メルマガ:株式情報局
タイトル:【株式情報局ニュース】 2003/05/16大引け  2003/05/17


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株式情報局
2003/05/16大引け

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◆プラント関連
千代田化工(6366) 487 +21 +4.51% 
東洋エンジ(6330) 240 +35 +17.07% 
日揮   (1963) 907 +28 +3.19% 
トーヨーカ(6369) 117 +5 +4.46% 
三菱化工機(6331) 170 +9 +5.59% 
新興プラン(6379) 105 +3 +2.94% 
東洋エンジと千代化建についてはロシア・サハリンでの大型LNG生産基地の建設
を約3000億円で受注したと報じられたのが手掛かり。プラント商談としては過去最
高規模といい、これが両社の今後の収益を押し上げると見られる。また、イラク戦
争の終結を受けてペルシャ湾岸各地では大規模ガス田や天然ガス輸送パイプライン
などエネルギーの大型プロジェクトが相次いで動き始めており、日揮を含めたプラ
ント各社や大手商社など日本の関連企業にも恩恵が及ぶとの見方が浮上している。
伊藤忠  (8001) 250 -7 -2.72% [サハリン1]
丸紅   (8002) 117 +1 +0.86% [サハリン1]
三井物産 (8031) 569 -3 -0.52% [サハリン2]
三菱商事 (8058) 718 -22 -2.97% [サハリン2]



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◆極洋(1301)
131 --- 0.00% 
400万株8億円を上限とした自社株買いを取締役会で決議し定時株主総会に付議する
と発表。


◆大成ユーレック(1922)
127 -2 -1.55% 
大成建設との株式交換による完全子会社化の情報の周知徹底のため。交換比率は、
大成建設(1801)0.45株と大成ユーレック(1922)1株。


◆日本コムシス(1947)
487 -21 -4.13% 
4日ぶり反落。昨日は決算発表後、今期の業績見通しの強さを好感して上昇したが、
本日は朝方から戻り売り優勢の展開。モルガンでは、今期の利益計画達成はかなり
厳しいとして、上値を追うのはリスクが高いと判断している。投資判断は
「Equal-weight」。


◆キューサイ(2596)
458 -2 -0.43% 
自社株を3月11日〜5月16日の期間に4.87万株1928万円を東証の市場で買い付けを
行ったと発表。


◆ゲオ(2681)
488,000 +31,000 +6.78% 
大幅続伸。業績および配当予想の上方修正を好感。ゲーム関連商品の拡大などから、
03年3月期の売上高および経常利益予想を上方修正しや。一方、保有有価証券の評価
損により最終利益は若干の下方修正となっているが、期初計画を上回ったため期末
配当予想を引き上げている。


◆ワイ・アリーバ(2758)
35,600 -4,150 -10.44% 
経営陣の対立を嫌気。前日に、事業拡大を担ってきた門田氏と青木氏がそろって取
締役を退任すると発表している。経営陣の対立は以前から表面化していたが、一向
に収束しないことから、嫌気材料として捉えられている。


◆日本風力開発(2766)
920,000 +59,000 +6.85% 
連日の上場来高値更新。ここ政府が風力発電普及に向けて政策を強化をしているが、
前日に九州電力系の西日本プラント工業と九州で風力発電所の適地を探す新会社を
折半出資で設立するとの新たに材料が表面化、さらに人気が盛り上がっている。


◆フィールズ(2767)
800,000 +90,000 +12.68% 
3月に新規上場したパチンコ、パチスロ機器メーカー。ここ直近の新規上場株が人気
となっており、同じ新規上場株で仕手化加速となってきたワコム(6727)を買ってい
た筋も介入との思惑も出ている。


◆東洋水産(2875)
1,303 +34 +2.68% 
2003年3月期連結決算と200万株25億円を上限とした自社株買いを発表。売上3193億
円(前年同期比2.1%減)、経常利益189.7億円(同17%増)、当期利益73.9億円、期末配
当17円。2004年3月期見通し、売上3230億円、経常利益194億円、当期利益98億円、
期末配当12円。


