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タイトル:Daily Drama Express 2003/05/06 顔(4)  2003/05/13


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2003/05/06 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル 顔
局  名 フジ系
放映日時 火曜21時
キャスト 平野瑞穂(仲間由紀恵)
 西島耕輔(オダギリジョー)
 神崎加奈子(京野ことみ)
 内村秀夫(海東健)
 今村真一(近藤芳正)
 七尾友子(田中律子)
 本間英一(升毅)
 亀田賢 (矢島健一)
 佐藤勇三(河原さぶ)
 相田咲子(黒坂真美)
 小松浩二(田中哲司)
 朝倉ちあき(立川絵理)
 石田満男(大林丈史)
 中嶋しおり(水橋貴己)
 中嶋健二(甲本雅裕)
 鶴田猛 (益岡徹)
 樋口京子(余貴美子)
脚  本 高橋留美

あらすじ  夜中、女性の部屋に何者かが侵入し、首を絞めて立ち去る。
 残された死体には、赤いマジックで、腕に倣漫、腹に死、太ももに
怪物、顔にメス豚 などが描かれていた。


 捜査会議室で、鶴田(益岡 徹)が捜査一課長に促され、まず報告
を始める。
「死因は頚部圧迫による窒息死、犯人の血液、体液、指紋も見つかっ
ておらず、ドアをピッキングで……被害者には、犯人によると思われ
る赤い油性のマジックで描かれた痕跡がありました。暴行の後は無く
死体の状況から怨恨か変質者の犯行かと思われます」捜査一課長(升
 毅)は「16年前にも絞殺した死体に赤いマジックで落書きされた
事件があった。同一犯と模倣犯この線で洗ってくれ」
若い刑事から質問が上がる「当時の事件上げられたんですか?」「迷
宮入りだ」「当時証拠は死体に描かれたマジックだけ。物的証拠も目
撃者もなかった」

 佐藤(河原さぶ)はタバコの火を力を込めて消す。その様子を西島
(オダギリジョー)は凝視していた。


 記者室で、内村秀夫(海東健)と臼井久雄(渡辺憲吉)が『遺体に
マジックで落書き!?』『猟奇殺人! 被害者は一人暮らしの美人美
容師』と書かれた記事を手に色めきたっていた。
 そこへ瑞穂(仲間由紀恵)が捜査一課長の会見の時間を知らせに記
者室へ入って来る。内村らの様子に「不謹慎です」と批難する。「世
間の感心があるのは異常犯罪とスキャンダル」と内村が答える。

 広報室に戻って来た瑞穂に、室長(近藤芳正)が「平野くん。捜査
一課に来てホローして、手が足りないらしい」と瑞穂に伝える。


 「平野巡査入ります」喜んで捜査一課に入ると、警務部の七尾係長
(田中律子)や加奈子(京野ことみ)まで、動員され電話対応に追わ
れいた。

 電話をとっている西島が手で呼んだので瑞穂が近寄ると「担当に変
わります」と西島に電話をかわられてしまう。戸惑う瑞穂を残し、西
島は出て行ってしまう。尾崎(品川祐)は「すいません」と頭を下げ
西島の後を追う。変わって瑞穂が電話口に出ると、「犯人は俺だ。
…・わはははははは」電話の相手は子供の悪戯電話だった「なによ」

 加奈子の電話相手は主婦からの苦情、朝倉(立川絵理)の相手は、
食事に誘ってくるじいさん。
瑞穂の入って来たのをみて七尾係長は「ごめんなさいね平野さんまで
借り出して。こういうねぇ、殺人事件は市民の関心が高いのよ。苦情
処理もれっきとした仕事のうちよ」七尾係長に励まされ瑞穂もまた苦
情電話をとるのだった。


 現場近くで聴き込みを続けていた西島と尾崎はは、不審者をみたと
いう女性から有力な情報を得ていた。不審者の目撃時間午前0時、マ
ンションから飛び出して来て、暗かったが女の人みたいで、髪はセミ
ロング、すっぱいみたいな鼻にツンと来る臭いがした。

