社
もその流れから狙われた。2004年3月期最終黒字化、3円復配予想から買い安心感も
出ている。


◆メタルアート(5644)
129 +14 +12.17% 
連日の高値更新。本日決算発表予定、2003年3月期は主要ユーザーのダイハツのモデ
ルチェンジ効果から鍛造品が好調、復配濃厚、2004年3月期も好調持続と見られてお
り、好決算先取りの買いが継続している。


◆志村化工(5721)
59 --- 0.00% 
この日の16時過に予定していた2003年3月期の決算発表を、明日の29日に延期すると
発表。理由としては、監査法人と特許権の償却方法をめぐって調整が遅れていると
の報道がある。


◆鉱研工業(6297)
207 +4 +1.97% 
2003年3月期の配当を従来の無配から、1.5円配当に修正。また同時に上場株の
7.5%50万株1.5億円を上限とした自社株買い枠を設定。2003年3月期連結、売上高85
億円(前年同期比6.3%減)、経常利益2.7億円、当期純利益0.9億円、期末配当1.5円。
2004年3月期見通し、売上高93億円、経常利益5億円、当期純利益2.8億円、期末配当
4円〜5円。


◆共立(6313)
330 +16 +5.10% 
昨日は仕手系材料株が動意付き、同社にも出遅れ感からの注目度が集まってきてい
る。日証金などが同社の注意喚起措置を取り消したことも、物色意欲を高めさせる
材料となっている格好。


◆丸山製作所(6316)
147 +23 +18.55% 
SARS関連株として物色される。SARSへの対応として農業用の防除機を利用
してSARSの消毒に利用しているケースが多い。具体的には、動力散布機にミス
ト装置を取り付け、ミスト機として消毒剤を散布したり、背負動噴、バッテリー噴
霧機で消毒しているほか、ビルの外壁を丸ごと消毒剤で洗ってしまう方法などがあ
る。同社では消毒に関する様々なノウハウや環境衛生機器等の機械を扱っているこ
とが注目。消毒剤の噴霧器を約100台、上海の医療機関に送ったと伝えられている。
投資集団『泰山』の名を語った偽レポートが出ていたが、低位業績回復株の流れに
も沿っている。


◆三菱化工機(6331)
171 +2 +1.18% 
2003年3月期連結決算。海外大型工事が寄与し売上が増加したが、投資有価証券評価
損の計上により純利益は若干の黒字にとどまった。売上高426億円(前年同期比10.1%
増)、経常利益4.4億円、経常利益0.4億円、無配。2004年3月期見通し、売上高385億
円、経常利益6.4億円、当期純利益3.2億円、無配。


◆東精エンジニアリング(6385)
927 +60 +6.92% 
3日続伸で1/30以来の900円を回復している。新光証によるレポートが材料視されて
いる。新光では27日付けレポートで、レーティングを「1」としてカバレッジを開始
している。


◆ヤマダコーポ(6392)
150 +5 +3.45% 
2003年3月期連結決算。売上高74.6億円(前年同期比9.2%増)、経常利益2.6億円、当
期純利益1.3億円。2004年3月期見通し、売上高73.5億円、経常利益1.7億円、当期純
利益1.1億円。


◆JUKI(6440)
253 -6 -2.32% 
昨日の決算内容は期待はずれとの見方になる。前期の経常利益は従来予想の30億円
から22億円に下方修正、今期の経常利益は55億円と拡大の見通しだが、期待はもっ
と上にあった。


◆光洋精工(6473)
691 +25 +3.75% 
反発で5/16以来の700円を回復している。大和ではレーティング「1」を継続。過去
最高の営業利益が予想される05年3月期の予想PERは割高感が小さいことが最大の
理由とした。


◆ソニー(6758)
3,000 --- 0.00% 
UBSWでは投資判断を「BUY」から「NEUTRAL」に、目標株価を6690円
から3400円に引き下げている。2005年度まで同社事業の収益性改善が大きく見込め
ないためとしている。なお、本日、マネジメント・ミーティングが開催される予定。