◆富士紡績(3104)
83 -1 -1.19% 
2004年3月期の決算予想は、さほど悪くは無いが配当が予定されていないことを嫌気。
2003年3月期、売上550億円(前年同期比8.6%減)、経常利益17・8億円、当期利益19.8
億円、無配。2004年3月期見通し、売上510億円、経常利益23億円、当期利益23億円、
無配。


◆アイカ工業(4206)
960 -4 -0.41% 
三井物産(8031)との共同出資で中国に生産会社を設立したことを材料視する向きも。
上海地区でのマンション建設ラッシュや日系進出企業の増加に対応するのが狙い。


◆宇部興産(4208)
171 +1 +0.59% 
2003年3月期連結決算。売上5135億円、経常利益160億円、当期利益81.2億円、期末
配当3円。2004年3月期見通し、売上523億円、経常利益180億円、当期利益100億円、
期末配当3円。


◆三共(4501)
1,513 +4 +0.27% 
4日ぶりに反発でスタート。ここ2日間きつい下げとなっていたが、本日は社長交代
人事なども評価材料とされて切り返す動きが先行。その後、昼休み中に発表した決
算内容が嫌気されて急落する局面も見られた。前期経常利益は微減益、今期は25%減
益になる見通しとしている。今期の見通しに関しては悲観的な見方が最近強まって
いたため、引けにかけては買い戻しの動きも交えて再度プラス圏。


◆武田薬品(4502)
4,550 +120 +2.71% 
3000万株1400億円を上限とする自社株買いに踏み切る見通しと報じられている。
「代行返上」売り圧力を和らげる効果があるとして、評価材料になっている模様。
決算発表後も買われる。今期の営業利益も増益見通しとしている。


◆山之内製薬(4503)
3,150 +130 +4.30% 
15日発表の2003年3月期連結決算、04年3月期連結業績見通しで、足元の業績好調が
確認できたため買い安心感が広がった。主力の排尿障害治療薬「ハルナール」や高
脂血症治療薬「リピトール」のさらなる伸長で安定的な収益拡大が可能との期待が
広がった。


◆杏林製薬(4560)
1,215 +31 +2.62% 
3日ぶり反発。新しい作用メカニズムを持つ高脂血症治療薬の臨床試験を開始したこ
とを明らかにしており、材料視する向きも。悪玉コレステロールや、中性脂肪も低
下させる効果などがあるとしている。


◆OLC(4661)
4,950 +50 +1.02% 
リーマンでは投資判断を「オーバーウエイト」に引き上げている模様。目標株価は
6000円と設定している。ここまでの株価下落過程において、悪材料はほぼ株価に織
り込まれたと判断している模様。



コニカ (4902) 1,041 -28 -2.62% 
ミノルタ(7753)  639 -14 -2.14% 
8月5日に経営統合する2社が反落。15日に発表した2003年3月期連結決算ではデジタ
ル複合機やデジタルカメラなど主力事業の好調でいずれも連結営業利益が会社計画
を上回り過去最高となったことに加え、負債を急速に減らしつつあることも評価に
つながり、一時1%超上昇する場面もあった。ただ、その後利益確定の売りに押され
る展開に転じた。


◆大成ラミック(4994)
3,090 -500 -13.93% 
ストップ安。今期の営業減益見通しを嫌気する。今期の営業利益は16.3億円と微減
益の計画、成長イメージが強かっただけに、失望感が強まる格好。高評価を与えて
いたUFJつばさでは、保守的な計画としながらも、投資判断を「A+」から
「A」に引き下げている。


◆日本特殊陶業(5334)
801 -24 -2.91% 
一時、4/1以来の800円を割り込む。前期の電子部品の減益や円高の影響を懸念する
向きも。モルガンでは、自動車部品事業の拡大、ハイテク事業の赤字の縮小という
見通しに変化はないとし「Overweight」を継続している。