 苦情処理がだいたい終わり、応援に来た瑞穂らが帰った一課に戻っ
た西島らは鶴田に報告する。鶴田もその目撃情報を重要視する。

 西島は資料室に入り、『関内OL殺人事件』の資料を読んでいた。
『1982年7月28日午前2時頃、死因絞殺遺体には赤マジックで
かかれた後があり…』「マジックで描かれた文字がわかんないと・・」
と独り言を言っていた西島の隣に、佐藤が来ていた「”醜”っていう
字だ。16年前の殺し担当は俺だ」そこへ、尾崎が飛びこんで来た。
「犯人を知ってるっていう人が現れました」

 「『柳邦彦(六平直政)』強盗殺人の死刑囚だ。こいつが犯人を知
ってるというんだ。死刑を引き伸ばすための口実にすぎないか、一応
確認してきてくれ」と西島は鶴田に命を受ける。


 瑞穂の後について、内村が「平野さん捜査一課に引き抜かれたんで
しょ?」内村の被害者に対する思いに嫌気がさしている瑞穂は冷たく
「あなたにはただのネタにすぎないでしょうけど。あなたに話すこと
は何もありません」と広報室に入るためにドアを開ける「平野さん、
捜査一課に行って」部屋から室長に言われ「電話番、大変よねぇ売れ
っ子は」と小松浩二(田中哲司)と相田咲子(黒坂真美)に嫌味を言
われる。しかし室長は「似顔絵を描いてほしいそうです」驚く瑞穂は
嬉しそうに返事をする。


 「質問は一切するな。余計な話もするな」車の中で西島は瑞穂に注
意事項を言う。

 到着したのは、柳がいる拘置所。監視官に通され、面会室に入る。
「こんにちは」瑞穂は柳に挨拶をし、西島に「2人だけにしてもらえ
ませんか?お願いします。似顔絵は描く者と描かせる者との信頼関係
で出来あがるんです」「監視がついていますので大丈夫です」と監視
官に言われるが西島は「いえ、捜査の一環ですので立会います」と瑞
穂の似顔絵描きに立ち会う。瑞穂は柳の方をむき「平野といいます。
犯人の似顔絵を描きます。あせらずゆっくりとお願いします。まず輪
郭ですが…」

 「女だ。若い女だ。左の目の上に傷跡がある。昔の、子供の頃につ
いたような小さな傷跡だ」
ほどなくして瑞穂は「出来ました」と言い、柳にスケッチブックを見
せる。「この女だ!間違いない」興奮する柳をみて、西島は瑞穂の手
からスケッチブックを取り上げる。「どうして今頃になって、証言し
ようと思ったんだ?」「死ぬ前に一つぐらい良いことをしようと思っ
て、でもどうやって知ったかは言えない。信じるか信じないかはあん
た達次第だがな」

 捜査一課に戻った西島は皆に似顔絵を配る。
鶴田が捜査一課に入って来る。「繋がった。被害者の野上は一ヶ月前
に傷害事件で被害届を提出した。それが相手の写真だ」写真と似顔絵
は同じ・・「飯田あゆみ(赤坂七恵)26歳美容師だ。半年前同じ美
容院にいた。野上と飯田は男性関係で揉めていたらしい。飯田の恋人
だった男が野上と仲良くなり、飯田が被害者側の部屋に乗り込み怒鳴
りあいの喧嘩になったそうだ。一ヶ月前、飯田が野上の家に乗り込み
カッとして突き落としたそうだ。野上は左手を打撲し、被害届を出し
た」

 鶴田の説明が終わり、飯田を西島と尾崎は飯田を張り込む。花屋に
入った飯田にさりげなく西島は近付き、何も言わずに外に出て来て尾
崎に言う「彼女から証言にあるような臭いがした」

