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----<あさやんから皆さんへ>----------------------------------- 毎日変化のない生活にお困りのあなたへ コツコツと何かやりませんか? 私がやっていることをぜひあなたにも楽しんでもらいたい。 http://wwa.irias.co.jp/i.asp?WCI=Rule&WCE=67821 ---------------------------------------------------------- ----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan---- 運ちゃんのひとりごと 2003/MAY/5TH 第6回 購読者数 514名 今日現在までの走行距離960,378km ----unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan-unchan---- 皆さんこんにちは、あさやんです。 今年のゴールデンウイークは飛び飛びで、『ろくに遠いところにも行けねぇ や!』とお嘆きの貴兄も多いことと思われますが、皆さんはどこかに行かれま したでしょうか。 私は不完全燃焼で終わってしまった感があります。 妻の買い物に終始つき合わされたという印象が色濃く残ったゴールデンウ イークでした。 いやはや疲れました。 さて、今回は障害物に対して考えていきたいと思います。 私が普段仕事でもプライベートでも運転していて頭にくることがあります。 それは基本的なルールを守れないドライバーがあまりにも多いということ。 ひとつのシチュエーションを挙げますと、 対面通行、つまりは片側一車線の普通の道路において、自分の走っている 側の前方に一台の農トラが止まっていました。 この時期、田植えの時期で農家としては忙しい時期になります。 私もこのゴールデンウイークの時期に毎年、田植えがあります。 こんな時期ですから、このような状況って結構考えられると思います。 それでその農トラを避けて通り過ぎるには反対車線に出なければならないわ けなのですが、問題はそこでおきるのです。 対向車が何も来ていなければ特に問題というのは発生しないのですが、こん なときに限って対向車が来るんですよね。 その対向車がすぐ前まで接近しているときに、あなたならば止まって対向車 を先に行かせようと考えますか? それとも、その対向車よりも先に通り過ぎようと考えますか? こんな質問をするとたいていの人は、 『決まってんだろ!』 と言うのですが、こういうのってその人独自の人間の本能っていうのが働く んじゃないかと考えているんです。 前に私は、人間の行動様式には犬型とネコ型があると書きました。 つまり、アクションをおこそうとする時、踏みとどまる考えがあるのかない のかということです。 普段仕事で走っていると、県単位で人の物事の考え方に違いがあるなぁって 感じることが多々あります。 たとえば中部地方のA県とかG県あたりでは、進路を譲ってもらえないことが 日常的に定着しているので、無理に本線に出ようともしないし、本線を走行す るクルマも、脇から出てくるクルマに対しても特に注意を払っていないところ が見受けられます。 このようなところではあまりこういった障害物がらみの問題っておきないの ですが、これが関西のK府あたりになると、隙があれば入るようなところが あって気を緩めることができません。 馴れ合いでルールを確立しているような気がして、正直なところ怖いです。 私はK府の交通ルールって、中国に非常に似ているように感じています。 中国では、6車線くらいあるような広い道路においても、歩行者は平気な顔 をして道路を横断しようとします。 しかもその姿は堂々としています。 クルマの車線変更も相手の意思などお構いなしです。 入られたほうも寛大に受け入れます。 しかし、あまりにもどぎついことをすると、ずっとパッシングの嵐を投げか けてきます。 私もあんな運転を見せつけられて、よくまあ喧嘩にならないものだなぁと感 心したものです。 心が広いのかなって感じたりもしましたね。 そういう意味では、K府の人達って心がある意味広いのかもしれませんね。 私の好きな運転マナーではありませんが。 障害物の話に戻しますが、他人様に迷惑をかけないようにしようと教育を受 けてきた我々日本人は、進行方向の前方に障害物がある場合には対向車に 迷惑をかけないようにして通り過ぎましょうということがわかっているはずなん です。 しかし、それがなぜにできないのか。 教習所でもそう習ったはずなのですが。 あの時はうまく交わせたから、今度もうまくやってやろうなどとは考えてい ないでしょうか。 これはパチンコの考え方と似ています。 つまり、あの時勝ったから今日も勝てるだろうという発想。 だけどあの時負けたから今日も負けるだろうとは、普通は考えないですよね。 