◆フジミインコーポレーテッド(5384)
2,700 +130 +5.06% 
買い先行。前日に発表した決算内容を好感。03年3月期実績は会社計画を上回り、大
幅な業績の回復を達成している。また、04年3月期の会社予想が四季報予想を大きく
上回ったことから、好材料視される。


◆住友金属工業(5405)
57 --- 0.00% 
2003年3月期連結決算を発表。売上1兆2246億円(前年同期比9.3%減)、経常利益413億
円(同5417%増)。当期利益170億円、期末配当1.5円。2004年3月期見通し、売上1兆
800億円、経常利益550億円、当期利益180億円、期末配当1.5円。


◆栗本鉄工(5602)
176 -1 -0.56% 
利益準備金の減少と自社株買いを取締役会決議し株主総会に付議すると発表。自社
株買いの枠は、450万株10億円が上限とする。利益準備金は25.76億円全額を減少す
る。


◆日本鋳造(5609)
87 +30 +52.63% 
ストップ高と急騰。三菱重工から大型の風力発電機用ローターヘッドを80機分受注
したと報じられたことが手掛かり材料。会社側では「87機を受注し、金額は約1億
6000万円。ローターヘッドは鋳物だが、発電の風車が80メートルの大きさがあり、
精密さと強固さが求められる。当社の技術が評価されたのだと思う。量産化しない
と利益は多いとはいえないが、今後の受注拡大に期待している」としていた。マ
ザーズの風力開発が人気化するなど、風力発電に対する関心が高まっており、
ディーラーなどの買い注文を集める。株価が2ケタで個人にも手掛けやすい面もある。


◆東プレ(5975)
504 -1 -0.20% 
2003年3月期連結決算と200万株10億円を上限とした自社株買いを発表。売上630億円
(前年同期比8%増)、経常利益58.3億円(同33・8%)、当期利益26.9億円(同197.4%増)、
期末配当4.5円。2004年3月期見通し、売上665億円、経常利益54億円、当期利益32億
円、期末配当4.5億円。


◆東芝機械(6104)
290 +7 +2.47% 
3営業日ぶりに年初来高値を更新。受注増を背景にした業績急回復が指摘されており、
今月21日に発表予定の前2003年3月期決算は連結経常損益が前期の6億6400万円の赤
字から8億円前後の黒字に転換したもようで、これを受けて4期ぶりに復配する予定。
足元でもIT関連向けの射出成形機や自動車向けのダイカストマシンのほか、昨年
分社化した工作機械などの受注も好調に推移しており、4月の工作機械の受注高は前
年同月比21%増。前期の復配や今2004年3月期の大幅増益を予想した見直し買いが断
続的に流入して株価をジリジリと押し上げる形になる。


◆東洋エンジニアリング(6330)
240 +35 +17.07% 
英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェル、三井物産、三菱商事が共同で進めている極東ロ
シアの石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」のLNGプラントを、千代田
化工建設とともに落札したと一部で報じられたことで、収益への貢献度は高いとの
期待が高まった。


◆三菱化工機(6331)
170 +9 +5.59% 
5日ぶりに急反発。東洋エンジや千代田化工が大型受注獲得の報道で賑わっておりプ
ラント関連銘柄の一角として、同社などにも注目が向かっている模様。トーヨ−カ
ネツなども高い。


◆小森コーポレーション(6349)
1,094 +44 +4.19% 
UFJつばさではレーティングを「B」から「A」に引き上げた。大幅赤字の米国
が収益均衡予想と改善する見通しや、ユーロ高、中国向け好調などを評価した。


◆千代建(6366)
487 +21 +4.51% 
サハリン2のLNGプラント受注獲得が材料視される。また、受注を逃した日揮も高
いように、湾岸でのLNG開発投資活発化報道もプラント業界のプラス材料に。な
お、サハリン2の受注額はコンセンサス以上の規模との見方にもなる。2003年3月期
連結決算。売上1663億円(前年同期比17.6%増)、経常利益23.9億円、当期利益19.9億
円。2004年3月期見通し、売上2000億円、経常利益42億円、当期利益34億円。


