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☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ●○●リハビリ介護の基礎知識●○● ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 平成15年5月15日 066号 毎日1つのリハビリ介護の用語を取り上げコラム風に解説致します。 忙しく時間に追われがちな在宅や施設などの介護現場ですが、日々の中 で知識や技術の吟味や確認も大切ではないでしょうか? 現場で役立つ用語を取り上げて行きたく考えます。 ===================================================================== 当メールマガジンへのご要望−ご批評−ご質問がありましたら下記まで ●掲示板● http://fc2bbs.com/bbs?uid=15360 ===================================================================== □今日の用語□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ No.066 ■言語(ことば)によるコミュニケーション(1)■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ 我々が『おとしより』と接する時、コミュニケーション(意思疎通)を行い より良い“関係作り”をおし進めて行く事が先ず前提となります。 しかしながら、現場ではコミュニケーション能力に問題を抱える方々は意 外と多く、いわゆる【コミュニケーション障害】の中身は複雑です。 少し難しくなりますが、ヒトが互いに意思疎通を行う場合【ことばの鎖】 という一連のサイクルがうまく噛み合う事が大切となります。 これは・・・ 『お互いにコミュニケーションをとる時、“ことば”を発して相手に自分 の考え、感情などを伝えようとします。同時に相手が伝えてきた考え、感 情などの(1)情報を受け取り(2)理解して、そして(3)適切な応答を行う という手段が必要』という事で 自分自身の中でこのサイクル(ことばの 鎖)が上手くまわることによって、コミュニケーションが保たれます。 “言語聴覚士(ST)”の先生方はこの【ことばの鎖】を評価して言語聴覚 の訓練を行います。 言語(ことば)によるコミュニケーション(3)がスムースに問題なく行える 為には、簡単にいうと(1)で主に耳で聞いて(2)の頭の中で十分理解する 過程が必要となります。 現場的には、(1)〜(3)のいずれの場所でも問題を抱えているケースが想 定されますし、いずれの部分も大切で欠かせないものです。また、各箇所 重複して問題を抱えている場合もあります。 サービス連携する事業所に言語聴覚士(ST)さんがいる場合、【ことばの 鎖】のどの部分に問題があるか?“コミュニケーション障害”の中身をよ く聞いて“関係作り”のポイントを把握するのも一手です。 次回も【ことばの鎖】をキーワードにもう少しこのテーマをお届けの予定 です。 ☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆───☆ ===================================================================== このメールマガジンは、下記のご協力で配信しております。 登録・解除につきましては、それぞれの発行システムでお願いいたします。 ●まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000105962.htm ●melma! http://search.melma.com/cgi-bin/search.pl?query=m00085098 ●Macky! http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=postcaretech ●MailuX http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E57758C39A20 ◎バックナンバーはこちらでご覧いただけます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000105962 ★【今日の用語】を明記したバックナンバーは、下記をから http://www.mailux.com/mm_bno_list.php?mm_id=MM3E57758C39A20&p_id=postcaretech98&password=post0903 ================================================================= □発行□ マガジン名 リハビリ介護の基礎知識 発行者 POST企画 caretech@iris.eonet.ne.jp 関連WEB ケアテクノのホームページ http://caretech.fc2web.com/c-index.htm ================================================================= |