だからパチンコ産業は廃れないんです。 運転もあの時事故ったから今日も事故るだろうなどとは考えませんよね。 それが横着運転の根本なんですよ。 どぎつく割り込みをかける人に限って、逆に同じような割り込み方をされる と我慢ができなくなって降りていって意見を言うとか、そんな気がします。 皆さん見ず知らずの人に軽く見られるのっていい気はしないですよね。 ひとりひとりが良識ある運転をすることがマナー向上になるわけであって、 それは努力をしないと達成できることではありません。 先日、県のトラック協会主催で無事故無違反の表彰がありましたが、いるん ですね。 20年無事故無違反とか、30年無事故無違反という人が。 驚き桃の木です。 毎日ハンドルを握っている人もいれば、事務職で通勤帯とかしかハンドルを 握らない人も対象に含まれていましたが、いずれにしてもたいしたものです。 ペーパードライバーも永年無事故の人がかなりいるわけですが、これとは まったく意味が異なります。 私なんぞは今の会社が勤続10年めになりますが、入って3年くらいは毎年 ひとつくらいは事故っていました。 それがパタッと止まったことには、ひとつの開眼があったということ。 なんか自分なりに思うところがあったのでしょう。 今までは、 『なんで割り込んでくるんだよ!』 と後で思っていたのが、いまでは 『こいつ、割り込んでくるなぁ。絶対くるぞ』 と思っていると、 『やっぱり来たよ。』 って感じで、先が読めるようになったということ。 これは大きいです。 物事に対して先読みができるというのは、いろんな意味で余裕があります。 仕事をしていても、『こいつなにも考えないでやっているなぁ。』っていう のがわかりますよね。 言うことだけ一人前で。 今の『運ちゃん』という職業のイメージは、何も考えないでただハンドルを 握っているといったイメージがありますが、それは本当に何も考えないでただ ハンドルを握っているだけの運ちゃんに、そのイメージを支配されているよう な気がします。 私は『この人プロだなぁ。』と思われるような運ちゃんをめざしたいです。 まだ発展途上ですね。 -------------◆---------------◇---------------◆------------- さて、購読者の方からメールをいただいておりました。 H/N SENORさんからです。 ------------------------------- はじめまして、 H/N SENORと申します。 いつも為になるメルマガ楽しく読ませて いただいています。 以前にも一度メルマガで昔、船舶の 無線通信士をしていたとの事を 書いていましたが、今回、モールスの 事について触れていましたので、 投稿させていただきました。 私は、船舶の無線通信機器のサービスエンジニアを しています。 今は、陸送であるトラック輸送と海運が しのぎを削っているようですね。 スピードこそたいした事は無いんですが、 最短距離を一度も休まずに走り続ける船便は 陸送業者にとっても脅威となるのではないでしょうか。 このようなロールオン、ロールオフ船は モールス通信設備は殆どの船舶で搭載はしていないでしょう。 数年前にモールスが無くなる・・・・。と騒ぎましたが 未だに現役です。 廃止されたのは遭難信号発信関係だけ。 2091Khzや500KHzなどの周波数が廃止され 人工衛星を使った遭難通信方法に切り替えられたのです。 ですから、船間波や陸船波の周波数はまだ生きています。 海上もかなり船数が減り、私の住んでいる地区では 以前400隻の加入があった無線海岸局も 現在では20隻ほどだそうです。 「駐車場」というキーワードが続けて出てきていますが、 今はどこのデパート、スーパーでも身障者専用駐車場というのが 設けられていますね。 しかし、健常者が停めている姿が後を絶ちません。 私の姪が車いすに乗るようになって、身障者駐車場の 必要性が身にしみています。 車から車いすを出すには、ドアを全開にしなければなりません。 一般駐車場でも運良く隣が開いていれば降りることは 可能でしょう。でも、帰る時にそこに車が停まっていたら、 乗ることが出来ないんです。 身障者駐車場に停める健常者は、空いている、誰も停める人は居ない。 などと考えるのでしょうか。しかし、空いているのではなく、空けているんだ ということを判ってほしいんです。 たとえ1ヶ月に一台の身障者の利用であっても、その車の為のスペース ですから、それでいいんです。 最近はスーパー自らが身障者用スペースに 品物を入れたワゴンを置くなどして「妨害」行為をしている 所があります。 皆さんも是非、スペースの確保に協力下さい。 -------------------------------- H/N SENORさん、どうもありがとうございます。 いろんな職種の方が私のメルマガを読まれているんですね。 恐れ入りました。 私としては、本来の就職した当時の職業とはまったくもって異業種であるこ とを感じているところでありますが、それでも様々な方が見られていること に、いい加減なことは書けないなぁと感じているところであります。 