◆ブラザー(6448)
791 -45 -5.38% 
2003年3月期連結決算。売上4086億円(前年同期比7.4%増)、経常利益359億円(同
98.7%増)、当期利益221億円、期末配当3.5円。2004年3月期見通し、売上4220億円、
経常利益325億円、当期利益185億円、期末配当3.5円。


◆富士テクニカ(6476)
660 +100 +17.86% 
ストップ高。決算発表を境に買い物が殺到、前期業績が急回復したことに加えて、
今期も経常利益は23.5億円、前期比57%増益見通し。PERでみると一気に3倍台と
なっており、割安感が急速に強まる展開へ。今期の予想EPSは173.03円、前日の
終値ベースでのPERは3倍台に。


◆THK(6481)
1,275 +48 +3.91% 
昨日大引け後に、2003年3月期連結見通しの上方修正を発表したことを好感。UFJ
つばさではレーティングを「B」から「A」に引き上げた。04年3月期業績は慎重な
数字が発表される可能性が大きいが、業績の変化率は注目されると判断。


◆東洋電機製造(6505)
207 +10 +5.08% 
高値更新と上げトレンドを続けている。中国の地下鉄関連として人気化することが
多い銘柄だが、低位材料株が得意な特定筋が台湾新幹線絡みの材料をはやして介入
している。


◆高岳製作所(6621)
119 --- 0.00% 
中期経営計画の目標値下方修正を発表。2003年3月期目標値、売上472億円(当初予定
530億円)、経常利益11億円(同10億円)、当期利益1億円(同3億円)。2004年3月期目標
値、売上475億円(同560億円)、経常利益20億円(同25億円)、当期利益10億円(同10億
円)。2005年3月期目標値、売上490億円、経常利益30億円、当期利益15億円。


◆ソニー(6758)
2,920 -35 -1.18% 
2900円を割り込む。朝方こそ反発スタートとなったものの、モルガンからまとまっ
た売りが出た影響などから、前場引けにかけて下げ幅を拡大。5日移動平均線を割り
込んでいる。怪文書が出回っているとの声も。


◆コロムビア(6791)
101 +7 +7.45% 
今期の黒字転換見通しを好感。前3月期は7期ぶりの営業黒字化、今期は実に13期ぶ
りの最終黒字に転換する見通し。「再生」銘柄としてあらためて見直しの動き。


◆キーエンス(6861)
20,330 +650 +3.30% 
年初来高値を更新。13日に発表した前2003年3月期決算は連結経常利益が前期比21%
の400億円となったが、同時に公表した今2004年3月期予想では同利益が40%増の560
億円に拡大し、3年ぶりに史上最高益を更新する見通し。自動車関連の需要増などが
大幅な増益に結び付くと予想。これを受けてドイツ証券では14日付で同社株に対し
「買い」の投資判断を継続。レポートで「同社の『コンサルティング・セールス』
を中心とするビジネスモデルは競合企業に対し、相対的ではなく絶対的な強みを持
つ」と指摘。2万8000円の目標株価も継続していた。


◆日コーリン(6872)
1,560 -300 -16.13% 
ストップ安と3月安値を割ってきた。213万株の売り物を残し、この日の取引を終了。
赤字および無配転落を受け、ろうばい的な売りを浴びる。販売不振の動脈硬化測定
装置の在庫処理から2003年11月期の最終損益が35億2000万円の黒字から74億500万円
の赤字に転落するとの発表を嫌気。高成長イメージが強かった分、見切り売りが激
しく出ている。なお、大和では投資判断を「3」から「5」に引き下げた。「昨日発
表した決算も酷い物だが、高値で外資系証券が推奨してただけに被害者は多そう
だ」との声があった。


◆メガチップス(6875)
727 -100 -12.09% 
ストップ安比例配分、差引約70万株の売り物を残す。昨日決算を発表しているが、
今期の見通し悪化が売り材料とされる。2004年3月期経常利益が前期比47%減となる
見通しが出たことを嫌気した売り物がたまっている。地上波デジタル放送関連とし
て業績回復期待が高まっていたところでの減益継続予想だけに下げがきつくなる。