 瑞穂は広報室で一人似顔絵をみていた。

 「シオグリコール酸アンモニウム?美容師だからか…」「野上の携
帯に100件近い飯田からの着信があったそうです。事件の晩も飯田
らしい女が来て怒鳴りあっていたそうです」「三角関係の果ての怨恨
殺人事件か…」捜査一課室で尾崎の報告を終え、鶴田は考える…

 樋口(余貴美子)の元を鶴田は訪れる「恨みをはらしたい腹いせと
も考えられるけど、過去の猟奇殺人事件の例をみると所有欲か戦利品
のようなもの。良く調べないとわからないけど只の怨恨殺人とは限ら
ない。単純な事件じゃないかもね」

 「飯田あゆみ、今は一人暮しですが、両親は共に市内に健在です。
6年前に父親の会社が倒産しかけて、そのとき脳梗塞に倒れ今は足が
不自由です。今は持ち直して会社は順調です」尾崎は西島と車の中で
張りこみをしながら報告する「過去にクレジットやヤミ金のトラブル
もないしな。やっぱり怨恨だな」西島は夜食をとりながら、動機を考
えていた。

 飯田がゴミ袋を持って、マンションから出て来る。


 樋口が柳死刑囚に面会にくる。

 朝、浮かない顔をしている瑞穂に加奈子は声をかける。似顔絵の人
が殺人犯とは思えないと瑞穂は加奈子に打ち明ける。そこに樋口がや
って来る。「先生ちょっといいですか?」

 瑞穂と加奈子はカウンセラー室へ招かれる。「先生はどう思うんで
すか?」樋口の意見を聴きたかった瑞穂は逆に樋口に問われる。「私
は彼女が人を殺すようには思えない」「違うわよ、柳よ。今朝ね会っ
て来たのよ。不思議だったぁ。無期懲役の人と死刑囚の違いどこだか
わかる? 目が違うのよ。無期の人は生きる可能性があるから、目に
生きようとする意志がある、でも死刑囚は運命が決まってる。柳は違
ったの、彼は生きようとしている強い意思を感じたのよ。まだ死ねな
いって」


 西島と尾崎は車の中で張り込みをしていると、サイドミラーに瑞穂
の姿が映る「あのやろ・・」

 瑞穂は、飯田がどうカットするか聴きに来たときに「目元の傷跡ど
うされたんですか?」と聴いてみる。瑞穂の髪をとかしながら「3歳
くらいのときに、ブランコから落ちたキズみたいですけど、大人にな
ってから言われたことなかったから…」殆ど目立たない傷跡のことを
言われ、少し驚く飯田の様子を見て「ごめんなさい2cmカットして
下さい」と言う。

 美容室から出て帰ろうとしていると路地から誰かに腕を掴まれる。
西島が「どういうつもりなんだよ!俺たちが張り込みしてるのばれた
らどうするんだよ?!」「でも私は飯田あゆみさんが犯人だとは思え
ないんです。このままだと何か大変な思い違いをしてしまうかもしれ
ません」


 瑞穂は西島と飯田あゆみの出生証明書に書かれている家へやって来
た。近所の老人が親切に「空家だよ」と声をかけて来た。その老人の
家に招かれ、20年前に住んでいた飯田あゆみの家族は父親があゆみ
を随分かわいがったが、普段は温和でいい人だが酒が入ると別人にな
る。父親の柳の暴力が原因で母親は誰にも行き先を告げず、突然あゆ
みを連れて出ていった。柳は狂ったように2人を探したが、7年目く
らいに突然いなくなった。その後はどうなったか知らないけど…
 老人に柳の写真を見せたら、「そうそうこの人だ」と教えてもらう。

 「柳はあゆみさんの実の父親だったんですね。あゆみさんの母親と
籍は入れてなかったんですね」「どうして父親が娘の不利になるよう
なことを証言するのさ」「わからない。どうしてそういうふうに証言
したのか」「女房に暴力奮うような男だ。あゆみさんの傷も憎しみが
深いから覚えていることもあるだろ。実の父親だからって、無実を示
すアリバイもない」「柳があゆみさんを憎んでいると思えません」
「なんでおまえに他人のこと言いきれるだ」「あの目です。柳の目は
まだ生きようとしている目だって。憎しみじゃない何か強いものを感
じたんです」
 西島の携帯が鳴る。「関内でまた若い女の殺しだよ」瑞穂に告げる。