昨今の陸運の荷扱い量が減少している原因としては、日本の景気が低迷して いるということだけがクローズアップされていますが、実際には環境問題に対 するモーダルシフトの推進、製造業が海外にシフトしていることなどがあっ て、物流のかたちに変化をきたしています。 特に急ぐ必要のない荷物に関しては、船便にて送られるということが普通に なってきています。 気のせいかもしれませんが、一時よく走っていた魚や野菜などのお急ぎト ラックが、高速ではあまり見かけなくなりました。 何か関係があるのかもしれませんね。 この方のメールにあります500Khzという周波数は、私も在職中は携わってお りましたが、非常に取り扱いに注意を要する唯一緊張するところでありました。 船舶の遭難、緊急、安全情報など、いまとなっては衛星で管理できるように なりましたが、当時としてはこれをこの周波数で取り扱っていました。 遭難している船舶が、電鍵のキーを下ろして信号が出たままの状態で沈没し ていったという話を先輩通信士から聞いたこともあります。 そんな時代もあったのです。 日本では現在、漁船関係の海岸局しか残っていません。 商船相手の公衆通信を取り扱う海岸局は姿を消しました。 あのころが懐かしいです。 先日、当時の同僚からメッセンジャーで連絡を受けました。 こんな再会があるのも、インターネットのなせるところですね。 それと身障者専用駐車場の件、 こういうところにも何も考えていない人が出没しますね。 私も先日、買い物を終えて出てきたとき、ちょうど身障者専用駐車場の上を 歩いて自分のクルマの所に戻るときでした。 一台の軽乗用車がこちらに向かってきました。 どうやら身障者専用駐車場に止めるようです。 降りる姿を見ると、まったくの健常者です。 そういう人からすれば、『なんでこんな便利なところにクルマを止めないん だろう。』といった軽い考えなのでしょうが、やはり身障者というのは専用の 場所がいつ行っても開いていることが必要になりますから、こんな考えをする 人がいるということ自体が困るんですよね。 『そういう人が来たらいつでもクルマをどかしてやるよ。』と思っているのでしょ うが、買い物中にいちいち確認しながら買い物籠に入れているわけではない でしょ? 独りよがりな考えはやめていただきたいですよね。 ためになる投稿をありがとうございました。 -------------◆---------------◇---------------◆------------- あと、ホームページ内の掲示板から、(ゆうかさんから、) ------------------------------- 私は24歳の女のこです。 コンビニとかのルート配送の仕事に興味があってやってみたいと思っていま す。 女性でもできますか? あとどこで求人募集してるんでしょうか? なにかアドバイスがあれば是非おしえてください! ------------------------------- ゆうかさんに限らず、いまトラックに乗りたがっている女性ドライバーって 多くなりましたね。 コンビニで買い物をしているときに、さっそうとルートの女性ドライバーが 入ってくると、なんだか気持ちがハッピーになります。 働く女性の姿って見ていてとても好感が持てます。 あの作業服姿って似合いますよね。 私の考えとして、女性ができないドライバーの類といえば、重い荷扱いをす る仕事くらいじゃないでしょうか。 重いものが持てるとか持てないとかではなく、それを持ち続けることにより 生理的に不順をもたらす可能性が高いという仕事。 だから、運転とそれに付随する簡単な荷扱いの仕事であれば、特に問題はな いということが言えると思います。 大型を操る女性ドライバーが最近多いですが、それらの仕事の内容を見てい ると、飼料の原料輸送、パレットやフレコン輸送、ガソリンや液体を運ぶタン クローリー、あとその最たるものは海上コンテナを引っ張る仕事。 こんなのは、なにも男がやらなきゃいけない仕事でもないんです。 給料も男女分け隔てなく平等に支払われますから、雇用機会均等法がいちば ん守られているのが、私はこの運送業界じゃないかと思っています。 それで求人募集はしているのかという問いに対してですが、 運送業界というのは、募集広告をかけていなくても募集しているところがか なりあります。 なので、行きたい運送会社が見つかったならば、殴り込みをかけるくらいの 勢いで行けば、やる気があるとみて採用してくれますよ。 やる気があなたを応援しますという言葉がありますが、あれを地でいきま しょう。 それではまた、次回まで。 ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 【発行者】 あさやん owner@asayan47.com ホームページ http://www.asayan47.com/unchan.html |