◆ケンウッド(6765)
261 -9 -3.33% 
一時、18円(6.7%)高の288円と、2001年5月以来約2年ぶりの高値を付けた。リストラ
関連銘柄として、好業績期待から個人投資家の押し目買いが入った。前日の米国株
式相場が大幅高になったことも追い風になった。ただ、午後の取引に入って、利益
確定の売りに押されジリジリと下落する展開に転じた。売買高は3625万株で同2位。
売り残が76万株増加の1198万株、買い残が238万株減少の1244万株と需給妙味も増幅。


◆ヨコオ(6800)
843 +52 +6.57% 
ここ上値の重い動きが続き、昨日は引け際に見切売りと見られる投げが出て、およ
そ3週間ぶりに800円台を割り込んだ。本日は、寄付の処分売りを外資系証券の買い
が吸収し、すんなり切り返してきた。自動車向けと携帯電話向けが両輪。自動車の
電装化、次世代携帯電話の普及、さらに業界内でのシェア拡大により業績を大きく
伸ばしている。足元では高速道路のETC向けのアンテナが増勢基調。先では地上
波デジタル登場でビジネスチャンスが膨らむと期待される。


◆鷹山(6830)
30,500 -800 -2.56% 
昼ごろに報じられた大量保有報告書によると、同社の第2位株主「ミリオンストー
ン」が同社株の一部を売却していたことが明らかになる。従来は9.5%を保有してい
たが、一部を売却した結果、保有比率は8.1%に。


◆三井造船(7003)
119 +1 +0.85% 
三井海洋開発がこの日に東証への上場が承認された。三井造船は320万株の株式の売
り出しを行う予定である。売り出し価格決定日6月20日。


◆日産自動車(7201)
898 +23 +2.63% 
米国の株高や為替の円安傾向を受けて自動車株全般が堅調となるなか、同社株の上
昇が目立った。同社は27日、米国で2カ所目となる完成車の生産拠点、キャントン工
場の操業を開始。今回の工場新設で、北米市場での販売拡大を目指すことがあらた
めて評価され、同社株を見直す動きが強まった。


◆日野自動車(7205)
520 -7 -1.33% 
モルガンが投資判断を「イコールウエイト」から「アンダーウエイト」に格下げし
ている。今後のトラック需要の不透明感、自動車業界内における株価の割高感を格
下げの背景としている模様。


◆NOK(7240)
1,604 +41 +2.62% 
反発、再び1600円を回復しているが、週初の高値超えられず。CSFBでは今期の
会社計画は非常に保守的との判断から投資評価「OUTPERFORM」を継続。
目標株価は業績予想の見直しに伴い1650円から1800円に引き上げた。


◆東京部品工業(7277)
158 +8 +5.33% 
年初来高値を更新。27日に発表した前2003年3月期の連結売上高は7.6%増の262億円、
経常利益は前期の3億6000万円の赤字に対して10億9400万円の黒字に転換した。ト
ラック販売の好調を受けて主力のトラック部品が好調に推移。今2004年3月期の売上
高は12.4%増の295億円、経常利益は18.8%増の13億円を計画している。


◆アドヴァン(7463)
836 -12 -1.42% 
350万株28億円を上限とした自社株買い枠を設定したと発表。


◆ワタミ(7522)
671 +24 +3.71% 
2003年3月期連結決算。売上高506億円(前年同期比18.5%増)、経常利益30億円(同
20.5%減)、当期純利益13.7億円(同21.2%減)、期末配当15円。2004年3月期見通し、
売上高640億円、経常利益42億円、当期利益19億円、期末配当7.5円(年15円)。


◆エルエスフエンス(7540)
420 +40 +10.53% 
連日で年初来高値を更新。前日に発表した決算内容が材料視される。今期の会社計
画は大幅な増益を見込んでおり、予想EPS135.64円から算出した予想PERは2.8
倍に過ぎない。最近の“好決算かつ低PER”銘柄を物色する流れに乗っていると
みられる。