◆UMCJ(6939)
86,000 +3,500 +4.24% 
4月のBBレシオが前月に比べて悪化したことから、売り気配からのスタートとなっ
た。ただ、一部製品では既にフル稼働に近い状況にあるほか、受注拡大に伴って国
内での新たな生産工場の取得を検討中との社長コメントが一部で報じられており、
買い材料視されているとの見方。すでに2003年12月期最終損益は上方修正し22億
8000万円の黒字と3期ぶりの黒字転換を発表しているが、業績回復が再度報じられ、
株価が25日移動平均線を下回ってきたことから押し目買いが入ってきた格好。


◆曙ブレーキ(7238)
388 +55 +16.52% 
一時、71円(21%)高の404円と年初来高値を更新。15日に発表した前2003年3月期の連
結売上高は前期とほぼ同じ1265億円となったが、営業利益は52%増の84億円、経常利
益は60%増の78億円と大幅な増益を記録。製造所の完全分社化や生産統合等の事業戦
略、コスト削減の浸透により利益面は急改善。売上高原価率は80.3%と前期の82.7%
から2.4ポイント改善。今2004年3月期の連結売上高は8.2%増の1370億円、経常利益
は39.6%増の110億円を計画している。1株利益は約48円で、業績の急拡大と合わせ、
低いPER面が見直される。


◆カルソニックカンセイ(7248)
563 +27 +5.04% 
前日に発表された前2003年3月期の連結売上高は18.3%増の5450億円、経常利益は2倍
増の164億円。今期経常についても27.0%増の209億円計画が公表されたことで、業績
の急改善を評価する買いが集まっている。同社は社名の通り旧カルソニックと旧カ
ンセイが合併して2000年に誕生した日産系最大の自動車部品メーカー。日産の販売
好調に加え、合併によるスケールメリットが本格的に表れている。同社は2005年3月
期に連結経常利益率5%の数値目標を掲げている。売上高経常利益率は前期3.0%(前期
1.7%)、今期3.6%となる見通し。


◆グッドマン(7535)
2,810 +400 +16.60% 
ストップ高。アンジェス(4563)と提携したとの発表が材料視される。「血管内再狭
窄予防に関する独占的ライセンス契約を締結した」との内容。業績に与える影響は
不透明だが、人気銘柄のアンジェスとの提携で個人投資家の買いが流入している。


◆オリンパス(7733)
2,160 -15 -0.69% 
3日続落。ドイツでは、決算説明会を受けて投資判断を「BUY」から「HOLD」
に引き下げている。現段階では会社側の業績計画達成は難しいとしており、当面は
株価の上値余地も限られるとの見方。目標株価は2250円としている。


◆蝶理(8014)
76 -5 -6.17% 
2003年3月期決算と減資を発表。3月に発表した「新生経営計画」にもとづいて、190
億円の資本金を175億円減少して新資本金15億円とするが、発行済み株式数に変更し
ない。また、資本準備金159億円、利益準備金1.39億円も全額使用する。以上のこと
を同社の定時株主総会に付議する。2003年3月期、売上3673億円(前年同期比14.6%
減)、経常利益13.8億円(同10.3%減)、当期利益49.2億円赤字、無配。2004年3月期見
通し、売上3100億円、経常利益28億円、当期利益9億円、無配。


◆セイコー(8050)
460 +13 +2.91% 
セイコーエプソンの上場接近で思惑視する声もある。20日にも株式公募売り出し開
始と一部報じられている。資本関係などはほとんどなくなっているものの、以前か
らセイコーエプソンの上場観測の際には、物色されつづけていた。


◆阪和興業(8078)
221 +16 +7.80% 
4月16日に付けた年初来高値をちょうど1ヶ月ぶりに更新。今月22日発表予定の前
2003年3月期決算が従来予想を大きく上回った公算が指摘されているほか、今2004年
3月期業績も増益を予想する市場関係者が多く、来週の決算発表を先取りする動き。
前期の連結業績予想を会社側では9月中間決算発表の時点で売上高6470億円、経常利
益66億円と公表していたが、今月2日の日経新聞は「売上高は6820億円となったよう
だ」と報じ、営業利益についても「約100億円と前期の1.5倍前後に拡大したよう
だ」と伝えていた。会社側は業績予想を修正していない。