 犯行現場に西島が到着すると被害者の女性の体には赤マジックで卑
猥な文字が…飯田あゆみには、亀田班が張り込みしていた。鶴田はつ
ぶやく「彼女は犯人じゃない・・」
 被害者の首筋に指をあてた西島は「いきてる・・」「おい!救急車」
現場は騒然となる。

 捜査一課で鶴田班と亀田班は合同で検証する。野上とインクの成分、
筆跡共に同じ。同一犯の可能性あり。「あの似顔絵の女はなんです
か?」佐藤は「まんまと躍らされたってわけだ。今頃犯人は大手をふ
るって歩いているんだろ」
 西島は佐藤に「犯人は16年前のヤツじゃないですか?」「うん。
俺もそう思う。16年前の山はとっくに事項だ。運良く逃げ切ったの
に、今さらのこのこ出てきて殺しやりやがって」


 内村が野上の家にやって来る。ポストには『サブリナ通販』のカタ
ログが・・通りかかった主婦にさりげなく聞くと、その主婦は野上と
同じ通販をとっていたが、宅配の人が感じ悪く止めたと。

 県警に戻ろうとした内村は帰宅しようとした瑞穂に会う、「今まで
黒だと思ってた犯人が白なら捜査一課はパニックだ」飯田が容疑者か
ら外れたと知らない瑞穂は内村に、東都日報に配慮するよう約束し、
「犯人は宅配だ」と聞く。慌てて県警へ戻って行き、西島に会うと西
島からも「飯田あゆみにはアリバイがあった。犯人は別にいる。後少
し遅かったら死んでいたんだ」第ニの容疑者が生きていると知った瑞
穂は「生きていたんですか?…危ない…被害者このままにしたら大変
です」


 東都日報の記事に『猟奇殺人事件 生存者の意識戻る』『捜査本部
 今夜にも 事情聴収』
内村は臼井に「ネタ元は言えるわけないでしょ?」


 第二の被害者の入院している病院に捜査一課の面々が、医者や患者
になりすまし張り込みをしている。鶴田は白衣を着、尾崎は車椅子に
乗り、瑞穂は看護婦姿で・・

 夜がくる。面会謝絶の札が下がっている部屋に、紺のカーティガン
を来た髪の長い看護婦が入って行く。病室に入るとポケットから注射
器を出し、点滴液に注入しようとする。そこへ「やっときたね」佐藤
が患者のベットから、西島が隣のベットから上掛けを跳ね除け犯人に
迫る。逃げようとする犯人の髪の毛を掴もうとするが、髪は鬘で男の
顔が現れる。
 犯人は目をみひらいてポケットからナイフを取り出す。そこへ様子
を見に来た瑞穂が病室へ入って来る。犯人と目が会い、手に握られた
ナイフに目が止まる。犯人は瑞穂に切りかかる。西島が瑞穂をかばい
犯人に背中の服を切られる。西島は犯人の方を向き手に握ったナイフ
を掴む。西島の手から血が滴り落ちる。犯人はナイフを離し廊下へ出
る、騒ぎを聞きつけた鶴田班の面々が現れる。犯人は取押さえられ、
鶴田に床に押えつけられながら、「だましやがって、だましたな、よ
くもだましたわね」と犯人は捨て台詞を吐く。
 佐藤は「その女言葉に16年待ったかいがあった。やっとおまえの
顔拝めたよ」と言う。


 東都日報の見出しに『未明の病院で逮捕劇』『宅配人を逮捕』
 記者室に瑞穂が入って来ると「協力したんだからさぁ ネタを全面
的に・・」と内村が瑞穂に言う「東都日報さんには記者会見、一番前
の席にしておきましたから」


