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◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆ 2003/05/10 『世界自然遺産の島』 屋久島発・田舎暮らし通信(第76号) http://www.yakushimapain.co.jp/ 屋久島パイン株式会社 ◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆◇◆◆ このメールマガジンは、北海道から屋久島に移住し、現在弊社屋久島支店の社員が 本人の移住経験を踏まえまして、屋久島の日常を発信しています。 ●乗馬体験 http://www.yakushimapain.co.jp/jouba.htm 「チッチー、チッチー、チッチー」と、鳥の鳴き声。 今朝は随分そばで鳴いていると思ったら、うちに置いてある鳥の鳴き声が出る目覚 まし時計だった。 朝は毎日寝ぼけているので、目覚ましの音と鳥の鳴き声の中で混乱する。 最近、日の出が早くなった。 窓からの日がまぶしくて、起きることがしばしばある。 今日は、馬の看板があるところを訪ねてみよう。 尾之間で、乗馬体験「YAKU RIDING CLUB」の、馬の形の看板を毎 日見ていたからだ。 県道から海手に曲がる。 畑を通って、海の近くの広場に行き着く。 春期限定の乗馬体験コーナーの馬たちは、札幌産。 北の方からはるばるやってきた馬たちと、インストラクターのお兄さん。 カウボーイの帽子が似合っていて、かっこいい。 馬は小型の馬が3頭。 茶色の馬、白い馬と、黒のまだらの入った馬。 他にベージュ色のポニーは、一頭のみ。 皆、天衣無縫そう。 去勢している雄が、いちばん扱いやすいという。 メスも発情期以外なら、おとなしい。 ウエスタンスタイルの乗馬コーナーは、3月10日〜はじまり5月31まで、とな っている。 今回初めて企画されて、こちらに来たという。 札幌では乗馬クラブ「WILD MUSTANGS in Sapporo」で、活躍し ている馬たちだ。 私が札幌に居たときは、馬に乗ってみようとは考えもしなかったが、はるばる、屋 久島まで来た馬たちの頭をなでていると、乗ってみたくなり、30分コースを試す ことになった。 屋久島で乗馬というのはピンとこないが、カヌーで川を下るのと同じで、馬に乗っ て、モッチョム岳を見ながら散歩するのもたのしいものだ。 「馬はおとなしいから、初めての人でも大丈夫ですよ。」、インストラクターのお兄 さんの乗った馬のあとについて、私も手綱を持って、あとに続いた。 「馬は途中で草を食べたがるから、うまく操作して、草を食べようとしたら、頭を 草から遠ざけて。」とアドバイスをうけるが、私を乗せたカレンちゃんという雌馬は、 マイペースで、道路脇の草を口に入れる。 私の叱る声は、全く聞こえないようだった。 言葉ではなくて、手綱を引いたり横にしたりして、合図の操作をするのだが、うま くいかない。 つい、「こら、こら。」と、言ってしまうのだった。 私の操作が未熟なため、農道を散策している間は、ずっと口をもぐもぐしていた。 農道だから、車に出会うこともなかったのが幸いだった。 せっかくのモッチョム岳を眺める余裕がないままに、30分コースが終わってしま ったが、気分はさわやかだった。 まさか、屋久島で乗馬をすることになるとは思わなかったが、屋久島は何でも体験 できるおもしろいところだ。 ただし、北海道みたいに、湖でボートに乗りたいなどと言わなければだが。 ★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★ 屋久島パイン株式会社 http://www.yakushimapain.co.jp/ 発行責任者 角谷和雄 kakutani@yakushimapain.co.jp 本 社 東京都千代田区麹町1丁目8番14号 屋久島支店 鹿児島県熊毛郡屋久町原914番地 ★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★ |