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---| 非公式情報 |------------------------------------------------- <http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3D384F43742FA> アメリカの対イラク戦争は第2幕目へ By STRANGELOVE アメリカの対イラク戦争(第2次湾岸戦争)は第2幕目に入ったようだ。国民の対米感情が急速に悪化していたサウジアラビアで起こった『爆弾テロ』はその象徴的な出来事だと言えそうだ。 サウジアラビアの王室は12年間、アメリカ軍の駐留を許してきた。同国の基地が今回のアフガニスタンとイラクに対する攻撃で利用されたと信じている同国の国民は少なくない。そうした人々は王室を許さないだろうと指摘されていた。そうした環境の中で事件は起きたのだ。 攻撃目標は4か所だったが、その内のひとつはCIAと緊密な関係にある民間軍事訓練会社で、その背後にはアメリカの巨大軍需産業、石油産業が存在している。同社はブッシュ親子やリチャード・チェイニーにもつながる。 言うまでもなく、イラクでも反米感情は高まっている。バグダッドを占領した直後、米英軍は『市民に歓迎される解放軍』を演出していたものの、イラク市民の反米感情を完全に隠すことはできなかった。デモ隊に向けてアメリカ軍の兵士が発砲、死傷者まで出している。 こうした反米のうねりは中東全域に広がり、親米政権を揺るがす事態に発展している。その結果、アメリカ政府がイラク統治の責任者として据えた『復興人道支援室』室長のジェイ・ガーナー退役陸軍中将を引き上げざるを得なくなった。ミサイル防衛構想の中心人物のひとりで親イスラエル(リクード)派のガーナーを選んだこと自体、無神経すぎたのである。 もっとも、ガーナーの仕事を引き継ぐことになったポール・ブレマーも問題は多い。彼もガーナーと同じように、ドナルド・ラムズフェルド国防長官の友人。ヘンリー・キッシンジャー人脈だということも有名な話だ。これでイスラム教徒が納得するとは思えない。 また、欧米では米英両国政府がイラク攻撃の理由とした『大量破壊兵器』の問題も深刻化している。大量破壊兵器などが存在しないことは百も承知、そうしたことに関係なくアメリカを支持して『おこぼれ』を頂戴したいという人物もいたようだが、こうした主張を世界ですれば『強盗』と呼ばれるだけである。 ジョージ・W・ブッシュが大統領に就任した直後からアメリカは世界で孤立、アメリカ国民も彼らの思い通りには動かなくなり、しかも国防政策では軍の高官から公然と批判されていた。エンロンなどの不正行為も明るみに出つつあり、ビル・クリントン政権の軍事費削減は軍需産業を窮地に追い込んでいた。 こうした流れを『9/11』は止めたが、効果には限界がある。効果があるうちに支配力を絶対的なものにしたいのだろうが、この思惑通りにことは運んでいない。 まず、イラク攻撃前にアメリカは国連を無力化しようと試みたが、ヨーロッパやアジア、アフリカだけでなく『裏庭』のつもりでいた南アメリカやメキシコの支持を得られなかった。つまり、国連は予想以上に機能してしまったのだ。 現在、アメリカの巨大企業は『イラク復興』で大儲けしているが、中東だけでなく世界的に高まった反米感情は今後、アメリカを苦しめることになるだろう。アメリカの尻馬に乗った日本も同様だ。 ---| Website開設 |------------------------------- Kassiopeias Report <http://members.aol.com/Kassiopeias> #11 大量破壊兵器(2003年5月15日) アメリカ軍もイラクで大量破壊兵器は見つからないと判断、撤退へ。調査活動は新チームと交代。 ---| OPC:米国の極秘テロ組織 |------------------------------- <http://great.mailux.com/mm_search.php?sh_mm_id=MM3D8ADF9051062> 特別レポート「OPC:米国の極秘テロ組織」(600円)の販売が開始されました。 【内容】 第2次世界大戦後、アメリカには要人暗殺やクーデターを一手に引き受ける極秘チームが存在した。OPCである。1950年10月にCIAの中に潜り込むが、その後も破壊活動、秘密工作をOPC人脈は続けた。英国のある学者に言わせると、CIAはこうした人脈が隠れ蓑に使ってきたにすぎない。この特別レポートを読まずにアメリカの戦後史を語ることはできない。 |