 手の手当を受けて帰って来た西島に、尾崎は事件の概要を説明して
いた。「犯人の山口(みのすけ)の部屋から被害者の写真が押収され
ました。その中には16年前に迷宮入りになった写真があったそうで
す。目撃証言にあったすっぱい臭いの正体が、写真の定着液だってわ
かったじゃないですか?僕も小学校からSFマニアで自分で現像して
いましたから。でも未だに動機だけは理解できませんね。通販の商品
を届けたときの被害者の応対が気に食わなかっただけですよ?」「山
口は子供の頃から女になりたいって願望があったんだよ。特に邪険に
された女に報復したんだろ」

 西島は瑞穂に事件のことを教える「飯田の恋人を奪ったのは野上の
方だったのに、嫉妬深く奪った恋人が別れたがると、追い掛け廻して
ストーカーまがいのことをしたんだそうだ」「あゆみさんの方が被害
者だったんですね」「女は怖いよ」
 「まだ大事なことが残ってます。柳がどうして実の娘であるあゆみ
さんを証言したかです」


 拘置所で柳に面会した瑞穂は「飯田あゆみさんはあなたの実の娘さ
んですね。あなたがあゆみさんを守ろうとして、わざと彼女を犯人だ
と言って似顔絵を描かせ、警察に見張らせたんじゃないですか?」背
後で西島が「山口が全部吐いたよ。問題を犯した山口を諌めるのがあ
んたの役目だった。それを逆恨みした山口は娘のあゆみを殺してやる
と言って獄中から出て行った。娘を獄中から守る方法は只一つ」「柳
さん。どうして最初から山口さんのことを教えてくれなかったんです
か?」

 「人を殺したことに変わりはない。罪を犯した。山口は確かに拘置
所で一緒だった。それだけだ
6年も前だ。私が話した犯人がたまたまその女に似てただけだ。話す
ことはありません」「柳、俺はおまえみたいなヤツが一番むかつくん
だ。自分では手も足も出ない拘置所からまんまと娘の身を守る。おま
えが壊した家族は二度と戻れないんだぞ。おまえには人を愛する資格
はないんだよ」「娘に会えると思ったことは一度もありません。最後
に一度だけ何としても生きようと思った、あの子を守りぬくまでは」
柳は立ちあがり「婦警さん、あんたの目は本物だ、死ぬ前にあの子に
会えた」部屋から出て行こうとする柳に、瑞穂は持って来たスケッチ
ブックを急いで広げ似顔絵をみせる。柳は涙を流し「あゆみ、、、」
 柳は深々と頭を下げ面会室から出て行く。


 拘置所の帰り道、海の見える公園で「被害者順調に回復してるらし
いですね」西島の手に蒔かれた包帯を痛々しそうに見た瑞穂を見て
「おまえといると本当ろくな事ねえな」
「親子の絆ってとっても強いものなんですね。二度と会えなくても永
遠に立ち切ることが出来ないんですものね」
「だから厄介なんだろ」
「だから生きていけるんじゃないですか」


寸  評 猟奇殺人の死体が、サスペンスドラマのような生々しくなく、恐ろ
しさがいまいち伝わって来ませんでした。西島たちの捜査一課、瑞穂
のいる広報、警務部の七尾や加奈子、違う部署の面々を一つの事件で
上手く登場させています。実際どうなのか?はわからないですけど。

執 筆 者 田村(tamura_d@anet.ne.jp)

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2. 編集後記
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 視聴率が全てではありませんが、今クールの視聴率は全体的に低調です。前
クールの木村拓哉主演のドラマでも証明されたように、ドラマを観る人が少な
いとは思わないのですが。。。
 来年のNHKの大河ドラマ「新選組!」に、オダギリジョーが斉藤一 役で
出ます。大河ドラマは” 独眼竜政宗”しかまともに観た事ないなぁと検索し
たら、これ←視聴率平均39.7%もあったんですね。来年は大河を観てみようと
思います。(田村)

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発行元:ドラマ研究会
e-mail:info@j-drama.tv/
url   :http://www.j-drama.tv/
ID  :MM3E195F16414CD 
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