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===================================================== 発行部数 10 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2003/04/20 (Sun) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.日曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 日曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 笑顔の法則 局 名 TBS系 放映日時 日曜21時 キャスト 倉沢祐美（竹内結子） 桜井礼次郎（阿部寛） 柚原和也（西島秀俊） 井坂恵（宮地真緒） 小泉英吉（高橋克美） 米田良江（柴田理恵） 大原菜津子（櫻井淳子） 倉沢幸一（陣内孝則） 柚原美沙子（野際陽子） 脚本 寺田敏雄 あらすじ 桜井礼次郎（阿部寛）の漫画が完成する。 倉沢祐美（竹内結子）は作品を見て、感激するが、ふとまわりを見 ると、アシスタントたちがその場で、泥のように眠り込んでいた。 祐美が出版社に電話すると、編集長の村岡俊彦（升毅）に、「きみ が担当で、役に立ってよかった」と言われ、初めて人からそういわれ たことに、祐美は感激。 女将の柚原美沙子（野際陽子）が電車に乗ると、女子高生たちが床 に座り、大声で騒ぎ、お菓子を食べていた。女将は「恥を知りなさい」 と叱るが、女子高生たちは、「何、このおばさん」と知らん顔。 女将は旅館に戻り、玄関に入ると、祐美が寝ている。女将が起こす と、祐美は、「もうこんな時間！」と飛んでいく。 板場では、仲居たちが女将のいぬまに.....と羽を伸ばしている。 女将が戻り、みんな慌てて持ち場に戻る。 女将は祐美に、もっと女らしくするように注意するが、祐美は、 「女らしくではなく、自分らしく生きたい」と反論。「では、その自 分らしさっていうのは？」と女将。「今は急いでいますので」と祐美 は飛んでいく。「逃げたわね」と女将。 倉沢幸一（陣内孝則）は大原菜津子（櫻井淳子）の息子から失恋し たと相談を受ける。男らしくしていれば女の子は振り向くと幸一はア ドバイスする。でも、菜津子の息子は今時、男は優しくないと、とい う。 幸一は板場でも男らしさが大事というが、菅原弘志（斉藤陽一郎） は古いと否定。曾根邦夫（戸田昌宏）だけは男らしさが大切と賛同す る。 祐美は出版社に原稿を届けた後、伊豆長岡駅に戻ると、桜井の好物 のハンバーガーを買う。 そして旅館への帰途、剣道に通う子供たちとすれ違い、祐美は彼ら について行って、道場を覗く。 旅館に戻ると女将は桜井に疲れを取るハーブ茶、羊羹、抹茶を供し、 部屋にはお香をたいていた。桜井は女将のおかげで疲れが取れたと喜 ぶ。「差し出がましくて。祐美さんはバタバタして何かお忙しそうで」 ち女将は部屋を出て行き、祐美は当てつけがましいと怒る。そして、 女らしくした方がいいという桜井と、そんな女ばかり求めているから、 ３７になっても独身で、と祐美は言い合う。 祐美は桜井のために買ってきた栄養ドリンクを一気飲みする。 夜祐美は鏡に向かい、「女らしくより、かっこよく生きたいのよね」 という。 翌日祐美が桜井の部屋へ行くと、桜井が寝転がっている。祐美は桜 井に描いて貰おうと、「何でもやりますよ」と言うが、桜井は一生の お願いとして、一人にしてくれ、と頼む。祐美は桜井の机の上に描き かけの原稿があるのを見つけるが、桜井は剣士のイメージが上手く描 けない、どこかに武士がいないか.....と言う。 祐美は部屋に戻って、どうやったら桜井が侍を描けるかと考えてい ると、仲居の米田良江（柴田理恵）が掃除に来て、女将が、『女らし くする』ことに異常に熱心なこと、桜井も女らしい人が好きだろうか と、もっと情報を下さいと言い、忙しいからとサッと掃除して、「暇 でいいね」と祐美に言って出ていく。 祐美は桜井の部屋へ行く。「オレの一生のお願いも１５分しかもた ないか」と桜井。 祐美は桜井のために剣道をする。そして、剣道の師匠にめった打ち されながらも更に頑張ろうとする。そんな祐美に桜井は、もう描けた からいいと言い、道場を出る。 祐美は桜井がどうして時代漫画を描くのか聞く。桜井は昔の人は男 も女も輝いていたからだ、と答える。