◆東陽テクニカ(8151)
961 +47 +5.14% 
2003年3月期経常利益予想は前期比強含み横ばいとの控え目な見通しが出たことから
4月にかけて突っ込んだが、そこから反転、本日は大手ガス商社の巴商会と自動車用、
家庭用コージェネレーション向け燃料電池の評価システムを開発したとのニュース
が出て買いが膨らんでいる。JPモルガン証券がレーティングを強気にするなどア
ナリストの評価も高まってきた。


◆加賀電子(8154)
1,460 +129 +9.69% 
受託生産の拡大から2004年3月期連結最終利益が前期比48%増の34億円と業績回復見
通しが出たことから見直し買いが流入している。


◆伊勢丹(8238)
715 -64 -8.22% 
2日続落。2004年3月期の連結営業利益は前期比22%減と2ケタの減益予想が明らかに
なり、失望売りが出た。市場コンセンサスは増益予想だった。運用悪化に伴う退職
給付費用の増加が減益見通しの背景となる。


◆りそなホールデイングス(8308)
58 -1 -1.69% 
2003年3月期末の連結自己資本比率が5%台半ばまで低下することが確実になったとの
一部報道があったものの、材料的には織り込みずみの。


◆アーバンコーポ(8868)
514 +80 +18.43% 
ストップ高。マンション引渡しの拡大から2004年3月期連結最終利益が前期比31%増
の25億円と続伸するとの見通しを好感。依然として好決算買い、悪決算買いの流れ
が続いている。


◆サンウッド(8903)
210,000 +20,000 +10.53% 
3日連続のストップ高。特に材料は出ていないようだが、ここサンシティ(8910)、
フージャース(8907)といった新興マンション株が出遅れ感から見直し買いを集めて
おり、同様に低PERに放置されていた同社株にも人気が波及した格好。また、同
社が森ビルグループに属することから、話題の六本木ヒルズに関わりがあるのでは
ないか、との思惑もはたらいている。なお、来週19日に3月期決算を発表する予定。


◆東海旅客鉄道(9022)
776,000 -13,000 -1.65% 
6営業日ぶり反落。ドイツ証によるレーティング引下げが話題。ドイツ証では、決算
は想定の範囲内であったが、ファンダメンタルズに対して株価が上昇し過ぎている
と判断し、レーティングを「Hold」から「Sell」へ引き下げた。


◆飯野海運(9119)
229 --- 0.00% 
2003年3月期決算と1000万株30億円を上限とする自社株買いを発表。売上559億円(前
年同期比10.6%減)、経常利益31.1億円(同11.6%減)、当期利益25.1億円(同89.2%増)、
期末配当6円。2004年3月期見通し、売上550億円、経常利益26億円、当期利益15億円、
期末配当6円。


◆ケイヒン(9312)
167 +13 +8.44% 
急伸、2月12日以来の高値更新。国内系証券の買い手口が目立つ。取り立てて材料は
観測されていないものの、先週一時動意付いており、その後の調整一巡感から本日
あらためて上値追いの動き。配当利回りの高さや業績変化率の高さなどをはやして
いる格好。決算発表日は5月23日を予定。


◆郵船航空サービス(9370)
1,500 +110 +7.91% 
大幅反発。業績予想の上方修正を好感。14日の一部新聞で前期の増額観測と今期の
減収減益観測が報じられており、今期の減収減益が嫌気されて前日までは売りが先
行していた。ただ、今期の減収減益はある程度予想されていたほか、前日に発表し
た会社側の上方修正内容が一部新聞報道の数値を上回ったことから、押し目買い意
欲が高まっている。


◆東洋埠頭(9351)
162 -5 -2.99% 
2003年3月期連結決算と300万株5億円を上限とした自社株買いを発表。売上271億円
(前年同期比5.7%増)、経常利益10.5億円(同6.6%増)、当期利益4.7億円赤字、期末配
当2.5円。2004年3月期見通し、売上280億円、経常利益11.5億円、当期利益5.7億円、
期末配当2.5円。


◆富士ソフト(9749)
1,608 +61 +3.94% 
野村が投資判断を「3」から「2」に引き上げており、評価材料とされる。野村では、
10月以降の業況回復を期待、業績回復局面での変化率に注目するタイミングが到来
してきたとしている。


◆日本システム(9759)
1,498 +197 +15.14% 
一時ストップ高。JPモルガンの買い手口が目立っている。JPモルガンでは昨日
付けで投資判断を新規に「オーバーウエイト」。なお、JPではアルファシステム
なども昨日、新規に「オーバーウエイト」格付け。


◆植松商会(9914)
120 +10 +9.09% 
資本準備金減少を取締役会で決議し株主総会に付議すると発表。現在、11.74億円あ
る資本準備金を5・87億円減少させ、新準備金を5.87億円にする。また、同時に発行
株数の21%あたる100万株、2億円を上限とする自社株買い取締役会で決議したと発表。


◆ソフトバンク(9984)
1,648 +133 +8.78% 
昨年11月18日底値の絶対期日が到来していることで売り方の踏み上げを誘っている。
直近の売り残も135万株増加の992万株(買い残は1166万株)とさらに売り込みが増え
ている。ネット証券の買い手口が中心となる。株価の賑わいに伴い、参加層も広が
る状況へ。



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◆指標
日経225 8,117.29 -6.11 
日経300 155.92 -0.49 
TOPIX 819.17 -0.91 
日経ジャスダック平均 1,063.11 -1.40 
日経225先物期近 8,110 -20 

外国証券、売り2630万株、買い2260万株、差引き370万株の売越し。
前場成行き注文、売り1870万株、買い2390万株、差引き520万株の買越し。
昼休みバスケット取引、約321億円の取引が成立。
後場成行き注文、売り1160万株、買い1120万株、差引き40万株の売越し。



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●1─3月期の実質GDP伸び率は前期比0.0%(年率換算0.0%)となり、景気の横ばい
状態を示唆した。民間最終消費支出や民間企業設備投資などの民需がプラスで健闘
する一方で、これまで成長をけん引してきた外需の寄与度がマイナスに転じて、ゼ
ロ成長となった。

<内需寄与度+0.2%、外需寄与度‐0.2%>
寄与度でみると、内需の前期比+0.2%に対し、外需は同‐0.2%だった。外需寄与度
は2002年10─12月期の同+0.4%からマイナスに転じた。

内需では民間最終消費支出(前期比+0.3%)、家計最終消費支出(同+0.3%)、帰属家
賃を除く家計最終消費支出(+0.3%)、民間企業設備投資(同+1.9%)が前期比プラス
となり、民間住宅投資(前期比‐1.2%)と民間在庫品増加(前期比寄与度で同‐0.2%)
の減少を補った。
内需+0.2%の内訳(寄与度)は、民間需要が前期比+0.2%(そのうち民間最終消費支出
が同+0.2%、民間住宅が同‐0.0%、民間企業設備投資が同+0.3%、民間在庫品増加
が同‐0.2)、公的需要が前期比‐0.1%(そのうち政府最終消費支出が同+0.1%、公的
固定資本形成が同‐0.2%、公的在庫品増加が同0.0%)。

<個人消費は上向く、設備投資は4期連続のプラス>
個人消費と設備投資の民需2本柱はプラスとなった。民間最終消費支出は、前期比
+0.3%となり、10─12月期の0.0%から上向いた。民間企業設備投資は同+1.9%で、
10─12月期の同3.0%から減速したものの、プラスを維持した。

一方、輸出入の動向をみると、財貨・サービスの輸出は前期比‐0.5%となり、10─
12月期の同+4.5%からマイナスに転じた。輸出は同+1.4%で、10─12月期の同
+1.6%からプラス幅が縮小。その結果、外需寄与度が‐0.2%となり、10─12月期の
+0.4%から一転してマイナスの寄与となったかたちだ。