◆栄電子(7567)
330 +80 +32.00% 
ストップ高と3月高値更新。昨日に決算発表、開拓してきた産業機械メーカー向け電
子部品の伸びから2003年3月期経常経常損益が1億8900万円の黒字化(前期5500万円の
赤字)、2004年3月期は3億8100万円と続伸することを好感。PERも7倍台と割安な
ことも見直されている。


◆東京衡機製作所(7719)
88 +11 +14.29% 
上場廃止となる時価総額規制には抵触していないものの、それに近い時価総額水準
とここ人気の時価総額低位銘柄の一角。業績回復と原子力発電所の金属疲労、ひび
割れ検査装置を材料にしている。東北地震による新幹線橋梁損傷などが発生、老朽
化なども一因とされているため、同社の疲労試験機などの需要拡大思惑を唱える向
きも。


◆インターアクション(7725)
490,000 +50,000 +11.36% 
前日は1:2の株式分割に伴う権利落ちを迎え、ストップ高比例配分となっていた。
本日も買い気配からのスタートとなり、現在の気配値はついに01年2月に付けた分割
修正後の上場来高値を上回った。


◆キヤノン(7751)
4,800 +60 +1.27% 
米国株高を受けてハイテク株は総じて買い先行の展開。とりわけ、ユーロ/円が過
去最高値を更新しており、欧州向けの売上比率が高い精密機器などが、ユーロ高メ
リット銘柄として注目。


◆フジシール(7864)
3,500 +10 +0.29% 
大和総研による強気のレポートが観測される。世界トップを目指すシナリオは着々
と進行しているとして、投資判断「1」を継続。また、今期の業績予想を上方修正
している。


◆トミー(7867)
1,086 +100 +10.14% 
ストップ高。みずほの買い手口が目立つ。本日特に目新しい材料は見当たらないが、
好業績に対する見直し買いが大口で入ったものと観測される。決算は先週20日に発
表される。年初来高値更新で追随買いも入り、出来高も漸増している。


◆ルック(8029)
1,507 -3 -0.20% 
投資集団『泰山』の本命格の銘柄として人気化してきたが、昨日、『泰山』を率い
る加藤氏がレポートを作成・配布したことをきっかけに再度買いを呼び込んでいる
格好。


◆スターゼン(8043)
172 -18 -9.47% 
27日に20%超の株価上昇率となった後だけに、利益確定の売りが先行。東証1部の値
下がり率2位。


◆キヤノン販売(8060)
878 +37 +4.40% 
2003年3月期連結決算の業績下方修正。外形標準課税導入に伴う繰越税金資産の見直
しや子会社株式売却益が減少したことが要因。当期利益10億円(前予定32億円)に下
方修正。


◆菱洋エレクトロ(8068)
897 +27 +3.10% 
一時、41円(4.1%)高の911円まで買い進まれた。携帯電話向けを中心に半導体の出荷
が好調で中間期業績予想を増額修正したため、業績は前期を底に回復に転じる可能
性が出てきたとの見方が広がった。


◆ナラサキ産業(8085)
123 +16 +14.95% 
低位業績回復株の出遅れ株物色の流れが続いているが、この流れに乗ることや、こ
こ人気のデジタルアドベンチャーを買ってきたファンド筋が注目していることなど
から人気を集める。


◆川鉄商事(8110)
125 +10 +8.70% 
先週末に発表した好決算への評価が続く。今期は22%経常増益見通しでEPSは30円
強の水準、PERは4倍と割安感が強い状況になる。


◆上新電機(8173)
242 +21 +9.50% 
前2003年3月期の連結経常利益は5億円と2002年3月期の48億円の赤字に対して黒字転
換を実現、今期についても15億円を計画している。体質改善が評価されるとともに、
プロ野球阪神タイガースの快進撃が好感されているとの見方もある。同社は阪神タ
イガース球団とスポンサー契約を結び、今年の阪神主催の公式戦70試合で使われる
ヘルメットに「Joshin」のロゴを入れている。阪神の好調で広告宣伝効果が
高まるとの見方から買われている。