今の人がそうしたら、タダ一言、 「古くさい」と言われるだろう、と。そして、女将さんが魅力的に見 えることもあるだろうと言うが、祐美は女将の言う女らしさがわから ない。わたしは仕事がしたい。桜井の役に立ちたいんだ、という。だ が桜井は焦らなくていいんじゃないの？今日は構想を練るから温泉に でもつかって、ゆっくりして、と言う。 祐美が歩いていると柚原和也（西島秀俊）がバイクで通りかかり、 桜井のファンで、伊豆長岡でミニＦＭ局をやっていると言う。 部屋に戻ると鴨川さつき（滝沢沙織）が来ていて、桜井の漫画が更 に人気を取るには、女の人を出したら？わたしが女らしさを見せます、 と言うと板場を借りたいと言って持参した松阪牛を見せる。 それを聞いて女将は、以前この旅館でお見合いした女の人が、やは り板場を借りて料理を作った。料理の腕はなかなかだったが、破談と なった。男の父親が大反対したというのだ。なぜなら、彼女の態度は、 板場への配慮を欠いていたから、と。さつきは怒って帰っていく。 喜ぶ祐美に、「あの人よりあなたの方がちょっとましよね」と女将。 良江は忙しくて廊下を走っていて転んで足をねんざし、祐美に、今 日が誕生日のお客様のために、バースデーケーキを取ってきてくれる ように頼む。お店は７時までだから、と。 祐美は桜井に挨拶しようとするが、桜井がいない。探すと、和也の FM局にいた。祐美は桜井がいることを秘密にしようと必死。 祐美は桜井をせかして走り、ケーキ屋さんにギリギリセーフ。 だが、祐美は旅館に戻って良江にケーキを渡そうとしてこけ、ケー キを潰してしまう！そこに女将が来て、見てしまう。 女将は良江のせいでお客様に不快な思いをさせた、と責める。祐美 は、自分が悪かったと言うが、女将は、良江が足を痛めたのは走った からだ、と責める。祐美は、良江も祐美自身も人の役に立ちたかった と言うが、女将は、他人にも自分にも怪我をさせないために、余裕を 持つのだ、気配りをするのだ。化粧も他人に不快を与えないためだ、 と女将。 「高校生の時は化粧をするな、社会人になったら化粧しろって、お かしくないですか？」と祐美は反論するが、「高校生と社会人は違い ます。朝、化粧水を手にとって、顔に手を当てることで、顔に張りを 持たせるのです」と女将。 幸一はケーキの代わりにデザートを作る。幸一は謝る祐美に、早く に母親が亡くなったので、女将さんから教えてもらえることはいいこ とだ、と喜ぶ。 雷雨で停電する。 幸一は弘志にありったけの氷を集めさせる。冷蔵庫が温まって、魚 が傷むのを防ぐためだ。 柚原では部屋食が売りだが、女将は非常事態だからと、夕食を大広 間で提供することにする。手伝うという祐美に女将は、明かりにかぶ せる和紙を折らせる。 大広間に案内されたお客様は、祐美の灯りで、「ホテルのディナー みたい」と喜ぶ。 祐美が夕方いなかったのは、雨の中、ケーキを買いに行っていたか らで、女将はそのケーキをお客様にお出しするように言う。お客様は 一日遅れのバースデーケーキだったが、大広間のみんなから祝っても らえて、と大変、喜んでくれた。 桜井の漫画に女性が登場する。女将さんの顔。桜井は、役立ちたい という祐美に、そこにいるだけでいい、十分役立っているよ、と言う。 翌朝、祐美は桜井のファンレターを取りに出かけるが、ゆっくりと 歩き、女将さんにもしっかりと挨拶する。 だが、財布を忘れたことに気づき、取りに行こうと走り、上がりが まちに足を引っかけて転ぶ。 寸 評 今回も、祐美は転んでどうなったかがわからないままです。 このドラマ、最後に「ハッ」とする場面を描いておいて、次回は全 然違う場面からはじまる、というパターンにしているのでしょうか？ ちょっと消化不良の気がします。 前回、すごくわがままで傲慢だった桜井さんが、たちまち、女将さ んのファンになってしまったようですね。 執筆者 鈴木(sumire_@anet.ne.jp) ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 今回も遅くなってしまって済みません。一度遅れてしまうと、なかなか遅れ を取り戻せませんで..... 皆さん、ゴールデンウィークは、それなりに輝いていたのでしょうか？ 編集子は３日に休日出勤だったために、休みは、普段の土日と変わらない２ 日だけです。まあ、今週が５日無くて、４日で休みになってくれることがあり がたいですけど。（鈴木） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |