メルマガ:地方の札所を巡る旅
タイトル:NO=007 2003−5−25 若狭33観音7 上中  2003/05/25


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 2003ー05-25---------第007号 (毎週日曜日発行) 
  地方の札所を巡る旅  若狭三十三観音7 上中
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上中 若狭三十三観音 9番札所 【天徳寺】 高野山真言宗 

R27を小浜方面に8k、天徳寺の信号を左折、
突き当たりの「若狭爪割名水公園」の一角に【天徳寺】はある。

入り口に天徳寺会館がありその前が駐車場、
川の流れに沿って奥に進む、右手に『本坊』
本坊には岩と苔で造られた江戸時代の名勝庭園がある。
本坊から観音橋を渡り奥に進むとやや高台に『本堂』がある。
豪華な厨子にご本尊秘仏馬頭観世音菩薩が祀られている。

本堂から更に奥へ、長い石段を登った所に『阿弥陀堂』が建つ、
ご本尊阿弥陀如来は平安期の作、重要文化財指定の穏やかな表情の仏様、
合わせて聖観世音菩薩、勢至菩薩が祀られている。

お堂の周りには、
時計回りに四国八十八ケ所の本尊石仏が苔むした台座に
50cm間隔でずらりと並んでいる様子は壮観である。

阿弥陀堂から山道を更に奥へ、名水百選に選ばれた「瓜割の滝」に行き着く、
深い木立に包まれた谷合に大岩が座り、岩から2本の滝が流れ出ている、
と言いたいが2ケ所から湧水が出ているといったほうが正しい、
この水は水量が豊富で爪が割れるほど冷たいと言うことで「爪割の霊水」と呼ばれています。この名水で喉を潤し杉木立の中を下山の途に着く。

所在地 遠敷郡上中町天徳寺38−3  0770−62−1038

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       緑の中を散策しながら参拝をする。
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