◆UFJHD(8307)
114,000 +3,000 +2.70% 
3日続伸。大手銀行株は軒並みプラスサイドでの値動きとなる。りそなHD(8308)の
事例を契機に、繰延税金資産の厳格化も避けられず、2003年度にはいよいよ大手銀
行も正念場を迎える可能性が高いと、大和では考えている。また、特別支援金融機
関となったりそなでも株価が反発したのであれば、公的資金注入は他陣営ではさら
にプラス材料と捉えることが出来るとみている。


◆みずほFG(8411)
72,000 -800 -1.10% 
昨日の午後にドイツ証券が「BUY」から「HOLD」に格下げと報道されたが、
昨日に引き続きドイツ証券の売りが売り手口の4位となる。売り買いの手口は短期資
金のネット系が目立つだけに上値が重くなる。


◆武富士(8564)
6,560 +20 +0.31% 
集英社が発行する週刊誌プレイボーイの特集において名誉と信用が著しく毀損され
たことで、集英社を相手取り合計153.3億円の損害賠償と謝罪広告費用を求める訴訟
を行った。


◆住友不動産(8830)
414 -1 -0.24% 
反発。大和ではレーティング「1」を継続している。東京オフィス市場は景気悪化に
より一段の空室率上昇が予想されるが、リーシング状況は堅調であるとみている。


◆ダイア建設(8858)
67 -8 -10.67% 
5日ぶりに急反落。りそなの実質国有化により、金融支援要請などへの先行き不透明
感が改めて強まる展開。昨日決算発表を行っているが、金融支援決定は発表されず、
先送りされる状況となる。


◆三洋電機クレ(8565)
1,365 -15 -1.09% 
先週の日興シティのレポートが話題となってきている。日興シティでは投資判断を
「3H」と弱気に見ており、ターゲットプライスは600円としている。翼システム向
けの債権を500億円以上と推定しているが、これらの債権には引当金を積んでおらず、
今後業績を悪化させる要因とみている。


◆東武鉄道(9001)
343 +2 +0.59% 
この日に発表した決算と今期見通しが前場より期待されていた。2003年3月期連結、
売上高6855億円(前年同期比0.2%増)、経常利益338億円(同40.3%増)、当期純利益105
億円、期末配当配当5円。2004年3月期見通し、売上高6740億円、経常利益190億円、
当期純利益75億円、期末2.5円配当(年5円)。


◆第一中央汽船(9132)
57 +7 +14.00% 
合理化に伴う費用や株式評価損で膨らんだ累積損失33億円を法定準備金の取り崩し
で一掃、来期の復配が見えてきたことを好感する買いが入ってきている。


◆日本テレコムHD(9434)
323,000 -44,000 -11.99% 
一時、4万8000円(13%)安の31万9000円と、4月28日以来1カ月ぶりの安値をつけた。
2004年3月期業績の減益見通しが弱材料視されているもようで、相場全般が高くなっ
ているなか、同社株は売りが先行。東証第1部で下落率1位。野村では投資判断を
「2」から「3」に引き下げている。野村の売りが目立つほか、日興シティなどの売
りも目立ってきている。


◆光通信(9435)
2,275 -5 -0.22% 
2003年連結決算。売上高1231億円、経常利益34億円、当期純利益79億円赤字、無配。
2004年3月期見通し、売上高1500億円、経常利益80億円、当期純利益40億円。


◆東急観光(9727)
113 +13 +13.00% 
一時、25円(25%)高の125円と大幅に上昇し、年初来高値を更新。親会社の東京急行
電鉄が第三者割当増資を引き受けることが決まり、財務内容に対する不安が後退。