<GDPデフレーター>
1─3月期のGDPデフレーターは、前年同期比‐3.5%で10─12月期の同‐2.3%から
下落幅が拡大。GDPデフレータ−は、98年4─6月期以来20期連続で下落している。
国内需要デフレーターは同‐2.9%で、こちらも10─12月期の同‐1.8%からマイナス
幅が拡大。



●竹中経済財政・金融担当相は、今朝公表された1-3月期GDPを受けて、水準から
みて景気は悪化はしていないが、四半期ベースの伸び率が低下しており、減速の姿
が出ていると述べた。
衆議院財務金融委員会で中塚委員(自由)の質問に答えたもの。
竹中担当相は、1-3月期GDPについて、「景気は全体として持ち直しの動きとなる
なか、足元は横ばい、踊り場と判断しているが、そういう姿が数字に表れている」
と述べた。ただ、デフレータが‐3.5%となったことに触れ、「実質成長率は厳しい
ながら予想通りだが、デフレは厳しい」との認識を示した。
“景気は悪化、減速しているのではないか”との指摘に対し、担当相は、「景気の
水準は下がっていないので、悪化ではない。ただ、四半期ベースでは、4-6月期が
+1.3%、7-9月期が+0.8%、10-12月期が+0.5%、1-3月期がゼロ%成長となっており、
伸び率からみると、減速の姿が出ている」と述べた。
政策対応については、
1)特区や先行減税の周知徹底など構造改革の推進、
2)予算の機動的な執行、
3)証券市場の構造改革と活性化策を実行、
4)物価下落が深刻であり、日銀と連携して対応
の4点を挙げた。
財政政策については、「マクロで、財政の発動余地は非常に乏しい。思い切った財
政の発動は困難な状況にある」と述べた。税制改革についても、2003年度の改革を
定着させたうえで、中長期的な観点から議論を続けたいとした。



●福田官房長官は、けさ発表された1−3月期GDPが前期比0.0%の伸びとなったこ
とについて、四半期ごとのGDPの伸びは決していい方向に向かっていないとの見
解を示した。
福田官房長官は、閣議後の会見で、「四半期ごとにみると、GDPの伸びは決して
いい方向に向かっているわけではない。今後、十分注意しながら経済運営をしなけ
ればならない」と述べた。
また、14日に政府が発表した証券市場活性化策に対する株式市場の反応が思わしく
ないことについて認識を求められ、官房長官は、「証券市場は思惑で動く。対策を
やっていると織り込み済みとして、案が発表されると期待薄。この前の案は、ずい
ぶん前進している。証券市場そのものを活性化しなければならない、そういう観点
から考えると、(証券市場活性化策は)これから検討するものも含めて、活性化には
大いに貢献するのではないか」と述べた。
そのうえで、官房長官は、「いずれにしても、まだデフレの克服が課題として大き
い。適切な経済財政運営を行っていかなければならない」と述べた。



●竹中経済財政・金融担当相は、生保の既契約の予定利率引下げの問題について、
法制化に向けての検討を進める段階にきた、との認識を示した。
衆議院財務金融委員会で佐藤観樹委員(民主)の質問に答えたもの。
同相は、生保の予定利率引下げについて、「難しい問題を一生懸命勉強してきた。
法案を出すことで最終的な結論を得ているわけではないが、論点の整理をし、法制
化に向けての検討を進める段階にきた」と述べた。
佐藤委員が、予定利率引下げに際しては、生保に対してもっとディスクロージャー
を求めるべきだと指摘したのに対し、竹中担当相は、「その方針は一貫しており、
さらに強力に進めたい」とした。
その上で、「保険契約者が一方的な損を受けるものであってはならない。経営者の
責任は、十分に、何らかの見識を持った対応を保証するものでなければならない。
われわれも、契約者保護が重要で、その立場を重視することが基本と思っている」
とし、これらに十分配慮しながら、法制化に向けての検討を進めるとした。




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