◆オオバ(9765)
70 --- 0.00% 
2003年3月期連結決算見通しの下方修正。売上高124億円(前予想125億円)、経常利益
1.2億円(同0.7億円)、当期純利益5.1億円赤字(同3.5億円赤字)。


◆大新東(9785)
246 +50 +25.51% 
連続ストップ高。2004年3月期最終損益が前期の26億円の赤字から13億円の黒字転換
との決算予想を評価した買いが継続。相場は依然として好決算買い、悪決算売りの
展開が続いている。





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◆指標外国証券、買い2050万株、売り1680万株、差引き370万株の買越し。4日連続
の買越し。
前場成行き注文、買い3050万株、売り1730万株、差引き1320万株の買越し。
昼休みバスケット取引、約498億円が成立。





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●米ニューヨーク・タイムズ紙は、竹中経済財政・金融担当相が早ければ9月に大学
に復帰するため、準備をしていると報じた。竹中担当相は過去数カ月の間に米北東
部名門8大学の少なくとも1校と連絡をとり、教職や客員教員として滞在することな
どについて話し合った。担当相と話した3人の関係者が明らかにした。ニューヨー
ク・タイムズ紙は竹中担当相とのインタビューを求めたが、金融庁は同相にその問
題についての質問に答える時間がなく、金融庁も竹中氏の個人的問題にコメントで
きない、として退けた。



●小泉首相は、今後とも金融危機を起こさせないよう対応に万全を期す、と述べた。
小泉首相は、りそな銀行への公的資金注入は、「金融危機を未然に防ぐ、政治的な
決断だった。金融危機を起こさない、預金者に不安を与えない、取引先企業に混乱
を与えない観点からしかるべき措置を講じた」と説明。そのうえで、今後について
も、「金融危機は起こさせない。その対応に万全を期したい」と述べた。また、首
相は、2002年度の実質経済成長率が政府見通しを上回り、1.6%成長となったことを
挙げ、「あまりの悲観論はいかがなものかと思う」と述べた。



●塩川財務相は、金融機関の不良債権処理促進税制のひとつである無税償却対象拡
大について、政府税制調査会が6月をメドに方向を示すとの見通しを示した。塩川財
務相は、金融機関の不良債権処理税制のうち、政府税調が一番に取り組んでいるの
は無税償却に関する部分だとし、「早急に結論を出したい。6月をメドに方向を出
す」と述べた。一方、欠損金の繰り戻し期間の延長については、企業会計との関係、
書類保存期間との関係などがあり、「結論までに若干時間がかかる」と述べた。





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■2002年国民生活基礎調査(厚生労働省)
01年の1世帯当たりの平均所得は前年比2・4%減の602万円で5年連続のマイナス。最
高だった1994年の664万円から62万円の減少で、90年当時の所得水準にまで落ち込ん
だ。生活を「大変苦しい」と感じている世帯が22・2%、「やや苦しい」が31・6%で、
5年連続で半数以上が「苦しい」と回答した。長引く不景気の影響が浮き彫りになっ
た格好だ。ただ、18歳未満の子供がいる世帯は60・8%が「苦しい」と回答した半面、
65歳以上の人だけか、これに18歳未満の子供を加えた「高齢者世帯」では48・2%に
とどまった。子育てや住宅ローンなどがのしかかる世代の方が、より切実に生活苦
を実感している結果となった。調査は昨年6、7月に全国の約4万6000世帯を対象に実
施した。



■5月の中小企業景況観測調査(商工中金)
景況判断は前月比0.4ポイント低下。2カ月連続で低下となった。ただ、6月は上昇を
見込んでおり、景況判断は依然として上昇・低下を繰り返す動きが続いている。4月
の売上高は、前年比+1.1%と2カ月ぶりに増加。5月、6月もいずれも増加を見込む。
販売価格については、「下落」超幅が拡大。仕入れ価格は「下落」超に転じた。採
算状況と資金繰りは「悪化」超幅が拡大。この調査は、商工中金取引先の中小企業
800社を対象としたもの。今回の調査時点は5月14日。



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